Et Voilà! - 北米の”パリ”・モントリオールから見た世界 -

2011年よりカナダ・ケベック州モントリオールでの生活をスタート。 現地のニュースや、現地視点で見た日本・世界のニュース、またまた奥さん(カナダ人)との生活などを発信していきます!

2004年に日本を飛び出し、以降アイルランド→キプロス・イギリス→ニュージーランド→ドバイと流れて、まだまだ未知の地域・南米やアフリカを夢見ていましたが、色々あって現在はカナダに落ち着きました・・・。
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今月初めの5/4、モントリオール都市圏以外では、路面店(屋外向けのドア・出入り口のあるお店)での営業を行っている小売店に関しては、営業再開の許可が下りました。それから約2週間強、それぞれのお店の状況はどうなっているのでしょうか?


勿論業種によってその傾向は様々。特に観光客をメインのターゲットにしていたお店はやはり苦しい状況が続いているようで、日本からの観光客も多いローレンシャン地方(メープルロードのある地方)でアンティークショップを経営している方は、一日当たりのお客様が1-3名とコロナ以前とは程遠い差があるようです。


一方別の地域でファッション関係のお店を経営している方は、通常の50%程のお客様しかまだ戻ってきていない、ということですが、お店を訪れた方は必ず何かしらを購入してくれているよう。つまり、以前のように「ウィンドウショッピング・見るだけ」のお客様より、コロナによる外出自粛につかれた人達、本当に必要なものを求めてくる人達ばかりなので、額は小さくても売り上げに直結しているみたいです。

MAY232020 01
(ビジネス再開により人々はちょっと安どしているのではないでしょうか。CTVニュースサイトより。)


ケベック州のビジネス関係の協会の発表によると、6月に連邦政府や州政府から何かしらの追加の援助がないと、約50%の小売業が家賃を支払えないとのこと。


また大手企業が一番この状況で苦戦していると予測。確かに大手企業はほぼそのお店を路面店ではなく、ショッピングセンターなど既に導線が出来ている場所に出店していますからね。そのショッピングセンターはまだ営業再開許可が下りていないので、苦しい状況はもう少し続くかも。


一方、何もやることなく自粛している人たちが多かったんでしょう、ガーデニング店、ホームセンター等は通年よりも売り上げは高いみたい。更に自転車店も。自粛中でやることが限られる、でも何かしらの行動は起こしたい、っていう皆の気持ちが特定のお店へ押し寄せる結果になっているんでしょうね。


まだまだ通常の売り上げの50-75%程らしいですが、これから徐々に人々が戻ってくるのかどうか・・。業種によってはこのままE-Commerceにシフトするものもありそうですので、何とも言えませんが、でも先行きは明るいっていう感じもします、ビジネス再開が進んでいるので。


本格的な夏の到来の前までには、何とか通常通りの生活に戻れればうれしいですね。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ケベック州ではモントリオール都市圏以外では5/4より路面店(屋外向けに出入り口のある店舗)に関しては営業再開許可が出ており、またトロントやその他カナダのほかの州の都市でも少しずつ小売店などの営業再開、もしくは元々営業自体が厳しいルール設定の上で続けられていた、と思います。


そんな中、特に対面販売・対面サービスを提供するお店において、「コロナ関連費用」としてお客様に請求するケースがあるという情報が。これは、お店側が従業員を保護するため且つお客様に対して対人距離等の確保、消毒液やマスク等の提供に対する費用で、それを請求額に組み込むというもの。


確かにこれは今後どのお店でも出てくる可能性のある、お客側の追加費用でしょう。ただでさえ厳しいビジネス状況で、これ以上費用の増加には耐えられないとして、それをお客側に転嫁するのは私はやむを得ないものだと思います。勿論中には、「既に政府から助成金を受け取っているはず。」として、この費用転嫁に納得しないお客さんも出てくるでしょうし、また逆に、何のコロナ対策もお客様に提供していないにも関わらず、この費用転嫁を悪用するお店も出てくるでしょう。

MAY232020 02
(特に対面サービスのお店では多く出てくるかも。CTVニュースサイトより。)

コロナ感染拡大前とは全く環境が変わってしまった世界。小さなことですが、今までにはなかったものがこれからもどんどん出てくると思います。そこには「協力」と言う意味合いのものがほとんどでしょうが、中には上記のように「悪用」しているケースもあるでしょうから、お客さん側としても、ちょっと注意してみる必要があるかもしれませんね、今後。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

これは今週末の写真で、先週のトロントのTrinity Bellwoods Parkに沢山の人が集まっている様子が写されています。先週は天候もよく、30℃近くまで気温が上昇する日もあり、本来なら外出には最適の日が結構あったんです。私も趣味のバイクで軽く走ったりして気分転換しましたし、外にはウォーキング、お散歩、自転車等で同じように気分転換されている人たちもいました。

MAY242020 01
(気持ちはわかりますが、やっぱりちょっと・・。Global Newsサイトより。)

私が見た範囲だけですが、外出している人たちはSocial Distanceとして距離を取っているようにはあまり見えませんでした・・。ある場所ではこの写真のように、沢山の人が集まっていましたし。


が一方で、川沿いで釣りをしている人たちや公園で休んでいる人たちは比較的「距離」を確保していたように思えます。やはりこういうことは個人個人の「心構え」と「社会に対する責任感の有無」が顕著に出ていると思います。周りにコロナ感染している人がいない、自分にも感染症状が見られないなどで、このコロナ騒動をまだ「対岸の火事」のように感じている人たちがいるのかもしれません。


そうみると、上記写真のトロント市民は、記事でも出ていましたが、「無責任で自分勝手」な行動と言われるのも無理はないと思います。もし万が一、ここから集団感染が起きたら、多分トロント市およびオンタリオ州は厳しい外出自粛策を取ることでしょうね。


ただやはり2か月強の自粛を課せられて、人々も限界に近付きつつあるのも事実だと思います。ただどうせ外に出るのであれば、ちゃんとルールを守ってやっていかないと、いつまで経っても「安全宣言」は出せないと思います、行政としては。結果自分たちの行動が自分たちを苦しめる結果に。難しいところですが、羽目を外さずにもうちょっと我慢が必要かも。


一方モントリオールでは明日月曜日から小売店の営業が再開されます。カナダ全体のコロナウイルスによる死者数のおよそ62%を占めるケベック州。こういう状況が上記トロントと比べて、比較的「自主隔離・Social Distance」を守ってきたのではないかな?と個人的には思います。勿論、そういうルールを無視する人たちも多々いて、罰金刑を食らっている人たちも存在しますが。


でも特にモントリオール市民の60%以上は明日からのビジネス再開を好意的に受け止めているみたいです。ここにも外出自粛政策2か月強の限界が見て取れますね。が一方で、モントリオール市民の半数以上が子供たちを学校に行かせるのにはまだまだ不安を感じている様子。とりあえず、秋まで学校は休校ですが、その後も状況次第ってところですね。


このまま、ちょっと気分的に各地で緩んできていますが、ルールは緩和されてもしっかりと基本部分での感染防止策は継続して、皆でこの危機を乗り切らないと、本当に第二波や集団感染が起こる可能性がありますからね。


ポジティブに考えるのは良い傾向だと思いますが、油断は禁物ですね!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

これよく最近目にするんですが、フェイクニュースとまではいかなくても、ゴシップ記事レベルの胡散臭い、何の根拠もない記事に思えるんですよね。こちらでも、「コロナ後はカナダが世界をリード」的な記事が出ていました。でもそもそもこの「コロナウイルスのパンデミック」自体が予想不可能な出来事で、その終息もまだ見えないのに、その先を今から予想するっていうのは意味があるのかな??

