Et Voilà! - 北米の”パリ”・モントリオールから見た世界 -

2011年よりカナダ・ケベック州モントリオールでの生活をスタート。 現地のニュースや、現地視点で見た日本・世界のニュース、またまた奥さん(カナダ人)との生活などを発信していきます!

2004年に日本を飛び出し、以降アイルランド→キプロス・イギリス→ニュージーランド→ドバイと流れて、まだまだ未知の地域・南米やアフリカを夢見ていましたが、色々あって現在はカナダに落ち着きました・・・。
****** ブログランキングにご協力ください! ******


 カナダランキング
  にほんブログ村 海外生活ブログ モントリオール情報へ
  にほんブログ村
  

*************************************







まずは以下のYouTube映像をご覧ください。こちらはカナダのCBCニュースよりのものですが、カナダ - アメリカ国境で先日来沢山の難民申請者が不法に越境してくるというニュースをご紹介いたしました。


それに関して、CBCニュースはある国境にカメラを設置してその映像を24時間配信しているようです。



特にケベック州はアメリカの4州(メーン州、ニュー・ハンプシャー州、バーモント州、そしてニューヨーク州)と国境を接しており、また多くの国境が何のチェックもない、普通の道路の延長ですので、こういった不法入国の問題は深刻です。

このニュースでいろいろなことがわかりました。。私が「誤解」していて、以前のブログにて誤った情報をお伝えしていたものもあります。。。すいません・・・・。


まず、カナダの国境警備員や入国審査官、警察がどのようにこういった”不法入国者”を見つけるかと言うと、いくつのかの国を跨ぐ道路において監視カメラ等を設置しているので、そこで怪しい人影等を発見したらすぐに警察が飛んでいくんだそうです。その上で、その人たちに「このままカナダ側に来ると不法入国となります。ここから○○km離れたところに入国管理している国境があるので、そちらで正式な手続きを取って入国してください。重ねますが、このままカナダに入国すると、カナダの法律に違反する不法入国となりますので逮捕いたします。」と、警告をするのだそうです。

でもたいていの場合は逮捕されるのを望む、と。。。だって、逮捕された後に「難民申請」するのだから、逮捕の方が良いと。。


Boarder 01 (CBCMontreal)

(CBC Newsサイトより。今ケベック州とアメリカの国境にはこのような警告広告が設置されています。)


ここで私が勘違いしていたことが。以前ブログでお話していた通り、カナダとアメリカの間では”Safe Third Country Agreement”と呼ばれる、安全な第三国協定を結んでおります。

 
この協定は、一方の国で難民申請した者がもう一方の国で同じように難民申請しようとして入国を試みた場合、既に難民申請した国に強制送還できる、というもの。

 
つまり、上記例で言うと、カナダに不法入国したとして逮捕された人たちは、アメリカに強制送還される、ということです。


が、このように”不法入国”してきた場合はこの”Safe Third Country Agreement”が適用されないみたいなんです!!


知らなかった・・・・。と言うより、それではこの協定自体”ざる”というか、抜け道がいっぱいありそうですよね。。


但し、です。


こうして不法入国してきた人のうち、カナダの難民申請が却下された場合、その人たちは勿論自分たちの国籍のある国、つまり自分たちが捨ててきた故国に強制送還されます。
 
アメリカではなく、です。これは当然と言えば当然かもしれません、自分たちで”アメリカでの難民申請”ステータスを放棄しているのですから。なので、本当はアメリカで難民申請しているにも関わらずカナダに不法入国してくるのはかなりリスクが高いんです。この部分での誤解が、たくさんの不法入国者を生み、そして最悪の結果(自国への強制送還)を生みそうです。


当たり前のことですが、どこの国でも”難民”を申請するには、「自国にいては生命の危機」があることを証明しないといけません。

 
そういった意味では、シリアなどの内戦が続いている国、独裁者がいるアフリカの国からの難民申請は理解できます。それでも、その人の自国での置かれている状況次第だと思います。
 
それによっては、上記のとおり難民申請が却下される恐れが。個人的な感想ですが、今カナダに不法入国してきている人たちは、「このままアメリカにいても、今の状況だと難民申請が通らない。なのでカナダにいこう。」という安易な考えで越境していると思うんです。でもそこが誤解の元ですが、カナダに入国できた・カナダで難民申請できた、と言ってもそれで「(永久に・ずっと)カナダに合法的に滞在できる」わけではありません。一時的に入国許可されているだけなんです。上記のように、審査によっては却下される可能性があるのはアメリカと同様。また、カナダでの難民申請は1人につき生涯一度きり。今回もし却下されたら、もうカナダへの難民申請は生涯無理なんです。

Refugees 03 (CBCMontreal)

(CBC Newsサイトより。アメリカの国境警備員の制止を振り払ってカナダに不法入国する難民申請者。)



そういったリスクを背負っての不法入国だと理解できている人がどれくらいいるのでしょうか・・・。


とにかく、こうして逮捕された不法入国者は、警察の取り調べ(指紋を取ったり、写真を取ったりなどを含めて)を終えた後に「国境管理局・入国管理局」に身柄を移され、そこで難民申請が行われるようなんです。そして。。。。申請後はカナダに(一時的ですが)合法的に滞在可能に。まだ難民として認定されているわけではない時点でも、カナダで自由に行動できるんです。これってちょっと怖い気もしますよね。だって、極論ですが、不法に入ってきた場合、何でもかんでも「難民申請」すれば良い(そうすれば、取りあえずはカナダに一時入国でき、その後不法滞在でもなんでもして自由に行動できる)ってなりますよね??


