Et Voilà! - 北米の”パリ”・モントリオールから見た世界 -

2011年よりカナダ・ケベック州モントリオールでの生活をスタート。 現地のニュースや、現地視点で見た日本・世界のニュース、またまた奥さん(カナダ人)との生活などを発信していきます!

2004年に日本を飛び出し、以降アイルランド→キプロス・イギリス→ニュージーランド→ドバイと流れて、まだまだ未知の地域・南米やアフリカを夢見ていましたが、色々あって現在はカナダに落ち着きました・・・。
****** ブログランキングにご協力ください! ******
  にほんブログ村 海外生活ブログ モントリオール情報へ   
*************************************



カナダ・ケベック州に来られた方、街中に”depanneurs”って書かれたお店、見た事あると思います。また、Couche Tardなどのコンビニもこちらでは"depanneurs"って呼びます。

でも面白いことにこれ、ケベック州だけ(カナディアン・フレンチ)で、フランス本国ではそういわないんですって。元々、フランスではdepanneursっていう言葉は、「修理工(車や家電など)」って言う意味があるんですって。

じゃあなぜそれがケベック州ではコンビニを表す言葉に?

JUL032022 01
(ケベック州ならでは、の表記。dailyhiveサイトより。)

答えは50年前の1970年。ある方が平日夜や週末も営業している小さな"食品・雑貨"店をオープン。その後色々とお店を拡張し、名前を”Le Dépanneur Saint-Zotique”にします。

で、そのお店の便利さから、元々のdepanneursと言う言葉に「困難時の救い」「助け」などの意味が付加され、それがコンビニに繋がった、ということなんですって。

うーん、面白い!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

2021年10月、元妻へのDVで逮捕されたYan Bédard、23歳。その後裁判は一旦停止され、彼の拘束期間が刑期の2/3を超えたということで釈放される予定に。

ただ、この決定に対して被害者である元妻が不安を表明。警察や裁判所はBédardに対して、位置情報を警察と元妻に表示する機材の装着を勧めますが、彼は一旦この申し出を断ります。が、その後弁護士等に説得され、この機材の装着を了承。


JUL032022 02
(この防犯システムはもっと普及してほしい。CBCニュースサイトより。)


ケベック州で最初の位置情報機材装着のケースになるようです。この機材、元妻の半径1km以内に近づくと、警察と元妻に警告アラートがなるって言う仕組みらしいです。

これ、良いアイデアですし、DVだけでなく、性犯罪等にも活用してほしいですね。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

バンクーバーのポップやロックのラジオ局・ KiSS Radio 104.9 FMが、6/29から、Rage Against The MachineのKilling in the Nameだけを延々と流すという事態があったみたいです。


これ、この番組のDJ二人が5年以上の勤務の末に解雇されたことに対する抗議だそう。リスナーからはほかの曲のリクエストも沢山来ていたそうですが、DJはそれを無視して・・。

JUL032022 03
(これ、RATM側も困惑すると思います。PitchForkサイトより。)


この解雇がどういう経緯で行われたのか、会社側・DJ側、双方に何か落ち度はあったのか分かりませんが、公共の電波ジャック的な行為は果たしてどうなのかな・・。この行動を支持している人たちもいるようですが、斜陽産業であるラジオと言う媒体において、結果としてスポンサー離れが進むと思います。


不当解雇だったのか、DJ側の逆恨みなのか、理由は不明ですが、なんかしっくりとこないというか、背景が見えないので、どちらが悪いとは一概に言えないですが、それでもリスナーを無視したこのやり方は、このラジオ局のファンが離れるだけだと思うんですよねー。

誰もそこまで考えなかったのかな・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

カナダ連邦政府は先週、現在カナダ入国時に提示が必須になっている、ワクチンのフル接取(2回接種)、もしくはカナダ市民・永住権保持者でワクチン未接種者には陰性証明とカナダ入国後14日間の隔離期間の義務、を9/30まで延長すると発表しました。

JUN302022 02
(今の増加傾向を見ると、仕方ない延長だと思います。CTVニュースサイトより。)

また、カナダ到着時のアプリArriveCan上のワクチン接種情報も更新しておいてほしいと。

ただ、6/11付で国内旅行者のワクチン接種義務は解除されているので、あくまでもカナダ入国者を対象にした措置みたいです。

まあ、最近、コロナ規制が解かれたQC州でも新規感染者数がまた増加傾向に入っているようなので、この措置は妥当かな、と。

まだまだコロナの後遺症が大きいですね・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

コロナ禍初期の2020年春~夏。沢山の方がコロナに感染し、その影響で色々なビジネスや公的サービスがストップ及び停滞する事態に。特に医療関係はとてもひっ迫し、でも人手が足りず大変でした。そんな中、カナダにワークビザで来て働いていた人たちが、そうした医療関係のサポートしてくれたおかげで何とか乗り越えた、と言う事実があります。

