Et Voilà! - 北米の”パリ”・モントリオールから見た世界 -

2011年よりカナダ・ケベック州モントリオールでの生活をスタート。 現地のニュースや、現地視点で見た日本・世界のニュース、またまた奥さん(カナダ人)との生活などを発信していきます!

2004年に日本を飛び出し、以降アイルランド→キプロス・イギリス→ニュージーランド→ドバイと流れて、まだまだ未知の地域・南米やアフリカを夢見ていましたが、色々あって現在はカナダに落ち着きました・・・。
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ケベック州の州都・ケベックシティーにて、11月の後半から12月の初めにかけて公演されていた舞台・「私のペニスとの会話(“Conversations With My Penis.”)」。ちょっとキツイ見た目かもしれませんが、元々はニュージーランドで作られた舞台だそうです。

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(インパクトがある劇ですね・・・。Global Newsサイトより。)

で、たまたまこの劇場を検査に訪れていた保健局の一行。彼らはこの劇自体、もっと言えば、ペニスの形の衣装には何も問題を付けなかったのですが、舞台のある一画面で、俳優さんが偽のタバコに火をつけるシーンがあって、そこにクレームを付けたんです。


と言うのも、ケベック州の「喫煙条例」はかなり厳しく、それが舞台の小道具のための偽のタバコであっても、屋内でタバコのように口に付けて吸い込むもの(ニコチンが入っていようがいまいが関係ないみたいです)に火をつけること自体が禁止であり、$250カナダドル(約12,000円)前後の罰金となるんですって。

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(偽物であってもタバコはダメ?!Global Newsサイトより。)

まあ、条例の趣旨は理解できますが・・・・。舞台の小道具としてはしょうがないのでは?っていう気もします。。。そこは事前の許しを持ってOKにするというように抜け道を作らないと厳しいかも。


でも私は面白いなって思ったのは、ペニスの衣装って「公共の場でのわいせつ物陳列罪」的な感じで注意を受けるのかな?と思ったけど、それはOKで、害のない偽物のタバコに火をつけるのはNG。。。


なんか面白いなーって。「え?そこ??」って感じが。やっぱり、海外って感性の違い・着眼点の違いって面白いですね!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

皆さま、「ホームアローン」と言う映画をご覧になったことありますか?ヒット作なので見た方も多いかと思います。私も遠い昔に見た記憶があります・・・。

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(今から28年前なんですね!懐かしー!Global Newsサイトより。)

この映画で一躍スターになったのは子役のMacaulay Culkin君。その後はドラッグに溺れたりと映画とは別のところで注目されることになりますが・・・。私は個人的には泥棒役だった名優2名・Joe PesciさんとDaniel Sternさんが懐かしいですねー。

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(今のMacaulayさん。もうよい大人ですね!Global Newsサイトより。)

さてそんなMacaulayさんがなんと自身の出世作のパロディ?版として作成されたGoogleのコマーシャルに出演。それがこちら:
 

なんかよい感じ!



もう一つ、これは実際の事件。


アメリカはインディアナ州において、警察が匿名の通報を受けてある家に向かいます。
その通報とは、「子供2名が家に置き去りにされている」と言うもの。アメリカやここカナダでは子供を家に大人の同伴者なく置き去りにする、と言うか大人の同伴者を付けなくて家などにいさせることは違法になる場合があるんです。虐待っていう感じで受け取られるケースも。


今回の件もそう。母親が仕事で家を空けなくてはならず、でもベビーシッターを捕まえることができなかったので、やむを得ず上の子ども・7歳に、学校から帰ってきたら下の子・4歳の面倒を見て家でお留守番していなさい、っていったそうなんです・・・。でも結果、警察に通報されて、母親は逮捕。容疑は育児放棄だそうです。ちょっと厳しいかもしれませんが、まだ自立できない子供を守るうえでは必要なことかも・・・。難しいところです


ただこの事件の面白いところは、警察がこの家を訪れたところ、2人の兄弟はちょうど「ホームアローン」を観ていたんですって!「ホームアローン(家に一人、大人がいなくてお留守番)」状態の子どもたちが「ホームアローン」を観ていたところ、泥棒ではなく警察が現れる・・・。


何ともシニカルなケースですね・・。








(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

カナダはとても広い国であり、且つ連邦制を取っています。なので、各州独自または市町村独自の法律が存在しているのですが、その中にはちょっと変わったものも。

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(CTVニュースより)

例えば・・・・。

アルバータ州のジャスパーと言う街では、「週末の朝10時以前に芝刈り機を起動させてはいけない」と言うのがあります。まあ多分、「週末は仕事もなくゆっくり朝寝もできるのに、朝早くからうるさい芝刈り機で起こされたくない」っていうのが理由でしょうが・・・。何となく理解もできますけどね。

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(CTVニュースより)

サスカチュワン州のティスデールと言う街では、「自分が住んでいる敷地内にあるペットの犬の糞は毎日片づけること。違反した場合は糞1つにつき$250カナダドル(約18,000円)の罰金。」とあります。もしこれが公園や公道であれば、他の人も利用するから理解できますが、自宅の敷地内でも?!多分、匂い等や景観の問題としてクレームを受けたんでしょうね・・・。


マニトバ州のスノーレイクと言う街では、「年間$2カナダドル(約160円)のライセンス費を払っていない自転車通行者は収監される。」とあります。たった$2カナダドルのために収監までされるの??騒動厳しいですねー!

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(CTVニュースより)

首都であるオンタリオ州・オタワでは、「日曜日にバンク・ストリートでアイスクリームを食べてはならない。」とあります。この法律ができた背景には何が??ごみのポイ捨てとかが多かったからかな??

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(CTVニュースより)

ニューブランズウィック州のBathurstと言う街では、「10/31の午後8時以降、顔全体を覆うハロウィーン衣装を着用してはならない。」とあります。これも景観の問題、安全上の問題なのでしょうねー。でもこれを明記するということは、この街ではそんなにフルフェイスの衣装を着けている人たちが多かったということかな??

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(CTVニュースより)

ノバスコシア州のハリファクスでは、「タクシードライバーは清潔感を高く保たないとならない。違反した場合は、ライセンスはく奪も。」とあります。これはなんとなくわかる気が・・・。社内と言う密閉された空間の中、体臭がきつかったら大変ですからね・・。ちょっと厳しい感じはしますが、納得もできます。

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(CTVニュースより)

ニューファンドランド及びラブラドール州の街・Ganderでは、「ペットの猫が観賞用などの植物にダメージを与えた場合は飼い主に$20カナダドル(約1,600円)の罰金。」とあります。これは自宅内でも??たぶん、猫を飼っている家の隣に住んでいる人の鉢植え等が猫の被害に遭ってできた法律なんでしょうねー。。

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(CTVニュースより)

プリンスエドワードのSourisと言う街では、「敷地内の角地において、高さ76cmを超える雪だるまを作ってはいけない。」とあります。まあ安全上の理由でしょうが、重ねまして。この法律以前にはいったいどれだけの高さの雪だるまを作っていたの??気になるー。

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(CTVニュースより)

その地域その地域の特性を象徴していますよねー。面白いものです。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ついちょっと前のニュースでトルドー首相は「中国を非難することで、拘束されたカナダ人が釈放されるとは思っていない」と発言し、中国に対する非難を抑える旨をニュースを通して伝えておりました。勿論この発言に対しては、カナダ国民からの反発が。それはそうでしょう、海外で拘束されたカナダ人に対して、すぐさま釈放要求を出さない・行動を起こさない政府なんて、誰も信じないでしょうから。

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(弱腰対応のトルドー首相でしたが、ようやくカナダ政府として動き始めたのかな??Global Newsサイトより。)

そうしたところ、ついにと言うか、ようやくと言うか、Chrystia Freeland外相が声明を発表し、中国に対して即時釈放を要求しています。また、駐カナダ中国大使も呼んで抗議している様子。


さらにさらに、今回の件では最初に中国に拘束されたカナダ人2名に対しては弁護士への接見等で制限がかけられている様子。それで他国に対して「人権にかんがみ・・・」っていうのはおこがましいですよね?