勿論、難民申請時の調査等で「この人はまだ監視下に置いておいた方が良い」と判断された人たちは自由にはなりませんが・・・。



案の定、このニュースがファイスブックにアップされると、人権派と呼ばれる人たちよりも、「規制派」の人たちの意見が多く集まっています。
 

つまり、「もっときちんと国境を管理しろ」と。
たいていの場合、皆「難民」という境遇に同情的ですが、それと「不法入国」はまた別の問題であるという認識が強いです。

 
トルドー首相に対しての批判も強まっています、「カナダの安全性が損なわれている」と。。


今後もますます不法入国者は増えると思いますが、はやく国としての方針、もしくは州政府としての方針を示さないと、地元住人の不安は募るばかりで、それがいつか大爆発して大きな衝突を生みそうで怖いです・・・。






(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

というニュースがありましたのでご紹介を。以前のご紹介した通り、先週、先々週あたりまでモントリオールは吹雪(WInter Storm)に見舞われたり、積雪30cmに見舞われたりで、まあ”通常”のモントリオールの冬の風景ですが、交通事情は最悪でした。。。市内の一部地域では除雪が行われなかったりと大変で・・・。


そんな中、モントリオールにお住いのOrsiniさん一家では、奥さんのLindaさんが出産直前の状態。
旦那さんのTonyさんは、車の準備をしていざ奥さんを病院に連れて行こうとしたところ・・・・。 
雪の影響で車が出せない状態に!Tonyさんはすぐに911番通報して救急車を呼ぶことに。。。


それも雪の影響、吹雪の影響により救急車が思ったように家に来てくれない状況。そんな中、救急車よりも先になんと”警察官”が駆けつけてくれた模様!

そして病院への搬送をお手伝いしようとしたところ、なんと赤ちゃんが「もう待てない!」とばかりに”出て”来ちゃったみたいです。。

 
駆けつけた警察官は勿論、旦那さんであるTonyさんも、自宅出産したLindaさんもびっくり!


その後大急ぎで病院へ向かったとのこと。幸い、母子ともに順調で何も問題はなかったようです!

Deliverathome 01 (Twitter)

(Twitterより。警察の方もびっくりされていたようですね!)

いやー、雪国に住んでいると、こういったアクシデントというか、「予想される事故」?も起こるんですよねー。。

 
まあ、「自然の力」が相手ですから、人間ができることに限度はあります。。でも”出来る部分”は迅速に行わないといけないですよねー。以前のブログにあったように、モントリオールの一部地域では除雪業者が契約通りに仕事をしていない、というようなことがあちこちで起きたら、「命にかかわる」事件・事故が頻発することにもなりますから。。



全体的にはほのぼのとしたニュースですが、その裏にカナダの大部分の都市で毎年抱えている「雪害」とも言える危険性を感じました。。。。




(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

日本では昔から、学校での”いじめ”が社会問題として取り上げられていました。
 
数々のいじめが事件化し、その都度学校側の落ち度や教育委員会の落ち度、そして教師の責任等が議論されましたが、何も進展がないように思います。
 
正直、”教育”という名を名乗ったり使ったりしてはいけないと思います、こういった学校関係者や委員会関係者は。彼らがやっているのは、「ビジネス(お給料を頂くために働く)」のみでの行動であり、「教育」という崇高な理念のもとに働いているとは思えないから。

bully 01


勿論、これは特に「教師」の方々にあてはまることだと思いますが、そもそも「学校」が教師に押し付ける勤務自体がひどい(労働時間を無視した仕事量など)というのも一つあると思いますので、一概に現場の「教師」に責任があるとは言えないと個人的には思っています。が、反面、学校の責任者である、校長や教頭、学年主任など「教師のマネジメント・学校のマネジメント」を司るスタッフや、地域の”教育”を束ねる委員会の責任はずっと重いと思います。


が、こういう人たちって、狭い社会・”村社会”で生きている人たちだと思うんです。なので、「自分の村から批判される人たちを出さない」ように、いびつな協力関係があったり、責任を取らないシステムを作ったり。なので、「教育者」って肩書や名称を使ってほしくないんです。学校という閉鎖された社会の中で、大人(学校側)の都合優先で物事が進められる・・・。私立の高校とかだったら、まだ浄化作用はあるのかもしれません、だって私立なので「嫌なら他の学校を選ぶ」という選択肢がありますから。が、義務教育の小学校・中学校では難しいかも。。

Teacher 02


同じようなことがカナダでもあるんです。一つの例として、モントリオールのある高校での出来事。
要点だけ話せば、ある高校に通う少年が、学校側から不当な理由で「停学処分」を受けました。
その少年と母親はその処分に抗議。少年は、学校横の私有地で日常的に行われていた”いじめ”を止めさせるためにやむを得ず行動を起こしただけ、と主張しています。


またその際のビデオ映像もアップしています。

Bullying in Montreal (Global News)   01

(Global Newsサイトより。)

それに対してこの学校及び教育委員会はコメントを拒否。”臭いものには蓋をしろ”って言う態度ですね。。


実はこの少年、これまでも複数回「停学処分」を受けているんですが、それは全て上記のようないじめの被害に遭っている生徒を助けるため。

 
学校側やいじめていた生徒、いじめを受けていた生徒の話がないので、この少年の言い分が本当かどうかは現時点では不明ですが、もし本当であれば、「学校側はいじめを放置していた」ということになりますよね。もちろん、学校の敷地内でのことではないのでわからなかった、と学校側は言い訳しそうですが、それではなぜこの少年を「停学処分」にしたのか、その根拠が必要ですよね。