そんな一人が6年前にカナダに来て(正規の労働ビザを保持して)、色々な職で働いていた、Mamadou Konatéさん、41歳。彼はIvory Coastから来たそうです。

現在はコロナ禍も落ち着いて、Condordia大学の用務員さんをしているそうですが、彼の元にカナダの国境サービス庁(CBSA)から出頭要請があったそうで、Konatéさんは国外退去させられるのでは?と恐れているそう。

JUN302022 05
(Mamadou Konatéさんの恐れが杞憂であってほしい。Global Newsサイトより。)

と言うのは、Konatéさん、以前にも何度かこのCBSAに呼び出されて、申請している永住権に関して追加の資料の提出、別フォームの記入などなどを要求されていて、「自分の永住権申請を却下して、国外退去させるのでは」とおびえている、と。

確かにこれはちょっと怖いですよね。カナダのために働いてくれた人を、用が済んだら捨てるみたいな扱いはひどすぎます、事実であれば。

実際、CBSA側が本当に国外退去させるのかどうかは不明ですが、そういう事はないと信じたいです。Konatéさんには支持者も集って抗議活動をしているようなので、ぜひ頑張ってもらいたいです!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

2年以上振りに旅行業界が活気を呈しているカナダ、勿論コロナ禍での規制が緩和されたことによるもの。ただ、規制緩和になったとはいえ、コロナ禍でスタッフ数を減らしたり航空便を減らしたりしたつけが今来ているようで、各空港、めちゃくちゃな状態に。


ロスバゲが頻発、飛行機が定刻通りに飛ばない、もしくはキャンセル、空港で一夜を明かす、などなど。こちらでもニュースに。

JUN302022 01
(まだ海外旅行の時期ではないのかな・・。CTVニュースサイトより。)

そんな中、このような状況を続けることは出来ないと、エアカナダは7~8月の本来かき入れ時の航空便を減らすことを決定。現状のままだと、結果的にお客様に迷惑をかけることになるし、短期間でスタッフ補充できないし、出来たとしてもトレーニングで時間がかかるだろうし。

たしか、エアカナダから社長名でこの件のお詫びと通知がメールできていました。

コロナ禍は落ち着いたとはいえ、日本に一時帰国できるのは来年以降が良いのかな・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

まだまだコロナ禍真っただ中だった2021/05、清掃会社に勤めていた女性が、会社のマスク着用義務に納得できないとしてマスクの着用を拒否。結果、会社を辞めることになったことについて裁判所に訴えていました。

その裁判で、裁判所側は、これは会社側からの解雇ではなく、この女性が自発的に辞めた、つまり自主退社だと判断し、この訴えを棄却します。

JUN242022 02
(裁判所の判断は妥当だと思います。CTVニュースサイトより。)

これ、要は「会社側のはっきりとした規則を、マスクをつけることが出来ない医療上の理由、その他正当な理由なく拒否した」ことは、会社側からの解雇ではなく、規則違反による退社が止むを得ない事を判断で来ていたうえでの行為なので、自主退社に他ならない、と。


まあ、妥当な判断だと思います。これを認めていたら、その他のスタッフへの安全義務違反に当たるでしょうし、当時はマスク着用が義務でしたからねー。あと就業規則的にもそうなんでしょうし。

色々な考えはあると思いますが、社会で生活する上では、ある程度の妥協は必要だと思いますし、皆そうしていると思います。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

今月7月、ローマ教皇Francisはカナダを訪れる予定です。その際、カナダ・アルバータ州でで発覚した、ローマカトリック教会寄宿舎における、ファーストネーションに対する教育(独自文化を否定し、カナダ文化、西欧文化に染め上げようとするもの)と、沢山の子供の骨が発見された事件(虐待・虐殺が疑われています)に対しての謝罪やスピーチを予定している、とのことです。

JUN242022 06
(どのようなスピーチになるか、気になりますね。CTVニュースサイトより。)

ファーストネーションに対する非人道的行為と言えば、よくアメリカが例に出されますが、ここカナダでも暗黒の歴史があり、ひどい扱いを受けていた事が近年明らかになって、証拠も沢山出てきています。