更にカナダにとっては心強いことに、今回の件の発端になったMengさん逮捕に関しても、イギリス外務省やEU関連部署がカナダを支持。法律にのっとった適正な処理であり、逆に中国で拘束されているカナダ人の待遇に問題があると中国を批判しています。


でもまあ、中国は我が道を行きそう・・・・。カナダのことなんてちっとも考えてもいないですし、気にもしていないと思います。それよりもその先の「アメリカ」を見据えていて、カナダに無理難問を突き付けることでアメリカの出方を見ているのでしょう・・・。それに利用されたカナダも気の毒と言えば気の毒ですが。

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(拘束された3人目のカナダ人。ビザ問題とは言っていますが、信じられるかな??Global Newsサイトより。)

日本もカナダも、今外交的に迷惑をこうむっていますよね、カナダは中国から、日本は韓国から。そして日本もカナダも同じように「柔らかい物腰・大人の対応」で事態を処理しようとしていたんですが、それがもはや通用しないというのを理解しないといけないのかも。「大人の対応」とは、「お互いにお互いを尊重して、同じ価値観にある」レベルでのみ作用するものであり、今の日本とカナダのケースでは絶対に作用するものではない、と言うのが今年の両政府の対応策を見れば一目瞭然ですね。


特にカナダは来年には総選挙を控えるので、少なくともこのケースに関してははっきりと中国につくのか、アメリカにつくのか、はっきりさせるべき。事の本質はそうではないかもしれませんが、中国から既に報復措置をを取られている以上、中途半端はトルドー政権への致命傷となりかねませんしね・・・。



2019年も世界の外交は問題が多発しそうですねー・・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

まずはこちらの映像を:


皆さまはMake-A-Wishと言う団体をご存知ですか?これはアメリカで1980年に始まったボランティア団体で、難病を持つ子供たちの願いをかなえようと運動しています。確か日本にも支部があったと思います。


勿論ここカナダにも支部があり、今年はオンタリオ州はロンドンに住むAiden Andersonさん・15歳の望みをかなえることに!彼は心臓に疾患があり、Make-A-Wishに応募できることを知ると、すぐに「お願い」を団体に贈ります。そしてそれが今年採用されたんです!

彼の願いとは、「カナダの首相になること」。

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(Aiden君の願い、それはカナダ国首相!Global Newsサイトより。)

その願い、かないました!彼は首都であるオタワに招待され、約3日間にわたって首相業務をこなし、且つ現首相のトルドーさんと食事をしたりと、充実した3日間を送ったそうです。


素晴らしいですね!こういったこと、もっともっと日本でもやって欲しい!私は個人的にはこういったことにお金をかけること(例えば国の予算等で)には大賛成!本当に必要なのかどうか、はっきりしないことに税金をつぎ込まれるよりも、難病で苦しむ子供たちの支えになるような活動に税金を使われる方がよっぽどうれしいです!


日本でもこういった行動がもっともっと広まって欲しいですね!








(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ケベック州の州都・ケベックシティーから更に北におよそ250kmに位置するSaguenay-Lac-Saint-Jean地区。ここに住むEmile Clavelさんは、ある日の朝、通勤のために高速道路を利用していると、信じられないものを目にします・・・。なんと、大きなコンテナを運んでいるトラックの荷台に、胡坐をかきながら且つ荷台の手すりを持って、(多分不法に・ドライバーの許可なく)ヒッチハイクした人物が目の前にいたんです!

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(高速道路でこんなの見たらびっくりしますよね、確かに。Global Newsサイトより。)

Emileさんはすぐにトラックの運転手に知らせようとしますが、何せ朝のラッシュ時の高速道路。交通量が多くてとてもトラックの運転手に気づかせるどころではありませんでした・・・。


しかし、多分別の人もこの件を見かけていたんでしょう、すぐに警察に通報が行きます。警察が駆け付けた時、この男性、既にこのトラックを降り、別の車に乗っていたらしいんです。で、案の定、トラック運転手のDave Tremblayさん曰く、彼はヒッチハイカーなんて乗せていないと。つまり、Daveさんの知らない間に荷台に潜り込んだみたい


結局この男性、年齢38歳でケベック州のAlmaと言う街に住んでいるそうですが、どこに行きたかったのか、何が目的だったのか、まだわかっていませんが、今回の件で$1,000カナダドル(約8万円)の罰金と、12ポイントの減点が科せられる予定だとか。


でも本当に何のための無断ヒッチハイクだったんでしょう??しかも極寒の中で・・・。気になりますねー。。。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

日本でもニュースになっているかもしれませんが、中国にて3人目のカナダ人が身柄を拘束されています。


こちらの映像をご覧ください:https://globalnews.ca/video/rd/1402028611577/?jwsource=cl


最初に身柄を拘束された、元外交官のMichael Kovrigさん。
そして2人目のMichael Spavorさん。彼はビジネスマンとして北朝鮮とのビジネスで動いていたみたいです。そしてこの2名については既に駐中国カナダ大使のJohn McCallumさんが面会をしている様子です。

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(最初に身柄拘束されたMichael Kovrigさんと2人目のMichael Spavorさん。Global Newsサイトより。)

そして本日3人目のカナダ人が中国にて身柄を拘束されています。カナダ政府はこの3人目の身元等の情報をプライバシー問題のために公開しておりませんし、3人目の拘束が果たしてファーウェイ事件と関連があるか、そこもはっきりとはさせていません。と言うより、現在中国にて身柄を拘束されている3名すべてについて、カナダ政府はまだファーウェイ事件との関りをはっきりと言ってはいないんですよね。

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(中国政府に足元を見られている?!トルドー首相。Global Newsサイトより。)

ニュースのコメントを見ると、中国への反感がかなりの勢いで広がっています、カナダで。その中で中華系カナダ人か、もしくは中国人が中国擁護のコメントを出していたりもしますが、一斉にカナダ人から批判されていますし、「嫌中・反中」感情が高まってきていますね、カナダでも。ただ問題は、100万人を超える中国人・中華系カナダ人がいるということ、ここカナダに。当ブログでも何度かお話ししていますが、「数の力」と言うのは馬鹿にできません。。。彼らはその数を利用して、ロビー活動を行ったりしていますしね。


でも今回の件、中国政府は行き過ぎた対応をしたと思います。と言うのは、「中国の論理を世界に当てはめよう」とする行為だから。カナダ政府の弱腰外交も大問題ですが、この件では中国のマイナスイメージが限りなく広がったと思います、ここカナダだけでなく世界に向けて。少なくとも、「中国は安全な国・同じ価値観を有する国」とはもう見てもらえませんね、世界からは。だって自分たちの都合の悪いことには「力づくでの報復」を行いますから。

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(一方的に中国の論理だけを追求する姿勢に世界は反感を持っているのでは?Global Newsサイトより。)

これ、でも原点は昔の日本の旧民主党政権のせいかも。確か、海上保安庁の船が中国船籍の船に体当たりされ、その件で中国人船長の身柄を拘束した後、中国政府が報復として中国在住の日本人サラリーマン数人を拘束しましたよね?それに対して当時の菅首相がこの中国人船長の釈放を決定。つまり、この日本をダメにした旧民主党政権の対応が中国に「勘違い」をさせたのかな?と、今回の件に関しても。


まあ、トルドー首相はどちらかと言うと当時の菅首相と近いかも。と言うより、「理想論・人気だけが気になる国政運営の素人」と言う点では同じだと思います。なので、もしかしたらこの中国の対応、トルドー首相には効くかも。Mengさんを釈放して中国に送り届けるかも?!