他にもカナダの他の州でもいろいろと”いじめ”に関する記事が載っています。
「オンラインサイトで、一番不細工な少女は誰かの投票を行った」ケースがあったり、などなど。。

Classroom 01


正直カナダでも日本でも、学校内の大人(教師)や教育委員会は「生徒のため」に存在しているものではないと思います。それらは「自己利益を守るため・ムラ社会を守るため」に存在し、そのために活動している大人の集団だと思うからです。


なので、このカナダのケースのように、生徒は全てスマホを身につけて、何かあればビデオ撮影をする癖をつけたらよいと思います。
 
本来、そうしなければ自分の身が守られない・誰も(大人が)守ってくれないという状況は悲しいことですが、「教育者」ではなく「サラリーマン」としての大人しかいない場所なので、こういった方法でしか対処できないと思うんです。そして撮影したビデオをYouTubeなどでアップして事件化すること。これが一番だと思います。


勿論、日本でもカナダでも、生徒と教師で強い絆・信頼で結ばれているケースも多々あると思いますし、そういったところではその信頼を軸に問題解決できると思います。

 
が、そういった大人への「信頼」が揺らいでいる、全くない学校も沢山あると思いますので、自己防衛方法が必要だと思います。これって、大人になればもっとわかるようになると思うんです。例えば会社でのいじめやセクハラ、いわれのないクレームなどの場合って、被害者はその”証拠(メールやビデオ撮影など)”を確実に作っている・保存していると思います。同じレベルの「自己防衛」が今子供たちに(悲しいことですが)求められているんだと思います。

bully 02


もしくは、もういっそ「教師・先生」は例えば専門職・技術職として「担当教科を教える」ためのスタッフとしてその他の権限や仕事を取り除き、「人間関係」等の問題に関しては、会社の「人事・総務」に当たる部署を各学校で作るべきだと思います。例えば「人事・総務・風紀」部署みたいな感じで。


各教師の指導方法などの評価は学年主任など、それにプラスして生徒や保護者が行う。教頭や校長も学校内の先生たちの評価によって評価される立場になる。
 
そしてその評価等を行う手助けをこの部署が行う。その評価を元に、一般企業と同じように、昇給や降給、場合によっては解雇まである、と。
 
だって、「サラリーマン」としての「技術職」者の評価ですから、それはシビアに一般企業と同じように行うべきでしょう。都合が良い時だけ「教育者への評価は一般企業スタッフとは違う」って言う風に言われるのは嫌なので、冒頭のように「教育者」という文言を使ってほしくないんです。もう割り切って、「サラリーマン」となりましょう、教師も。


一方、教育委員会からは一切の権限をなくしましょう。教育委員会ができるのは、「きちんと指導要綱に沿った授業が行われているのか、間違った教え方、事実と反することが教えられていないか」をチェックするだけ。そしてその情報を上記部署と共有。これも評価に入りますので。ただこの場合の評価はもっと「教育・教える科目」等の専門的な知識が必要なので、「教育委員会」を残すという方法です。なので、教育委員会の委員は元教師とか元塾講師などの先生経験者が半分と、企業などでManagement経験がある(監査役とか部長とか、”Man-Management”の経験がある人)人を半分と、バランスを取ったやり方が良いかと。


そしてこの「部署」が、結果現在の教育委員会に代わって「権益」を一手に掴む形になりますよね。。。
 
なので、この部署で働ける人は基本「県と契約している派遣社員」という形で、任期を2-3年と区切る。
 
また県と契約している以上、もし何かあった場合は県が責任を取ることを明記する。例えば、いじめ等があってそれをきちんとうまく対処できなくて被害が大きくなった場合の責任など。こうすれば、県としても「当事者」として動く・関与していくしかありませんから。


もっと言えば、この契約スタッフは、身内や近しい友達が該当の学校及び教育委員会にいないことが望ましいと思います。

 
じゃないと、結局この部署が「権益の温床」となりますからねー。。


まあ思い付きでつらつらと書いただけですので、道理に合わない部分もいっぱいあると思いますが、今の学校内の多くの問題は、色々な理由があれ結局「教育者」としての対応がきちんとできていないことに端を発するのが多いと思うんです。なので、その部分の仕事は「教師」から取って、「企業論理」を参考にしたやり方でアプローチしていけば良いと思います。先生の負担を取り除くと同時に、学校の役職者や教育委員会の権力を一切はく奪する。。。


どうでしょう???