JUN242022 07
(ファーストネーションに対する意識がどう変わるか・・。CTVニュースサイトより。)

これに対してローマ教皇がスピーチをするのは、遅まきながら責任を認めることになるのではないでしょうか。償いの第一歩として・・。

多様性・多文化を誇るカナダとしては目をそむけたくなる事実でしょうが、しっかりを見つめてほしいですし、後世に伝えていってほしいと思います。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

もう問題ばかりの現ケベック州政府与党のCAQ党。以前、支持率では他の政党を引き離して圧倒的な強さ。正直、何がここまで支持されるのか全く理解できないのですが、フランス語至上主義で多分かを受け入れない人達が多いってことなんでしょうね、ケベック州では。

さてそんなCAQ党、最新の世論調査によると、前回の調査から支持率が5%落ちた、と。それでもまだ41%もあって、2位の政党とはダブルスコア・・。本当、不思議でたまりません。

JUN242022 05
(このままではますます他州から嫌われ、厄介者扱いされるケベック州・・。CTVニュースサイトより。)

ただ、今秋の選挙の目玉の一つは医療制度。この医療制度に関しては、ケベック州の約73%の人達が現政府の政策を否定・非難しています。そしてこの医療制度が一番の選挙課題、とも言っていますので、CAQ党も順調ではないかも。


更に、BILL96など、何かと英語系を目の敵にするCAQ党に対して、英語系の支持率は17%。それでも17%もいることが驚きですが・・。

本当に本当に、今秋の選挙、他党に頑張ってほしいものです!!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

何度も当ブログでお伝えしている、悪名高きBILL96。この中には、「新たに移民してきた者は6か月以内にフランス語を習得しなければならない」と言うものがあり、正直言語習得を6か月やれって言う無茶ぶり具合に本当「この政府は馬鹿の集まりじゃないの?」って思ってしまいます。

うがった見方をすれば、「フランス語話せる者以外はケベック州に来るな!」っていう事を狙っているのでは、とも。

さてこのBill96に対して、ケベック州のテック企業37社が共同で反対意見を出していますが、政府は無反応。

JUN242022 08
(至極まっとうな意見だと思います。CTVニュースサイトより。)

この共同意見の中では、
「このままではテック人材がケベック州に入ってこない」
「そもそもケベック州にあらゆる人材自体が入ってこない可能性がある」
「ケベック州外に企業拠点を移す恐れが高い」
「結果、州内のテック企業が衰退する」

と、至極まっとうな意見であり、当然の予想だと思います。

正直、CAQ党がやっているのは、ケベック州民を引き連れた「緩慢な自殺」と一緒。じわじわと真綿で首を締められるように衰退していく・・・。

本当、誰かあいつらを止めてくれー・・・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ここ数年、モントリオールとその近郊都市でも銃関連の犯罪が増加しています。今年に入ってからでも、もう何件も銃撃事件、発砲事件そして殺人事件が発生しています。

また、お隣アメリカでも毎年銃による大量殺人事件が発生していて、本当、銃社会の怖さを肌で感じる昨今。

そんな中、2022-2023年予算に約$200万(約2億円)を、モントリオールの7地区の12のプロジェクトに振り分けられることに。このプロジェクト、既存の施設の老朽化対策等もありますが、それ以上に例えば学校などに人を増やして子供たちを保護する、などの予算として使われることになりそうです。

JUN242022 04
(こういう予算はどんどん配分していってほしいです。CTVニュースサイトより。)

銃による犯罪防止、そして子供たちの保護と言う観点からのプロジェクト。確かにこういう犯罪って、子供や弱い立場の人がターゲットになることが多々あるって言うのはアメリカを見ていれば分かりますからね。

これは良い方策だと思いますし、一刻も早く銃が社会から無くなる事を望みます。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

カナダと言う国は多様性、多文化を国の基盤としていて、またそれを国として誇りを持っています。それに対して、何かと問題ばかり起こすケベック州がまたかみついて・・。

しかも、州政府首相のLegaultさんは「全ての文化は平等ではない。」と発言。つまり、文化には優劣があるって言う考えを持っているということ。そして、カナダ連邦政府が進めるMulticulturalに反対の姿勢をはっきりと表明。

しかも、州政府の法務大臣兼フランス語大臣も首相に同調して同様の発言をしています。

JUN242022 03
(大臣も同調。もうこの政党、恐怖でしかない・・。CTVニュースサイトより。)

これ、つまりケベック州の文化(=フランス文化、フランス語使用)の考えとMulticulturalは相容れないので、ケベック州の事情を考慮しろって、連邦政府に行っているのと同時に、「ケベック州においてはフランス語文化以上の物はない。移民も含めてこの州にいる人たちはこのフランス語文化に馴染むべき」って言う考えを、公的な場で言ったんですよねー。

もうこれ、ただの独裁者・差別思想の持主って感じで本当に怖いです・・。こんな州、誰が来たがるのでしょうか??