MAY082020 02
(オバマ前政権時代の国連アメリカ大使のSamantha Powerさんは、カナダがコロナ後「勝ち組」になるといっていますが・・。GlobeandMailサイトより。)

各国政府・各地方自治体政府がコロナ後を見据えて動き出す、計画を立てるのは、行政府として当然の行動だと思います。一方、こういう記事はあくまでも行政府のような責任を負わない人たちが、勝手に言っているものだと思うんです。多分に「落ち込んでいるみんなを元気づけよう!」とか「少しでも先が明るいという希望を持ってもらおう」というような、ポジティブな目的であれば、まあ意味があるのかな、とは思いますが。


ただ実際問題として、コロナ後はどの国・どの企業も体力がげっそり削げ落ちているでしょうから、「勝ち組」「負け組」という比較は意味がないと思います。だってそれで言えば、世界中が「負け組」でしょうから。特に「グローバリゼーション」の名の元、各国が他国との関係を無視しては経済的に生きられない状況となった中、例えば台湾のようにうまくコロナウイルス騒動に対応した国があったとしても、他国がダメージを受けていたら、その影響を受けるでしょうから。


更に言えば、今なおコロナウイルスで苦しんでいる人たちが世界中に大勢いる中、勝ち組になるというような発想が、私が日本人だからでしょうか、とても品がないように思うんです。更にそれを「商機」ととらえるような感覚が。


経営者側の視点からすれば、それくらい「非情」にならないと、会社なんて運営できないのかもしれませんが、「情」がない行動はやっぱりどうしても「??」になってしまい、長続きしないようにも思えます。まあ、心ある経営者の方は、「商機」だと思っても、それを表に出さず、刺激せずに黙々とお仕事されると思いますが、こういう記事を見るとやっぱりなんか心のどっかに「ひっかかって」くるものがあります。


実際問題、「勝ち負け」よりも、ちょっと過度に進んでしまったグローバリゼーション網が今回のことにより改めて見直されると思います、コロナ後は。資金面を最重要視して外注に出していた企業や職種を自国回帰させる動きが進むでしょうし、また同時にリスク分散のために複数の海外拠点を持つ動きも進むでしょう。当分は世界中(特に先進国と言われる国々)で、自国回帰・自国優先の動きが進むと思います。カナダはどうかわかりません、トルドー首相ですから・・。


なので、勝ち・負けと言う二元論的比較はちょっと時期早々であり、そこまで余裕がないと思います、世界は。


とりあえず、コロナ感染鎮静化が先決でしょう・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ここ1週間ほど、ケベック州内でのコロナウイルスによる死亡者数は二けたに減少し、且つモントリオール都市圏でも50名前後まで減少しております。ようやく頭打ちになったという感じでしょうが。

MAY212020 01
(少しずつですが、目に見えて死亡者数が減少してきているようです。在モントリオール日本総領事館からのメールより。)

自宅待機・自粛要請も2か月を超え、これ以上はちょっと精神衛生的にもキツいかな、と思っていたところにこの減少傾向。これは良い兆しかも。早速州政府は本日5/22より、最大10名までなど複数の条件付きですが、屋外での集まりを許可する方針に。また、モントリオール都市圏およびジュリエット市を除く州内で6/1より美容院や歯医者、開業医やエステ等のサービスの再開も決定しました。モントリオール都市圏では6/8より再開予定だそうです。


カナダ全体でも47%と半数に近い人たちが隔離政策の解除を求めているようで、特にケベック州ではその割合が73%とおよそ4人に3人は解除を求めているそうです。やっぱり2か月の長きにわたっての自粛生活でしたからね。経済的な問題もあるし、ここらが限界なのかもしれません。


あと身近なところでは、現在ケベック州では日曜日は生活に直結するお店(食料品店など)もお休みになっていますが、これも解除され、日曜日でも通常営業されるそうです。あと多分、これは確認していないのですが、食料品店などでは一家族につき一名のみの入店と言う規制がありますが、これも解除される/解除された、のかな??最近、食料品店でカップルでお買い物している人たちをちらほら見るので、それがルール違反をしているのか、それともルールが変わったのか、ちょっと気になります・・。


一方、カナダ連邦政府はアメリカとの国境閉鎖(特別な理由がない限り。)を来月まで延長しました。これはアメリカでの感染拡大状況が落ち着いているとは言えないというのがその主な理由でしょうが、元々ケベック州をはじめ、カナダの各州は国境封鎖を継続するようにカナダ連邦政府に求めていたので、これはそれに沿った対応なのかな、と思います。


また、空の便ですが、モントリオール-東京間の便も7/30まで運休を延長するとのこと。これもまあ仕方のないことでしょう・・。とりあえずはカナダの外から、日本の外からコロナウイルスが入ってくるのを防がないといけませんからね。


更に更に、ケベック州政府はカナダの夏の恒例のDay Campも6/22より実施すると発表。引率する子供の数は制限し、且つ指導員を増やすなどの対応をし、また宿泊施設も6/30までは閉鎖とのことなので、規模は縮小するみたいですが、でも再開に前向き。これは、今回のコロナウイルスが若年層には低リスクと言う事実も後押ししているみたいです。確かに、モントリオール都市圏以外では既に学校再開していますが、問題報告は上がってきていないようですし、入院者もいないようです。とりあえずは再開後の動きとしては順調なのではないでしょうか。


そしてやっぱり問題はモントリオール都市圏。ここがうまく収まれば、コントロールできていければ、先行きも明るくなると思うんですが・・・。


まだまだ完全終息には時間がかかりそうですが、経済との兼ね合いとして、ビジネス再開の動きが活発になってきていることは私は良い傾向だと思います。でも油断せずに、皆で頑張りましょう!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

当ブログでも再三お伝えしている通り、ケベック州において、コロナウイルス感染および死亡者数の大半を占めるのは、長期介護施設にいらっしゃるお年寄りの方々。これはケベック州だけでなく、ヨーロッパを中心に世界的に同じような状況で、年配の方が一番被害にあうリスクが高いという証明でしょう。


更にケベック州においては、Herronの長期介護施設のように、コロナウイルス拡大後に必要な人員を補充しなかったせいで死者が増えるという、もうこれは殺人罪でも良いのでは、と思うくらいひどい経営・運営がなされているところもありました。


現在は州政府の手が入っているようですが、ご家族を預けている方々からすれば不安でいっぱいでしょう。


モントリオールに住むDespina Kouremenosさんもその一人。彼女は去年10月に、アルツハイマー型認知症にかかっている79歳の父親・Theodoros KouremenosさんをNotre-Dame-de-la-Merciにある長期介護施設に預けることにしました。もう家族だけでケアしていくのが無理になったためです・・。


そして今回のコロナウイルスのパンデミック。Despinaさんは父親のTheodorosさんをこの長期介護施設から出そうとしましたが、施設側は施設内でコロナウイルス感染が報告されており、感染拡大防止のためにも父親であるTheodorosさんの施設からの外出は許可できない、とのことだったようです。


これは悲しいことですが、でも施設側のこの行動は理解できるものだと思います。一方ケベック州の弁護士の間では、もし施設側がご家族を退所させようとして拒んできたら、訴えを起こすべきだ、という助言をする方たちも。


これはどちらの立場もよく理解できるんですが、こういう状況だからとても難しい問題ですよね・・。


ただこれは納得できなかったんですが、Theodorosさんは結局4月中頃にお亡くなりになられたんです。コロナウイルスが原因かどうかは明らかではありませんが、問題はケベック州の保健省がDespinaさんにこの施設の使用料として4月、5月分をチャージし、しかも通常よりも割増料金を請求しているんですって。

MAY072020 01
(亡くなられたTheodorosさん。Global Newsサイトより。)

まず、5月の請求はあり得ませんよね。だってお父さんは4月に亡くなられているのですから。次に、なぜ4月にいきなり割増料金がチャージされたのかも不明。


確かにコロナウイルス騒動において特に長期介護施設は大混乱しているでしょうが、こういうミスがなぜ起こったのか、しっかり原因究明もしないと、間違って支払っている方たちも沢山いるでしょうから。


本当に大変な時期で、色々と想像もできないようなことも起こりますね・・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

日本のマスゴミは相変わらず一部の偏った思想の人たちの意見をあたかも日本人全員の意見としてメディア等で流していますが、このネット上でのボーダレスの時代、馬鹿なマスゴミに流される人たちは一昔前に比べて格段に減ったと思います。


そんなマスゴミが毎日、日本政府のコロナウイルス対応について批判的に報じていますが、まず「どこの国」と比較して日本の対応が悪いと言っているのか、更に「その国の防疫が成功したとする客観的な理由」は何なのか、などを全く出さずに、ただただ感情的・職業的・事務的に日本政府(与党)を批判しているだけに見えます。



話はちょっと逸れますが、日本に野党っていらない、役に立たないって思うんです。口だけで責任感のかけらもないから。20-30年前の、自民党一党独裁政権で、その中で各種派閥が中道左派・中道右派などのタイプに分かれて「疑似政権交代」を起こすやり方が日本にはあっているじゃないでしょうか?「健全な野党があってこその政治」とか、「二大政党制は必須」とかいう人がいますが、日本は日本。なんでもかんでも海外のやり方をまねればいいわけではないと思います。特に野党なんて、本当に日本の政党なのか怪しい位、日本を、与党を卑下して特定の国を持ち上げたりしていますからね。どこの国の、誰のための政党なのか本当に疑問です。必要ない、無駄でしかない政党だと思います。

