Et Voilà! - 北米の”パリ”・モントリオールから見た世界 -

2011年よりカナダ・ケベック州モントリオールでの生活をスタート。 現地のニュースや、現地視点で見た日本・世界のニュース、またまた奥さん(カナダ人)との生活などを発信していきます!

2004年に日本を飛び出し、以降アイルランド→キプロス・イギリス→ニュージーランド→ドバイと流れて、まだまだ未知の地域・南米やアフリカを夢見ていましたが、色々あって現在はカナダに落ち着きました・・・。
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基本的にカナダでは高速道路は無料。そしてこの高速道路の管轄はカナダ連邦政府になります。
つまり、モントリオールを通る高速道路も、何か事件や事故があった場合、その対応は連邦政府・連邦政府警察(ケベック州とオタワ州においては州警察が対応)が受け持ちます。


この高速道路、特にモントリオールやトロント、バンクーバーなどの大都市では大渋滞の原因にもなっているんです。
 
また、道路の損傷が激しい場所もあり、その修繕にも毎年多額の税金(連邦政府予算より)がつぎ込まれております。


こうした中、渋滞緩和と道路修繕予算の確保を念頭に、トロント市の市長・John Toryさんは、高速道路の有料化を真剣に検討しているようです。

TORONTO HIGHWAY APR112017 01
(トロント市の渋滞。CBC Newsサイトより。)
 
これは特に、トロント市中心部へ流れ込む高速道路に対してかけるものだそうです。また、同じくバンクーバーでも有料化を考えている模様。
 
つまり、都市部に流れ込む車を規制することで渋滞緩和を狙うみたいなんです。これにモントリオールも同調しそうな雰囲気なんです。モントリオール市長も有料化に肯定的みたいですしね。


既に世界の大都市、例えばロンドンやシンガポールなどでは既にこういった「都市中心部への車等の流入制限」は行っていると思います。

 
それこそ、有料化とか台数制限とかかけて。なので、私は個人的にはこの提案には賛成なのですが、ではもともとモントリオール市内に住んでいる人たちはどうなるのか?と言う問題もあると思います。
この有料化の最大の目的は、モントリオール市外から市内への車の流入制限。つまり、もともとモントリオール市内にいる人たちはそういった規制の対象にならないのか?それともなるのか?
この辺りはまだまだ議論の余地がありそうです。


ただ、利用者にしてみれば、すでに税金がとられてそれが高速道路の修繕に使われている。その上有料化になると、二重でお金を取られるようなもの、と感じる人たちも出てくることでしょう。

 
なので、まだまだ丁寧な議論は必要だとは思いますが、日本の高速道路のシステムのように、少なくとも修繕費等は自前で調達できるシステムを作る方が、連邦政府の税金をより「広範囲の人が利用するもの」に充てることができると思うんですけどね。


また、以前当ブログでもお話しした通り、モントリオール市内の渋滞はそれはもうひどいものです。
そんな交通事情を改善させるためにも、積極的にバスや地下鉄などを利用するように環境を整え、そして有料化のようなちょっと強引な手段を使うのも必要なのでは??


ちょっとこの問題は各都市と言うより、カナダ連邦政府が率先して提案していったほうが良い問題だな、と個人的には感じました。。
 
もう私は今のところ車で通勤することはないでしょうが、それでも車通勤を減らす(バスや地下鉄で行ける人は極力そういった公共交通機関を利用する)事も真剣に考える時期だろうと思いました。。

(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

日本でもニュースになっていると思いますが、ユナイテッド航空の「乗客引きずり下ろし事件」
勿論こちらカナダでも大問題に。特に、ユナイテッド航空は先週も少女2名を「レギンスを履いている」と言う、意味不明の理由で搭乗拒否していますし(こちらは元々社員向け優遇招待券での東條なので、節度のある服装を、と言う趣旨のようですが、それを10代前半の子どもにまで適用する柔軟性のなさに更に非難が集まっていました。)、本当にこの航空会社の信頼は地に落ちたなーって思いました。

UNITED APR112017 01
(引きずり降ろされる乗客。Global Newsサイトより。)

以下はGlobal Newsがシェアを許可している映像です。
http://globalnews.ca/video/3370583/i-have-to-go-home-videos-show-united-airlines-passenger-bloodied-after-removal
 
http://globalnews.ca/video/3368275/man-forced-out-of-seat-and-dragged-down-aisle-on-overbooked-united-flight

私は以前、このユナイテッド航空のマイルが貯まるクレジットカードを持っていたんですが、突然このマイルが「アメリカ在住者のみ対象」と言う風にその要件を変更したんです。
 
それまで私はクレジットカードによる支払、及びユナイテッド航空を利用したりでかなりのポイントを貯めていましたが、この変更を機にクレジットカードも解約しました。


これは私の個人的な意見ですが、アメリカの航空会社ははっきり言ってサービスも質もレベルが低すぎます。私はよっぽどのことがない限り、アメリカの航空会社、及び空港経由などは一切しないつもりです。
 
だって本当にレベルが低いですもん、特にスタッフのレベルが。日本のサービスに慣れている人、もしくはカナダのサービスでも構いません、そういう人たちから見たら、アメリカのサービスは「やっつけ仕事・プロ意識がない・ただ言われたことをやるロボット」的なものばかり。
本当、アメリカに住んでなくてよかったーって思います。。


さてこの事件、確かにこの搭乗拒否された男性の行動にも「やりすぎ」感があるのは否めません。。ただ、この男性が言うように、どうしてもこの飛行機に乗らなければいけない理由があるのであれば、スタッフは他の人を探すべきだったと思います。
 
また、そもそも今回の事件はお客さん同士のオーバーブッキングではなく、ユナイテッド航空のスタッフを急きょ乗せなければいけないことから発したもの。であれば、そのスタッフを振替便に乗せればよかったのでは??
 
少なくとも、なぜその飛行機に、通常料金を支払ったお客さんを強制的に降りさせてまでスタッフを乗せなければいけなかったのか、そこは明らかにすべきだと思います。
 
その後のニュースで、この男性、Daoさんと言うベトナム出身のお医者さんと言うことが判明しております。
 
ただし、色々といわくつきでもあるみたいです、薬物依存などなど・・・。でもまあ、だからと言って、あのユナイテッド航空の対応はあり得ませんけど・・・。

UNITED APR112017 02
(Global Newsサイトより。)

またユナイテッド航空はようやく正式に今回の件を謝罪しましたが、それは批判が高まってきたから。それまではCEOですらこの件に関しての謝罪は拒否していましたし、むしろスタッフの対応をほめていたくらい。上の人間がその程度のレベルであれば、会社全体のサービスの質の低さも納得ですよね。
 
確かに、アメリカの法律では、オーバーブッキングした場合に搭乗客が振替便を拒否した際、航空会社の判断で誰を降ろすか決めることができる、と言うのはあります。
 
が、それはあくまでも「全ての努力・提案をした結果、及び全ての代替案を考慮した結果」なされるべきです。


今回の件、まずこの男性には保証金の最上限までは提示していません。この時点で「努力」していないというのがわかります。

 
また、上記の繰り返しになりますが、なぜユナイテッド航空のスタッフを乗せなければいけなかったのか、その説明もしているのでしょうか??私はしていないと思います。


とにかく、今回の件はアメリカの典型的な事件だと思いました。すなわち、「上から目線の対応」「お客様のことは一切考えないビジネスモデル」です。

 
今回の事件を見て改めて、二度とアメリカ系の航空会社は利用しないことを決めました。

実際、この件が広まるにつれ、特に中国では「アジア人蔑視だ!ユナイテッド航空をボイコットしよう!」と言う動きにまで発展しており、実際本日のニューヨーク株式市場のユナイテッド航空株価は4%も下落しているようでした。

まあ、常識のある人であれば(アメリカ人も含めて)、ユナイテッド航空を今後も利用したいっては思わないと思いますけどね。

 
ただ日本の場合は、アメリカ向けのフライトはJALか、JALとユナイテッドのコードシェアとかですよね?確か・・・。その際は、JAL単独運航のフライトが良いかもしれませんね、今後は・・・。

この件を受けて、カナダでも預け荷物の紛失やオーバーブッキングに関する対応をカナダ政府が新たに制定・発行するように動いているようです。ただし適用範囲がカナダ国内だけなのか、エア・カナダの国外発着も対象になるのか、などなど詳しいことはまだ明らかになっていませんが、少なくとも今回のユナイテッド航空を「反面教師」として対応して欲しいですねー。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

毎年リーグ戦では終盤近くまでは良い位置にいるHabs(モントリオール・カナディエンズ)
でもいつもスタンレーカップの1回戦とか2回戦目で敗退するってパターンなんですよねー、ここ10数年・・・。


ただ今期はリーグ戦トップで終了!そして無事スタンレーカップに出場し、明日から1回戦の相手・ニューヨーク・レンジャーズとの対戦。
 
スタンレーカップはプロ野球の日本シリーズのように7戦戦って、先に4勝挙げた方がトーナメントを勝ち進む、っていうルールです。
 
写真のように、モントリオール国際空港もHabs応援のカラーチェンジ!そして毎年この時期は、市内のバスの電光掲示板も、行き先ではなく「Go! Habs Go!(もしくはGo Canadiens Go!)」っていう表示に変わるんです!

STANLEYCUP2017 APR112017 02
(Global Newsサイトより。)
 
このあたりの遊び心は日本も見習ってもよいかもしれませんねー。

STANLEYCUP2017 APR112017 03
(スポーツサイトより。)

ただ今回のスタンレーカップ、Habsだけでなく、なんとカナダのチームが合計5チーム勝ち上がってきたんです!
 
リーグ戦上位、ワイルドカードでの出場、色々とありますが、モントリオール・カナディエンズを筆頭に、オタワ・セネターズ、トロント・メープルリーフス、エドモントン・オイラーズそしてカルガリー・フレームズ
 
いやー、こんなにカナダのチームが出てきたのも久しぶりでは??

STANLEYCUP2017 APR112017 01


勿論、私はHabsを応援しますが、(縁起でもないですが・・・)毎年スタンレーカップ序盤に姿を消してしまうので、今年ことは頑張ってほしい!

 
当ブログでもふれたように、91歳の熱狂的なHabsファンのおばあちゃんの夢をかなえるためにも!


まあそれでもHabsが負けちゃっても、カナダのほかのチームを応援できるっていう楽しみが今年はありますからね。保険って感じでしょうか・・・。
 
なのでお願いです!!カナダの全チームが1回戦で姿を消すってことだけはないように!!!!