が一方で、この件に関してはカナダ政府が何とか問題を大きくしないようにしているみたいですが、はっきり言って効果はないです。中国は弱腰の相手には一歩も引かずに恫喝してきますからね。それを踏まえて、トルドー政権はどう対応をするのか、本当に見もの。少なくとも、自国民3名が中国にて身柄を拘束されているのに「遺憾だ。憂慮する。」と言うような言葉だけの対応だと、来年の総選挙では確実に負けますし、カナダ政府に対しての不満が至る所で出てくるかも。


この状況は今の日本と似ていますね。韓国の常識外れの行動に対して、言葉での批判に留めているところが。


でも日本でもカナダでも、多分「行動」を起こす時期が来ていると思います。「やるべき時」に行動を起こさないと、まず自国民からの信頼が得られませんし、相手側にもずっと舐められるだけですからね。その点、行動はちょっと遅いけど、安倍首相はその辺りを読んでいるのでは?と個人的には思っています。「やるべき時」「一番効果がある時」を狙って行動を起こしそう・・・。


一方のここカナダはどうでしょう?はっきり言って、中国政府はトルドー政権を舐めているので、よっぽどの行動を起こさない限り中国政府は今後も(Mengさんがカナダから脱出する・中国に帰ってくるまで)カナダ政府に対しての「嫌がらせ・報復」をしてくるでしょう。そうして徐々にカナダ国内の「嫌中・反中」感情が高まってきて、カナダ国内の中国人・中華系カナダ人への嫌がらせ(アジア系への嫌がらせ)が増える可能性もあり、そうなると国内問題にもなってきます。


なので、ここはしっかりと毅然と中国政府に対して対応し、必要であれば「友好な関係が終わる」のも覚悟してやっていくべきだと思いますが、果たしてトルドー政権にそれができるかどうか・・・・。


まだまだこの件は終息しそうにないですね・・・。2019年もこの問題に振り回されそうです、カナダは。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

まずはこちらの映像を:


現在はアルバータ州エドモントンに住んでいるAdrian Pearceさん。1970年、彼がまだ17歳ごろのことですが、その当時はオンタリオ州のトロント郊外に住んでいました。当時Adrianさんには真剣にお付き合いしている女性・Vicky Allenさんがいました。しかしながら別れは突然訪れます・・。理由は定かではありませんが、二人は別れることとなります。ニュースのニュアンスからすれば、AdrianさんがVickyさんいフラれたみたいです・・・。


でその際、VickyさんはAdrianさんにプレゼントを渡すのです。別れのプレゼント、とでもいうのでしょうかね・・・。

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(付き合っていた当時の二人。時代を感じますねー。Global Newsサイトより。)

勿論Adrianさんはショックでプレゼントを開けることはありませんでした、それも48年間も!


Vickyさんにフラれて以来、Adrianさんはこのプレゼントをクリスマスの際には必ずツリーの下に置いていたんです。勿論Vickyさんと別れた後、Adrianさんは結婚し子供にも恵まれました。が、毎年のクリスマスにこのプレゼントをツリーの下に置く習慣は続けていたそうです。そしてとうとう彼の奥さんから、「もうこのプレゼントはクリスマスツリーの下には置かないで」と言われてしまいます。まあ奥さんや子供からしたら、いつまでもフラれた相手を想っている父親・夫と言う風に見えるのでしょうね・・・。

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(今現在のAdrianさん。Global Newsサイトより。)

そうしてAdrianさん、このプレゼントをフラれてから50年目に開けようかな?と考えていたそうですが、今年開けることに!しかも驚いたことに、彼をフッた相手・Vickyさんと再会していたそうで、交流が続いていたんですって!


で、このプレゼント、今年開けることにしたそうで、その場にはVickyさんも来る予定だそうです!そして、Adrianさん、彼の奥さん、そしてVickyさんの3人でプレゼントを開ける、とのこと、


なんか時期的に、なかなかロマンチックなクリスマスになりそうですねー!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

まずはこちらの映像を:


アメリカはオハイオ州に住むMatt Coxさん。彼の10歳になる娘さんかこのほど、スクールバスでの通学を停止されます。理由は「バスの中で他の子をいじめていた」から。このいじめのため学校側は彼女をスクールバスに乗せることを一定期間停止する措置をしたんです。


で、娘さんはMattさんに「お父さん、来週から私を車で学校に送ってね。バスに乗れないから。」と言ったんですが、それに対してのMattさんの答えがこれ。気温2℃の中、学校までの約8kmを徒歩で通わせること。Mattさんは勿論娘さんにいじめがいかに悪いことか、してはいけないことかを説いていますが、それだけでなく、こういったいわゆる「教育目的のための罰」を施したんです。

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(私は愛情あふれる素晴らしいしつけだと思います!Global Newsサイトより。)

このMattさんの行為に対しては賛否両論あるようですが、ニュースを見る限り、Mattさんに同意する人の方が多い感じです。勿論私もMattさんに同意。確かに10歳の女の子に片道8kmの通学は厳しいものかもしれませんが、「しつけ」と言うのは時折「痛み」を伴わないと効果がないというのも事実。勿論Mattさんのこの「しつけ」も「愛情」があるからこそ


今は日本でもあまり見なくなった、「強いお父さん・しつけの厳しいお父さん」を久々に見れてなんかちょっとうれしいですね。娘さんがしたことは許されませんし、これを機に考えを変えてくれるようにと切に思います。一方でやはりこのMattさんの行動には拍手を送りたいです。







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カナダにお住まいの方は目にしたことがあるかもしれません、このMINISOなるお店。これ、前面に「日本(Japanese)」を出して現在カナダ全土に展開中の中国の小売店。業種としてはダイソーみたいな感じです。


まあ、こちらだけでなく海外ではよく中国や韓国の人たちが「日本」ブランドを纏ってビジネスを展開しています。よくあるのが「日本料理」店。本当に日本人が経営しているお店よりもはるかに多い「日本料理」店が中国人や韓国人によって経営されているんです。まあ、こちらの人たちからすれば、大きな違いはないんでしょうし、実際味もそこまで大きな違いはないですからねー。


さてそんな「なんちゃって日本」のお店の一つがこのMINISO。調べてみると、去年2017年にバンクーバーに一号店をオープンした後急速にカナダ全土で展開していて、目標としてはカナダで500店舗展開って言っていました。

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(もろパクリっていうのがわかるお店のロゴなど・・。Business Insiderサイトより。)


このMINISO、今年に入ってモントリオールにも沢山入ってきていて、家の近くのショッピングセンター、職場の近くのショッピングセンターのどちらにもテナントとして入っているほど。私も冷やかしでお店に入ったことありますが、品ぞろえは良いと思いますよ。品物の値段もまあ安い方じゃないでしょうか。品質は勿論保証しませんが、「安くてもよい」っていう人たちには良いかも

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(品質や安全性は別として、品ぞろえは多い方では?Business Insiderサイトより。)

MINISOは上記展開計画もあり、徐々にカナダ人の間でも知られていたみたいで、中には(MINISOの思惑通りに)「日本のお店」と思っていた人たちも沢山いたみたいです。

ただ、やっぱりしっかりと「日本」を知っている人たちの間ではこのMINISOが日本のお店ではなく、且つ「ユニクロ」と「無印良品」をパクった外観、パクリのお店としても有名だったみたいです。また、店内には[Japanese Designer Brand]と書いてあり、このうそを本当にするため、MINISOは共同出資者としてある日本人を”雇った”んですって


何というか・・・。ここまでくるとパクリどころではないですねー。


ともかく・・・・。この中国発祥のお店のMINISO,先週カナダで同店を展開している会社MINISO CANADA(と他2社)に対しての破産手続きをバンクーバーの裁判所に申請したんです!


理由としては、親会社である中国のMINISOに対して、MINISO CANADAは$240万アメリカドル(およそ3億円)の負債があり、またおよそ1億円ほどの在庫商品の負債もあるそうなんです。またMINISOと言う名前やライセンス契約等をめぐっても、このMINISO CANADA及びその他2社との間で親会社は揉めていたそう。で、この件は今後裁判所での公聴会等で審理されるそうですが、MINISO CANADAと他2社が出廷しない場合はそのまま「破産」になる可能性が大きいそうです。


そして、ニュースでは匿名のソースからと断って、「今回の件は、ファーフェイCFO拘束事件に絡んで、MINISOがカナダから撤退を選んだ」という意見もありました。私は個人的にはこっちの方が本命だと思います。。なりふり構わずにカナダに揺さぶりをかけてきたんでしょうね、官民一体になった中国が。でもそれが吉と出るか凶と出るかは本当にわかりません・・・・。少なくとも、中国に反感を持つ人たちが増えると思いますよ。でもトルドー首相にはこういった揺さぶり効きそう・・・。最悪、Mengさんを中国に送り届けることまでするかも・・・。

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(これもファーウェイ事件の影響かも?!Business Insiderサイトより。)

でもまあ、それはともかく、個人的には日本人として、こういった「日本をパクったお店」がなくなるのは正直うれしいです。品揃えとか値段とか商品とかそういったことではなく、こういった「ビジネスのやり方」がやっぱりしっくりこないというか、「カナダ人をだましている」「日本ブランドを勝手に利用している」感じがするんですよねー。私だけですかね??