MAY152020 01
(こちらのLegault州政府首相と同じく、安倍首相も頑張っていると思います!産経ニュースサイトより。)

さてそのコロナ防疫。感染拡大が止まらないモントリオールから見て、日本の何が良かったのかちょっと考えてみました。生活習慣や風習、マスク文化など、既にメディアで報じられている点を加味して、その上での違いを考えてみると、「貧困層」「多人種・多文化」が一因では、と個人的に思いました。


日本でも貧困層の方たちはいると思いますが、私の勝手な想像ですが、日本での貧困層って、一人もしくは二人などの「個々人での環境」のような気がするんです。勿論、ご家族とか大きな集団での貧困っていうのもあると思いますが。。。一方こちらでの貧困層って、「家族ぐるみ」でのケースが多いんです。貧困層が集団化しているというか、規模が違う気がするんですよね。


結果、外出自粛していても生活のためには外に出なければならない。そして外で感染して、集団に戻って集団感染が起こる・・。これがモントリオールの特定地区で起こっている感染拡大の原因の一つとみられているんです。


私の勉強不足・認識不足かもしれませんが、日本での貧困層の人たちって集団で生活しているイメージがないんです。なので、ここが大きな違い、ひいては防疫に影響しているのかな、と思いました。


もう一つは「多人種・多文化」。これは移民文化とも言えると思います。日本は良い意味でも悪い意味でも日本民族が圧倒的大多数の国。教育水準も高く、ほぼすべての日本人が同じような義務教育を受け、同じような価値観を身に着けます。そのうちの一つが、「他人に迷惑をかけない・自分にちょっと不利になることがあっても、極力協力する」という考え方。これが今回のコロナ感染や災害時に日本人のDNA、共通価値観として機能し、世界が称賛するような行動につながっていると思うんです。


一方ここモントリオールは移民国家カナダの中でも特にカラフルな街。つまり、それだけ沢山の文化・人種が存在し、その数だけ違った価値観があるということ。「他人に迷惑をかけない」という価値観もあれば、「何より自身が納得することが大事」と考える価値観も。そして人々は自分たちの価値観で行動し、統一的な考えで行動することはほぼない・・。これも大きな違いだと思います。勿論今回のような危機では外出自粛等の要請には皆応じますが、そもそも欧米文化として、集団行動・ルールよりも個性(という名の自分勝手な行動も)を重視する文化ですから、集団行動の輪に入れ、と無理強いすることが難しいのも理解できます。


また厄介なのが、当ブログでも何回かご紹介している「宗教的価値観」。今回のコロナ感染ではそうでもないですが、この宗教的価値観を重視し、地元の法律やルールを無視する、無視しようとする行動はよくニュースに出てきます。


なので、私の個人的な見解ですが、貧富の差が激しく、且つ多人種文化の国で今回感染拡大が広まっていて、逆の文化を持つであろう日本や台湾では比較的状況をコントロールできている、と思います。


まあそれでも亡くなった方が数多くいらっしゃるので何とも言えませんが、でも日本および日本政府はもっと堂々と自身をもって行動し、世界に発信してもよいと思います!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ここ1週間弱、ケベック州におけるコロナウイルスによる死者の数が減少傾向に入り、毎日2桁に減少。そして昨日月曜日(5/18)は死亡者数34名と、約1か月ぶりの低い水準に。ただ昨日月曜日はカナダでは祝日。もしかしたら、きちんと死亡者数の統計が取れていない可能性もあるかもしれませんが、何より減少傾向に入ったのは良いことだと思います。


が、Legault州政府首相はケベック州民に決して気を緩ませないよう、他者との距離を取ること、マスクをつけることを改めて州民に強くお願いしております。

MAY192020 01
(改めてケベック州民に防疫をお願いするLegault州政府首相。Global Newsサイトより。)

ただ、この減少傾向を受けて、先延ばしになっていたモントリオール都市圏における小売店(ただし、外に向けて出入り口がある路面店が対象)の営業再開を予定通り5/25に行うとのこと。また、保育園施設も6/1より再開すると発表しております。


まだまだ油断は禁物ですが、これまでの統計上、コロナ感染による死亡の危険性は年配の方に集中し、且つ死亡者数も減少傾向に入った模様ですので、そろそろ経済的に再開の動きが出ても良い頃合いだと思います。今を逃すと、また第二波に備えよ!っていう意見の人たちが台頭してきて、営業再開が遅れて、結果州経済が壊滅するくらいのダメージを食らう可能性も。。なので、ここは予定通り5/25の再開を期待しています!


先は長いでしょうが、少しずつケベック州でも光明が見えてきたようです。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

私は日本のニュースを毎日注意して見ているわけではないので、この記事が本当かどうかは分かりませんが、こちらのCTVニュースのサイトにちょっと前に、コロナウイルスの感染拡大は日本ではいじめや偏見ももたらした、という記事が上がっていました。この記事を書いていたのが日本人ですので、多分本当のことなのかな??

MAY132020 01
(ちょっと恥ずかしい内容の記事です、日本人としては。CTVニュースサイトより。)

記事によると、医療従事者の家族が、家族内に医療従事者(つまり、コロナウイルスにかかる可能性があるということなんでしょうが)がいるという理由で就職できなかったり、家族経営のお店が風評により危機的状況に陥ったりと言う内容。


小売店や飲食店での従業員に感染者が見つかった場合は、これは申し訳ないですが、偏見と言うより「コロナ感染の可能性がある」としてそのお店には行かないのは普通だと思います、この状況では。


多分大きな記事になっていないだけで、このようなことはここカナダでも他の国でも多少は起こっていると思いますから。


ただ医療従事者への偏見は許せないですね。これはどうにかならないんですかね??正直、命を的に人のために頑張っている人たちですよ。それを偏見で攻撃するっていうのはちょっと・・・。少なくともこちらではそういう話は聞きません、逆に病院などの医療施設の外には医療従事者をほめる・サポートする人たちやサインボードが沢山あるくらい。


また記事では、1945年の原爆被害者や2011年の福島原発事故被害者と同様に、コロナウイルス感染者やその家族が差別されている、と言う内容がありました。原爆や原発被害者と比べるのはちょっと違うと思いますが、まあ言わんとしていることは何となくわかる気がします。


日本って和を貴ぶ一面がありながら、「村八分」や「深刻ないじめの構図」など、「人とは違う人たち・グループを差別」しやすい素地があるのかもしれませんね、その文化の中に。ただ、それは日本だけでなく、多かれ少なかれ、他の国の歴史や文化の中にあるものだとも思いますが・・・。


最後に思ったのは、こういう自虐的な記事を書くところが、悪い意味で日本人らしいと思います。日本人が一番日本のことを悪く言うというか、恥ずかしいことやダメなところを一番海外に紹介しているって思うんですよねー。Mなのかな??しかも、日本国内向けには「海外が日本の対策を批判している」って、海外のメディアの皮をかぶった日本人が日本批判している・・。まあなんにしても、気分の良い記事ではありませんよね、日本人としては・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

エアカナダの発表によりますと、全従業員約38,000人のうち、50-60%に当たるおよそ19,000人から22,800人を、来月6/7付でLayoff(一時解雇)するそうです。勿論、コロナウイルス拡大の影響のために。

MAY162020 01
(エアカナダにまたまた危機が・・・。CBCニュースサイトより。)

エアカナダは実は、このコロナ騒動が始まる前か始まった直後の3月初旬にたしか一度大量Layoffを行っているんです。その当時はコロナ騒動ではなく財政再建のため。で、その時も半数近くの人がLayoffになりました。その後このコロナ騒動に対する連邦政府の資金援助政策を利用して4月に約16,500人のスタッフを再雇用したのですが、今回また改めてLayoffするという結果に。


エアカナダは日本でいうJALと同じでナショナルフラッグシップ。これもJALと同じなんですが、倒産も経験しているんです。倒産も経験と言うか、倒産危機と言った方が正しいですね。だって最終的に連邦政府が資金投入して再建させたんですから。エアカナダもJALも、国のメンツとして倒産させられないっていうのがあったのかもしれませんね。