(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

Global Newsのサイトに、日本に関する記事が載っており、「日本に学ぼう」的な意味合いでしたが、果たして意味があるのか疑問でした・・。
 
記事の内容は、「必要最低限のものだけ所持しよう」という、「ミニマリスト」の紹介。

MINIMALISM APR112017 01
(Global Newsサイトより。)

多分、この記事の作者の意図としては、「ミニマリストを見習って、必要でないものもたくさんため込んでいる人たち、そして整理整頓ができない人たちは、この春から心機一転して片付け上手な生活をしましょう」と言うようなことだと思います。
 
記事では、ササキフミオさんと言う方が紹介されており、彼はシャツ3枚、ズボン4枚、そして靴下3足しか持っていない、とのこと。
 
ものを持たないということは、その分の時間が別のこと、自分の好きなことに使えるということ。ものが多いと、整理整頓などで時間を費やしてしまうけど、初めからなければその分の時間を旅行とか友達に会ったりすることに使える。。

またコンドウマリエさんというじょせいのかたも紹介されており、彼女は整理整頓の本を書きそれが200万部も売れている人だそうです。


まあようは「物質的なしがらみ、物質依存の生活を見直して、もっと”人とのつながり”や、”自分が本当にやりたいこと”に重点を置ける生活をしましょう」と言う、一種の啓もう活動みたいなものですねー。

 
ただこのような記事って、こちらでも沢山出ているんですよねー。それをわざわざ、日本を例にとって出したところで果たしてどれだけの人が関心を持つか・・・。


日本でも同じような状況かもしれませんが、こちらでもこのように、記事の作成者の質が悪いというか、たいして目新しくもない題材を使いまわして記事の穴埋めをしているものをよく見かけます。
 
勿論、そういった記事に対してのコメントは辛辣なものばかり。この記事もそうでしたけどね、特に多かったのが「なんの役にも立たない、意味のない記事」。
 
確かに、一部の読者には訴えかけることができたかもしれませんが、やはり同じような記事の使いまわしを見ていると、うんざりしますものね。


ネット社会の発達により、ジャーナリズムと言うか情報を誰でも簡単に、そして無料で手に入れることができるようになりました。
 
それは良いことですが、反面こういう風に「どうせ無料の記事だから」と言うことで、薄っぺらい内容の記事が増えているのも事実だと思います。


益々、個人で責任を持って情報の取捨択一をしていかなければいけなくなっているんでしょうねー。。。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

先週お伝えした、ボンバルディア問題。業績悪化が原因で、カナダ連邦政府やケベック州政府から資金投入、つまり国民・州民の税金がつぎ込まれているにも関わらず、目に見える改善が見られない。それでも、現ボンバルディア経営陣には2016年よりも50%アップの給与が支払われる、平均で一人当たり2億円増。

このニュースに対して国民の怒りは激しく、先々週末、そして先週末と2週続けてモントリオールにあるボンバルディア本社前で抗議行動が行われております。

BOMBARDIER APR102017 02
(先週末に行われた抗議活動。CBC Newsサイトより。)

また、各ニュース、新聞社、TV局も激しく抗議。まあ、当たり前ですよね、だって「税金泥棒」そのものですから。
 
つい最近も、カナダ連邦政府から約3億725万カナダドル(約465億円)の資金援助を受けているんです、これ全部カナダ国民の税金。

それをそのまま、何の仕事もできていない・成果を上げていない経営陣の昇給分に充てているんですよね。


この件が発覚したのち、ボンバルディアCEOのAlain Bellemareさんは、昇給の見直しを指示した、と言っていますが、結局これ先延ばしにしただけなんです。つまり、昇給は2020年まで先延ばしする。
もうこの時点で、この人並びに経営陣は本気で国民の怒りをとらえていないな、と言うのが良くわかります。まずそもそも「昇給できるほどの実績を残しているのか?」と言う点が全く明らかになっていません。
 
また、国民の税金を投入し続けないと存続できない体制のままで、なぜ「昇給」を受け取ることができるのか、その神経を疑われているんですが、それすら気づいていない様子。
 
つまり、昇給分は絶対にもらう、っていう姿勢を崩していないんですよね、現経営陣は。「恥知らず」と言うか、なんというか。。逆にそういう人たちでないと、こんな状況でもあさましく金、金って言えないのかもしれませんねー。


ちょっと違うかもしれませんが、日本でJALの経営立て直しのためにCEOに就任した元ソニーの盛田さんを思い出しました。
 
JALも日本政府からの資金援助、つまり国民の税金が導入されたわけですが、多分盛田さんを含め経営陣への報償って高くなかったと思います。
 
なんと言いますか、「社会的に見捨てられない・義に駆られて」の行動だったと思うんです、盛田さんたちの場合って。


一方ボンバルディアの場合は一切そういった考えはなく、あくまでもビジネスとしてCEO職を受けたのでしょう。
 
ただ、「結果」を残せばだれも文句は言いません。現経営陣がしたことは、ボンバルディアで働くカナダ人の職を奪い(14,000人ほど解雇される)、仕事の一部をカナダ国外に出し、引き続き政府からの援助がないと立ち行かない経営体制を変えられていない。。
全く「成果」がないですよね。


例えるなら、年棒5億円で契約した元メジャーリーガーの1年間の成績が打率.200、ホームラン数10本、打点30点と大きく期待はずれにもかかわらず、年棒交渉の場で「年5億円から年7億円に上げてほしい」って言っているようなもの。
 
そんな要求を許す球団なんて、日本以外でもあり得ないと思いますよ。ましてや「プロ」ならば自分の成績を「恥」て、昇給なんてとても言い出せないでしょうし、また人によってはたとえ昇給になったとしても辞退すると思いますよ。


現在までのところ、カナダ連邦政府もケベック州政府も、この件に関してはボンバルディア寄りの対応を取っているようです。

BOMBARDIER APR102017 01
(不具合続きのモントリオール地下鉄向けのボンバルディア製の新車両。CBC Newsサイトより。)
 
が、何かしらの対応をボンバルディアにしないと、今度は国民の怒りがカナダ連邦政府、及びケベック州政府に向かうと思います。
 
既にどちらも野党がこの件に関して政権を攻撃していますしね。またケベック州政府の首相・Couillardさんは、「ここで政府が介入すると、ボンバルディアのビジネスに悪影響を及ぼすことになる。」と述べています。
 
が、すでにボンバルディアはモントリオール地下鉄の新車両の不備、トロントの新バスの不備など「悪影響」をすでに自ら作り出している状況ですよ?

 
ここに「危機意識のかけらもない・無能で能天気な経営陣」に対して政府が介入したところで、それが良いシグナルを世間に送ることはあれ、状況が悪化することはないと思いますよ。

 
はっきり言って、ボンバルディア製品に対する信頼なんてもうゼロに等しいんですから。なので、余計にこの昇給が国民にとって腹立たしいんですよね。


また、今後多分国民・州民が集団提訴に動く可能性もあります。
だって、これ本当に税金の無駄遣いですから。自分たちが収めた税金が正しく使われていない、と言うことでの提訴、十分あり得ると思います。


そうなる前に、カナダ連邦政府・ケベック州政府は率先してこの「無能な経営陣」を追い出し、刷新すべき。
 
私はカナダにはまだまだたくさんの有能でかつ「義を感じ、愛国精神あふれる」経営経験者はいると思います。そういった方たちを公募で集めるべきだと思いますが、どうなることでしょうか・・・。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

先月3月28日の当ブログにおいて、「やっぱりどうしても理解できない・・・。映画産業における”白人キャスト”に対するクレーム。」と言うお話しをさせていただきました。
 
また、2月18日の当ブログにおいても、「世の中病んでるなー・・・。スーパーモデル(Karlie Kloss)の和装が批判の的に。Cultural Appropriationって何?」と言うお話を載せております。


最近こういった、いわば「難癖」をつける人たちが多くて、それもSNSなどを利用してその「難癖」を拡散し、あたかも自分たちが正しい行動を行っているようにふるまっています。
 
そもそもこういった難癖をつける人たちは、「当事者」ではなく明らかに「部外者」。例えば上記スーパーモデルのKarlieさんへの批判なんて、私には「リッチで美人のKarlieさんに対する嫉妬」から出ているだけ、としか思えません。

 
第一、日本人で彼女の和装に文句をつけている人は一人もいませんから。それを部外者が、彼・彼女たちの「押しつけがましい理論」を当てはめて、「日本人も嫌がっているはず」と言うおかしな「脳内変換」して難癖をつける・・・。


ただ、それに対して被害者が過剰に反応(謝罪)することも問題だと思うんです。
はっきり言って、そんな「自分勝手・独りよがりなクレーマー」にいちいち付き合っていたら何もできないですよ。だって、上記理論で言えば、次のような「難癖」もつけられるということですから。

- 寿司を日本人以外のスタッフが作るのは日本文化への侮辱だ。
- ビザやパスタをイタリア人以外のスタッフが作るのはイタリア文化への侮辱だ。
- チャイナドレスを中国人以外が着るのは中国文化への侮辱だ。

とか、逆に3月28日のブログのように、

- 寿司店で働いているのがアジア人ばかりと言うのは公平でない。他の人種も入れるべき。
- この会社の受付には白人しかいない。もっとほかの人種も入れるべき。

とか。もうわけわからないですよね。

ちなみに、「就職・雇用」に関しては、そういった条件を重視している会社が多いですよ、カナダでは。
 
仕事に応募する際、たいていの会社で必ず聞くのは:

- 性別
- 人種
- 障害の有無

などです。これはそれによって差別するのが目的ではなく(もしかしたらそうしている会社もあるかも・・・)、色々な人を受け入れ、会社自体の文化をカラフルなものにする。
沢山の考えや性別等の違う人たちを入れる、と言う「平等・公平」の精神からきているものなんです。
でもね、これってあくまでも「応募要件を満たしたのち」の判断になるんです。当たり前ですけどね。例えば、お医者さんポストへの応募で、医師免許もないのに「性別・人種・障害の有無」だけで採用されるわけはありませんよね??


上記「難癖」をつけている人たちって、まさにこの部分だと思うんです。「基本的・最低条件」に当てはまらないにもかかわらず(むしろ、当てはまらないことが悔しくてたまらないから)、「性別や人種」等を盾にクレームを起こす。
 
上記例で言えば、「アジア人・女性」と言うマイノリティーに部類されるから、医師免許は持っていなくても、「公平性」の観点から私を医者として雇え、って言っているようなものですよね??


それがあたかも「まともな論理」として通っているのが恐ろしい・・・。既にアカデミー賞などの映画産業やハリウッドでもこういったことが当たり前になってきつつありますよね。

FILM APR082017 02

 
つまり、脚本家や映画監督は、彼・彼女らが思い描くストーリーや配役・キャスト(就活における、応募の”最低条件・基本条件”)を考える前に、まずそのストーリーや配役・キャストが「全ての人種・性別の人に受け入れられるかどうか」を考えないといけないなんて。。そんな映画やTV番組、面白いですか??
 