(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

本日のGlobal Newsに、「オンタリオ州とケベック州で増え続ける孤独死」という記事が載っていました。
 
記事によると、オンタリオ州では以下のように孤独死が増加しています。
2006年 - 146人
2010年 - 189人
2014年 - 281人
2015年 - 361人

同じくケベック州では:
2007年 - 190人
2010年 - 292人
2014年 - 371人
2015年 - 367人

GrandMa 02


どちらも停滞している年もありますが、長期的には孤独死の数が増え続けています。

この孤独死、ここでは「引き取り手のいない」遺体ということになりますが、記事によるとこういった場合、市などの行政は家族だけでなく親しい友人や地元コミュニティー、地元の教会などに連絡を取って、お葬式をあげたり遺体を引き取ってもらったりをお願いしているようです。時には地元警察の助けを借りつつ。運よく家族や友人が見つかっても、遺体の引き取りを拒否するケースも多々あるようです。。。


ちょっと悲しいですが、理解もできます。。家族であればもちろん引き取るべきでしょうが、友人の場合は例えば金銭的な理由でお葬式を出してあげられないなどあるでしょうから。。

GrandMa 03


結局引き取り手がない場合は、市や行政が責任をもってお葬式を行い、共同墓地に埋葬するようです。
その際のお葬式の費用や埋葬費用は州政府が補助する仕組みになっています。


オンタリオ州のスタッフによると、年々孤独死が増えている原因として「経済的な理由」や「人口動静の変化」があげられるそうです。
 

また、原因として”社会の変化”をあげてもいます。”今の社会はまるでアパートと一緒。皆それぞれ仕事に出掛け、自分のやりたいことのために出掛けるけど、後は部屋に閉じこもり、外界との関りをなくす”、と。


これは日本での孤独死問題と同じ理由だと思います。。経済的に困窮してしまい、連絡が取れなくなったとか、未婚率の高さ、少子高齢化、核家族化、他人への無関心、などなどなど。。。。特に”地域コミュニティーの付き合い”という点では、日本もカナダも希薄になってきつつあるんでしょうね、特にアパートや大都市など人の入れ替わりが激しいところでは。確かに、私も今の家に引っ越す前に住んでいたアパートやマンションでは、隣の人たちとの付き合いって全くありませんでした。。。今の家に移ってからは、特に奥さんが隣の家の住人と仲良くなっていますし、向かいの家や両隣の家の人たちとは挨拶等のやり取りはしています。。これは「家」・が、昔の日本のような「親密」なやり取りは



こういった問題を防ぐための情報交換って、各国でやっていければ良いのでは?と思います。
先進国と呼ばれる国々では同じように少子高齢化が進んでいますので、孤独死って言うのはもう他国の問題ではないと思うんです。


これは誰にでも起こり得ることなので、国(連邦政府)や各行政(市とか地区とか)でもう少し深く議論しても良いと思いますし、上記のように各国横のつながりで問題対応方法を議論しても良いと思います。長い人生の最後の最後で誰にも見送られることなく、機械的に埋葬されるというのはやはり悲しいことですので、こういったことが減るようなプランがあれば、ぜひ世界各国で共有していってもらいたいと思います。

GrandMa 01


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

モントリオールに拠点を構えるある会社が、2016年のカナダ全都市の交通事情を、データ収集・分析によりランキング化して発表しております。
 
それによると、モントリオール市の交通事情、特にラッシュ時の混雑はカナダ全都市の中で一番ひどいみたいなんです。。でも納得、だって私は毎日この混雑の中出勤していますから・・・。

この調査からは、モントリオールの車通勤者及び頻繁に車を使う人たちは、年間52時間も「混雑・渋滞」の中で過ごしているそう。
 
Traffic Jam 02

 
トロントは第2位で同じく年間45時間を混雑・渋滞の中で過ごしているようです。そのトップ10都市は以下をご参照ください:

10) Calgary, AB州 - 15.7 時間/年
9) Hamilton, ON州 - 16.3 時間/年
8) Edmonton, AB州 - 17.2 時間/年
7) Victoria, BC州 - 21.0  時間/年
6) Quebec City, QC州 - 29.4  時間/年
5) Vancouver, BC州 - 30.4  時間/年
4) Ottawa, ON州 - 31.5  時間/年
3) St. John’s, N.L. — 31.8  時間/年
2) Toronto, ON州 - 45.6  時間/年
1) Montreal, QC州 - 52  時間/年


モントリオールの交通事情の悪さは「世界一」ではありませんが、年々悪化していっているようです。
同じ調査によると、モントリオールの交通事情の悪さは2015年には世界第60位だったんですが、2016年は23位と急上昇
同じく、トロントも2015年は84位だったのが2016年には53位とこちらも急上昇。。

ちなみに世界一交通事情が悪いのはロサンジェルス。上記年間の混雑・渋滞時間で言えば、104時間を過ごしているそう!
 
つまりモントリオールのほぼ2倍。。。今の通勤時間でも疲れるし、イライラすることもあるのに、その2倍なんて想像できません。。。

以下、モスクワ(同91時間)、ニューヨーク(同89時間)、サンフランシスコ(同83時間)と、アメリカの大都市が多いですね。


ちょっと細かい話になりますが、モントリオールの交通事情を悪化させている原因の一つが下記写真のインターセクションの工事。

Turcot interchange (The Canadian   Press)

(The Canadian Pressより。)


私もこの辺りを毎日通勤で通るのですが、この工事、モントリオールの中心部へつながる高速道路やメインの道路の工事を行っていて、去年から始まっています。
 
そして、完成予定が2-3年後。。。つまり、あと2-3年は今のひどい交通事情が続く。。。ネガティブな見方をすれば、モントリオールでは(カナダ全土でも同じかも)、基本的に工事が予定期間で終わることはないので、上記予定も「最低」後2-3年は続く、ということ。もっと長くなる可能性が大きいです。。