ともあれ、エアカナダ、またまた存続の危機に。


ちなみにこちらが現在のモントリオール国際空港の様子。本当、信じられないくらいガラガラ・・。これじゃあエアカナダのLayoffもしょうがないって思いますね:









(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

私は個人的に勝手にこのケベックシティーに本拠地を持つ、医薬品・製薬メーカーであるMedicagoに不思議な縁を感じでいているんです。一つは今働いている会社のお客様という点。しかも、かなり重要なお客様。


そしてもう一つは、このMedicagoという会社、実は日本の田辺三菱製薬の子会社なんです。働いている会社との接点、そして日本との接点において、勝手に縁を感じているんです・・。

MAY162020 02
(不思議な縁を感じる・・・。Medicago公式サイトより。)

でこのMedicago、カナダ国内でのコロナウイルス感染拡大が見え始めた3月初旬には既にコロナウイルスの疑似ウイルスを製造して臨床試験等を開始していたんです。その後、連邦政府や州政府からのサポートもあり、このワクチン候補を開発し、マウスへの投薬実験で10日後には陽性抗体反応が出たんですって。予定としてはこの後もう一度マウスで実験して、その結果を見て今度は人体での臨床実験申請を行うとのこと。


多分、日本の田辺三菱製薬とも情報を共有しているでしょうし、逆に日本からも色々な情報を出して、お互いに協力してそれぞれがワクチン開発を進めているのでしょうね。


ケベック州にいる日本人として、そして仕事で関わっている者として、このニュースはとてもうれしいものでした!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

これはもうある程度しょうがないかもしれません。モントリオール都市圏での感染拡大に歯止めがかからない状況、並びに例え学校再開になったとしても、後2-3週間もすれば学期末で夏休みに突入。であれば、無理せずに9月の新学期まで延期と言う流れは当然かもしれませんね。ただ、モントリオール都市圏以外では既に学校が再開されているので、そことの絡みと言うか、学習内容の違い・遅れ等は何かしらの対策が必要になるでしょうね。

MAY142020 02

(感染拡大が止まらないモントリオール。在モントリオール日本総領事館からのメールより。)

その他ケベック州でのコロナ関連の気になるニュースを。

【Legault州政府首相の支持率が下落傾向。】
コロナ感染流行当初はその素早い行動で最大95%まで支持率が伸びましたが、その後長期介護施設での予想外の死者数増加、学校再開方針が二転三転したりと、Legault首相自身も未曽有の危機で誰も経験したことのない非常事態に振り回されている面が出てしまい、先週は88%、そして今週は77%と支持率が低下。それでも80%弱の支持率はかなり高く、人々はまだまだLegault首相の対応を評価している、ということだと思います。


【州政府、マスク着用を推進へ。更に義務化にも言及。】
以前も当ブログでお話した内容ですが、再度Legault首相は定例記者会見で、自身が20年前に訪れた日本において、他社への気遣いからマスクを着用するという文化を思い出している、と言っていました。何度聞いても日本が褒められるのはうれしいですねー。で、州政府としてもマスク着用を推進していますが、現在のところ義務化まではいかない模様。義務化までは難しいでしょうが、マスク着用の啓発行動は必要でしょうね。


【ゴルフやテニス(シングルス)、等の接触のない個人スポーツの再開を5/20から始める模様。】
でもゴルフって何人か一緒にコースを回るのでは?と思ったんですが、2mの距離を取ればOKってことでしょうかね。まあ、最近天気も良いし、きちんと感染防止策を取っているのであれば、適度なスポーツの再開は必要だと思いますので、これは良いニュースだと思います。


【ケベック州政府財務大臣、今年のGDPは4-6%減、回復まで3-5年かかると予想。】
確かにそれくらいはかかるでしょうね。ただしこれは5/25にビジネス再開した場合、という条件のもとのシミュレーションのようです。現状、モントリオール都市圏の感染拡大傾向に歯止めがかからないので、ビジネス再開が更に延期されたら、悪影響がますます大きくなるということですね・・。


【モントリオール都市圏、感染拡大が今後数か月続くと予想。】
これはケベック州保健研究所がラヴァル大学と共同で行った予測で、それによるとモントリオール都市圏では今後数か月感染拡大が続くと予想。楽観的シナリオでは5月で頭打ちとなりその後減少傾向に。悲観的シナリオでは8月を過ぎても減少傾向が見られないと予想しています・・。本当、モントリオール都市圏はやばい・・。

MAY142020 01

(このシミュレーション結果、ちょっと怖いです・・。在モントリオール日本総領事館からのメールより。)

【モントリオール市内で市中感染が上昇中。】
ここ数日、モントリオール市内ではオープン空間での市中感染が毎日200 - 300件(3-4月は平均で175件)報告されており、5/3からは感染者数の過半数を占めるに至っているそうです。家の中や食品店、道路等で感染が広まっている、感染源となっているらしいんですが、そうなるともうどうしようもないですよね、完全自宅大気になるより他には方法が・・。モントリオール都市圏で感染拡大が持続しているのも、こういう感染経路が不明、市中感染が大きな原因なんでしょうね。。


【ケベック州の一日当たりの死者数は世界のワースト7位。】
これもうれしくない情報ですが・・・。ケベック州およびモントリオール市がカナダの感染の震源地となっています・・。ただ、大半の市民・州民は自宅隔離措置に従っているんですよね。なので、一部のおバカな人たちが感染を広めているのかな?とも思うんですが・・・。以前もお話した通り、ケベック州での死亡者数の大半がお年寄り。82%が長期介護施設で死亡、74%が80歳以上、97%が60歳以上となっています。

この長期介護施設の問題への緊急対応で、当局が施設間の人員の融通を認めた結果、医療感染してしまったという面も。モントリオールでは感染者の5人に1人が医療従事者と言う統計も出ています。でもこれは本当に悲しいですが、背に腹は代えられない措置だったと思います。


また以前なぜモントリオールでは感染率が高いのか、でお話した通り、モントリオールで感染拡大している地域はその特徴がとても類似していて、低所得で大きな移民コミュニティーがあり、且つ沢山の有色人種や質の悪い住居の居住者内で感染が広まっているみたいです。



本日5/14時点まででケベック州での感染者総数は4万人を超え、40,724人。死亡者も3,000 人を超え3,351人となっています。うち、長期介護施設で亡くなられた方は2,059人と、やはり一番の問題は長期介護施設のようです。ここをうまく対応できるかどうかの傾向がそろそろ見えてきても良いと思うのですが、まだ効果は出ていないのでしょうかね・・・。




ほんの2か月ほど前まで、日本の方が危ないと言われていたのに、現在ではケベック州だけで4万人以上の感染者、3,000人以上の死亡者と、世界のほかの都市と比べてもかなり被害の大きい状況になっています・・・。


とにかく、自宅隔離を徹底して、原因不明の市中感染をなくすこと、長期介護施設のケアに全力を挙げることがまずは必要なのではないでしょうかね・・・。


ちょっとケベック州はかなり悲観的なシナリオに沿った状況となっているようです・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

アメリカはカリフォルニア州のサン・ディエゴ市のある食料品店でのこと。ある男性がコロナウイルスの感染拡大防止のマスクの代わりになんと、白人至上主義団体で悪名高い「KKK(Ku Klux Klan)」の頭巾を装着していたんです。

MAY072020 02
(人種差別の根は本当に深いですね・・。Global Newsサイトより。)

勿論周りの人たちは信じられないという状況でしたが、中には彼に向って敬礼するような人もいたんだそうです。お店の方たちはこの男性に対して頭巾を脱ぐか、店を出るかと迫り、結果この人は頭巾を脱いだそうです。

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(この頭巾を装着していた男性。言っては何ですが、Red Neckそのまま・・。Global Newsサイトより。)

まあこれから見えるのは、やはり白人社会には差別思想が根強く残っているっていうことですね。誰でも「差別」が現代においては悪いこと、好ましくないことっていうのは分かっていると思いますが、やはり教育の問題でしょうね。きちんとした教育を受けていれば、こういう人たちは減っていったはずだと思うんです。

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(色々な人のツイッター等のSNS上でもこの人のことが報告されています。Global Newsサイトより。)

ここカナダでも先日バンクーバーなどで白人男性がアジア人女性を襲うっていう事件がありました。これはコロナウイルス関連の事件ですが、人種差別要素も勿論含んでいます。


こういう事件を見ると、繰り返しになりますが、子供の教育って本当に大事なんだな、と思います。言葉は悪いですが、こういう事件を起こす白人って、いわゆる「Red Neck」だと思うんです。