さあ、もしこの件もファーウェイがらみだとしたら、トルドーさんどう出るのかな??中国に屈すると思うのですが、その予想を裏切って強い態度に出るところも見てみたいですね!今後もこの件は注目ですね。








(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

私も1年ほどですが住んでいたアルバータ州。ここは「オイルの街」として、石油発掘から発展してきた州で、特にカルガリーや州とのエドモントンが有名。私もカルガリーに住んでいました。このカルガリー、都市を離れたところから都市全体を見てみると、荒野に突然現れた一大都市っていう感じなんですよね。つまり、「オイルマネーで突然出来上がった大都市」って感じなんです。


しかしながらそのアルバータ州、石油による経済発展が底を打ち、数年前からは経済状況が悪化。私の友達もカルガリーを離れてBC州に移ったり、トロントやモントリオールに来ていたりしていますから、多分本当に経済状況が悪いんでしょうね。。。


そのアルバータ州において、多分そういった経済状況悪化から立ち直る策なんでしょう、Energy East Pipelineと言うプランがあるんです。これは、カナダとアメリカ西部のパイプラインをカナダ東部まで通して供給しようというもの。実質カナダを横断するパイプラインとなるので、莫大なお金を動くでしょうし、またカナダの人口の大部分を擁するカナダ東部(トロントやモントリオールなどのオンタリオ州・ケベック州を含む)に石油を売ることができるので、アルバータ州としては進めたいところ。


でもこれを一言の元に拒否したのが、ケベック州首相・François Legaultさん。確かにケベック州はハイドロケベックと言う電力会社が州内全ての電力を賄っており、且つアメリカのニューヨーク州やお隣のオンタリオ州にも電力を売るほど。発電は確か水力発電が主だったと思います。つまり、François Legaultさんの言葉を借りると、「クリーンじゃないエネルギーのパイプラインをケベック州に通すことはさせない。」と言うことなんです…。


これにアルバータ州の首相・Rachel Notleyさんが大反発!詳しくはこちらを:https://globalnews.ca/video/rd/1396384323842/?jwsource=cl

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(このパイプライン建設が両州の間の問題に!)

更にこの戦いに火を注いだのが、先日発表されたEqualization paymentsについて。これ、カナダ連邦政府から各州に分与されるお金で、主に連邦政府の税収入が資金源になっているんだそうです。更に、分与される州は経済的に「困っている」州だけとして、例えばオンタリオ州は分与対象になっていません。実はケベック州は分与対象となっており、更にその分与額は州最高額。来年度としておよそ130億カナダドル(約10兆円)も受け取るんです!


一方、アルバータ州はここ数年は圭座状況は悪化していますが、今でも「富んでいる州」と言う認識でこの分与を受け取ることができないんです。つまり・・・・・。


アルバータ州の石油からいくばくかの税収入を連邦政府は徴収し、またそのうちのいくばくかをケベック州が受け取っている。一方アルバータ州は経済状況が悪化しているのにも関わらず、連邦政府からの分預金はなし。その上、アルバータ州の経済状況を好転させる可能性のあるパイプラインの建設をケベック州が非難した。


と言う状況で、アルバータ州とケベック州の対立が先鋭化しているんです。アルバータ州の政治家の数人は、ツイッター等でケベック州製品の購入ボイコット運動まで起きている始末。多分このままこの対立は先鋭化しそう・・・。元々ケベック州はカナダの他の州からも嫌われ者ですがそれに拍車がかかる可能性があります。


連邦政府が調停に乗り出すかな?それともケベック州が押し通すかな?一応ケベック州では今回のケベック州首相・François Legaultさんの発言に対して、野党も支持・応援を表明しています。ケベック州はこの件に関しては一丸となりそう。さて今後どうなりますかね・・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

この件、まだまだ尾を引いていますね・・・。お隣アメリカも「カナダ人2名を早急に釈放するべきだ」と強いコメントを中国に向けて発していますしね。

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(カナダ vs 中国。どうなるのやら・・・。Global Newsサイトより。)

確かに今年に入ってからのカナダは結構諸外国と衝突しているんですよね。今年初めにはアメリカとの間で貿易に関してやりあっているし、その後は人権問題でサウジアラビアと対立、そして今回中国と・・・。まあ今回の件に関しては、カナダ人の中にも「アメリカ(トランプ大統領)のせいでカナダは割を食った」と言う認識が少なくはありません。


ただそれよりも多いのは、トルドー首相に対する批判。こうも立て続けに外交関係で問題が起きるのはトルドー現政権の運営が甘いから、認識が甘いから、と。私もあまりトルドー首相を応援していませんが、でもそれはちょっと違うのでは?と言う気がします。と言うのも、外交問題だけではありませんが、問題っていうのはいつも「相手」があるもの。その相手が突然こっちが思っていなかった行動を取った場合、それを非難されるのはフェアではないかな、と。


ただし、サウジアラビアとの問題に関して言えば、これはトルドー現政権に責任があり、それを押してやったことだと思いますので、この件に関しては同情しませんが。


まあでも確かに、トルドー首相は国政政治の場ではやはり「軽すぎる」感が強いですね。それは年齢的なことと言うよりも、政治家としての重みが足りない、実績がないところだと思います。実際、彼が世界で名をはせているのは、「若さ」「人権問題」に関してだけで、何か「政治的な力量」が認められているわけではありません。むしろ、上記3カ国だけではないですが、世界からは「軽く」見られていると思いますよ。その辺をしっかり認識して、自覚し、行動をすればよいのでしょうが、周りには誰もいないんでしょうね、アドバイスしてくれる人が。日本で長期政権を担っている安倍さんとの違いがはっきりしていますよね。。なので私は本当に「長期安定政権」っていうのは大事だと思うんです。話は逸れますが、昔のように1年毎に首相が変わるというのではなく、しっかりと長期政権が根付くようにしてほしいです、安倍さんの後の日本にも!そうすれば、世界の中での日本と言う存在の重みがどんどん増していくと思いますので!



話を元に戻して・・・。


この件に関し手は中国も強気。もうMengさんは釈放されましたが、その前に中国ではカナダに対して「それ相応の報復を受けるだろう」と言う、脅しまでされていましたしね。詳しくはこちらを:https://globalnews.ca/video/rd/1396670019842/?jwsource=cl


前のブログでも書きましたが、結局はカナダは中国に屈すると思います。と言うより、中国はカナダをなめている、トルドー首相をなめていると思います。なのでこういう風に「高圧的」に出ているんだともいます。まあ人口の面で言えばカナダは大体3,000万人ほどですし、沢山の中華系カナダ人もいますので、なめているんでしょう。でも確実に「反中国」感情が高まっているのはニュースのコメントを見れば明らかです。


また、カナダグースの不買運動等についても、カナダグースは北京にオープン予定の中国一号店のオープン延期を発表しましたし、カナダと中国間の自由貿易協定並びにその他のハイレベルの政府間交渉も多分凍結されるだろうというのがニュースでの予想でした。


多分そうなるでしょうね。自分の国の人間が外国で逮捕されたからと言って、その容疑をしっかり把握検証することなく一方的にまくし立てて、報復的にカナダ人2名を拘束する・・・。中華系カナダ人以外には、中国はやっぱり危ない国っていう再認識が植え付けられたのでは?


でも民間レベルではそうでしょうが、政府レベルではトルドー首相が弱腰になって結果中国に屈する可能性がありますからねー。多分、トランプ大統領やアメリカ政府関係者がカナダ政府に対して色々とサポートやバックアップを見えないところでしているのではないかな?と思っています。


今後どうなるか、世界的に注目されていますから、下手なことはできませんよ、3カ国の首脳の皆さん!