それって、結局どの映画も「同じような人種・性別の配役で、ストーリーも全ての人種・性別に受け入れられるもの」って感じで似たようなものばかりできそう。


実際そこまで気を使わないといけないのであれば、監督などの製作者側の色と言うか味と言うか、そういったものが一切出てこないものになりますよね。もう「芸術」ではなく、「流れ作業・業務」の一つしてしか映画やTV番組は見れなくなると思います。


意味をはき違えた「公平性」により、「個性」が殺される時代・・・・。

FILM APR082017 01


アメリカだったかヨーロッパだったか忘れましたが、今後の映画やTV番組に関するブラックジョークがありました:
 
「今後ヒットする映画やTV番組の主演・主要キャストは、”黒人(もしくはアジア系)”で、”女性”で、”レズビアン”で、”心身に何かしらの障害を持つ”人だね。」


でも本当にそんな映画・TV番組が沢山出てきそうで怖いです・・・。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

事件は2013年の11月に起こりました。カナダ人女性のAlix Tichelmanさん(当時25歳)は、カリフォルニア州サンノゼにて、当時のGoogleの役員・Forrest Hayesさんとヨットに乗船していました。
 
そして、このForrest Hayesさん、ヘロインのオーバードーズ(摂取過多)により死亡してしまうんです。このヨットが停泊していたヨットハーバーの監視カメラには、Forrest Hayesさんがオーバードーズで意識不明に陥った後のAlixさんがパニック状態に陥った姿が記録されています。

そして翌2014年、AlixさんはForrest Hayesさんの死亡に関して、ヘロイン使用等の罪で逮捕。今年3月末まで刑務所で罪を償っておりました。

Prostitute APR082017 01
(Alixさん。Global Newsサイトより。)

実はこのAlixさん、カリフォルニアの高級コールガールだったんです。そのお客さんの一人がForrest Hayesさん。彼からはたびたび呼び出されていたようなんです。


さて問題はこのAlixさん、カナダ国籍保持者ですが、生まれてからカナダにいた期間はほんの少ししかなく、アメリカ・ジョージア州で育ち、そのままアメリカで働いていたんです。
勿論、合法的に。ニュースによると彼女はアメリカの永住権を持っていたんです。


が、先月末、刑期終了した直後にアメリカの移民局に逮捕され、カナダへ強制送還されたそうなんです・・・・。

これってまあ、当たり前と言えば当たり前かもしれません。いくら人生の大半をアメリカで過ごしたとは言え、彼女の国籍はカナダ。

ただ、トランプ大統領の政策と相まって、カナダ国内では:

「なんで彼女をカナダに送還するの??彼女はアメリカ生活が長いのに。」
「これもトランプ大統領の政策の一つ、罪を犯した移民の強制送還に当たるのでは?」

などなど。。。


ただ同じことは世界各国、カナダでも起こっているんですよね。
不正に取得した永住権ビザを取り上げられて、本国に強制送還された元移民ビザ保持者なんてカナダには沢山いますし。
 
確かに彼女はカナダ人としてのアイデンティティはあまりなかったかもしれませんが、国籍はカナダ。なので、カナダに強制送還は当たり前だと思います。


逆になんでこれがニュースになっているのか、私にはちょっとわかりませんでした・・・。
でも、永住権(移民)ビザって、取るまでもとても大変ですが、取れたからってそれでおしまい、じゃないんですね、やっぱり。
 
国によって違いはあると思いますが、カナダの場合は5年ごとの更新もありますし、またこういった犯罪行為や何かしらの不正行為をすればすぐにはく奪・本国へ強制送還されますからね。。。


ちょっと自分のカナダでのステータスを考えさせられる事件でした・・。



(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

カナダのニュースにて、今回のアメリカのシリア攻撃に関して、シリア系カナダ人のコメントが出ていました。
 
シリア系カナダ人の団体員であるFaisal Alazemさんは、こういったアメリカの攻撃(現シリア政府に対する何らかの行動)を継続して行ってほしい、と述べています。
 
彼の発言の真意は、「こういう行動をとることで、現シリア政府の考えが変わる、事態が良い方に動く」ことを期待してのこと。そのためにも、継続的に現シリア政府に対する「行動」を見せる必要がある、と説いています。
 
最終的にはもちろん外国的な解決策が必要になるでしょうが、それはこういった行動と並行して進めていくのが良い、とも述べています。


また、現在23歳になるシリア難民のYaman Alqadriさんは「ずっとこういう状況(誰かがこういう風に現シリア政権に対して行動に出ること)を待ち望んでいた」と述べております。

SYLIAATTACK APR082017 01
(Yaman Alqadriさん。Global Newsサイトより。)
 
彼女はシリアの大学で薬学を学んでいた18歳の時にシリア当局に逮捕・監禁されました。理由は大学構内で現シリア政権打倒を謳うようなパンフレットを配布していたため。
 
その後何とかカナダに脱出できたようですが、それ以来、彼女はずっと国際社会が現シリア政権に対して行動を起こすことを期待していたそうです。


Yamanさんはアメリカによるシリア攻撃のニュースを見た時、涙を流したそうです。それは悲しいからではなく、ようやく世界・国際社会が現シリア政権に対して行動を起こしたことに対する嬉しさで。


このYamanさんも上記Faisalさんも、最終的な目的は現シリア政府の打倒、及び本当の民主主義がシリアに定着すること。

 
本当の民主主義が定着し、自由・平等なシリアにもう一度行きたい、これがYamanさんの今の願いだそうです。



いま日本のニュースでも、アメリカのニュースでも、今回のアメリカ政府のシリア攻撃に対して非難が出ていますよね。

 
曰く、「攻撃の正当性がない」とか「アメリカ単独の攻撃の危険性」とか。


でもね、まず「国連」が機能しない状況で、国連に諮る意義って何ですか??
どうせ、ロシアや中国の拒否権で攻撃は承認されないでしょうし。命の危険性のない、安全な地帯からはなんとでも「後付けの理由」をつけられると思うんです。
 
「今回の攻撃はアメリカ単独のものである」と、堂々と述べたアメリカ政府。その態度とすぐに対応した今回の攻撃は、やはり素晴らしいと私は思います。


カナダのCTV Newsがウェブサイトで行っている「あなたは今回のアメリカ軍によるシリア攻撃を支持しますか?」というアンケートに対して、カナダ時間:2017/04/08午前9時時点で、回答者のおよそ66%(3人に2人)はアメリカの行動を「支持」しております。

SYLIAATTACK APR082017 02
(アンケートの途中結果。CTV Newsサイトより。)

確かに化学兵器を現シリア政府軍が使ったという証拠はないかもしれません。
が、今までに現シリア政府軍が自国民に行った虐殺、そして4年前にも同じように毒ガス兵器による虐殺がありました。これらの行動に対して、オバマ前大統領は積極関与せず、事態を放置。
また、国際社会もだんまりを決め込んでいました。


これに対して毅然とした態度を見せたアメリカは、やっぱり「世界の警察」であると思います。あとは国際社会がもっと協力してシリア及びロシアに圧力をかけて、シリア問題をFaisalさんが言うように「外交的側面」からの解決に導くようにしてほしいと思います。
 
また、日本にももっと積極的な関与をしてほしい、と切に願います・・。

(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ここ最近、各地・各国のテロ行為に世界中が揺れております。2016年末から2017年にかけて、ニュース等で報道されたテロ事件だけ見ても:

- 2016/12/19、ドイツの首都・ベルリン中心部のクリスマスマーケットに大型トラックが突入。12人が死亡、48人が負傷。「イスラム国(以下ISIS」)が犯行声明を出す。
- 2016/12/19、トルコの首都・アンカラで開催中の写真展会場で、非番の警察官が駐トルコ・ロシア大使を銃撃して殺害する。
- 2016/12/31、イラクの首都・バグダッドで3件の自爆テロが発生。29人が死亡、50人以上が負傷。「イラク及びレバントのイスラム国(以下ISIL)」が犯行声明を出す。
- 2017/01/01、トルコ西部・イスタンブールで男がナイトクラブ内にて銃を乱射。39人が死亡、69人が負傷。「ISIL」が犯行声明を出す。
- 2017/01/02、イラクの首都・バグダッドの市場で自爆テロ発生。36人が死亡、52人が負傷。「ISIL」が犯行声明を出す。
- 2017/01/07、シリア北西部・アザーズにてタンクローリーが爆発。48人が死亡。
- 2017/01/10、アフガニスタンの首都・カブールにて自爆テロを含む複数のテロが発生。計45人が死亡、92人が負傷。「タリバン」が犯行声明を出す。
- 2017/02/03 フランスの首都・パリのルーブル美術館近くで兵士がナイフで襲われる事件発生。実行犯の男が「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら、警戒中の兵士をナイフで襲った。
- 2017/02/13、パキスタン東部・ラホールにて自爆テロ発生。16人が死亡、80人以上が負傷。「タリバン系組織」が犯行声明を出す。
- 2017/02/16、パキスタン南部・セーワンにて自爆テロ発生。88人が死亡、200人以上が負傷。「ISIL」が犯行声明を出す。
- 2017/03/22、イギリスの首都・ロンドンにて車を使った無差別テロ事件発生。5人が死亡、40人が負傷。犯人はイギリス・ケント出身の52歳ハリド(カーリド)・マスードで、警察により射殺される。
- 2017/04/03、ロシア西部・サンクトペテルブルクの地下鉄にて爆破テロ事件発生。14人が死亡、50人が負傷。ロシア政府は中央アジアの独立派の犯行との見方を示す。
- 2017/04/07、スウェーデンの首都・ストックホルムの繁華街にトラックが突っ込むテロ事件発生。4人が死亡、9人が負傷。スウェーデン当局はウズベキスタン出身の39歳男性の身柄を拘束。


ここに挙げたのは多分ニュースなどで報道されている一部のテロ事件だけで、それ以上にもっと多くのテロ行為が世界中で行われていると思います。
特に政情不安定な中東や南アジア、そしてアフリカなどで。

TERROR APR082017 01


こういった事件を見てみると、私は個人的に特に注意しなければいけない2つの点が見えてくると思うんです。
 
それは「宗教」「移民」。宗教では特にイスラム教がやはりテロ事件の首謀者になっていることが圧倒的に多いです。こういった事実から、悲しいことですが、やはりイスラム教徒(アラブ系)に対する偏見の目がどうしても出てくるんだと思います。
 
少なくとも、欧米や中東以外の国では「イスラム教」は人々に平穏・安らぎをもたらすものではなく、逆に「災い」をもたらすものと言う印象が強く入っていると思います。
 
ここカナダでも今年に入ってイスラム系の国会議員がISLAMOPHOBIA(イスラムに対する漠然として不安)を持つべきではない、イスラム教徒を保護すべきと言う動議を国会に提出して通っております。
でもそういったことをしたところで、世界各国のイスラム教徒の「行為」を見れば、どうしても不安にならざるを得ないと思うんです。これは前にも書きましたが、イスラム教徒をより理解してもらうような行動をしない限り、理由もなくただ「イスラム教徒は守られるべき」だといったところで、非イスラム教徒の人々は益々イスラム教徒に不信の目を向けるだけだと思います。。上記動議でも、この議員さんはあくまでもイスラム教徒は「被害者」だと言っていますが、世界で見ればイスラム教徒は圧倒的にテロ事件の「加害者」です。そういう人たちとは違う、本当のイスラム教徒はそういうことをしない、などの啓もう活動や地元コミュニティーに理解してもらう努力をして初めてその次のステップとしての動議、だったら理解できるんですけどねー。一方的に「被害者」としてふるまう行動、自分たちは悪くないので周りが自分たちに対する対応を変えるべき、と言う態度にカナダ国民の不信感・嫌悪感は高まっている、私は思っています。

TERROR APR082017 03


もう一つは「移民」。特にヨーロッパのテロ事件ではこの移民(不法移民も含めて)が実行犯になっているケースが多いと思うんです。
 
しかも上記と関係しますが、イスラム系の国からの移民・・。


ちょっと今は(と言うよりずいぶん前からですが)、世界的に見て「イスラム系(及びイスラム系移民)」の人々に対する偏見の視線が出てくるのはどうしても仕方ないと思います。
理想で言えば、皆平等に扱われるべきでしょうし、宗教による差別なんて絶対してはいけないと思います。
 
が、やはりどうしても世界的に見てイスラム教徒が起こす事件の数々、イスラム教と言うものに対する世間の理解度の低さを考えると・・・。


これを乗り越えるためには、やはり非イスラム教徒もイスラム教徒は何かを理解するべきでしょうし、またイスラム教徒も被害者意識を持たず、「コミュニティーに受け入れられるよう」努力すべきでしょう。

 
あとは、やはりしっかりと入国チェック・移民や難民の厳格なチェックを行うべきだと思います。

TERROR APR082017 02


もう世界には安全な場所なんてないのかもしれませんね、悲しいことですが・・・。



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このブログでも時折お伝えしていますが、カナダ国民にとって「アイスホッケー」は何よりも大事なスポーツ。
 
カナダの国技でもありますからね。そんなアイスホッケー、モントリオール市民にとっての誇りはなんといってもNHL創設期からの古豪でNHL最古のチームである、・モントリオール・カナディエンズ!
今日はそんな地元の誇りであるカナディエンズのファンのお話です。

HABSFAN APR072017 02
(Go Habs Go! スポーツサイトより。)

モントリオール在住のIrene Durdonさんは何十年にもわたる熱狂的なカナディエンズファン!
試合のある日は、ユニフォームを着て、カナディエンズのマグカップ片手に試合観戦。一試合も欠かさず観戦しているんです!