この工事の影響により、周辺道路を含めて車線減少や通行不可のところが数多く発生。これが今の渋滞悪化の原因の一つだと思うんです。。。


私も本当はバスや地下鉄での通勤をしたいのですが、今の会社がちょっと離れた所にあり、バスや地下鉄を利用すると片道2時間~2時間半くらいかかるんです。。

 
一方車だと、「渋滞していなければ」だいたい40-45分。でも上記事情のため、朝は大体1時間半くらいかかりますし、帰りも大体1時間ほど。。


まあ、私たちにできることはないので、我慢するしかないんでしょうね・・・・・。でも毎日つらい・・・。

でもちょっとだけ光明もあるんです。それは「夏休み」。
 
たいていの学校は6月-8月一杯は夏休み。それに合わせて同じく夏休みを取るお父さん・お母さんも多いんです、こちらでは。
 
なので、6-8月だけは朝夕の交通渋滞がそんなにひどくないんです!早く6月にならないかなー・・・。

(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

これは今まで私が海外で働き、海外から日本の企業とのやり取りや働いた会社の日本市場への進出などを通して「個人的」な感想です。

でも多分、「本質」は掴めていると思うんです・・。


日本は以前のブログでも書きましたが、「お客様は神様」という考えが浸透しており、それを元に経済活動・ビジネス活動を行ってきました。

 
それにより、「痒い所に手が届く」商品やサービスが次々と生み出されて、それが世界でも「きめ細かい・繊細な」ものとして人気を博して、ブランドとして日本企業が認識されることに繋がった、と思っています。

 
つまり、「お客様は神様」という主従関係により、「ご主人様(お客様)を喜ばすためにはどうしたらよいか」を突き詰めていった結果が、世界における日本ブランドの確立にまでつながっていったんだと思います。

 
「日本(企業)の世界進出」という点では大きなメリットだったこの商慣習と言いますか日本独特の考え方。


これが「日本市場に進出しようとする外資系企業」にとっては本当に厄介なものに早変わりするんです。

 
今までも色々な外資系企業が日本市場へ挑戦してきたと思いますが、大多数が泣く泣く撤退していったと思います。
 
勿論その理由は上記だけでなく、各企業の戦略性やプランの甘さがあったことだとは思いますが、でも上記点が大きな要因の一つとして挙げられると思います。

Business Person 01


私は今の会社を含めて、過去務めた現地企業のうち何社かにおいて、日本市場に挑戦していった姿を見ました。
 
業種はバラバラですが、たいていが「撤退」を余儀なくされてしまいました・・・。日本以外のアメリカやヨーロッパ、南米にオセアニア、東南アジアなど世界中で展開していた企業でも、日本だけは攻め込めず撤退したこともありました。理由はやはり上記のような日本市場の「特殊性」にあります。細かな違いはありますが、アメリカやヨーロッパ、オセアニアに東南アジアなどではStrategicというか、カスタマーサポートというか、こういった点では特に大きな違いってなかったんです、経験上。なので、提供する商品やサービスが確かなものであれば、あとはマーケティング戦略・顧客サービスがしっかりしていればある程度その国の市場には入り込めていました。


一方日本の場合、まず提供する「サービスや商品」自体に厳しい目が注がれます。まあ、これは他の国でも同様ですが、ただ他の国の場合は「そういった仕様なんです。あるがままでお使いいただければ幸いです。」と言うように言うと、その気になる点が致命的なものでない限りは受け入れてもらえるんです。一方日本の場合は、それが致命的なものではない場合でも、しつこく「改善」を求めてくるんです。「何事も完璧な状態でないといけない(=お客様は神様だから)」という考えなので、ちょっとしたことでも相手(お客様)が気に入らないことがあると、こちら(販売側)は対応しなくてはいけない・・・。そういった”暗黙のルール”が意外と高い壁になっていたんです、海外の企業にしたら。


昔、「NOと言えない日本人」という本がソニーの盛田昭夫さんと元東京都知事の石原慎太郎さんの共同執筆という形で出版されていましたよね。私は読んだことないのですがこのフレーズはその後もよく使われたので覚えています。これこそまさにこの「お客様は神様」思考の弊害でもあると思うんです。NOと言えないというより、「NOと言わさない・言わせない」環境や雰囲気をお客様が作る(作ってきた)のが問題だと思うんです。そこで鍛えられた「売り手側」は、この経験を武器に世界展開していけましたが、かわいそうなのは「お客様」及び日本市場に挑戦しようとした「外資系企業」。


例えば、これは実際に私が経験したケースを元にしたお話ですが(若干実話とは違うようにしております、念のために。)日本市場に進出する一環としてローカリゼーション(商品やサービスの現地語化)という作業があります。これにおいて、「~お願いいたします」という文言に対して「最後に句読点がついていない。正しくは”~お願いします。”なので修正してほしい。」という要望が日本のお客様から来ました。
 
でも考えてみてください、こういった小さなことへの修正にかかる費用を。ただ単に文言修正するだけでなく、例えばこれが商品だったらすべてのラベルを取り換えないといけないですし、またこれがホームページ等にしても関連サイト等の再チェックにローカライズ製品の適用など、なんにしても莫大な費用が掛かるんです。


「でも契約が欲しいなら、私たちが納得できるようにしてほしい。」というのがたいていの日本側の答えでした。つまり、意識してかしていないかわかりませんが、明らかに「私たちお客様が上。あなたたちは下。」という意識が頭の中にあるんですよね。。一方欧米系の会社としては、「お客様と私たちは平等。お客様が欲しい商品・サービスを私たちが提供するという、WIN-WINの関係。」という考え。もう出だしから違うのですから、間を取り持つコーディネータ的な役割の人が重要になってきます。