本当、このコロナウイルス騒動は色々と人の奇麗な面と汚い面と両方をきれいに浮かび上がらせていますね・・。







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さて本日はコロナウイルスを置いといて、別の話題をピックアップしてみました。

モントリオール港で働くあるシーク教徒の男性。彼は宗教上の理由から港湾内の安全対策で義務付けられているヘルメットの着用を拒否し、今後もヘルメット着用は例外としてしなくても良いとしてほしいと裁判所に訴えます。

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(安全・生命よりも大事な宗教って何?? CTVニュースサイトより。)

で、裁判所としては、私は至極当然と思いますが、彼の訴えを棄却。宗教的理由が安全性より高いっていうのは、少なくともいわゆる先進国・民主主義国家ではありえませんからね。


当ブログでも何度かお伝えしましたが、宗教的な理由を盾に、その国のルールや法律に従わないっていうのは、地元の人たちにしてみれば、一番いやなこと、一番されたくないことだと思うんです。だってその国のルール・法律、ひいては文化や歴史的な背景等を否定する、そこまではいかなくても尊重されていないっていう風に感じるでしょうから


今回のケースもそれにあたると思います。そして余計にケベック州内で「宗教」、特にキリスト教以外の宗教に対する嫌悪感が増したのでは、と思います。勿論、全ての人たちがそうではないですが、こういう一部の人たちの偏った思想(宗教 > 現地ルール・法律)により、その宗派の人たち全員がいわゆる「色眼鏡」でみられてしまう・・。本当、他の人たちがかわいそうだし、逆にこういうことを引き起こす人たちはその宗派にとってもいらない人たちだと思います。しかもこういう人たちに限って、万が一けが等をした場合、港湾局等に賠償金を請求するんですよね、ダブルスタンダードですよ、本当・・。


例えば日本で、

「ヒンドゥー教では牛は食べないから、日本の食品店から牛製品をなくして欲しい」
「イスラム教では豚は食べないから、日本の食品店から豚製品をなくして欲しい」

こういう主張が広まったら、どう思います?

「じゃあ、日本に来なければ良い。」とか、「そこまでしてそういう人たちを日本に呼び寄せる、ビザを発行する意味あるの?」って思うと思います、一般的に。


それと同じことがこちらでは起こっているんですが、少数派大好きなリベラル思想の人たちはそういうのも受け入れろっていうんですよねー、こっちでも。まあ勿論少数派ですけどね、そういう人たちは。


宗教って、「何にも優先される」的な考えがあるから厄介ですし、それが現地のルールや法律を無視するような行動になるから、そういう人たちと地元民との間で摩擦が起こるし、ひいては移民制度に悪感情を持つようになるんですよね・・・。


本当、浅はかな行動が周りの人たちにも迷惑をかけることになってしまいましたね・・・。







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カナダのYahoo!サイトでコロナに関する色々な意識調査が行われていて、その中からちょっと気になったものをいくつかご紹介したいと思います。


まずは「国境閉鎖をしていますが、いつ国境を再度開くべきだと思いますか?」という質問。これは意見が割れていますが、一番多かったのが3-6か月後と言う回答。まだまだカナダ国内でも特に人口が集中しているケベック州やオンタリオ州では感染が止まらないですからね・・。国境を再度開くのに後6か月くらいかかるというのは妥当なところで花でしょうかね。

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次は「今回のコロナ騒動でのお隣アメリカの対応・行動はお隣さんとしてどう思う?」と質問では、72%の人が「良い隣人(としての対応・行動をとった)とは思えない」とのこと。米国産マスクの輸出禁止等の措置があり、カナダ国民としてもアメリカ政府への不信感を募らせてしまったんでしょうね。でも難しいところです、どうしても自国優先になるのはしょうがないですからね・・。

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「コロナの打撃から経済が回復するまでどれくらいかかる?」という質問には63%の人が「1年以上」と回答。「もう昔には戻れない」と言う回答も14%あります・・。確かに1年以上はかかるでしょうね、コロナ以前の状況に戻るためには。

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最後に「カナダ政府のこれまでのコロナ対策への評価」として51%の人が肯定的な評価をしております。初期対応はちょっと遅かったと思いますが、少なくとも経済的なサポートは早くから出していたのは評価が高いと思います。

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また、「各州政府のビジネス再開・学校再開プランについて」という質問では、62%の人が「まだ早い」と回答。これは本当に微妙と言うか難しいというか・・。上記の質問で、コロナ以前の状態に戻るには1年以上かかるという回答が60%を超えていましたよね。これを少しでも早めるためには、ここでのビジネス再開を早めにする方が良いのでしょうが、それにはまだ不安がある、それがカナダ国民の意見・率直な気持ちなんでしょう。


翻ってモントリオールに絞ってみると、感染をコントロールできているとは言えない状況なので、ビジネスや学校の再開を5/25まで再延期していますが、これも再度延期もしくは無期限延期になりそうですね、このままコントロールできないと。ちょっとこのモントリオールでの感染拡大傾向に歯止めがかからないのと、長期介護施設での感染拡大で、Legaultさんのコロナ対策への評価がちょっとずつ落ちているような気もします。


未曽有の危機の中での対応ですので、手探り状態なのも事実でしょうし、私はそんな中頑張っていると思うんですが、やっぱり最近のネガティブな状況をみると、政権に批判的な意見も出てくるのもわかります・・。でもここでわいわいがやがやと生産性のない非難・批判を応酬するよりも、まずは行政府のやり方をじっくり見て、できるだけ協力していく方が結果的には良いと思うんですが・・・。でも不信感を持ったらやっぱり難しいかな・・・。


日本も大変だと思いますが、世界各地でも同じように大変な中色々試行錯誤していると思います。ぜひネガティブにならず、非難ばかりせず、できるだけ行政と市民・国民が協力していけるような雰囲気になれば少しは気分も変わってくると思うですけどね・・・。










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今月18日にイタリアはジェノバで開催されるWHOの総会。そこに台湾をオブザーザーとして参加させるようアメリカはWHOに圧力をかけています。日本政府もアメリカ政府のこの動きに同調し、台湾の参加を求めていますよね、確か。そしてカナダも同様の動きを見せました。


カナダ政府としては、日本同様、中国政府を「一つの中国」として認めており、台湾は公式には認めておりません。が、今回のコロナウイルス騒動での台湾の素早い、そして成功した体験・対応を参考にすべく、カナダ政府も台湾を後押しする決定を下しました。


外交音痴のトルドー政権にしてはGOOD JOB!と言えるのではないでしょうか?


このニュースのコメント欄にも沢山の賛成意見が。つまり、カナダ国民もそれだけ中国を信用していない、信用できなくなった、と言うことでしょうね。特にWHOと中国の関係性や、中国の不透明な情報公開や情報操作にカナダ国民も大きな疑惑の目を向けているっていうことでしょうね。

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(中国との対決姿勢を強めるトランプ大統領。Yahoo!ニュースサイトより。)

このウイルス、人為的なものかどうかは定かではありませんが、ただ中国で広まった際の初期対応のまずさと情報封鎖により世界中に感染を拡大させたことは多分疑う余地がないと思うんです、WHOと中国以外の国では。


言葉は悪いですが、放火犯もしくは失火を起こした者が、火事が起こったことを周りに知らせず、結果周りに飛び火して火事が広まった。周りに知らせない間に、自分のためだけに、周りの迷惑を考えずに、近所で消火のための水を違法に集めて確保。そのおかげで最初に火事を出した者はもちろん鎮火も一番最初。で、周りがまだ火事に苦しんでいる間に、この集めた水を売ったり、火事場泥棒的に何かを得たりと、「火事を出した者が何の責任も取らず感じず、一番火事太りしている」っていうのが、今の世界の中国に対する見方、と言えるのではないでしょうか?