そんな彼女はなんと91歳!驚きですよねー!

HABSFAN APR072017 01
(真ん中がIreneさん。右が娘さん、左がお孫さん。Global Newsサイトより。)

そしてここからがちょっと切ないのですが、彼女のbucket list(死ぬまでにやりたいこと、と言う意味です)には2つ、カナディエンズ絡みのことがあったんです。

1つはカナディエンズが「スタンレー・カップ」優勝するところをもう一度見たい、と言うもの。
NHLでは長いレギュラーシーズンがありますが、これはスタンレー・カップと言うトーナメントへの出場をかけての、いわば長い長い予選リーグのようなものなんです。
 
カナディエンズはNHL史上最多のスタンレー・カップ優勝回数を記録していますが(24回)、でも1993年に優勝したのを最後に、実に24年間優勝できていないんです・・・。
 
ちなみに、カナダのチームのスタンレー・カップ優勝もこれが最後。。。カナダのチームも24年間優勝できていないんですよ。。

ほぼ毎年、スタンレー・カップのトーナメント出場まではいくのですが、途中敗退・・・。もしくは、リーグ戦の首位にいるんですが、終盤失速してトーナメントに出場できないとか・・・。
なんというか、毎年あと一歩、爪が甘いんですよねー。。。

HABSFAN APR072017 03
(こちらがスタンレー・カップ。去年はピッツバーグ・ペンギンズが獲得。スポーツサイトより。)

そしてもう一つは、「カナディエンズの選手と一緒に写真を撮ること」
これ、インタビュー映像の中で、おばあちゃん涙目になっているんですよね・・・。ちょっと切ない・・・。
 
でも本当にHabs(カナディエンズの通称、愛称)を愛しているんだなーって伝わってきますよね!

HABSFAN APR072017 04
(カナディエンズのマスコット・ユピー。でも実はこのユピー、もともとはMLBのエクスポのマスコットだったんです!スポーツサイトより。)

ちなみにお孫さんは2つ目のおばあちゃんの願いは、ちょっと実現するのは難しいって言っています。
Habsの選手たちはいわばセレブみたいなもので、簡単に会えるわけではないから、と。。。


でも、私はおばあちゃんの2つの願いは、Habsの選手たちの力できっとかなうと思います!
まずスタンレー・カップの優勝ですが、今期のレギュラーシーズンがつい先日終了し、Habsはリーグ東地区で首位!無事スタンレー・カップのトーナメント出場を勝ち取っています!


まずはスタンレー・カップで優勝し、その優勝カップと一緒におばあちゃんと選手たちで写真を撮る・・・。これこそがおばあちゃんへの最高のプレゼントになるのではないでしょうか???


この映像の最後でも言っているように、「Montreal Canadiens: the puck is in your end.」、つまり「カナディエンズの選手の皆さん、あとはあなたたち次第ですよ。」と。まさにその通り!


ぜひカナディエンズには頑張ってもらいたい!!


Go Habs Go!!!


** 2017/04/08追記 **
カナダ時間昨日モントリオールで行われた、モントリオール・カナディエンズ vs タンパベイ・ライトニングの試合にこのおばあちゃんが招待され、そして試合後は選手のロッカールームまで入れたそうなんです!

HABSFAN APR072017 06
(試合観戦するIreneさんと娘さん。CBC Newsサイトより。)
 
試合は惜しくもカナディエンズの負けになりましたが、多分選手との写真撮影と言う願いはかなったんだと思います!
あとはスタンレー・カップのみ!!

HABSFAN APR072017 05
(Ireneさんが見守っています、頑張れHabs! CBC Newsサイトより。)


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先週末から降り続く雨の影響で、モントリオールの一部地域及び周辺地域で浸水被害が出ております!
実は、うちの近くも浸水被害が出そうな勢い・・・。うちってMille Îles River近くにあるんですが、この川も現在氾濫とまではいきませんが、水位がかなり上がってきているので警戒されているところなんです。

FLOODING APR072017 02
(床下浸水した家。CBC Newsサイトより。)
 
ただ、この川近くに住む人とお話ししたんですが、毎年春になると大体この川は水位が上がって危ない状況になる、とのこと。


それが毎年のことなら良いんですが、今年はまたちょっと別な様相なんです。
まずはこの長雨。ここ数日は本当に激しい雨にさらされています。元々春は雪解けで川の水位が上がるんですが、そこにこの大雨。。
 
 
そしてもう一つは、まだ完全に雪解けできていないという状況なんです。


つまり、まだ大地には雪が残っているところが沢山あり、土が凍っているところもあるんです。
なので、雨などの水分が土・大地に吸収されずにところどころで大きな水たまりができているんですよね、現在。

FLOODING APR072017 01
(水が引くまで時間がかかりそうです。。CBC Newsサイトより。)
 
そういった水がまたまた川に流れ込んでもいますし・・。


幸い、うちの周辺はまだ浸水被害にあいそうにはありませんが、あちこちで大きな水たまりができていますので、ちょっと不安にもなります。


ようやく春が近づいてきたかな?と思ったらこういった自然の驚異が・・・・。
いやいや、何事も思い通りになりませんね、と実感する今日この頃でした・・。


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前回のモントリオール国際空港がらみのブログでは、空港内の立ち入り禁止地区へのアクセスを持つスタッフのうち複数名に「信条的に好ましくない傾向が見える」人達がいて、セキュリティーに不安がある、と言うカナダのテレビ局のレポートを紹介しました。またその際、モントリオール国際空港のセキュリティーの甘さも指摘されていました。


そして今回、今度はカナダ全土をカバーするラジオ・テレビ局であるCBCが問題提起しております。


事件は今年の2月21日に発生。当日、CBCスタッフはアメリカへの渡航のためにモントリオール国際空港内にいました。すると携帯電話の識別番号をキャッチするソフトウェア・IMSI(加入者識別番号)キャッチャー(Stingray)が近くにあるのを発見したそうです。

IMSI APR062017 02
(サンプル画像。CBC Newsサイトより。)

これは、CryptoPhoneと呼ばれる、セキュリティー用品がその存在を検出して発見できたようです。

このIMSIキャッチャーは、専門家によると、リアルタイムで盗聴ができたり、通話記録やその他携帯内の情報を不正に取得することができるそうなんです。。怖いですね。。
 
ただこの問題、実は2/21の1週間ほど前に、カナダの首都・オワタでも発見されているんです。


そしてここからは私が怖いな、と思ったんですが、このIMSIキャッチャー、公式には明らかにしていませんが、カナダの警察機構、安全・セキュリティーをつかさどる部署、外務省や入国管理局などが使用していると言われているんです。もちろん、セキュリティー上の理由により、ですよ。


また、空港内にはもちろん隣国・アメリカの政府関連施設もあり、そこでもこのIMSIキャッチャーを使用している、とも言われております。
 

今回のケースは、「犯罪組織が行ったこと」と言う面も否定はできません。空港内にはいろいろな人たちがいますし、旅行者ももちろん多いです。なので、その旅行者を狙った犯行と言う可能性も十分あると思うんです。

IMSI APR062017 01
(モントリオール国際空港。CBC Newsサイトより。)

CBCとしては上記政府事務所やアメリカ政府関連施設へ問い合わせをしたようですが、勿論回答はなし。
 
まあ、自国のセキュリティーを守るため、っていう理由での盗聴等もわからなくはないんですよね、実際のところ。

だって、これもタイムリーな話題ですが、今週トロントでISISに関係があるとしてアラブ系カナダ人が逮捕されているんです。彼は過去にトルコ経由でISISにわたったみたいなんですが、その後トルコ当局に拘束されカナダに強制送還されたみたいなんです。で、懲りずに今回またカナダを離れ、ISISに向かおうとした。。多分、このIMSIキャッチャーのような技術を使って、カナダ政府当局もこの人物をずっとマークしていたんだと思います。


それで、今回確証があっての逮捕かな、と。
であれば、勿論プライバシーの侵害等の問題もありますが、IMSIキャッチャーの使用もわからなくもないかな、と・・・。


ただでさえ、ネット社会になって個人情報がダダ漏れになっている状況で、多分PCよりもはるかに所持者が多い携帯やスマホから情報が洩れる、しかも自分で気づかない間に情報が盗み取られるとなると、もうどうしていいのか、何をすればよいのかわからなくなりますよね・・・。


ホント、怖い時代ですよね・・・。


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カナダ時間昨日:2017/04/06、シリア政権が行ったといわれる「自国民への化学兵器の使用による大量殺戮」に関して、アメリカのトランプ大統領は素早く対応

ChemicalAttack APR072017 01 (CNN)
(化学兵器による攻撃直後。CNNニュースサイトより。)
 
すぐに地中海沖に展開しているアメリカ艦隊の戦艦2隻からトマホークミサイル60発ほどをシリア国内のシリア政府管轄の空軍基地・空港島へ発射し攻撃しました。
 
この決定に関しては、アメリカ国内の国会議員さんにもおおむね肯定的に捉えられている模様ですが、アメリカ国民の間では評価は分かれているようです。

トランプは第三次世界大戦を引き起こす、クレイジーだ!
アタマを挿げ替えたところで何も変わらない。リビアのカダフィーをオバマは挿げ替えたが、結果リビアはもっと悪い状況になり、アメリカ大使が殺される事件に発展した。

と言うものもあれば、

オバマはシリアに対して何も行動を起こさなかったからこういう事態になった。トランプは態度・行動でアメリカのプレゼンスを示した。
トランプだからできたこと。アメリカが独裁者に苦しむシリア市民を助けた。


などなど。。。


確かに、ロシアとアメリカの関係が壊れるのは必至ですし、また国連などの国際機関を通さずにアメリカ単独で攻撃を行ったことに関しては非難も出る可能性はありますが、少なくとも(トランプさんは大統領選挙中、及び大統領就任後も否定していますが)「世界の警察」として、「世界の市民」を守る姿勢をアメリカが示したことはもっともっと評価されても良い、と個人的には思います。