話は逸れますが、このコーディネータ的な人材も日本は絶対的に不足していると思います。よくいたのが、「このスタッフは英語ができますので、色々とこちらのスタッフを通して話を進めましょう。」というもの。
 
正直、英語ができるのは「当たり前の前提条件」で、「英語を使って何ができるのか」が大事なところ。ですが日本ではまだまだ「英語ができる」だけで「評価」されてしまう始末。まあ、TOEICなど他の国ではほとんど評価されない試験がいまだに重宝されている国ですからね。。本当の意味での「コミュニケーションツール」としての英語を身につけている人は案外少ないのかもしれませんね、日本では。


とにかく、その「英語だけ」できる人を間に挟んでやり取りをしても、結局「日本の商習慣」をきちんとこちら側に説明できず、またこちら側の商習慣を説明してもそれがきちんと「決定権を持つ人」まで話が通っていないことが多々ありました。私もできるだけこのコーディネータをサポートしましたが、相手側の「決定権を持つ人」のところまで私が入ることはできません、別会社・相手の会社の人間ですから。で、どうなったかと言うと、結局その「決定権を持つ人」に伝えられていた内容と、私たちがこのコーディネータに伝えていた内容が全く違う、つまり「コミュニケーションが機能しない」という初歩的な理由により契約は打ち切られることに。。。


他にも、自称「海外でのネゴ経験・ビジネス経験あり」という日本在住の日本人を間に挟んで話を進めたところ、まずはうちのスタッフとのやり取り時点で英語力・語学力の低さが見て取れ、結果上記と同じく「伝言ゲーム」がうまく伝わらずに契約破棄に。。

Business Person 02


ちょっと話はそれましたが、英語や第二言語を使えることはもう当然として、それを使って何ができるのか、特にビジネスの世界では「交渉・ネゴ」など、そういった経験がある人を重宝するべきだと思いますよ、日本では。さもないと、以前のブログでも書きましたが、「読み書きはできるけど英語は話せない」という奇妙な人間だけを生んでいき、結果こういったビジネスチャンスを失う、もしくはそういった人材は日本ではなく海外から入ってくる、ということになる(もう既にそうなっているのかもしれませんね)と思いますよ。



さて話は戻って。。。。


「私たちはお客様なんだから、私たちが100%納得するまで契約は結ばないし、相手側はその要望に応えるはずだ。」という潜在的な考えが日本側にはあるのでしょうね、致命的な部分はともかく、どんなに些細な・ちっちゃなことでもまずは改善を求めてきます。その時点で大きな溝ができてしまい、たいていの外資は撤退を考えます。コスト的にそこまで費やしてまで日本市場に入り込む旨みがないため、というのがどの会社でも大きな理由の一つでした。。


そもそも、まずはローカリゼーション(現地語化)で日本語対応することで既に莫大な費用が発生しているんです。実はこのローカリゼーション、資金的に余裕がないうちは他の国ではまずやりません。例えば、インドやフィリピンなどの東南アジアや南アジア、中東やヨーロッパの場合は、”英語”が普通に生活の中に入ってきているので、わざわざ高い費用を計上してまで商品・サービスのローカリゼーションをする必要はなく、まずは既存製品・サービスで様子を見るって言うことが可能なんです。そして、これが「金の卵を産む」とわかれば、手厚いサポートをつけていけば良い話。一方日本では上記のように「お客様には完璧なものを提供しないといけない」という考えの元、ローカリゼーションが必須なんです。しかも、それでも成功が約束されているわけではないので・・・。


なので、結局日本市場で生き残れるのは、日本のやり方に対応できるほど潤沢な資金のある会社だと思うんです。


それと、「どうしても日本で成功したい」と思える会社。実はここが重要だと思うんですが、この「どうしても日本で成功したい」と思う外資系企業が減ってきていると思うんですよね。

 
日本は確かにGDPで世界2,3位くらいで、且つ人口も世界10位前後の1億2千万人。市場としては魅力的ですが、上記のように特殊性が強すぎるのと他の市場との汎用性がなさすぎるのがネック。
市場としても成熟しているし少子高齢化社会が進んでいる状況。いろんな会社では「そこまでして日本市場がどうしても必要なわけではないので、その費用・リソースを東南アジアなどこれから発展する市場に向けよう」という話も聞きます。まあ、日本は内需でも食べていけますし、外資系を入れなくても大丈夫だと思いますよ、ビジネス的には。ただこの「特殊性・閉鎖性」はやはり「不公平感」を呼んでしまうもの。難癖だとも思うんですが、アメリカのトランプさんがもしかしたらやるように、「力づく」で外資企業の日本展開(特にアメリカの場合はアメリカの車ディーラーの会社など)を求めてくるかもしれません。それでもアメリカ車の日本定着は難しいと思います。。。


但し、外資系企業の日本進出が減ってくると、資金・お金的な問題(日本に落とされるお金が減る)以外にも、私は「人材育成」の面でマイナスが多くなると思います。

 
上記でも述べたように、今は決して質が高いとは言えませんが、コーディネータ的な役割を担える人材が沢山日本にはいます、中には”自称”も。。。。でもこういった”外資系企業との交渉・ネゴ”を通して成長していき、結果それがその会社、ひいては日本にとってプラスになると思うんです。そういった”世界に通じる人材”が、もし今後日本進出企業が減ってくると、文字通り”世界”に出掛けて行かないと手に入らない能力・人材になり、結果”高コスト・高人材育成コスト”に繋がると思うんですよねー。。。考えすぎかな???