ケベック州、本当に終わりになりそうだし、個人的にはこの州に来るのはお勧めしません。オンタリオ、アルバータ、BC、などなど、他の州の方が留学にしても移住にしても絶対に良いと思います!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

モントリオールにおいて、あるUltramarと言うチェーン展開するガソリンスタンドで給油を行い、店内で精算していたNoel Weslynさん。清算後、店員に店内のトイレを貸して欲しいとお願いすると、無碍に断られたそう。

しかもNoel Weslynさん曰く、出ていけ!的な事を言われた、と。

で、この件に関して「人種差別だ!」として動き出した団体があるんですが・・・。

まずそもそも、これが本当に人種差別案件なのかどうかをしっかりと調査する必要があると思います。もしかしたらこのスタッフは肌の色に関係なく誰にでも同じことを言っているかもしれませんし、またそもそもこのガソリンスタンドのトイレは公共ではないかも。

JUN182022 04
(本当に人種差別案件か、しっかり調査が必要。CTVニュースサイトより。)

これ、警察にも通報しているみたいですが、勿論警察は動かず。だって犯罪性がないから、今のところは。

これが本当に人種差別かどうかは一方の情報だけでなく、ガソリンスタンド側の意見も必要。
ガソリンスタンド側の調査結果を待ってからの行動が大事なのでは?と思いました。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

本日6/24はSaint-Jean-Baptiste Dayと言って、ケベック州のみの祝日なんです。更に来週7/1はCanada Day(カナダの建国記念日)。なので、多くの人たちが本日から来週7/1までの間でお休みを取って、約10日間、バケーションを過ごすんですよね。

さてそんなSaint-Jean-Baptiste Day。と言っても、お店やレストラン、植物園等は通常営業していて、閉まっているのは公共機関(市役所とか)だけ。あとバスなども日曜日の時刻表で運行ってくらいで、まあ、後は普通に土日の感覚のお休みですねー。

JUN242022 01
(のんびりと家でリラックス、って言うのもありですね。CTVニュースサイトより。)

ただ、モントリオールでは様々な催し物も開催中。天気も良いですし、お出かけにはちょうど良いかも!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ケベックシティーとモントリオールの中間に位置する街のある家屋に、カナダ連邦警察が調査を行いました。実はこの家屋、テログループ・ネオナチを関連があると疑われていて、そのことで警察が家宅調査に入ったみたいなんです。

この調査、もう少し詳しく言うと、ネオナチでも最も質が悪いと言われる過激派・Atomwaffen Divisionに関連があると疑われる人物の調査が主目的で、その人物がこの家屋にいる可能性がある、として調査が入ったそうなんです。

JUN182022 06
(対テロなんで、警察も重装備。CTVニュースサイトより。)

この捜査で逮捕者等はなく、また警察側も被害等はなかったようですが、このAtomwaffen Divisionは2021年2月にカナダでもテロ組織として認定されていることもあって、警察もかなりの重装備での調査だったようです。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

来月7/29~8/2にかけて、モントリオールで開催予定のエイズ学会。この学会では世界中の研究者が調査している内容をプレゼンしたりと、とても重要な意見交換・知識交換の場になる予定なんですが・・。

この学会の主催者によると、アジアやアフリカ、南米から招待されている学者さん等に対するビザの発給が遅れている、とのこと。勿論管轄はカナダ連邦政府。少なくとも400名の人達がビザ発給遅延の影響を受けている、と。

JUN182022 07
(お役所仕事はどこの国も問題が多いですね・・・。CTVニュースサイトより。)

ビザの発給自体を却下されたケース、ビザ申請後連絡が全くないケース、などなど、状況は人によって様々ですが、明らかにカナダ連邦政府側の問題でしょう。単純に人手不足ってことが考えられるでしょうね。

本当、最近こういう政府関連の作業の遅延が問題になってきていますよね。元々仕事が遅いですが、さらに輪をかけて遅くなっている・・・。

とにかく、優先順位をしっかりつけて、必要な所からビザ審査を進めるようにしてほしいものです。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