元々、シリアへの干渉に消極的だったオバマ前大統領政権の時にも、シリア政府が毒ガス兵器を使用したことで、シリアへの空爆等へ舵を切った、と記憶しています。
 
そのシリアが凝りもせずに化学兵器による虐殺を行ったことに対しての、今回のアメリカ政府の素早い対応は評価されるべき。


これに対してここカナダでは早速本日金曜日の朝、トルドー首相がトランプ大統領のこの「特定地域に限定した攻撃」に対して全面的にサポート・支持する、と公式に発表しております。
この中でトルドー首相は「シリア政府及びアサド・シリア大統領の非人道的な行為に対して激しく非難する」とも述べております。

ChemicalAttack APR072017 05
(トルドー首相。ニュースサイトより。)
 
私は個人的にはこのトルドーさんの声明は100点満点だと思うんです。シリア政府及びアサド大統領を名指しで批判・非難したこと、そしてアメリカが行った攻撃に関して全面的に支持を出したこと。
元々隣国同士と言うことで他の国とは結びつきの度合いが違うというのもあるかもしれませんが、こういった「人道的な被害」「権力者による一方的な虐殺」に関しては、「政治的な配慮・バランス」に重点を置く必要はないと思うんです。

 
つまり、ロシアに対してそこまで気を使う必要はない、と。

ChemicalAttack APR072017 03
(プーチン・ロシア大統領。ロシアも外交的にいっぱいいっぱいかも。ニュースサイトより。)

確かにこれでアメリカとロシアと言う超大国同士の間に緊張が走るでしょうが、少なくともアメリカはロシアに事前通告していたようですし、そもそも「化学兵器(サリン)を用いて自国民を虐殺する」と言う行為をしたアサド大統領に対して国際社会が何も批判しなければ、その行為を「肯定」したことにもつながると思うんです。彼の行為は「絶対的」な悪。それに対して毅然とした態度で対応したトランプ大統領は評価されるべきですし、また諸外国もいち早くトランプ大統領・アメリカ支持を行うべきだと思います。そうすることで、ロシア・シリアを超少数派に追い込み、圧力がかけられるから。

ChemicalAttack APR072017 02
(国際的な非難にさらされるアサド・シリア大統領。ニュースサイトより。)

そこで日本の対応・・・・。まあ確かにカナダとは事情が違うと思いますが、なんかしっくりこないというか歯切れの悪い対応でしたね・・。
 
一応、アメリカ支持は打ち出していますが、それは「積極的な支持」ではなく、「苦し紛れの言い訳」にしか見えないんです。。日本のニュースによると、日本政府は「シリア政府がこの化学兵器による虐殺を行った、と言う証拠はない」とか、「それなので、アメリカのこの攻撃には正当な理由がみつからない」とか。。。
 
でもね、そういったことをいちいち調べていたら、シリア国内で今以上にシリア国民が虐殺されるんですよ??それを踏まえた上で、アメリカは「事後報告の形になる」のを承知で「シリア国民の目の前にある危機」を防いだんですよ??
 
それがわかっているからこそ、トルドー首相を含めた諸外国はいち早くアメリカ支持を出したんだと思います。


例えばサウジアラビア、トルコ、イギリス、フランス、イタリアなどもいち早くアメリカの行動を支持。
 
更にイギリスのメイ首相の関係者は「今回のアメリカの攻撃は、シリア政府の非人道的な化学兵器による虐殺に対するきわめて適切な反応であり、またこれ以上の戦争被害を抑止するためにも必要な行動であった」と言うようなことを述べ、シリア政府が関与していること、アメリカの攻撃を支持することをはっきり述べています。


日本政府はロシアとの関係から、と言う「下心」があり、積極的にアメリカ支持を出していません。ロシアとの関係があろうがなかろうが、そもそも「アサド大統領」を支持しているロシアをそこまで気にする必要はありますか??
 
領土問題など日本とロシアの間では数多くの問題があります。が、その一部分だけを切り取って考え、そこだけを優先的に考えるから、こういった場合に後手後手に回るんじゃないんでしょうか?
外交って私が想像する以上に大変なことだと思うんですが、それにしても今回の日本政府の対応には正直ガッカリしました。


私の素人考えですが、現在ロシアはクリミア半島、ウクライナ問題等でヨーロッパとの関係もぎくしゃくしているし、トルコとの関係も悪いです。その上今回のようなことでアメリカとの関係が悪くなると、もう立ちいかなくなると思うんです。そうなると、自暴自棄的になる可能性も捨てきれないですが、少なくともそういったロシアに対して今「配慮・気遣い」をする必要が、果たして日本には必要なんでしょうか??そこのところがすごく不思議なんです・

ChemicalAttack APR072017 04
(日本の安倍首相。ニュースサイトより。)

安倍首相とプーチン大統領との直接の対話でも何の進展もなかった北方領土問題。それを今気にする必要があるんですか??それを気にして、消極的にアメリカ支持を打ち出し(ロシアに気兼ねすること)たところで、北方領土問題は進展するんですか??

 
ロシアから見れば日本は「弱腰、吹っ掛けるだけ吹っかけても文句を言わない」と思われているだろうし、アメリカから見れば「同盟国の対応にも積極的に支持しない、いざと言うときには信用ならない」と思われるでしょう。領土問題うんぬんではなく、「人道的見地」から政治判断でアメリカを積極的に支持する、っていう考えはなかったんですかね??


私は結局、日本はロシアにはより舐められるようになり北方領土を餌にお金を巻き上げられるだけになるし、アメリカからは「どっちつかずの信用ならない国」と言う認識で、今後の協力関係に溝ができる可能性もあると思っています。
 
アメリカは表面上は日本政府の支持声明に対して感謝はするでしょうが、内心は日本を見放している、と思います。これではもし北朝鮮問題で、北朝鮮に何かしらの軍事的行動が見られ、国連などに諮る時間がなく、「日本・韓国を守るために」アメリカが先制攻撃をしたとしても、日本がちゃんとアメリカに全面協力・全面支持してくれるかどうかわからない、とアメリカが疑っても当然でしょう。結果、北朝鮮問題に関しては、せっかくトランプ大統領が積極関与をほのめかしたにもかかわらず、逆に「駐日・駐韓アメリカ軍を減らしていく」「北朝鮮問題への対応は日本・韓国が前面に出てやるべき」と言う話になっていく可能性も大きいと思います。


また、この化学兵器、サリンだといわれております。日本はサリンでひどい目にあった、つらい過去があるにも関わらずに、この行為に関しての積極的な非難も打ち出せていません。
これは日本国内のサリン事件被害者に対しても失望させるような、日本政府の「腰抜け」外交だと思います。。



結局、日本はいつもの「日和見的外交」により、どちらの側からも評価を下げた形になったと思いますし、日本国民としてはちょっと恥ずかしい、カナダ国民が今回はうらやましく感じました・・・・。



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カナダの保険って、日本と比べてちょっと変わっているんです。
 
ケベック州でお話ししますと(これも各州によって違ってきますので・・・)、ケベック州在住のカナダ国民及び永住権保持者は州政府発行の保険証を持つことができます。Regie de l’assurance maladie du Quebec、通称RAMQより発行されるこの「健康保険カード」、ケベック州内のどこでも治療等を無料で受けることができるんです。ただし、歯科治療は対象外なんです。。まあ、病院が無料になるカードって考えるとよいかもしれません。


一方、上記カードで対象外の歯科治療やその他薬局での特定薬の購入、眼科検診にマッサージや鍼治療など、こういった医療サービスを受ける際にカバーされるのが、各会社で加入している「企業保険」。ただし、これって実は任意加入なんです。つまり、小さな会社の場合、こういった保険を従業員に提供していないところもざらにあるんです。一方、もし会社がこういった保険に加入していた場合、従業員は強制加入になるんです(ただし、労働ビザなどカナダ市民・永住権保持者以外は対象外)。


でも、普通に生活していると何かしらお薬が必要になったり、歯医者さんに定期的に通ったりする必要があるので、たいていの会社はこの企業保険に加入しています。また、それをアピールして人材集めに利用しているところもたくさんありますしね。


その企業保険。保険の内容によって、カバーするもの、1年間にカバーされる額等が変わってきますが、カナダのある企業が行った、従業員に新たに提示した保険。これが問題と言うかニュースになっているんです。それが、「保険で医療用大麻もカバーする」と言うもの。


勿論、年間上限額(確か年$1,500まで)や、この保険を利用する場合にはいろいろな書類への記入やチェックが行われるなどありますが、それにしてもタイムリーな話題です。。つい最近、カナダ政府は来年の建国記念日までに大麻を合法化する、って発表したばかりですから。それに合わせてのこの企業の発表、と言う見方もあります。


この企業、スーパーマーケットのLobLawsを展開する会社で、実は個人的にはこのスーパー好きだったんです。好きだった、と言うのは、実は突然このスーパー、ケベック州から姿を消したんです!!確か去年のことだったと思います・・・。なんで全店撤退したのかいまだに謎ですが、とても残念。

LobLaws APR052017 01


さらにこの企業、このスーパー以外にも実は薬局のチェーン店も展開しているんです。ここが今回の発表のみそ。実はこの薬局チェーン、今後「医療用大麻」を薬局内で扱えるように現在申請中なんです。それを見越してのこの保険内容の変更(医療用大麻もカバーされるプランに)。。


ただ、実際医療用大麻って、どんな時に必要なんでしょうかね??想像もつきません・・・・。
本当にこのカバーは必要であり、需要があるのか?なんか不思議なんですよね・・・。


まあ、今後この件に関しては様々な憶測がニュース等で出てきそうですが、どうなることやら・・。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

まだ全てが明らかになっているわけではありませんが、現時点(カナダ現地時間:2017/04/06 午後9時時点)でわかっているのは以下の通りです:

- 容疑者の名前はSylvain Duquetteさん、男性・51歳。
- 最初に容疑者はある家に向かい、その家に住むDenise Halléさん、女性・56歳Jocelyne Lauzon Toupinさん、女性・61歳を殺害。
- 次いで別の家に赴き、その家にいたJocelyne Pellerinさん、女性・70歳を殺害。そして同じくその家にいたClaude Duquetteさん、男性・80歳を殺害しようとしたが、逃げられる。
- 容疑者がガソリンスタンドにいるところを警察が発見し逮捕。

となっていますが、この被害者との人間関係が・・・・。

HOMICIDER APR062017 01
(容疑者のSylvain Duquetteさん。CBC Newsサイトより。)

まず最初の犠牲者のDenise Halléさん、女性・56歳。実は彼女は容疑者の「義理の姉妹」なんです。詳しくは出ていませんが、容疑者の奥さん(元奥さんかも)の姉妹なのでしょう。。そして第二の犠牲者のとJocelyne Lauzon Toupinさん、女性・61歳は、たまたまその日オタワからこの家に遊びに来ていたみたいなんです。言葉もありません、こんな不幸に見舞われるなんて・・・。


そして次の家での犯行、まずは命を取り留めたClaude Duquetteさん、男性・80歳、実は容疑者の「実の父親」なんです!そして殺害されたJocelyne Pellerinさん、女性・70歳さんは、Claude Duquetteさんのパートナー。


どうやら身内間で色々なトラブルがあったようで、容疑者・被害者をよく知る人たちへのインタビューによると、容疑者は一時期義理の姉妹のDenise Halléさんの家に転がり込んでいたそうです。このDenise Halléさん、大変面倒見が良い人のようで、容疑者のお世話をしたり、お金を貸したりもしていたそう。

HOMICIDER APR062017 02
(容疑者が逮捕されたガソリンスタンド。CBC Newsサイトより。)

ただ、あまりにも怠惰な生活にDenise Halléさんも意を決して容疑者に「私の家から出ていってほしい」と告げたみたいなんです。


どうやらそのあたりの「逆恨み」が原因の一つではないか、と警察は見ています。


現時点ではこの容疑者、3つの第一級殺人罪と1つの殺人未遂罪、銃器類の不法所持に放火の疑いなど計6つの罪で起訴される予定です。


また何かわかれば当ブログ内でご報告します!