とにかく、もう少し外資系企業が入りやすい環境になった方が、日本にもメリットがあると思うんですけどね、個人的には。

 
世界に名だたる日本企業も、一歩日本の外に出てみれば、働いている人たちは殆ど非日本人だと思いますし、また、資本関係から、日本企業の名前を関していますが実質はもう既に外資系になっている企業も沢山。

 
もし今のような状況が続いたら、今後「外資系企業」が日本市場に進出するのは「日本企業を買収」した時、またはそれだけが手段として進出してくるかもしれませんね・・・・。



(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

トランプさんが大統領になって約1か月。この間、アメリカ国内は勿論、お隣のここカナダも状況が一変したケースが多々あります。
 
色々な要因が複雑に絡み合って、問題だけが大きくなっていっている感じがしますが、私がここモントリオールで感じる「この1か月で大きくなった問題」を上げてみたいと思います。


それは勿論、「イスラム教」「移民・難民」。今この2つの問題が、多分カナダだけでなく、アメリカも含めてごっちゃになっている気がするんです。
この2つは密接に絡んでいますが、でもそれぞれで分けて見ていきたいと思います。


まずは「イスラム教」について。


トランプさんが大統領に就任する前から、イスラム教(徒)に関する問題というか不安は特にケベック州・モントリオールではありました。
 
Hate Crime的なことはそんなになかったと思いますが、ケベック州で移民申請する人のうち、アラブ系(特に北アフリカのイスラム教徒)の割合が大変多く、実際街中でも、他のカナダの都市と比べてもアラブ系・イスラム教徒を見る機会が格段に多いです。ただそれ自体は特に大きな問題ではなく、はっきり言ってモントリオールではイスラム教徒も多分うまく回りと溶け合って生活できていたと思いますよ。私自身は特に嫌な思いとか不快な思いをしたことはありませんでしたし。。ただ何回か当ブログでお話した通り、住民の中には「数の力」に対する漠然とした不安・恐怖はあったと思います。


状況が一変したのは、やはり隣国・アメリカでトランプさんが「特定国からの入国一時凍結措置」を発行したこと。
 
これにより、反トランプ派の人たちからの「イスラム教徒を守ろう!」運動が世界中に広がりを見せました。加えて、ケベックシティーで起こった「モスク銃乱射事件」。

 
言葉は悪いかもしれませんが、今までイスラム教(徒)がかかわった「テロ」では、イスラム教側が主導者・実行犯という形でしたが、今回は「被害者」。これもまた上記の「イスラム教徒を守ろう!」運動に拍車をかけることになります。ここまではまあ、わからなくもない行動だと思いました、個人的には。


ただこれは一部分だけというか、イスラム教徒側の意見だけをメディアが取り上げていた時期でもあります。なので、どのメディアでもたいていイスラム教徒側の意見を掲載していました。
 
が、最近はちょっと傾向が変ってきつつあります。というのは、イスラム教徒側に有利なニュースだけでなく、メディアが「ニュートラル」な立場で情報を発信しだしたんです。

Muslim Girl 01


例えば、最近の調査でも、カナダ人の4人に1人はトランプさんが発行した「特定国からの入国一時凍結措置」を支持する、カナダでも導入して欲しい、という結果が出ております。
 
また、以前のブログでもお伝えしました、「動議M-103」。これも「イスラム教」を名指しで保護するよう呼びかける勧告・動議で、「何故イスラム教だけが特別扱いされ、特別に保護されないといけないのか」という議論をカナダの下院議会で呼んでおります。


結局、私は初動がやはり悪かったな、と思います。イスラム教徒を守ろう!運動が広がりを見せた際にもコメントしましたが、地元住民の気持ちを無視して、「理想論」だけで物事を進めると反発を生む、と。
 
まずはイスラム教徒と地元住民の相互理解から物事を進めるべきであったのに、一足飛びにカナダ全土及び全世界的な運動にしてしまったことが問題でしたね。結局この部分での対処・段取りが悪かったため、昨今モスクに対するHate Crimeが増加していたり、またトロントで行われたような「反イスラム」デモに繋がっていると思うんです。この部分は地元行政、もしくは連邦政府が主導権を取って、イスラム教徒側・地元住民側ときちんと話し合いと相互理解を促すようにアクションを起こすべきだと思います。行政の介入なくして多分この問題は解決しないと思います。


感覚値としてですが、やはり最近はイスラム教徒に対する漠然とした恐怖、不安感やそれに端を欲した「反イスラム」感情が大きくなってきていると思います。
 
特にSNS、例えばFacebookなどを見ていると、もちろん人道的な立場・理想論からイスラム保護を訴える人たちも沢山います。が、それよりも数は少ないとは言え、「反イスラム」や「イスラム教に対する恐怖・不安」を表明する人たちも沢山出てきています。これは「特定国からの入国一時凍結措置」や「モスク銃乱射事件」直後には見られなかった傾向です。当然かもしれませんが、一人一人が時間をおいて問題を考え、且つ現在直面している問題、新たに出てきた問題等を考えた結果なのでしょう。。。