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まずは一つ目。


モントリオールに住むSerena Di Pietroちゃん(6歳)はその日、夕食を共にするためにおばあちゃんの家にいました。それまでSerenaちゃんにはアレルギーのある食べ物はなかったのですが・・・・。その日の夕食後、Serenaちゃんの両親は彼女の唇が2倍近く腫れあがっているのに気づき、アレルギー反応を疑いすぐに救急車を呼びます

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(お母さんと一緒のSerenaちゃん。CBCニュースサイトより。)

そうしてSerenaちゃんは救急病院へと運ばれたのですが・・・。なんとそこの女性の看護師が、Serenaちゃんの様子を見ることなく、また診察室にすら入ることなく、ご両親に「薬局に行って非ヒスタミン系のベナドリルを買って与えれば済むこと」と言ったそうなんです。救急車で運ばれてきたのに、医師の診察すらないって信じられません・・・。この看護師、何の権限があって勝手に判断しているんですかね??医者でもないくせに。

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(アレルギー反応で唇が腫れたSerenaちゃん。CBCニュースサイトより。)

勿論Serenaちゃんのご両親も怒り心頭。次の日改めて病院に行って医師の診察を受けると、まずそもそも子供にベナドリルがいつも効くとは限らず、いつも安全とは限らないということ。更にこの医師は前日の病院の対応を知ってショックを受けたようです。。。まともな医師ならそうでしょうね。


とりあえず、Serenaちゃんのケースは命にかかわることではなかったので良かったですが、こんな看護士がいる病院には行きたくないですね・・・。少なくとも、医師の指示を仰いでの判断にしてほしい・・・。ご両親は勿論今回のケースでケベック州の保健局に抗議し、訴えを出しております。まあ看護師不足が叫ばれていますが、だからと言って質の低い看護師は必要ないと思います。



もう一つ。


このほど、ある調査によって、ケベック州での手術の待ち時間が5週間に短縮された、と言うニュースがありました。それでも25年前に比べて2倍以上だそうですが、まあこれは慢性的な医師不足と、高騰する社会保障費のためにいい人材を確保できない(医師などを十分な数だけ確保するだけの予算が各病院にない)と言う面もあるそうです。が、それでも少しずつ人材確保等の改善を進めていって、時間短縮になっているそうです。

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(それでも5週間は長いと思います・・・。CBCニュースサイトより。)

でも・・・・。


本当に5週間で手術が受けられるのかな??この夏、うちの奥さんも胆石手術をしましたが、手術をするって決まって2か月近く待ちましたし、更に1回その手術がキャンセルもされましたしね。。。。


カナダに来る方、健康には十分気を付けてきてくださいねー!


以上、医療にまつわる2つのニュースでした。







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カナダの首都と言えば、オタワ。私が住んでいるケベック州のモントリオールからは車で1.5 - 2時間ほどと、比較的近くにあるんです。また、首都と言うことでオタワでは基本バイリンガル(英語とフランス語)が広く使われていて、街中でもバイリンガルが一杯。でもだからと言って、全ての人がフランス語を喋れる・英語を喋れるわけではなく、英語のみ・フランス語のみの人も沢山います。


特にオタワに隣接している・ケベック州ガティノーと言う都市は、オタワと合わせて「首都圏」と呼ばれる地域に属していて、カナダ連邦政府の建物や機関が集中しています。このガティノーはケベック州に所属していますから、勿論公用語はフランス語。そこを訪れたオタワ在住のAnthony Govasさんがひどい目に会ったみたいなんです、それも公共交通機関であるばすにおいて。。。


11月の下旬、Anthonyさんはガティノーのあるバスターミナルで休憩中のバス運転手に何か尋ねようとしていました。がAnthonyさんはフランス語を話せません。そのことを前置きしてこのドライバーに話しかけたんですが、ドライバーの方は逆に英語を話せなかったようでイライラしたんでしょうか、およそあり得ない行動に出ます。なんとAnthonyさんに殴りかかり、計4発もAnthonyさんにパンチを見舞ったそうなんです!

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(右目に青あざが残るAnthonyさん。。。CBCニュースサイトより。)


あり得ない・・・。これでまたケベック人の評判が落ちる・・・。


勿論Anthonyさんはすぐに警察に通報。この運転手は早速逮捕され、現在捜査中だそうです。


確かに、ケベック州内ではフランス語を話せない人たちに対して不遜な態度を見せる人たちもいます。私も数回嫌な目に会いましたしね。でも勿論そんな人ばかりではありません!

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(Anthonyさんが殴られたバスターミナル。CBCニュースサイトより。)

ただ今回の件、どうも原因は「言語」だけでないようなんです・・。と言うのは、Anthonyさん、警察に通報した際、このドライバーが「Impaired」、つまり飲酒かドラッグ等の、いわゆる「車の運転ができる正常な状態ではない」ことを警察に話していたんです。


そうなると事情が変わってきますし、ニュースの本質も変わってきます・・・。ニュース記事では「フランス語が話せないためにAnthonyさんは殴られた」とありますが、もしこのドライバーが酔っ払っていた場合は、「飲酒していてその影響でAnthonyさんは殴られた」ことになり、「言語」はあくまでも2次的要素になりますよね。つまり、「言語」が主要因ではなく、「冷静な判断ができない状態だった」ことが主要因に。


まあ、まだ捜査段階なので本当の原因が何なのかはわかりませんが、もし本当に「正常な判断ができない状態」だったのであれば、それはそれで許せないことですが、変に「英語話者 vs フランス語話者」と言う対立をあおるような記事の書き方は問題だと思います。


結構カナダ国内ではこの対立根が深いですからね・・・。







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まずはこちらの写真を:


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(Emmaさんのツイッター上の写真。Global Newsサイトより。)

皆さま、彼女はどういう子に見えます?
多くの人は彼女を「アフリカ系(黒人)」もしくは「幾つかの人種のハーフ」と思ったかもしれません。実は彼女、Emma Hallbergさんと言う19歳のスウェーデン人のモデルさんですが、白人なんです。


で、いま彼女のツイッター、炎上しているんです。つまり、「黒人っぽく見せている」写真等が人種差別に当たる、黒人をバカにしているって言うことで。でも彼女曰く、彼女の肌の色は「日焼け(サロンではなく自然なもの)」で焼いたのであってメークではない、と。


うーん、この問題なんか論点がおかしいというか、やっぱりどうしても「言葉狩り」と言うか「少数派の意見を大声で無理やり押し通そうとする」感じがするんですよねー。例えば彼女がある特定のアフリカ系・黒人の真似をして、しかも明らかに尊敬の念のない、馬鹿にしている写真を撮ったとすれば、それは非難されるべきだし、人種差別だと言っても良いと思います。でも彼女は「ファッション」として肌を焼き、メークアップしたりしているんですよね?


ここカナダでも沢山の白人が日焼けでチョコレート色の肌をしていて、それをインスタグラムなどでアップしていますよ?また逆に、日本人などアジア系では「色が白い」と言うことにまだまだ価値観を見出す人たちが沢山いて、メークアップで色を白く見せたりしていますよ?


勿論、アフリカ系・黒人が肌の色による人種差別があった、もしくは今のあるのは十分理解できますし、私のようにアフリカ系・黒人ではない人達にはわからない苦労や問題があるのかもしれません。でもこれはやっぱりちょっと「過剰反応」しすぎでは?私は彼女の写真を見て、だれか特定のアフリカ系・黒人を傷付ける、もしくはアフリカ系・黒人全般を傷付ける意図があるようには全く思えません。


確かに、彼女の写真に違和感・不快感を持つ人がいるかもしれません、少数派でしょうが。でもその人たちは彼女のインスタを見なければよいのでは?だってこの写真については、「良い・悪い」と言う善悪では判断できるものがありませんから。それを無理やり[善悪判断]させるところが、上記のような「言葉狩り・弱者ビジネス」のような気がするんですよね、私は。


「全員、100%納得できるものでないといけない」と言うのは、私が当ブログでここ最近お話ししている「リベラル原理主義」の思想だと思うんです。でも「100%全員」が納得するものなんて極めてまれで、そうすると何事も進展しないので、現実主義な対応として「多数決」と言う「民主主義」的な判断が通常行われていると思うんです。この方法で世界、特に民主主義国家は成長を続け、国内外で色々な問題に対応してきました。


が、過去10数年のヨーロッパやアメリカの「リベラル原理主義」に近い政策の導入により、こういった「少数派の意見を力づくで押し通す」勢力が大きくなってきているのも事実。一因には、多数決主義で少数派を汲み取る作業を怠っていたということもあるかと思いますが、私はそれよりも、リベラル原理主義の「理想」が「正義・善」として過去10数年間世界的な広がりを見せたのが問題だと思うんです。


話は逸れましたが、こういったリベラル原理主義が「寛容性・多様性」を奪い、社会が硬直化している現在、もっともっと柔軟な思考を皆が身に着けるというか、お互いに尊重できる、わがままばかり言わない協調性のある社会を目指すにはどうしたらいいんでしょうかね・・・。難しい問題です、これも。。







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まだまだ事件の波が収まらない、ファーウェイのCFO・Mengさん逮捕事件。一応、現地時間昨日:2018/12/11、バンクーバーの裁判所はMengさんの保釈を認めました。保釈金は1000万カナダドル(約8億円 - 9億円)。まあ、大金持ちのMengさんからしたら、大した金額ではないでしょうね。