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ケベック州の州警察の発表によりますと、ケベック州のShawanigan市近郊で昨日水曜日に3名の女性が殺される事件が発生。警察は容疑者としてすでに51歳の男性を逮捕した模様です。

Shawinigan APR062017 02
(モントリオールから車で約2時間のところにある街。)

警察の発表によると、この容疑者男性、水曜日の午後にある家に向かい、家の中にいた女性2名を殺害
 
その後、この家から約1km離れた別の家に向かい、その家にいたご夫婦を襲ったようです。


その際ご主人はこの容疑者からガソリンをかけられ、その後奥さんを死亡するまで殴り続けたり、首を絞めたりしたようなんです。


このご主人は何とか現場を逃げ出し、近くに助けを求め、駆けつけた警察官に保護され病院に搬送。幸い命に別状はないようでした。そしてこの容疑者も現場で逮捕。逮捕時に警察が調べたところ、この容疑者の車からは銃火器類や複数のナイフが発見・押収されたようです。


まだまだ真相は明らかにされていませんが、どうやらこの容疑者と被害者全員は顔見知り・お友達だったようです。。何があったんでしょうね・・・。


私はこの街にはいったことはありませんが、多分のんびりとしたところでしょう。近くのTrois-Rivieresには何度か訪れていますが、適度に人口も多くでものんびりしている街でした。多分同じようなところだと思います。。

Shawinigan APR062017 01


この事件に関しては、また何か進展があればご報告いたします!


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

このブログでも度々お伝えしている、3週間前の高速13号線の立ち往生事件。
 
もう3週間前なんですね・・・。あ、と言うことは、私が前職を解雇されてもう(まだ?)3週間経つということにも。
 
うーん、時間が経つのは早いのか遅いのか・・・。


さてこの事件、簡単にもう一度おさらいしますと、3月14日に季節外れの吹雪がモントリオールを襲い、その影響で交通がマヒ状態。さらに警察や関係部署が適切な対応を取らなかったため、高速13号線で車およそ300台が立ち往生し、一昼夜を吹雪の中、車で過ごしたという事件。原因はトラックが高速出口付近で立ち往生し、それを移動できなかったため。この件に関しては警察発表とトラック運転手の供述とが全く違い、いまだに真相は明らかにされておりません。

HGW13 APR052017 02
(当日の写真。CBC Newsサイトより。)

既に被害者たちは集団訴訟を起こしていますが、真相解明までにはまだ時間がかかりそうです。

そんな中、ひとつ明らかになっていたのは、事件当日の高速13号線の管理を担当していたはずの警察官・Michel Lapointeさんが、勤務中であるにもかかわらず、副業である不動産業の手続きのために、勤務時間中に仕事場を抜け出していた、と言うもの。現在Michel Lapointeさんはこの件により停職処分中。まだ彼に最終的にどんなペナルティーが科せらるかは判明しておりません。


この件に関しては、ケベック州の安全担当大臣のMartin Coiteuxさんが、「今後警察官が副業を持つことを禁止する法律の作成を進めていく」と明言しております。まあでもこれは警察官だけでなく、公務員及び「市民の安全に深くかかわる」仕事を持つ人全般に当てはめるべきものだと思います。。


さてそんな中、本日明らかになったのは・・・。
 
これまでケベック州の警察はこの事件当日・翌日のケベック州警察の長、Martin Prud'hommeさんの居所を明らかにすることを拒否していました。まあ、この「拒否する」と言う行動自体で、何かしら「不適切な場所にいた、もしくは何かしら不適切なことを事件の最中に行っていた」と容易に推測はできましたが・・。


なんとこのMartin Prud'hommeさん、まだまだ事件が解決していない翌3/15から休暇でバルバドスに飛び、3/22に帰国するまで一切何の対応も取らなかったんです。いくら事前に予定していた休暇とは言え、守らなければいけない市民が多数困っている、それも警察の行動が適切ではないために起こっていることに関して、責任感が全くない行動ですよねー。


この件に関しても、このMartin Prud'hommeさんは現在調査の対象となっております。
またこれに加えてこのMartin Prud'hommeさんも実は副業を持っていたんですよね、実は。まあ、それも数年前まで、と言う話みたいですが。 


事件の解明が進めば進むほど、警察の「不都合な真実」が出てくる気がします。
なので、冒頭でお話しした、この渋滞を引き起こしたトラックの移動に関しての運転手と警察の供述の違いに関しても、ほとんどの人が「どうせ警察の方が嘘をついている」って思っているみたいです。


警察の威信を著しく失墜させたこの事件、今後どうなることやら・・・・。



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皆さんご存知の通り、今年1月よりカナダに向けて沢山の難民申請者がアメリカ国境から不法に入国しております。
 
これは隣国アメリカのトランプ大統領が行った、「特定国からの入国一時凍結」政策に関して、トルドー首相が「カナダは難民を歓迎します。出身地、信仰関係なくカナダではすべての難民・移民を受けれいます。」と言うメッセージを出して以来、1月と2月の2か月間で、確認できるだけで既に1,134名の不法入国者が逮捕されています。この数って、去年(2016年)1年間の不法入国者数のすでに半分に達しているんです。


これも以前ブログでお話ししたと思いますが、アメリカとカナダの間では「Safety 3rd Country Agreement」と言う取り決めがあり、どちらか一方の国で難民申請を行った人々がもう一方の国に入国した場合(難民認定前に)、難民申請を行った国に送還できる、と言う取り決めなんです。
 
つまり、今不法入国してきている人たちは、すでにアメリカで難民申請しているんです。でも、トランプ大統領の政策により不安を感じ、カナダに「不法入国」してくることにより、上記取り決めの対象外となって、とりあえずはカナダに入国できる、と言う法の盲点を突いたやり方なんです。

また、今年はメキシコからの難民申請者も急増しているみたいなんです。

ただし、です。トルドー首相は安易に「カナダは難民を歓迎します」と言うメッセージを発信し、それにより沢山の難民申請者がカナダを目指したり、不法入国してきていますが、彼・彼女ら全員が難民認定されるとは限らないんです。

REFUGEES APR032017 01
(トルドー首相。CBC Newsサイトより。)
 
高い費用を払い、命の危険を賭けてまでカナダに不法入国してきたとしても、本国やアメリカに強制送還される可能性が大きいんです。このことをこのコラムでは指摘しています。


カナダ政府は2017年、約30万人の移民受け入れを計画しており、うち4万人は難民申請者にあてがう予定です。
 
カナダの移民・難民は実はかなりPickyなんです、ポイント制からもわかるように。つまり、誰でも申請すれば許可されるのではなく、ほかの国も同様でしょうが、「カナダに益をもたらす」人々から優先的に移民ビザ等を発行するんです。


例えば、これはもう3年くらい前のニュースですが、移民申請した中国人女性がその後8年間も待たされた上に移民申請却下された、と言うものがありました。
 
この女性、特に際立ったスキルがあるわけではなく、一般移民として申請したもの。つまり、「カナダに特別有益な人材」でない場合は、申請自体後回しにされたり、ひどいときはこの女性のように忘れ去られたりするんですよね・・・。


また、去年(2016年)1年間でカナダには15,196人の難民申請者がいて、そのうち4,970人は「自国にて生命の危機と言うほどの危険性があるとは言えない」と言う理由で難民申請却下、本国への送還をされています。
 
REFUGEES APR032017 02
(カナダ警察の警告を無視して不法入国する人々。CBC Newsサイトより。)

 
つまり、約1/3の人たちが却下されているんです。また、それ以外にも、犯罪歴があったりして、申請チェックの前段階で却下されている人たちも数百人に上るみたいなんです。
 
難民の申請は1つの国で生涯一度きり。つまり、カナダでの難民申請を却下された人たちはもう二度とカナダでの難民申請はできないんです。そのリスクを負ってまでカナダにくる必要があるのでしょうか??


ロイター通信が最近行った調査によると、カナダ国民のおよそ64%の人たちが、上記不法入国者をアメリカに強制送還すべきだと考えているようです。
 
現カナダ政府(トルドー首相)は、難民に対して過度に甘い、と言うのがカナダの過半数の人々の認識。難民・移民の受け入れにかかるコストがどれだけのものか、またそれらはカナダ国民の税金で賄われているということをトルドーさんは理解していないのかもしれませんね。
 
(ただし、別の調査によると、トルドーさんの支持率は50%を超えているようなんです。なので、一概にこの件だけでトルドーさんの支持率が落ちていくとは言えませんが、参考までに・・)


不法入国者が増えることで身の回りの安全性に不安を抱く沢山のカナダ国民。
トルドーさんの甘い言葉に乗せられて、リスクを冒してまでカナダに不法入国してくる難民申請者。


正直、今のトルドー首相及びカナダ政府の対応は、どちらも「不幸」にしているだけだと思います。上記当事者以外の人たちから見れば、対立軸であるイギリスやアメリカの「保護主義」政策と比較されて、「カナダ(トルドー首相)は素晴らしい!」っていう名声・評価は受けるのでしょうが、足元では既に批判が高まっているということをトルドーさんは忘れてはいけないと思います。SNSのコメントにも「どうでもよい。どうせトルドー政権はあと2年でおしまいだから。」っていうのがあり、賛同者が結構いたんです・・。


このコラムのように、難民申請者にはきちんと現実を伝えるべきでしょう、「リスクを伴いますよ。自己責任でお願いしますよ。」と。
 
そのうえで、不安を抱える国民に丁寧に説明することがトルドー首相の義務だと思います。


なので、別ブログでご紹介した補欠選挙が実はトルドー政権に対する中間評価的な意味合いが見られるのでは?と個人的には思っているんです。


さてさて、今後どうなるのでしょうか・・・。


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日ごろあまり意識することがなくてすっかり忘れていたんですが、来年2018年はお隣韓国で平昌オリンピックが開かれるんですねー。その冬季オリンピックに関して、昨日NHLが重大発表をしております。


それによりますと、NHLは来年の平昌オリンピックにはNHL所属選手を一切派遣しない、とのこと。
日本ではアイスホッケーはあまり人気のないスポーツかもしれませんが、こちらカナダでは国技。めちゃめちゃ人気があります!なので、このニュースはかなりの衝撃を持って受け止められています。


既にNHL所属の選手たちはこの決定に大きく反発しています。NHLって、アメリカ人やカナダ人だけでなく、北欧のスウェーデンとかロシアの選手もたくさんいます。そういった人たちも、自分たちの国のアイスホッケーの代表選手にはなれないんです、来年のオリンピックでは。