特に「正義」が大好きなアメリカは多分黙っていないでしょうね。そして世界は東西(イデオロギー対立)、南北(貧富の対立)から、道徳的・理念的な対立に向かっている気がします、このコロナウイルス騒動を経て。


うまく説明できないんですが、「自分が良ければ後はどうでもよい。自分が助かればうそをついてもよい。」と言う価値観の中国 vs 「皆でルールを守って、不公平をできるだけ出さない、不正を出さない社会」を作ろうとしているアメリカを中心とする西側社会との対立が進む気がします。ただ、中国に対してアメリカは一国でも対決姿勢を崩さないでしょうが、他の国々はまとまって対応する必要があると思います。


少なくとも今回のコロナウイルス騒動で中国はその信頼性を地に落としましたので、今後は特にアメリカ相手にはかなり苦戦を強いられると思いますし、大人の付き合いをしてきたヨーロッパも、少しずつ中国に対する不信感や嫌悪感を表に出してくるのではないでしょうか。


世界は「中国とその取り巻きのアフリカやアジアの一部の国」 vs 「アメリカを中心とした民主主義国」との対立に入りそう、と言うよりもう入っているのではないでしょうか。。。







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カナダのメディア、GlobeandMailによりますと、現地時間5/7時点でのモントリオールの感染率は10万人当たり822人で、カナダ全体(10万人当たり164人)と比べると5倍以上高いという結果が。


新規死亡者数にしても、5/7モントリオールでは385人を記録し、これは同日のオンタリオ州全体の死亡者数よりも高い数値。

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(コロナテスト用に改造された市営バスとモントリオール市長・Valerie Planteさん。GlobeandMailサイトより。)

カナダ全体では感染者数は徐々に抑えられつつある中、モントリオールだけは感染拡大が収まらない様子。これに対して記事ではいくつかの原因を挙げておりました。

- 春休みが始まった2/28以降、移動制限はなされておらず、後に感染のホットスポットとなったニューヨークやフロリダ、フランスやイタリアへの旅行客が多かったこと。これは確かにそう。3月初旬に日本に帰る際、モントリオール空港にはまだたくさんの中国人観光客が来ているのを見ましたから。

- モントリオールはカナダの他都市と比べて貧困率が高く、自主隔離する生活的余裕がなかった。これもちょっと前のブログでお話した、Montreal-Nord地区などがこれにあたると思います。

- 感染拡大が進んでいる長期介護施設はそのほとんどが1960年代に建てられ、築60年が過ぎて施設が老朽化し、且つ相部屋・バストイレ共同など、感染が進みやすい環境。また、人員不足により、必要最低限のケアが受けられていない。これは現在、モントリオールにある長期介護施設のうちなんと135の施設において感染拡大が進んでいる状況からみてもわかるように、感染拡大の大変大きな原因の一つだと思います。


記事ではモントリオールおよび州政府のビジネス再開の動きに懸念を表明しており、もっと慎重になるべきだと提言しています。確かにそれはそう。でも何度も言うように、いつまでもビジネスを閉鎖できる余裕はモントリオールを含めて世界中どこの国にもないと思います。それをするならばまず、「今の生活、その快適さ」を捨てることができるかどうかが問題になるべき。それを捨て去っても良いという人たち、と言うより「少々収入が減ったとしても、生活水準を保てる富裕層」は余裕があるからそういうことも言ってられるんでしょうね。


ただ上記にあるように、モントリオールはカナダの中では貧しい都市。コロナ感染だけでなく、ビジネス閉鎖により「生きるか死ぬか」の瀬戸際に立っている人も多いと思います。公的援助でのサポートでは十分ではなく、また不安も拭い去れないでしょうから、リスクを承知でビジネス再開をしなくてはいけない場面に来ているのではないでしょうかね、モントリオールは。それを政治判断で決定している時期、でもまだ葛藤している時期・・・・。


モントリオールはカナダ全体の人口比率では約5%程しか占めませんが、でも今回のコロナウイルスのカナダ全体の感染者のうちなんと30%程を占めているんだそうです。


慎重にいかなくてはいけないのは十分承知していますが、でもバランスをとる必要もあると思います・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

当ブログでもお伝えしている通り、カナダ全土におけるコロナウイルスの感染拡大ホットスポットは、人口の多いオンタリオ州とケベック州に集中しています。その中でもケベック州、もっと言えばモントリオールはいまだ感染拡大傾向に歯止めがかからない様子で、日々のカナダ全土の感染者数の60%以上がケベック州での感染と言うケースも珍しくありません。


ビジネスや学校再開等で浮かれた人たち、外出自粛2か月目を迎え疲れが出た人たち、そういう人たちが外出をして感染拡大になってしまったのかも。私個人としては学校はともかく、ビジネス再開は早めにやった方が良いと思いますが(ケベック州のモントリオール都市圏以外では順調に進められていますが)、1週間の先送りをLegault州政府首相が発表したように、ちょっとモントリオール都市圏はまだまだ目が離せない状況ですね・・。


さてそんな中、カナダ全土及びケベック州の4月の失業率が発表されました。


それによりますと、コロナ感染が広まった3月、カナダではおよそ100万人が職を失ったそうですが、翌月4月にはさらに増えて200万人が職を失ったそうです。合計300万人が4月末時点で失業、という結果になったそうです。


結果、4月のカナダ全土での失業率は13%と、史上2番目の高い数値に。しかも、コロナウイルス感染拡大が確認された3月の7.8%から2倍近くの数値に。

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(予想されていましたが、やっぱり厳しい数値ですね・・。Global Newsサイトより。)

あるカナダの経済学者は、最終的には400万人以上が職を失い、失業率も18%に上る、とみているようです。確かにそれだけのことになりそう・・・。ただし、業種によってはコロナウイルスによるダメージを比較的小さく抑えることも可能なようで、例えば最近ビジネス再開の許可が下りた建設業などでは被害は最小限に抑えることができる見通し、と言われております。


一方一番被害を被るのが小売業でしょうね。特に対人販売形式のお店など。昨日のブログでもお伝えした通り、カナダでも大手のファッション業界の企業が倒産の危機に瀕していたりしますからね。。


そしてここケベック州。4月の失業率は17%と、カナダ全土よりもかなり高い数値に。前月の3月のケベック州の失業率も8%とこちらもカナダ全土よりも高かったですが、その差はわずか。でも4月は4%も高い結果に。ただでさえモントリオールなどの大都市はカナダの他の州の都市と比べて経済的に貧しいのに、こういう結果が出るとますます経済が委縮してしまいそう・・・。


この結果を予想していたので、Legault州政府首相は5月でのビジネス再開を何としてでも進めたかったんでしょうね。ただ、予想外に長期介護施設での感染拡大が止められない勢いになってしまい、且つモントリオールの感染拡大状況がうまくコントロールできていないのがネックとなり、計画を後退させることになりました。


再三ご紹介している通り、モントリオール全体でみると、他のカナダの都市と比べて経済的には苦しい街ですので、いつまでもビジネス閉鎖が続けられるわけではないと思います。感染者数・死亡者数が一定の偏りを見せ(70歳以上の年配の方)ているので、リスクは承知の上で多分5月下旬、6月上旬にはモントリオール都市圏でもビジネス再開に踏み切ると思います。


逆にそこで更に計画を後退させる事態になっていた場合、多分もうモントリオールでのコロナウイルス感染をコントロールするのは難しい状況、都市内パンデミックになり、モントリオールにつながる全ての橋やトンネルの封鎖にまで事態が進行する可能性もあると思います。


ちょっとモントリオールの現在の事態は私も予想していなかったのでちょっとびっくりしました。。。人々の認識が甘いのかな。。。







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当初予定の5/18、来週の学校再開や小売業再開を断念し、5/25に延期したそうです。理由はコロナウイルス感染者の増加傾向に歯止めがかからないこと。ただし、再三当ブログでもお伝えしている通り、感染のタイプが二極化しており、70代以上の方、長期介護施設に滞在中の方の感染数・死亡者数が拡大している一方、一般社会ではそこまで大きな感染拡大にはなっていない、と定例記者会見等では州政府は言っています。

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(5/7時点での感染者数・死亡者数。在モントリオール日本総領事館からのメールより。)

ただ、お子さんをお持ちのご家庭等からの反発に州政府としても納得させるだけの数字・理論がなかったのかもしれませんね。ただもし5/25に再開しても、3週間ほどすればこちらでは学年終了、夏休みに入ります。それであればもういっそ新学期が始まる9月まで休校すべきだ、と言う声も大きくなっています。


ただその場合は、CEGEPや大学等への入学をどうするのか、卒業をどうするのか、等々色々考えないといけないことが多そうですね。


一方、ビジネス再開の延長についても賛否両論が。特に事業主としては、営業再開予定日を基本に従業員を呼び戻したり、営業再開に向けて動いているのに、また更に1週間延期となると、予定が狂うし、費用もかさむ・・。こちらは学校とは別に予定通り再開してもよかったと思います。命の危機的状況は限られた条件の中でしか発生していないので(ケベック州では)、小売業再開についてはある程度柔軟にOKを出してすぐにでもやってほしい、と個人的には思っています。