また保釈条件として、①GPSを常に身に着けて所在を明らかにすること。②バンクーバー市から離れないこと。③所持しているすべてのパスポートを裁判所に提出すること、などが設定されていて、当分はMengさん、バンクーバーにある家で生活していく予定だそうです。でもね・・・・。カナダ人もMengさんがカナダ国外に逃げる可能性が高いって思っているみたいですよ、ニュースのコメントを見ると・・。だってこれで一応拘留は解かれましたが、現在カナダの裁判所ではアメリカからの要望に従って、Mengさんをアメリカに引き渡すかどうかの審理を行っており、多分来年1月末ごろには結論が出る予定。その上でMengさんには2019/02/06に再度バンクーバーの裁判所に出廷するようにと言う指示が出ていますから。

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(カナダ vs 中国もあり得るかな?それともカナダが屈するかな? CP24.comサイトより。)

なので、来年1月末までにカナダを離れないと、アメリカに引き渡されて最悪30年くらい刑務所に入れられる可能性があります・・・・。こう考えると、Mengさんがカナダから逃亡する可能性が高い、とカナダ人が思うのも当たり前かも。


もしくは、中国からの圧力にトルドー首相が屈して、アメリカへの引き渡しをさせないというのも十分考えられます。。。どうなることでしょうね。。。私は個人的にはMengさんがカナダ国外に逃げることより、トルドー首相が中国に屈する可能性の方が大きいのでは?と考えています。


そして本日、中国で拘束されたカナダ元外交官のMichael Kovrigさんに関して、カナダの公安担当大臣のRalph Goodaleさんが拘束の事実を認め、且つトルドー首相が「重大な関心を持っている」と発言してますが、Mengさんの逮捕との関係性については依然不明として、カナダ政府としての見解は出していません。が、この件に関してはすでに中国政府との間でやり取りをしているみたいですよ。


でも・・・・。上記Mengさんの身柄が確実に「アメリカに引き渡されない」と中国政府が認めるまで、Michael Kovrigさんは中国に拘束されたままでは?と思います。そういうことを躊躇なくやれるのが中国ですからね・・・。なので、最終的にはトルドー首相が中国に屈して、MengさんとMichaelさんの事実上の「人質交換」をするのでは?って思うんです、個人的には。


さて一方であるニュースでは、カナダ政府が自国民に対して、中国への旅行の危険度レベルを1段階引き上げることを検討しているとか。まあ、いくら上っ面だけきれいごとを並べても、世界(特に北米やヨーロッパなどの欧米諸国)は今回のMichael Kovrigさんの逮捕は「報復」的な対応としてみていますからね・・。危険度レベルを引き上げるのも当然かも。



まだまだこの事件の終息は先の話になりそうですし、この後も関連した第2、第3の事件が起こりそう・・・・。年末なのに、北米(アメリカ・カナダ)対中国と言う構図がどんどん確定していきそうな雰囲気ですね・・。







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皆さま、Drag Queenと言う言葉をご存知でしょうか?Drag Queenとは、男性が女性の姿でパフォーマンスを行うこと。女装愛好者って言っても良いと思います。モントリオールのある幼稚園で、そのDrag Queenを招いた授業が行われました。


招かれたのはBarbadaさん。彼(彼女?)は、子供たちに絵本を読んであげたり、一緒に遊んだり・・・。この授業については色々と賛否両論あるみたいですが、私は大変良いことだと思います!

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(子供たちに絵本を読むBarbaraさん。CBCニュースサイトより)

この年代の子どもたちにとってはDrag Queenがなんであるか、Barbadaさんが男であるか女であるか、そういったことは全く関係ないというか理解できていないと思います。が、逆にこの年代から「色々な価値観・ものの見方」に触れることで、偏見等がなくなるというのも私は大いにありうると思うんです。

Drag queen DEC012018 02
(子供たちと一緒にメークアップ。CBCニュースサイトより)

人を見た目で判断しない、人をその人の嗜好で判断しない、などなどなど、これこそが真の意味での「道徳の授業(カナダにはないと思いますが・・・)」と言うか、「人が人と仲良くなる授業」と言うか、現代人にかけている部分だと思うんですよねー。それを小さい頃からこういう風に補っていくというのは本当に大切だと思うんです、だって本当に「教育」って大切ですから!


こういう風に「違った価値観・ものの見方」を紹介していく授業、もっともっと世界的に広まってくれればよいですね!








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このブログを書いている現地時間:2018/12/11の午後6時(バンクーバーは午後3時)時点で、身柄を拘束されたファーウェイのCFO・Meng Wanzhouさんの保釈審査がバンクーバーで再開されたのち、保釈が決定しております。

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(保釈審査の状況。BBC Newsサイトより。)

現地の情報では、Mengさんの弁護士は彼女がカナダ国外に逃亡する恐れが低いこと、夫であるLiu Xiaozongさんも、保釈金として1500万カナダドル(約12億円)を支払う意思があり、且つ保釈されたのち、Mengさんの身柄を保証(多分一緒にカナダに残って裁判をきちんと受けさせる、という意味でしょう)と言っていたようです。また弁護側は他にも計4人の身元引受人を提示して、何とか保釈させようと動いていました。


が、裁判所はまず、夫であるLiuさんのカナダ滞在ビザがTemporary Visa、つまり観光ビザとかの短期ビザでの滞在という点に注目。言い換えれば、Liuさんは合法的にカナダに長期間滞在するVisaを持っていないんです。そのような状況でMengさんの身元引受人になることが果たして正しいのか、その点を疑っていたようです。さらに、いったん保釈すれば、カナダ国外に逃亡する可能性は決して低くない、と検察側が訴えて、保釈しないように求めています。

MENG DEC112018 03
(夫であるLiuさん。CBCニュースサイトより。)

が結局は保釈が決定・・・。何か裏取引とかあったのかな??

ただ、
本当にMengさんがカナダに留まるかは不明だと思いますよ。だって、中国領事館に逃げ込む可能性もありますし、中国政府当局自身が彼女を何とかしてカナダ国外に出国させようとするかもしれませんしね。まだまだ波乱がありそうな予感・・・。

MENG DEC112018 02
(とりあえず保釈されたMengさん。CBCニュースサイトより。)

今回の件に関して、駐カナダ・アメリカ大使のKelly Craftさんがコメントを出し、今回の件については「政治的な意図は全くない」としております。つまり、純粋に「犯罪行為に対する逮捕要求・身柄引き渡し要求」なんだそうです。


でもこれも、額面通りに受け取る人はいないでしょう・・。どうしても「米中経済戦争」と絡めてみてしまいますし、それはしょうがないと思います。


一方で中国も反撃。これもこちらのニュースで伝えられていますが、元カナダ外交官のMichael Kovrigさんが中国で身柄を拘束されています。ただし、現時点でこれが今回のファーウェイ事件と関わりがあるのか、カナダ政府ははっきりとはさせていません。この辺りはいわゆる「大人の対応」なんでしょうね。


MENG DEC112018 04
(中国で身柄を拘束されているMichaelさん。CBCニュースサイトより。)

また一方でバンクーバーの裁判所前にはたくさんの中国人および中国系カナダ人がMengさんの釈放を求めて抗議をしていました。

詳しくはこちらを:http://www.cbc.ca/player/play/1394276931867/


さらにこれはカナダ国内の中国人だけではないでしょうが、カナダの有名アパレルブランド・カナダグースのボイコットを始めているようです、中国人の間で。


カナダは中国人からしても人気の国ですし、沢山の中国人が帰化したり移民したりしています。ただ今回の件に関しては、元々アジア系の進出が桁外れに多く、不満を持っている地元民がさらに「アジア系を嫌い」になることになるかも。厳密には「中国」を嫌うことになるでしょうが、見た目からは判断できないためアジア系全体に不満が集まってくるかも・・・。


さあ、これに対してトルドーさんがどういう反応に出ますかね。ほんの2,3カ月前には、サウジアラビア国内の人権問題への発言等でサウジアラビアとの関係が悪化し、カナダに投下された資本の撤収・サウジアラビア人留学生の一斉帰国などの反撃にあいましたが、(裏ではわかりませんが)表面上カナダはそういった対抗措置をされてもサウジアラビアに対して音を上げることをしていません。


同じことを中国相手にもトルドー首相ができるのか、注目ですね。はっきり言ってカナダはかなり中国系の浸食と言ってはおかしいですが、沢山の中国系カナダ人、永住権保持者がいます。諸刃の剣になりますが、もし彼らがカナダ政府に対して抗議に動いたら、カナダはちょっと混乱状況になるでしょう。が一方で、カナダ人の中でも中国系に対して危機感・不安感を持つようになると思います。