NHL APR032017 03


そもそもコミッショナーであるGary Bettmanさん率いるNHLは、来年のオリンピックに選手を派遣する問題に関して選手会及び国際オリンピック競技会と話し合いを重ねてきたが、その交渉もここ数か月ははかばかしくなかった、と語っております。また、話し合った内容が具体化しなかった点も指摘。まあ、この件に関してはNHLの選手会がいまだに何も声明を出していないので何とも言えませんが、何かしら齟齬があったのかもしれませんね。ただこちらのニュースではNHL側からの発表ですが、NHLの選手会が「オリンピックに選手を派遣する意味はない」と言う趣旨の発言をしたとも言われております。早めに選手会の発表が欲しいところですね。

NHL APR032017 01
(Gary Bettmanさん。CBC Newsサイトより。)

ただNHL側としては早めに同意等が取れないと、来シーズン(2018年シーズン)のスケジュールがたてられないという重要な問題にも直面しておりました。オリンピックの開催期間とNHLのレギュラーシーズンがもろにかぶっていますので、通常オリンピック開催期間中はNHLは試合を中断するんです。


私は個人的にはこのNHL側の判断(交渉を打ち切って、選手をオリンピックに派遣しないことを決定)も、ぎりぎりまで譲歩・待った結果なのかな?と思います。真実を明らかにするためには、選手会からの声明に注目したいところです。「誰が悪い?」と犯人捜しではないですが、どのような経緯でこのような結論に至ったのかは明らかにする必要があると思います。

1994年以来実に23年間、5大会くらいかな?もNHLからオリンピックに選手を派遣していたのに、これがストップすることに。
 
アイスホッケーが盛んなカナダやアメリカ、北欧諸国では本当に落胆の大きなニュースだと思います。
特にカナダにとっては2010年のバンクーバーオリンピック、2014年のソチオリンピックと、2大会連続でアイスホッケーで金メダルを獲得していますからねー。。


私も2010年のバンクーバーオリンピックでのアイスホッケーの試合はよーく覚えております。
当時私はアルバータ州のカルガリーで働いており、アイスホッケーの予選にてカナダは宿敵アメリカに負けちゃったんです。
 
でもその後の予選の試合を勝ち進み、なんと決勝戦でまたもやアメリカと対戦。
ここでカナダは予選の雪辱を果たし、見事逆転勝利で金メダルをつかみました!


当時のカナダ国中の盛り上がり、自国開催と言うことも相まって、とんでもなくすごかったことを覚えております。


話が逸れちゃいましたが、あともう一つ。個人的にはやはりオリンピックはアマチュアスポーツの祭典っていう意味合いが強い気もするんです。本来であれば、サッカー等の競技でもプロ選手は出さないほうが良いのでは、と。プロの世界選手権としてはワールドカップがありますよね。なので、オリンピックはアマチュアのために門戸を開いておいて、プロはやはり遠慮・辞退するのが筋のような気もします。そういった意味合いでも、つい最近までやっていた野球のWBCなんてよい試みだったと思いますしね。

NHL APR032017 02


この辺りは人によっていろいろと意見があるところだとは思います。
オリンピックに出れなくなった以上、NHLの各選手はその意気込みをレギュラーシーズン(もうすでに終盤に差し掛かっていますが)にぶつけて、ファンをスタンレーカップに連れて行ってくれれば、十分帳消しになると思いますよ!!


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昨日少しお話しした、カナダの連邦下院銀の補欠選挙。その結果がでていますので、ご紹介いたしますね。
 
昨日より少し詳しくお話ししていこうと思います。


まず選挙区としては以下の5つがありました。

- ケベック州・モントリオールのSt.Laurent地区。
- オンタリオ州・オタワのVanier地区。
- オンタリオ州・トロントのMarkham-Thornhill地区。
- アルバータ州・カルガリーのHeritage地区。
- アルバータ州・カルガリーのMidnapore地区。


そしてそれぞれの地区の元議員、なぜ今回補欠選挙が行われたかと言いますと・・・。

- ケベック州・モントリオールのSt.Laurent地区 => 現トルドー政権の元外務大臣・Stéphane Dionさんが議員辞職し、駐ドイツおよびEU・カナダ大使に就任したため。
 
- オンタリオ州・オタワのVanier地区 => 去年の8月の自由党の議員・Mauril Bélangerさんが死去したことに伴うもの。
 
- オンタリオ州・トロントのMarkham-Thornhill地区 => 現トルドー政権の元移民担当大臣・John McCallumさんが議員辞職し、駐中国・カナダ大使に就任したため。
 
- アルバータ州・カルガリーのHeritage地区 => 前首相の保守党議員・Stephen Harperさんが、2015年の総選挙の敗北を機に議員引退したため。
 
- アルバータ州・カルガリーのMidnapore地区 => 前保守党議員のJason Kenneyさんが議員辞職し、アルバータ州の政治に専念する旨を宣言したため。


となっております。つまり、ケベック州とオンタリオ州の3つの議席は元々自由党の議席。そしてアルバータ州の2議席は保守党の議席でした。

そしてそれぞれの地区の当選者はと言うと・・・・。

- ケベック州・モントリオールのSt.Laurent地区 = Emmanuella Lambropoulosさん、自由党。

BYELECTION APR042017 02
(Emmanuelaさん。CBC Newsサイトより。)


- オンタリオ州・オタワのVanier地区 = Mona Fortierさん、自由党。

BYELECTION APR042017 05
(Monaさん。CBC Newsサイトより。)


- オンタリオ州・トロントのMarkham-Thornhill地区 = Mary Ngさん、自由党。

BYELECTION APR042017 01
(Maryさん。CBC Newsサイトより。)


- アルバータ州・カルガリーのHeritage地区 = Bob Benzenさん、保守党。

BYELECTION APR042017 04
(Benさん。CBC Newsサイトより。)


- アルバータ州・カルガリーのMidnapore地区 = Stephanie Kusieさん、保守党。

BYELECTION APR042017 03
(Stephanieさん。CBC Newsサイトより。)



とまあ、結果としては勢力図に変化はなく、自由党・保守党ともに自分たちの議席を死守した形になります。
 
興味深いのは、今回当選した5名中4名が女性と言うこと。


そして、政治に関してのカナダ国内の勢力図に変化は見られないということ。
元々カナダでは西側は保守系、東側はリベラル系が強いとされています。保守党の地盤は西部のアルバータ、自由党の地盤は東部のケベック州やオンタリオ州ですから。
 
前政権与党である保守党の党首であり前首相のStephen Harperさんもアルバータ州選出の議員さんでした。


つまり、この傾向に変化は見られないっていうことかな?と思います。


また、今年に入ってから色々とカナダを取り巻く環境が劇的に変化して、トルドー首相もそのかじ取りには苦慮していると思います。
 
加えて国内でもいろいろな問題・スキャンダル等が起こっていますが、この結果を見る限り、自由党は最低限の目標、「現状議席数の死守」を達成したので、国民はトルドーさんにはまあまあ及第点を与えているって感じかな?とも思います。


ただし、自由党の地盤のケベック州・オンタリオ州を死守したものの、保守党の地盤・アルバータ州および西部の州に風穴を開けられなかったことも反省する必要があるかも。
 
政治分布通り、西側はトルドー政権に批判的とも受け取れますからねー。更に詳しく見てみると、得票率で自由党は前回選挙と比べて約4.7%減っているんです。一方保守党は2.2%上昇
つまり、得票率を軸に見れば、自由党への支持(トルドー政権への支持)が減っているとも受け取れると思うんです・・・。


さてさて、今後のカナダの政治はどうなるんでしょうか・・・・。

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本日(カナダ時間:2017/04/03)はカナダの連邦議会の5つの補欠選挙の投票が行われます。そのうちの一つがここモントリオールのSt.Laurent選挙区
 
選挙の注目はもちろん、トルドー首相率いるLiberal Party (自由党:以下LP)候補が勝てるかどうか。

ちなみに他は2議席がオンタリオ州、残りの2議席がアルバータ州となっています。

そもそもこの選挙区は、2015年の総選挙の際にLPのStéphane Dionさんが勝利していたんです。ただ、彼はその後議員辞職し、現在は「駐ドイツ・カナダ大使兼駐EUカナダ大使」を受任しているんですよ。

なのでそのための補欠選挙になるんです。立候補している人たちは政党別に以下の通り:

- Emmanuella Lambropoulos, Liberal Party
- Mathieu Auclair, NDP
- Jimmy Yu, Conservative Party
- William Fayad, Bloc Québécois
- Daniel Green, Green Party
- Chinook Blais-Leduc, Rhinoceros Party


LPの候補、Emmanuellaさんは若干26歳の元教師。LPの候補者選定に応募して合格した、「シンデレラ・ガール」。彼女はたびたびメディアでも取り上げられていました。

BYELECTION APR032017 01
(右の女性がEmmanuellaさん。トルドー首相と。CBC Newsサイトより。)

元々政治経験0の彼女。候補者選定には前ケベック州移民担当大臣や、現St.Laurent地区の区長などが立候補していたにも関わらず、そういった大本命の候補を破っての公認獲得、それがとても話題になっていました。もちろん物議も醸しだしていました。


多分、トルドーさん率いるLPは、既存の「政治家」と言うイメージを投票者に与えるような「政治のプロ」よりも、若くて美しい「政治の素人」で勝負をかける方が勝算が高い、って計算したんでしょうね。
 
昔の小泉元自民党総裁・首相のやり口と似ているかも。ただ政治の素人なので、もし当選したとしても「LPの集票マシーン」でしかなくなる可能性もありますけどね。


一方LPのライバルであり、前政権与党だったNew Democrats Party (新民主党:以下NDP)。こちらも候補者公募の末、政治経験0でパイロット資格を持ち社会科学の学位を持つMathieuさんを候補者に選びました。

BYELECTION APR032017 02
(NDPのMathieuさん。CBC Newsサイトより。)
 
この時点で男女の違いはあれ、LPとNDPと言う現在のカナダ連邦議会における2大政党のどちらも若くて政治経験0の候補者を選んだことになりますね。多分、どちらの政党も「既存政党・既存政治家に対する国民の倦怠感」を感じ取っているのかもしれません。。


私は個人的にはこのLPとNDPの候補2名の戦いになるのかな?と思っていますが、対抗としてConservative Party (保守党:以下CP)のJimmy候補もあり得るかな?とも思っています。
 
彼は中国からの移民で、中国人コミュニティーと深いつながりがもちろんあります。前回2015年の総選挙にも立候補して、Stéphane Dionさんの次点だったという実績もあり、票の上積みがあれば彼が当選する可能性もあると思います。


あとは小規模政党のGreen Party (緑の党)やRhinoceros Party (犀の党?モントリオールで結成された、連邦議会を対象とした政党。)、そしてBlock Quebecois (ブロック・ケベコワ:以下BQ)。

BQはいわゆる「ケベック州分離独立」を主張する連邦議会向けの政党。以前は第2党として野党筆頭だったり、第3党だったりと、政治のキャスティングボードを握ったこともあるのですが、現在は議席数10の少数政党。。まあ、ケベック人自身も「分離・独立」賛成派は少なくなってきていますので(これには移民が大きな影響を与えています)、政党の存在理由が脅かされているのも事実。

BYELECTION APR032017 03
(BQのWilliamさん。ちなみに右の女性のMartineさんが現在のBQ党首。CBC Newsサイトより。)

さてさて結果はどうなるのか。。一種のトルドー政権の今後を占う試金石的な選挙でもあると思いますので、注目したいと思います!