そんな中、カナダのファッション業大手のALDOが破産申請した模様。これはかなり大きな影響を与えると思います。Legault州政府首相もこの破産申請に関して、州としても援助を行いたい旨の発言をしていましたが、ビジネス再開が伸びれば伸びるほど、こういう大手会社の破産も次々に出てくると思います。なので、ALDOだけ支援してもどうしようもないかも。例えば、HBCSimonsなどなど、同じようにファッション関連の大手企業が他にもあり、それぞれ苦戦しているでしょうから。


感染者数・死亡者数のホットスポットや致死率等を考慮に入れて、ヒステリックにならずに、少なくともビジネスの再開には皆前向きに進んでいってほしいな・・。こういう場面で「貧富の差」が良く見える気がします・・・。







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私は3/11に日本からカナダに帰ってきて、その日より自宅勤務を続けております。当初は個人的に、コロナ感染拡大の日本から帰ってきたということで自主的行動だったんですが、その1週間後にはケベック州全体での外出自粛、ビジネス閉鎖の都市封鎖に入りました。

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(ビジネス再開はある程度リスクがあっても必要かも。Global Newsサイトより。)

以来2か月弱、コロナ感染者数はまだまだ多いようですが、感染者・死亡者の傾向としては:
1. モントリオール都市圏がケベック州全体の感染者の50%、死亡者の60%を占める。
2. 感染者、および死亡者の99%は60歳以上の年配者。
3. 逆に10-50代の感染者数は少ない。
4. 最大の問題は長期介護施設。


となっています。他にも色々細かな状況はあると思いますが、大体こんな感じではないでしょうか。


確かにまだ有効なワクチンもなく(アビガンを含めた候補は沢山あると思いますが)、大変怖い状況であるのは間違いありません。


が一方で、外出禁止が2か月近く続くと、精神衛生上もきつくなってくると思います。幸い、私の場合は、まだLayoffの恐怖もありますが、元々自宅勤務でも問題なく通常業務をこなせる職種・会社なので、今のところ特に大きな問題(業務上)はありません。奥さんの場合は、基本在宅勤務できないんですが、半分公務員みたいな職種なので、Layoffは今のところなく、在宅でできる作業を上司から受け取って仕事しています。


はっきり言って、私たちはラッキーだと思います。沢山の方々は、在宅勤務できない状況だと思うんですよね。それこそ対人販売の小売業など。現在は州政府、連邦政府から家賃の補助、生活費の補助等のサポートが出ていますが、正直これもいつまでもできるわけではありませんよね。逆にいつまでも、例えば年末まで政府の援助が必要となれば、これはもう完全に州経済、カナダと言う国の経済が破綻してしまうでしょう。だって政府としてもビジネス活動の結果からの税収がなく、でも支出は続くんですから。。人々の我慢も2か月くらいが限界かも。逆に2か月もみな辛抱しているのは本当にすごいことだと思います。


なので、衛生的・命を優先するという理念の元、外出自粛やビジネス封鎖を続けるという意見は正しいと思います。ただ、同じくらい州経済、国の経済を先を見越して考えないといけないので、上記状況・統計を踏まえて、州政府はビジネスやその他各種の再開を決定したんだと思います。どちらが良い、どちらが悪いというものではなく、ある程度どちら(命と経済)も立てて、バランスを取りつつ動いていかないといけないんでしょう。それが政治の役目だと思います。


その政治の役目を私はLegaultケベック州政府首相はしっかり行っていると思います。こういう状況ですから、賛否両論巻き起こるのは当然です。だからこそ、どちらか一方に重点を置くのではなく、しっかりバランスを取ろうとしているのは、私は評価できる行動だと思いますよ、政治家として、リーダーとして。


逆に、どちらか一方だけであれば、簡単なことですからね。


ちょっと前にこのケベック州での学校再開に関して、トルドー首相は「自分の子供たちがケベック州にいたら、学校再開しても学校に行かせるか不明」と発言しました。これは父親としては正しい発言でしょうが、「政治家」としてはどうかな?と思います。父親としての意見はまあ、トルドーさんだけでなく、お子さんをお持ちの方の意見で何の目新しさもありませんが、「政治家」として、カナダ国の首相としての意見はどうなのかな?と思います。


トルドーさんはこういう風にいつも「政治家」としての視点が致命的に欠落しているように感じます。「リベラリスト」「環境擁護派」などの顔で発言することが多々あります、しかも「カナダ国首相」の肩書の元。その肩書の元、「政治家」としての発言・判断はあまりないように思うんです、そこが一番大事なのに、致命的に不足している・・・。


話はそれましたが、十分な貯えがあり、高額なお給料を現時点でももらえる人たちは勿論外出自粛を続けてほしいでしょうが、日々の生活もそれほど余裕があるわけではない家庭のことを考えると、やはりビジネス再開は必須だと思います。


このコロナウイルス騒動、日本でもそうですが、これで見えてきたのは「政治家、各地方自治体トップのリーダーとしてのスキル」と、もう一つ私は「富裕層とそれ以外の間に大きな亀裂」が入ったことだと思います。そこをそれこそ、地方自治体や国のトップがうまくコントロールしていくことこそ、リーダーシップだと思います。


このコロナで色々なものが破壊され、大変厳しい状況ですが、一方で国や地方の行政を任せられるリーダーの資質をしっかりと見ることができたのは不幸中の幸いかもしれませんね。







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これは元々ケベック州政府のLegaultさんも言っていましたが、5月にまずは小学校や保育園で学校再開をする方針ですが、親御さんの希望により、再開後も自宅で様子を見る、学校に行かせないことは可能なんです。州としての指針を発表して、そのうえで親御さんが不安ならば、親御さんの判断でお休みしていいですよ、って言っているんですね。


まあ各家庭色々な事情や考え方があるので、このやり方はアリだと思います。強制的に一つの方向に全員を向かせるのではなく、選択させるっていうのは。学校再開するにしろ、しないにしろ、絶対に批判っていうのは出てくるんですから。


そんな状況で、ケベック州内の先住民族コミュニティーは、9月まですべての学校を休校にすると発表しました。

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(先住民コミュニティーの学校はちょっと事情が違うと思います。CBCニュースサイトより。)

これ、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、先住民コミュニティー以外の一般の人たち・家庭とはちょっと事情が違ってくると私は思います。と言うのは、先住民コミュニティー以外のところでは、州政府・連邦政府の補助が現時点では出ているとは言え、やはりLayoffされたり解雇されたりで、今後の収入に対して不安を抱えている人たちは沢山いると思います。


在宅勤務ができない、でも子供がまだ小さい・・・。そういうご家庭にはやはり今回の学校再開は経済的には必要だったのかな?と思います。ちなみにケベック州内で13歳以下の子供の死亡者数は0。もっと言えば、死亡者数の88%は70歳以上、そして99%が60歳以上となっているんです。


つまり、統計上、子供たちのリスクはかなり低い・・・。でもこれはあくまでも「統計上」であって、それでも感染する危険性はあります。子供の感染リスクを減らす、且つ生活も取り戻す。この相反する二つを負う必要がある人たちにとっては、批判も多いですが、学校再開は選択肢の一つになると思うんです。


で一方の先住民コミュニティーですが、これはアメリカ等も一緒なのかな、彼らは連邦政府から一定額のお金を死ぬまでもらえるんです。多分、過去の侵略に対する補償っていう意味なんでしょうが、つまり彼らは働く必要がない。なので、子供達もずっと家で面倒見れるんです、経済的な不安を感じることなく。


この制度が良い悪いはここでは問題にしませんが、先住民コミュニティーが言う学校閉鎖を9月まで実施と言うのは、ちょっとバックボーンに違いがあるっていうのを言いたかったんです。


確かに難しい問題だと思います。家族の健康、でもその健康を維持するためにはお金が必要・・・。やはり批判は多いですが、「選択肢」を用意したのは、私は良い方策だと思います。







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既に当ブログでお伝えしております通り、モントリオール都市圏以外の地域では昨日5/4より一部ビジネスの営業が再開されています。昨日テレビでちょっとこのことに関連するニュースを見たんですが、営業再開となった地域の人たち・ビジネスオーナーの方たちは、「モントリオール都市圏から人が来るのが怖い」って言っていました。