いくら「人権大好き・注目集めるの大好き」のトルドー首相でも、今回のケースにおいてはアメリカと共同歩調をとるような気がします。つまり、米中経済戦争に意図せずにカナダも組み込まれる・巻き込まれる気がします・・・。


今回のケースはやっぱりちょっと中国側が先走った感があると言うか、「自分たちは強いので何をやっても相手側が折れるだろう」という誤った認識があった気がします。と言うのは、中国政府がよくやる手ですが、「報復的な身柄拘束」。これ日中間で問題がある場合もよくされていましたよね。日本の外交は昔から中国には弱いところがあるので、これは日本には有効な手だったんでしょうが、海外、特に欧米に対してはこれは逆に相手を怒らせる手だと思います。こういうことをされて、欧米はまず「引く」ことがないから。それは、例えば海外で起こった人質事件等で、アメリカや欧米各国は毅然とした態度を犯人に見せますよね。それと同じで、今回の件に対してはカナダも一歩も引かないでしょうし(逆に引いてしまうと、トルドー政権はもう本当におしまいになるでしょう)、「引く・落としどころを見つける」と言う「政治決着」の可能性を、中国自身がつぶした感じがするんですよね・・・・


ニュース記事へのコメントを見ても、結構中国非難のコメントが多いんです、それに「賛成」をつけている人たちも。。やっぱり潜在的な「中華系に対する不安感・恐怖」を持っていたのが、今回の件で火を噴きつつある感じ。


本当、まだまだ目が離せませんね、この事件からは!









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ご存知のようにカナダでは2017年のトランプ政権誕生より、ずっと隣国アメリカから不法越境してくる自称”難民”について悩まされております。この自称”難民”については、トルドー首相が"Irregular"と言う言葉を使って表現していますが、それは単なる言葉遊びであり、幼稚な言い訳に過ぎません。彼らは完全に"Illegal"なんです。

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(今後も不法越境者は増えていくでしょう・・・。Global Newsサイトより。)

さてそんな不法越境者たち。彼らが不法にカナダに入国したことによってかかっている経費がこのたび発表され、一人当たり$14,321カナダドル(約110万円)掛かっているそうなんです。これが来年には$15,483(約120万円)に上がるそう。


これ全て国民の税金から支払われているんですよね。今年3月までに不法越境してきた人たちは約2万3千人。単純計算しても、約253億円が、これら不法越境者へ使われているんです。


しかも・・・。この数字ってあくまでも”連邦政府”にかかった費用。これとは別に、不法越境者の最前線にいる各州政府の費用を含めると、もっと大きな額になるんです。


何度も言いますが、私は日本でもカナダでも「移民政策」は必要だと思います。これからの少子高齢化社会において、必要な人材を確保する意味でも、また国際的な競争力を維持し、且つ社会的な成長を維持するためにも「移民」と言う方法は必然であり避けては通れないものだと思います。


がそれは、あくまでも各国の「コントロール」の下に行われるものであり、一時的な感情や、安易な理由で行われるべきものではないと思います。もしそういう風にして行うとしたら、その国の政府は現在のヨーロッパやアメリカなどで起きているトレンドを全く理解していない、国際的な政治センスが皆無な政府って言っても良いと思います。


今のトルドー政権にはそうした部分が沢山見えます・・・。きちんと国にとって必要な人材を、必要な数だけ選別して受け入れる。これがあるべき「移民政策」の姿であり、そこにははっきり言って「情」が入り込む余地はないと思うんです。その「情」が入る部分は「難民政策」で行われるべきであり(これももちろん受け入れ上限数等の規制が必要だと思います)、この2つをごちゃごちゃにしているのが今のリベラル・トルドー政権だと思うです。


アメリカへの移民キャラバンに対するトランプ政権の一貫した対応、クリントン民主党前大統領候補の移民制限容認発言、国連での移民政策への反対を表明するアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ諸国などなどなど・・・・。世界的には「需要と供給、及び国民感情」との間の難しいかじ取りをしつつ、「コントロールされた移民政策」を進めようとしている中、安っぽい情を元にしたカナダと、近視的な見方しかできない日本の2カ国だけがトレンドに逆行している気がします・・・。


移民をする側も受け入れる側もお互いに幸せになるよう、政府がコントロールすべき問題だと思うんですが、日本とカナダだけはそうは思っていないようですね、悲しいことです・・・。







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世界中で問題になっているヘイトクライム。人種や宗教、文化的な違いを元にした差別であり、本来断じて許されない行為ですが、様々な要因が複雑に絡み合って、ヘイトクライムは構成されているっていう風に思うんです。難しい問題です・・。


さてそんなヘイトクライム、ここカナダにおいては2017年に警察に通報されたものが、初めて2,000件を突破し、急激な増加傾向を見せています。折しも別の記事にて、「ケベック州においては、人種差別の割合が減ってきていると感じている人たちが増えている」と言うものがあったばかり。正反対の結果がこのニュースからは見て取れます。

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(2014年から増加傾向、そして2017年に急激に増加。CBCニュースサイトより。)

ここケベック州に目を向けると、2017年はモスク襲撃事件があり、その後に特にイスラム教徒に対するヘイトクライムが増加したそうです。またカナダ最大の都市・トロントにおいては、同じく2017年、イスラム教徒に対するヘイトくらいの増加率が207%、アフリカ系に対するものが84%、そしてユダヤ教徒に対するものが41%と、こちらもかなりの増加となっているみたい。


この調査によると、宗教的にはイスラム教徒、人種的にはアフリカ系(黒人)へのヘイトクライムが増加しているそう。

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(宗教・性的志向別によるヘイトクライムの推移。CBCニュースサイトより。)


ただ、私の実感ですが、ケベック州ではアフリカ系に対するヘイトクライムってあまり見ないんですよね。私がただ単にそういうものを見ていないだけで、実際はあるんでしょうけど、逆にイスラム教徒に対するものはちょくちょく見かけます。見かけるのは「落書き」ですが・・・。でもそれだけを見ても、ケベック州ではよりイスラム教徒に対するヘイトクライムが多く、アフリカ系はあまりないっていう感覚でしたが、どうやら違うようですね・・・。

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(人種別のヘイトクライム推移。CBCニュースサイトより。)

でもこれ、多分例の「不法入国者」の影響だと思うんです。と言うのは、この不法入国者って大半がハイチとかナイジェリアとかアフリカ系。なので、現在のリベラル党の政策に反対する人たちの批判が、リベラル党だけでなく、アフリカ系全般に広がっている、っていう可能性も大きいと思うんです。


ともあれ、残念ながらまだまだ人類は宗教的・人種的な対立を解くことができていません。いわんや、文化的背景・歴史的背景等が違うことを乗り越えるのなんてまだまだ先だと思うんです。こういった現状を理解した上で言わせてもらうと、やはりちょっと前まで世界的なトレンドだった「リベラル主義・思想」はちょっと行き過ぎだったと思うんですよね。いわゆるヨーロッパやアメリカでの「移民政策」です。


しっかりと上記部分を乗り越えてこそ、受け入れる方も納得していけたと思うんですが、一部の「リベラル原理主義」とも言いましょうか、現実主義との対比で言うと、「少数派の意見も、いや少数派の意見こそ一番汲み取られるべき」と言う理想論・考えにしか私は見えない人達(=リベラル原理主義、って私は勝手に呼んでいますが)が政権を取った国で、現在起こっていることを考えてみてください。土台がしっかりしていないのに、性急に「人」だけ入れたものだから、「家」自体がつぶれつつありますよね。


特に国連の移民政策に関してはアメリカだけでなく、オーストラリアやヨーロッパ諸国も反対の意を表したりと、この性急すぎたリベラル原理主義の反動が今世界各国出ていると思うんです。このカナダ国内でのヘイトクライムの増加も、悲しいことですが、そういった結果の一端だと思うんです。


勿論ヘイトクライム・差別は無くなるべきですし、それは万人がそう思っていることでしょう。でもそれをただ、「ヘイトクライムは無くすべき」と言うだけでなく、その背後にある「対立」をしっかりとお互いの陣営が理解・認識してこそ、前進があるのでは?その部分に目をつむって、心地よい言葉に踊らされて相手側を非難するだけでは、今後何百年経っても真の解決はないと思います。