先週木曜日、モントリオール地方を結構大きめの雷雨(thunderstorm)が襲いました。州内、モントリオール地域では雷雨が来る直前にアンバーアラートがスマホに届くくらい。

まあ確かに結構な豪雨で、勢いを弱めながら、長時間雨が降り続いていました。幸い、私の住んでいる場所では何の被害もありませんでした。

ただ、うちからそんなに離れていない地域、Ste-Marthe-sur-le-Lacにおいて、家2軒が雷にあって火事を起こした事件が発生。

JUN182022 02
(雷の直撃を受けたそうです。CTVニュースサイトより。)

幸い全焼ではなく、ご家族に被害はなかったようですが、それでも被害が大きすぎる・・・。かなりのものが焼けてしまったとのこと。

JUN182022 03
(消防車も出動しての消火作業。CTVニュースサイトより。)

地震や台風等の自然災害は殆どないとは言え、こちらにはこちらの自然災害があるんですよねー。でも雷雨とかトルネードなどの被害は多分昔はなかったと思うんです。やっぱり地球温暖化?







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

2020年の夏から導入されていた、ケベック州内の公共交通機関及び公共施設屋内でのマスク着用義務、6/18(土)を持って解除され、2年弱振りに通常に戻ることに。

JUN182022 01
(こういう光景もみなくなりますね。CTVニュースサイトより。)

まだまだ警戒は必要ですが、新規感染者数も減ってきていますし、ビジネス的にも少しずつ回復傾向にあるのかな?空や列車での旅も増えているみたいですし。ただ、人手不足の影響で航空便等は空港や到着地で混乱が続いているようですが・・。

また、飛行機内も確かまだマスク着用義務があったような。。

それでも少しずつ回復傾向にあるのは良いことだと思います!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ケベック州政府は、連邦政府に対して、ケベック州以外の州でのマイノリティに当たるフランス語話者への対応と、ケベック州内の英語話者への対応は異なるべきである、と言う要求をしていて、それに対して連邦政府のトルドー首相は「両言語とも連邦政府は保護すべき対象だと認識している」と。

JUN112022 10
(連邦政府の遺跡関連大臣も同様の発言を。当然でしょうね。CTVニュースサイトより。)

まあ当然のコメントですし、連邦政府としてはフランス語文化の保護も、カナダ自体が公用語でこの二つを制定している以上、当然の行為・行動だと思います。

ただ、それをケベック州政府が言うのがなんか腑に落ちないんですよね。ケベック州以外の州でのマイノリティーであるランス語話者の保護を訴える一方、ケベック州内のマイノリティーである英語話者をBill96などで撲滅しようとするルールを次々と制定

ダブスタにもほどがあるんじゃないの?

正直、こんな発言したところで、他州の理解は得られないでしょうし、連邦政府内も、ケベック州選出議員以外は「勝手な事ばかりして、文句ばかり言う、面倒なケベック州」と言う印象がただただ強まるだけ。

本当、何度も言いますが、この秋、とても大事だと思います。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

本日6/18と明日6/19の二日間、モントリオールのGilles Villeneuveサーキットにおいて、F1カナダGPがおよそ2年振りに開催されます。

JUN182022 05
(F1ファンにはお待ちかね!って感じでしょうか。CTVニュースサイトより。)

実際には6/17(金)から練習等がスタートしているようです。正直、全然知らなかった、F1GPが開催されること・・・。

また、ダウンタウンではライブショー等も開催されるとか。まあこれまでのコロナ禍で抑制されていた屋外イベント、これからますます増えてくるでしょうし、皆良い気分転換になるのでは。

ただ・・・・。

今日、めちゃくちゃ気温低いんですよね。お昼でも約10~12℃くらいでずーっと曇り空。一昨日は気温30℃くらいまで上がったのに、この寒暖差・・・。

ちょっと天気・天候には恵まれていないかなー。




(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

2020年のハロウィン当日、ケベック州の州都・ケベックシティーにおいて、有名なホテル・Le Château Frontenac Hotelの前の歴史地区においてCarl Girouard(現在26歳)は刀を持って通行人に襲い掛かり、2名が死亡するという事件を引き起こします。

裁判でからは2件の第一級殺人容疑、5件の殺人未遂などで終身刑判決がこのほど言い渡され、仮釈放も少なくとも今後25年間はない、と言う条件付きだそうです。

JUN112022 09
(もっと厳しい判決でも良かったのでは。写真はCarl Girouard。CTVニュースサイトより。)