モントリオール都市圏での小売業の再開は当初予定の5/11から1週間後ろ倒しになり、5/19となりました。ただし、製造業、土木・建築業は当初予定のまま、5/11より再開予定です。多分、小売業だけ延期になったのは、モントリオール都市圏内(特にモントリオール市)における感染者数があまり減少していないのが原因なのでしょう・・。

MAY052020 01
(5/4時点の状況。在モントリオール日本総領事館からのメールより。)

一応、ケベック州ではまだ都市間の移動には制限をかけているはず(特にモントリオール都市圏では)ですが、でも強制ではないからモントリオールから営業再開した地域にやってくる人たちもいるでしょうからね。まだまだ感染拡大が止まらない(落ち着いてきてはいるのでしょうが・・)、モントリオール都市圏。やっぱり怖いですよね。


また、モントリオール都市圏での学校再開は今のところ予定通り5/19(モントリオール都市圏以外は5/11)。これに対して、モントリオール市内の英語学校系の保護者会は、5/19に学校再開後も子供たちを学校に送らないっていう風に宣言しているんです。私の認識では、Legaultケベック州政府首相は学校再開について、親御さんの判断も尊重する、と言う趣旨の発言をしていたと思うんですが、昨日の記者会見ではケベック州の教育相が「学校再開の判断は各学校や保護者ではなく、ケベック州政府にその権利がある」と言っていたんです。それって、Legaultさんが言っていてのと反するのでは?


また、そういう仕組みだったらそれは親御さんも不安を感じると思います。やはりLegaultさんが言うように、親御さんにある程度の権限を与えた方が、後々トラブルにならないし、良いと思うんですけど・・。


更に面白い統計が。ケベック州の保健省の調べによると、コロナウイルス陽性者1,620人を調査したところ、25%がアメリカ滞在からの帰国者、18%がカナダの他地域からの移動、16%がフランスやスペインなどのヨーロッパから、そして感染発生元と言われる中国からはなんと1人だけだったみたいです。ただ、この調査はいつ行われたのかが不明。2月下旬や3月上旬ごろなら、多分感染源は中国からの人の入国が多かったと思います。実際、BC集など中国コミュニティーが多いところでの発生が大きかったですから。多分この調査は直近に行われたものなんでしょうね。


とにかく、本当に本当に一刻も早い終息を!!








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変化、と言えるほどカナダ連邦政府の中国に対する態度・対応が変わったわけではないですが、個人的な意見・感想ですが、何と言うか中国のしたたかさがより見えるようになった気がします。


そもそも両国関係は結構穏やかと言うか、現トルドー政権になってからは中国寄りの対応だった気がします。特に中国べったりと言うより、トルドーリベラル政権の悪い部分、「カナダよりも世界のことを。少数意見を最大限取り入れる。」と言う行動が結果として中国に甘い対応になっていったような気がしています。

APR292020 02
(2018年の中国でのG20サミットにおいて。CBCニュースサイトより。)

それが一昨年のファーウェイ事件を機にちょっとぎくしゃくするも、トルドー政権は中国にもアメリカにも優柔不断な対応を取り、どっちつかずに。多分この人、そしてこのリベラル党自体、外交音痴なんでしょうね。トルドー首相および現政権で外交的に何か収穫があったのってあまりない気がします。逆は沢山ありましたけどね。


それでも中国はカナダを攻撃します、例えば農作物等のカナダからの輸入を減らしたり禁止したり。それに対しても特にトルドー首相は対応していなかったような。また香港問題に対しても、お得意のリベラル関係の問題にもかかわらず、中国を忖度してでしょうが、あまり声高に発言していた印象はありません。逆にカナダ在住の香港人とか、中国人でリベラル思想のある人たちの方が積極的にカナダから意見を発信していた気がします。


そして今回のコロナ騒動に対しても、中国からの渡航者の入国禁止措置はアメリカや諸外国から遅れて実施。更に更に、アメリカやイギリス、オーストラリアやヨーロッパを中心に今回のコロナウイルス騒動に関しての非難が出ているにも関わらず、トルドー首相はその件には触れていません


一方中国はここぞとばかりにカナダを切り崩しにかかっている気が。以前のブログで話したように、駐モントリオール中国領事館の発信、そしてなんとファーウェイが密かにカナダの通信大手・Bellにマスク100万枚を送るという提案をしていたそうで、結局ケベック州政府が代表してマスクを受け取ったそうですが、何と言うか、いい具合に「飴」を食わされているような・・。


何と言うか、トルドー政権って、どっちつかず、煮え切らない態度で何とかこの場をしのぎ切ろうとしているみたいですが、多分そうすると結果、どちらからも信用されない事態になりそうな気がします。この点が外交音痴なのかな、って思うんです。多分、政治信条的にトランプ大統領とは合わず、逆に中国とは経済的なつながりが大きくなってしかも習さんから見れば赤子の手をひねるように簡単に制御できる人物とみられているのでは?


勿論今はコロナ対策に集中するべきだというのはまっとうな意見です。ただ、国のリーダーとしては先のことも考えて行動する必要があると思いますが、その点がちょっと不安。多分、今後もアメリカを中心にヨーロッパやオーストラリアなどの諸国は中国に対する批判を強めて対峙していくことでしょうが、カナダは中国寄りに対応しそうで不安です・・・。







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これもちょっと前の日本のネットニュースで見たんですが、なんかこの機会に9月入学制を推進しようとしている人たちがいるみたいですね。9月入学制が良いか悪いかは別として、もし本当に導入するとすれば、きちんと議論してからやる方が良いと思います。言葉は悪いですが、火事場泥棒的に「この機会にやっちゃえ!」っていうのは多分後で問題が出てくると思います。

APR292020 01
(教育は国の根幹。しっかり議論して結論を。Global Newsサイトより。)

ではなぜ9月入学制にしたいのでしょうか?海外の学期と合わせるため、という以外の理由があるのでしょうか??そこが知りたい・・・。


だって海外の学期と合わせる、という理由だけだった場合、じゃあそれにより恩恵を被る人の数って、どれだけいるんですかね??圧倒的に少数だと思います。その人たちのために制度を変える・・・。問題がある制度を改善していくのは良いことだし、進化・進歩のためにも必要だと思いますが、問題のない制度を、説得力に欠く理由で、しかも稚拙に導入しようとするのはおかしいと思います。


桜の季節に新しい生活が始まり、次の年の春を迎えるころにまた新しい生活が始まる・・。日本の風景・文化にあった、素晴らしいサイクルだと私は思います。


9月入学制にした場合、高校・大学等の入試日程はどうなるのか、夏休みはこちらのように2か月取るのか、企業も新入社員を9月入社にするのか、学校行事、全国大会的な行事、例えば夏の甲子園はどうなるの?インターハイはどうなるの?など、色々と調整が入ると思います。そこまでして今やることなんですかね??


このコロナウイルス騒動は来年も続くかもしれません。でも今教育関係でやらないといけないのは、オンライン教育の基礎を固めることでは?例えば、PCを持っていない児童・家庭もあるでしょうから、中古でも良いので、各家庭に1台教育用のPCを配布するとか、ネット環境をよりよくするための投資をする、などなど、将来的に他への転換も可能、副産物が生まれそうな建設的なものって沢山あると思います。


繰り返しになりますが、9月入学制、どうしてもやらないといけない理由って何なのか、それが一番知りたいです。その場合でも、きちんと時間を取って議論して導入して欲しい・・・。逆に、日本の4月入学制の何がダメなのか・・。留学生等の受け入れ、海外留学の時期等は理解できますが、それって全体のうちほんのわずかの人たちですよね。更に就職についても変わってくるのは問題だと思いますよ、企業にとっては。もし9月入学制をするのであれば、同じく海外ではない新卒就職という慣習にも疑問が出て、改める必要も出てくると思いますよ。そこまで考えての9月入学制推進っていう意見なのかな??


いつまでも「欧米文化は最先端、日本は遅れている。なので欧米式に何でもするべき」という考えを持っている人たちがまだまだ、特に政治家などに、いるってことなんですかね・・・。


なんか、主体性のなさを見せられた気がしてとても残念な気分になりました。。グローバルスタンダードという言葉に無条件にひれ伏す、没個性的な対応はやめた方が良いと思うんです。。。教育は国の根幹にかかわる大変重要な部分。安易に現状を元に稚拙に決めるのではなく、しっかりと議論をして決めてほしいです。もし納得できる理由があれば別ですけどね・・。誰がご存じですか、9月入学制を進める本当の理由って。教えてくださいー。











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