本当、根の深い問題であり、人類の究極の問題の一つかもしれませんね・・。







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結構興味深いニュースです。カナダのコンサルタント会社・J.C. Williams Groupの調査によりますと、カナダ全体では年間$2,748カナダドル(約20万円強)をオンラインショッピングで使っているそうで、特に西部州のBC州では$3,368カナダドルと、他州に比べて突出して大きく、続いてアルバータ州とオンタリオ州がともに約$2,996、$2,926でこれまた$3,000近くを消費しているそうです。

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(州別のオンラインショッピングにかけるお金。Global Newsサイトより。)

一方ここケベック州は$2,236(約17万円強)と、なんと一番オンラインショッピングで使っている額が小さいんです。意外でした・・・。


ただ項目別にみると、BC州やアルバータ州、そしてオンタリオ州ではファッション関係のオンラインサイトを利用している割合・額が一番大きいんですが、ケベック州では食品等で利用する割合・額が一番大きいんだそう。

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(ファッション関係の支出。Global Newsサイトより。)

まあこの調査結果は色々な要因が作用していると思うんです。例えば、都市部と郊外ではオンラインショッピングを利用する率が違ったり、世代間でも違いますしね。なので、おおざっぱに言うと、人口が比較的多くて、且つ若い世代も多い州(それがBC州やアルバータ州、オンタリオ州だと思うんですが)では、オンラインショッピングと言うスタイルが合っているので比較的よく利用されている。

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(食品関係の支出。Global Newsサイトより。)

一方、カナダ一広い面積を誇り、沢山の田舎都市を持つケベック州では、モントリオールやケベックシティなどの都市部ではオンラインショッピングの利用者は多いが、その他の地域ではあまり利用されない、っていう感じでしょうかね。

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(ついでにレクリエーションの支出。Global Newsサイトより。)

でも調査結果が示しているように、ケベック州では食品のオンラインショッピング利用は大きいんです。これは勝手な推測ですが、やっぱり田舎の方や年配の方にとっては、遠くのスーパーに行くより、オンラインショッピングの方が利用価値があるってことではないでしょうかね。ファッション関係のいわゆる「無くても良いもの」よりも、より「ライフライン」に近いものに利用されている、それがケベック州の利用状況。


うーん、やっぱりデータでみると面白いですね、州毎に個性があって!








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先週世界を賑わし、且つカナダが舞台となった事件と言えば、HuaweiのCFOがカナダ・バンクーバー空港で逮捕された事件でしょう。

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(逮捕されたHuaweiのCFO。Global Newsサイトより。)

現地時間:12/07時点で、逮捕されたMeng Wanzhouさんは保釈可能かどうかの審査が始まっているようです。が、保釈可能だとしても、その場合保釈金として数百万カナダドル(40-50億円くらいかな?)、また、もし保釈となった場合、カナダのパスポートは没収される、つまりカナダ市民権がはく奪される可能性もあるとのことです。この点はまだニュースでもはっきり出ていなかったんですが、このMengさん、カナダと中国の二重国籍もしくはカナダの永住権を持っている可能性があるそうです。ただ、カナダのパスポートを使ってカナダに入国していた場合(カナダ政府も司法省もMengさんが入国に使用したパスポート、中国のパスポートか他の国のパスポートか、明らかにしておりません)、カナダの市民権を持っていることになります。この点もちょっと気になるところですね。


うーん、大ごとになりそうですねー。折しもG20で中国の習主席とアメリカのトランプ大統領が会談したその日にこの件が起こるなんて・・・。


しかもトルドー首相は声明で、今回の件に関してはカナダ連邦政府は一切関与していない、と言っています。勿論、関係省庁(警察とか司法省とかでしょうかね)から事前にMengさんを逮捕することは伝わっていたそうですが。


なんかちょっとややこしいんですが、今回の件、どうやらアメリカのDepartment of Justice’s Office of International Affairs (OIA)と言うところが動いているみたいなんですよね。この部署は、国外にいる犯罪者?容疑者?そういった人たちを逮捕・拘束するためのアレンジをする部署だそうで、この部署とカナダの司法省が協力して(もしくはアメリカのOIAに圧迫されて?)今回の逮捕劇となったみたいなんですが、詳しいことはわかっていません・・・。


でもまあこれで多分中国とアメリカ関係が緊張するのは勿論ですが、中国とカナダ間もぎくしゃくしそうですね。多分報復で、中国にいるカナダ人とか逮捕されそう。2014年に似たようなことがあったみたいですから。でもカナダはまだHuawei製品の排除に関しては何の生命も出していない、つまりHuawei製品を使える状況なんですよね。アメリカを含めニュージーランドにオーストラリア、そしてイギリスがHuawei製品に関して何らかの制限をかけているし、つい先日日本もHuaweiとZTEに対して規制をかけましたよね。


カナダはまだ精査中で、規制までは出ていませんが、今回の件で規制に動くかも。実は私が今こちらで使っている携帯、Huawei製品なんですよね・・。どうなるのかな?


さてさて、世界的な注目を集めるこの事件、今後Mengさんが釈放されるのか、それともアメリカに移送されるのか、まだまだ目が離せませんね!







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日本でもドイツでも、若者にとって運転免許証の取得はちょっとしたイベント事。免許があれば車が運転でき、車が運転できれば、行動範囲が広がりますしね。私も大学生の頃に運転免許証を取得しましたが、そのあと中古車を購入して、行動範囲が本当に広がりました。


まあ、日本では若者の車離れが進んでいるようですし、ここモントリオールでも車自体の高額さや維持費の高さ等のネガティブな要因はありますが、でもやはり車がないと生活できない所も多々あるので、まだまだ車は必需品


さて今回の話題はドイツ。ある18歳の若者のお話。彼は運転免許試験に合格して晴れて公道で車を運転できることに。試験合格直後に、友達3人を乗せてドライブを楽しんでいました。で、彼は「友達にいいところを見せてやろう」と思ったんでしょうね、正確な数字は明らかになっていませんが、制限速度の2倍以上のスピードで車を運転し、警察に見つかってしまいます・・・。

Driver NOV242018 01
(「いいとこ見せる」代償は大きかった・・・。Global Newsサイトより。)

勿論一発免取。及び罰金に再試験と散々な結果に。運転免許取得して1時間も経たないうちに免許取り消し・・・。


でもここで捕まってよかったかもしれませんね、スピードの怖さや安全運転の必要性を学べるので。


私も今まで以上に安全運転しよう!と思わせるニュースでした・・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

まずはこちらの映像を:


日本ではまだあまりなじみがないかもしれませんが、ここカナダやアメリカでは子供用の通学バスはよく見かけます。特に朝のラッシュ時には沢山の黄色い通学バスを見かけます。


アメリカはニューヨーク州にある都市・バッファロー。そこで地元のHoughten Academyと言う学校に通う一人の小学6年生の女の子。彼女が毎日通学で乗っているバスが、ある日駐車している車と接触事故を起こしてしまいます。でもこのバスの運転手、何の処置も対応もせずにその場を離れてしまいます。


その接触現場こそ、この女の子が毎日通学のためのバスを待っている場所。彼女はすぐにメモを書いて、詳細に事故が起きた内容を記して、この車においておきました。

HitandRun NOV242018 01
(この行動を取れることが素晴らしい!Global Newsサイトより。)

一方接触事故に遭った車の持ち主のAndrew Sipowiczさん。自身の車に起きたことに最初は訳が分からなかったんですが、このメモのおかげで事故内容を把握。すぐにこの手紙の送り主を探そうと学校に連絡。更にSNSにこの件をアップしたところ、すぐに100万件もの”いいね!”が!


学校側はこの女の子をすぐに特定しましたが、公表はしていません。プライバシーの問題等があるからでしょうねー。でも折を見て、Andrew Sipowiczさんと面会させたいようです、だってAndrewさんもお礼を言いたいでしょうから。


でもやっぱりこの女の子は良いこと言うか、しっかりと教育が行き届いているなーって感じさせますね。「やらなくちゃいけないこと」をしっかり理解して、それを実行に移す。わかっていてもなかなかできないことをしっかりやり遂げたんですから。もっともっと褒められても良いと思います!


一方この通学バスを運営している会社。すぐにAndrew Sipowiczさんとコンタクトを取り、修理費用を全額持つとともに、この事故を起こした運転手をすぐに解雇したそうです。


久々にアメリカの「正義」と言うか、正しい姿を感じた気がします・・・。







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