ただ、同じくケベックシティーで起こったモスク乱射事件の被告と同様、まだ20代半ばなので、仮に25年で仮釈放になったとしてもまだ50代。果たして、こういう無差別殺人判を仮釈放付きの刑期に処するのは被害者感情、地域感情としてどうなんでしょうかね・・。

やっぱりどこの国も司法と市井の感情って全然違うし、司法はそこをくみ取らないんですよね・・。でも法律上それも仕方ないのか・・。難しい所ですね。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

何かと問題の多いBill96。これに関して州政府から、州内のウェディング関連会社に対して、6/1より結婚証明書はフランス語でのみ発行するように、と言う警告が来たそうなんです。

JUN112022 04
(こんな通知が来たそうです。CTVニュースサイトより。)

今までは英語での発行もできていたようで(12年前に私が結婚した際のやつはフランス語でしたが)、この変更を嫌って、ケベック州内での結婚をキャンセルしてオンタリオ州など他州での結婚をするカップルも増えているそう。

たかが証明書って思う人もいるでしょうが、結局どのようなルールであれ、国であれ、状況であれ、「選択肢がない強制」を人間は一番嫌うんですよね。特に今までは選択肢があったのに、それが共生的に無くなるという事態。それすらできる、受け入れられる社会は独裁者国家のロシアや中国、トルコやイランとかでしょうね。

JUN112022 05
(本当、ケベック州は緩やかな自殺をしているとしか。。CTVニュースサイトより。)

まあ確かに紙上でのことですが、ケベック州民の中にはアメリカで仕事する人も多いんですよね、地理的に近いし。で、今後家族同伴の際は一旦結婚証明書を英語翻訳してからビザ申請しないといけないって言う流れになるそうで、面倒な手続きが増える、と。

本当、ケベック州はどこに行こうとしているのかな・・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

モントリオール警察は先週、未成年者9名を含む12名を犯罪行動(ギャング関連)と高校におけるいじめの疑いで逮捕しました。

そのうち15~20歳までの4名は銃の武器の所持、強盗等に使うであろう道具の所持などで逮捕。その後、未成年者8名をモントリオール市内のある高校における、脅迫・ハラスメント・脅しなどのいじめに関連した事件の容疑者として逮捕。警察はいじめを受けていた生徒へのケア・サポートを申し出ているそうです。

JUN112022 08
(いじめへの警察の介入は必須では?CTVニュースサイトより。)

ギャング行動はさておき、虐めに対して警察が介入して、未成年者であれ逮捕する姿勢は日本も見習うべき。少年・少女とは言え、人を殺す力はあるのですから、学校や家庭で問題解決が難しい場合は警察の厄介になり、且つ加害者側を学校から引き離すべきだと思います。

本当にいじめに関しては、特に日本では、警察関与が出来る体制を一刻も早く作るべきだと思います。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

現在の州議会の与党・CAQ党からの政権奪回を目指しているリベラル党。4年前の州議会選挙前まではリベラル党が政権与党でしたが、当時の党首・首相は医者出身で全く政治的な判断が出来ずに結局選挙で敗れてCAQ党に政権を譲り渡しました。


同様の現象が4年前の各州選挙で見られ、トルドー首相率いる連邦政府与党・リベラル党と同じくリベラル党が政権を握っていた州は結構やられてリベラル党は野に下りました。ケベック州とかオンタリオ州とか。

ちなみに、オンタリオ州でもつい最近州議会選挙が行われて、現政権与党が議席を伸ばして勝利しています。

さてそんな中、ケベック・リベラル党の党首・Dominique Angladeさんは、政権奪回のための公約として減税を掲げるのだとか。勿論それ自体は歓迎ですし、必要な税は払うけど、不明な部分はなくす、とかは良い案だと思います。

JUN112022 07
(政権取ったとして、公約実現できるのかな・・。CTVニュースサイトより。)

ただ・・・・。

こういうのって、日本の政治でも一緒ですが、公約に掲げてやっぱりやらないってことが多いですから、どこまで信用してよいのかって言う不安もあると思います。

そういう点ではCAQ党は、その公約内容には全く賛同できませんが、公約に掲げたことを一つ一つ実行しているのは事実です。

色々と問題が多いケベック州、今後どうなるかは本当にこの秋の選挙次第ですね。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
****** ブログランキングにご協力ください! ******
 にほんブログ村 海外生活ブログ モントリオール情報へ   
*************************************