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現地時間:2017/04/03 午後11時過ぎ、
午後9時半の投票締め切り後の集計の結果、
LPのEmmanuellaさんが当選した模様。
とりあえずはトルドーさんのLPの1勝です。
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昨日のブログでお伝えした、ボンバルディアを巡る役員の給与アップ問題。
早速モントリオール市内のボンバルディア本社前にて抗議活動が昨日の日曜日に行われました。


いまだにトルドー首相もコメントでボンバルディアを擁護していますし、またボンバルディア側も役員報酬に関しての社内ポリシーを盾に正当性を訴えかけています。
 
REFUGEES APR032017 01
(なぜ今だにトルドー首相はボンバルディアを擁護するのか・・。CBC Newsサイトより。)
 
が、抗議圧力に屈したのでしょう、ボンバルディアのCEO・Pierre Beaudoinさんは自身と5人の役員の報酬を2015年の水準に戻すように関係部署に指示したそうです。

が、2015年の水準に戻したところで、一人平均5億円の報酬。もうこの時点で不自然に高額っていう非難がデモの中でも出ていました。

 
当然ですよね、だってボンバルディアはいまだに公的資金を注入されて延命している企業なのに、その公的資金はただ右から左に役員に渡されているだけですから。
すでにデモでは、現役員全員の退陣を要求しております。


役員として招かれながら、今年末までに14,000人のリストラを行い、カナダ国内での仕事を国外に移して雇用機会をなくす予定のボンバルディア。

 
一般労働者のクビを切ることで自身の報酬を上積みするやり方で誰が納得するのでしょうか??


昨日のブログでも書きましたが、こんな当たり前のことすらわからない役員陣がボンバルディアと言う世界的大企業を立て直す能力があるとは全く思えません。
それこそ本当に「税金の無駄」ですよね。


まずは、デモ隊の主張通り、現役員陣は全員退陣すべきでしょう。
その上で政府がもっと関与し、お金ではなく「使命感を持った」人を公募で集めるべき。お金・報酬に関しては最低限の年棒以外はインセンティブとして結んで、結果を残せる人を雇うのが国民も納得するものだと思いますよ。


デモだけでなく、SNS上でもこの問題に関してはボンバルディアだけでなくカナダ政府に対しても非難が大きく巻き起こっていますので、政府も十分注意して発言・対応すべきでしょうね・・・。
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以前当ブログでもお伝えした通り、現カナダ政府は2015年の総選挙時に公約した「大麻合法化」に向けて動いており、来年2018年の建国記念日(7/1)に合法化する、と言う計画を立てています。
この問題に関して、本日カナダのGlobal Newsのニュース番組「The West Block.」にアメリカ・コロラド州の州知事・John Hickenlooperさんが出演し、4年前に彼の州が大麻合法化してから今までの歩み、問題点などを語っておりました。

Weed APR022017 04
(コロラド州の州知事・John Hickenlooperさん。Global Newsサイトより。)

それによりますと、John Hickenlooperさん及び当時の州政府関係者・政治家の人たちも、今カナダの人たちが心配するように、大麻合法化により「未成年者に対する影響、大麻の誤飲、公共の安全性への影響」などが不安視されていました。

 
確かに、私でもそれらは大麻合法化に伴い悪化したり、悪い方向に行くだろうなって考えてしまいますし、当然の不安かもしれませんね。


が、John Hickenlooperさんによりますと、大麻合法化から4年、上記不安に思っていた点は実際に問題として発生しなかったようなんです、コロラド州では。

 
例えば、未成年者のドラッグを含めた大麻使用率は合法化前とほぼ変わらないという統計データが出ているようなんです。むしろ、大麻合法化により、年配者のドラッグ使用率が上がったみたいです。これはちょっと予想外だった、と。

Weed APR022017 02

 
でもまあ、大麻が合法化されたことにより、大麻以上の刺激を求めて別のドラッグに走るというのはあり得ることですからね。


John Hickenlooperさんも、公共の安全性と未成年者・若者のドラッグ使用には十分と注意しつつ、予想もしないような結果が出る可能性があるのでそこは十分注意した方が良い、とアドバイスしていました。


また、現在コロラド州では大麻に関するビジネス市場が10億USドル(およそ1100-1200億円)規模になっているようで、規制の再構築が急がれるとも話しておりました。

Weed APR022017 03

 
例えば、家庭内で個人使用として栽培できる大麻の数の上限見直し、食べることができる大麻の管理方法などなど。


でも正直個人的には、本当に未成年者のドラッグ使用率に変化がないのか、また公共の安全性は保たれているのか、疑問があります。
 
どうやって未成年者のドラッグ使用率を調べたのか不明ですし、そもそもタバコなどですらきちんとコントロールできていない、未成年者が安易に手を出せる環境の中、本当に大麻合法化による影響がないとは言えないと思うんです。


一番大事なのは、親御さんの認識と教育だと思いますが、それでもやはり法的にリミットをかけておいたままにした方が良いと思うんですが・・・。

Weed APR022017 01


また、ドラッグ使用による犯罪等も本当に変化ないのでしょうかね??
少なくともバーやパブ、レストランなどの公共の場でのトラブルは増えていると思いますし、また大麻を足掛かりにしてより中毒性の高い、トリップできる違法ドラッグに移行するっていうのも容易に想像・予想できますし。


John Hickenlooperさんは、カナダ政府がもし何か質問やアドバイスが欲しい場合は遠慮なく言ってほしい、と言っていました。

 
ぜひカナダ政府はコロラド州にスタッフを派遣して、もう少し詳しく大麻解禁による影響(良い影響も悪い影響も含めて)調査するべきだと思いますよ。


私自身は本当にドラッグなんて詳しくないですので何とも言えませんが、いま世界中でタバコの値段を上げたり、喫煙場所を制限したりと「喫煙者」を減らそうと取り組んでいる中、「大麻使用者」だけはあたかも「増やそう」としているようにも見えます。

 
ここのところが良く理解できないんですよねー。。ちょっとうがった見方かもしれませんが、日本で残業規制問題が骨抜きにされ、「お金のためなら企業は社員を殺してもよい」と言う風なルールを作ったように、カナダでもコロラド州が示しているように大麻市場からの経済効果を期待して、「中毒者が出たり、公共の安全性が下がったりして一般市民に悪影響を出しても良い、その分お金が転がり込めば。」っていう意志の下にこの大麻合法化を政府主導で進めているのでは?と勘ぐってしまいます・・・。
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カナダ・モントリオールに本社を置く、世界的な鉄道・航空機製造・運用会社のボンバルディア
日本のANAなどの航空機としても使用されているものもあり、またモントリオールやトロントの地下鉄やバスもボンバルティア製品が沢山ありますし、ヨーロッパでも飛行機などが採用されています。


このカナダを代表する世界的企業、実は今までも幾度か経営危機に瀕して、その度に税金が投入されて生き延びてきていたんです。
 
ちょっと前の日本のJALと同じ状況なんです。どちらも、その国を代表する企業なので、国のメンツにかけて倒産させてはいけないということで、時の政府が巨額の税金を投入し延命させています。
まあ、日本の場合はJAL以外にも世界的にも知名度のあるANAがあるので、無理やり延命させる必要があったのかどうか、いまだに疑問です。。逆に、公正な取引を阻害した気もするんですよね。ANAがNational Flagになっても問題なかったと思いますよ。
 
ただ、多分当時の政権・政治家とJALとの癒着の方が強かった、と言うことでしょうね。


話はボンバルディアに戻りますが、こちらも同様に国民の血税が使われて何とか延命。ただし、その間にはリストラなども頻繁に行われておりました。

Bombardier APR022017 02

 
私の記憶が正しいとすれば、確か2012年-2013年頃にも大量のリストラをしていたはずです。ニュースにもなっていましたから。


さてそんなボンバルディアが今回物議を醸しだし、強烈な非難にさらされているものとは・・・。
普通の・常識的な考えを持つ人であれば予測できたことだと思うんですが、実はボンバルディアの経営陣の2016年の給与額が2015年に比べて大幅にアップしていたんです。
 
具体的には、ボンバルディアの経営陣TOP5名の2015年の給与は約2,190万USドル(25億円ほど、つまり一人当たり5億円くらい)だったのが、2016年には約3,260万USドル(約35億円ほど、つまり一人当たり7億円くらい)

Bombardier APR022017 01

 
いまだに国民の血税数百万ドルが投入されている企業、しかもリストラなども並行して行われている企業にも関わらず、本来経営失敗の責任を取らなければいけない関係者、国民の血税を投入しているにも関わらずはかばかしい結果を残せていない状況に対して責任を取らなければいけない人たちが、常識はずれの大幅な昇給(前年比で2億円のアップ!)していたんです。。。それは誰でも怒りますよね。。


しかもボンバルディア側の言い訳は、「才能のあるスタッフ・人材を採用するには、ある程度の高級は仕方がない。しかも、彼らの給与はインセンティブベースがほとんどで、全額支払われるかどうかは結果次第。」と。

 
インセンティブ契約にしていることは問題ありません。ではそのインセンティブ契約の中身はどうなのでしょうか?誰でも達成できる、ハードルが低く設定されている可能性が大いにあると個人的には思っています。


要はボンバルディアの経営陣は、「この会社を立て直すより、投入された税金を山分けしよう。」っていう考えで裏で色々動いていたのでは?と思います。


今年の1月か2月のブログでもお話ししましたが、モントリオール地下鉄に投入される予定だった新車両。これはボンバルディア製品でしたが、欠陥が見つかって導入延期。
 
また、トロントでも新しい市バスをボンバルディア製品に変えたが、こちらもトラブル続発で結局契約破棄されていました。こういう不祥事が続いたにも関わらず、昇給って・・・。それでは「税金をネコババしている」って言われても当然だと思います。
 
また、そういう人たちは「才能がある」人達ではないと言うのもしっかり証明されていますから、昇給どころかリストラの最優先候補だと思いますよ。


現在も政府からの支援が入っているので、政府の意向に沿う形にはなると思うのですが、一般市民の感情としてはまず経営陣は即刻退陣するか、刷新するべき。
 
一般市民の一般常識感覚がわからない人たちは「無能」だと思います。だって、その感覚がない人たちが市場原理を理解できているとは思えないから。
 
何より「管理」する能力なんて一切ないと思うからです。まずは彼らを即刻解雇し、そして新しい経営陣は「常識的な給料」で一般公募かければよいと思います。そして、「インセンティブ」も明示してそれでプラスアルファの金額をつける。


それくらいしないと、「税金横領企業」として不名誉なレッテルだけ貼られると思います。実際、カナダ国民のこのニュースに対するリアクションはかなり大きいですよ。
 
まあ、世界的な大企業だし雇用や経済に影響が出るということで政府が肩入れしたのでしょうが、それなら政府が責任を持ってボンバルディアの指導をすべきです。それが税金を使用してまでもこの企業を延命させた政府の責任だと思います。

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