やはり行政による介入が相互理解には必要不可欠だと思います。。




次は「移民・難民」について。


つい先日、モントリオール市の市長は「Sanctuary City」宣言を行いました。これは、「移民に必要な書類を持っていない移民・難民も受け入れる」という宣言。
 
これも隣国・アメリカが関係ありますが、例の「特定国からの入国一時凍結措置」により、アメリカ国内で難民申請した難民者が不法にカナダに入国している問題に対しての措置だと思います。
ただこれは、賛否両論、激論が交わされています。


この宣言によれば、例えば観光ビザで入国してその後オーバーステイしている人に関しても「移民」として審査される可能性があるんです。


現在も、毎日アメリカからは不法にカナダに入国してきています。春になり雪が融ければ、不法入国者の数は飛躍的に伸びるでしょう。

 
現在、不法入国してきた難民申請者たちは警察に逮捕・保護されていますが、強制出国させられるのかどうかはまだ不明です。

Refugee 03


ただ、これはちょっと個人的には稚拙な宣言だと思いますよ。上記イスラム教徒に関する件と同じで、「理想論」だけが先走って、不安を抱いている地元住人への理解や根回しを全く行っていません。
同じくSNS上では:

- 私の税金をこれ以上不法入国者に使ってほしくない。
- 不法入国してきている人たちは、結局他の人たちがきちんと自分たちの順番を待っているにも関わらず、横入りするようなもの。移民・難民として申請したければ、ちゃんと順番を待つべき。
- カナダは既に数万人規模の難民を毎年受け入れている。これ以上受け入れる余裕があるのであれば、国内のホームレスや低所得者対策を優先すべき。
- [Sanctuary City]宣言はいわば、「無料でお金差し上げます!」って言っているようなもの。政治家はこれに集まってくる人たちは「良い人たちだけ」って考えているのだろうか?必ず様々な問題が出てくる。


などなど、否定的な意見も多くあります。勿論、この宣言に賛成の人たちも沢山いますし、実際この宣言、カナダ第一の都市・トロント市では既に過去に行っているんです。


この考え方は素晴らしいと思いますし、私も賛同します。が、やはり稚拙ですよね。国内にも低所得に苦しんでいるたくさんの人たちがいます。その人たちより難民を優先するような印象を与えてしまっているこの宣言はすいません、言葉は悪いですが、市長の「人気取り」としか思えません。但し、これが市長の思惑通り支持率アップに繋がるかどうかは不透明です、少なくともSNSを見る限りは賛成派の人たちは過半数以上だと思いますが、無視できないくらいの数の反対派もいますので。特に、カナダにもたくさんの不法滞在者・オーバーステイがいます。その人たちが今後、モントリオール等で「合法的」な移民を申請する可能性が出てくるんですから、厄介なことだと思いますし、また不公平だとも思います。


正直、私はこれから春、夏にかけてが不安です。
 
今までアメリカやヨーロッパを目指していた難民・移民はこれからすべてカナダを目指してくるでしょう。それに耐えうる財源があるのか、受け入れ元地域の住民を不安にさせないプランはあるのか、などなど。
 
はっきり言って、アメリカやイギリス、ヨーロッパの人々はホッと胸をなでおろしていると思います。だって、ここ数年「厄介ごと」であり「政治的意味合い」が強かった「移民・難民」という案件が片付くんですから。


特に10年近く前まで問題だった、「家族ビザ」。移民した人たちが今度はスポンサーになって自分の家族をカナダに呼び寄せる。そしてその家族は勿論既に「労働できる年齢」ではないため、カナダで働くことなく(つまり納税等でカナダ経済に貢献することなく)ただ医療費だけカナダが負担する結果に。これによりカナダの社会保障費がものすごく圧迫された結果、「家族ビザ」の発給を停止した経緯があることは以前のブログでご紹介しました。


同じことなんですよね、今回も。無条件・無計画に難民・移民を受け入れても、彼・彼女らが難民・移民としてカナダに正式に入国し生活できるまでは「税金」によって保護されるわけです。
また、カナダに入国したのちも、仕事に就くまではいろいろと金銭的なサポートも必要でしょう。その財源はどこから来るのか?なぜカナダの税金をカナダ人(低所得者やホームレスなど)に使わず、難民に優先して使うのか。こういった点にきちんと答えることなく、ただ「人気取り・理想論」のためだけに実行に移したとなれば、この夏までに必ず大きな問題が発生すると思います。

Refugee 02


少なくとも私は、今後のカナダはアメリカやヨーロッパが過去数年間たどってきた道と同じ道をたどると思います。
 
つまり、低所得層の反発が広がり、反移民・反難民、少なくとも移民・難民の受け入れを抑える運動が広がり、「人権派・理想論派」の人々と衝突すると思います。
正直、アメリカからカナダに不法入国する難民申請者のニュースが毎日出回っており、それを見るたびに不安になります。同じように不安になる人たちが沢山いると思いますので、春・夏を迎えて大量に難民が不法に入国してくると、大規模な反対集会・デモが開かれるのでは?と思っております。。



これも以前ブログでご紹介しましたが、ある調査によるとカナダ人の半数以上が「無計画な移民受け入れ策には反対」と述べています。
 
でも現在の連邦政府・市政府のやっていることはまさにこの「無計画」な受け入れそのもの。だって何も説明がされていませんから。
 
この「無計画」、もしくは「具体的な受け入れプランを提示しない」ことが、人々(私もその一人ですが)を不安にさせている原因の一つだと思うんです。

国・政府というのは、まず何よりも「その国の国民の生命や財産を守るべき」もの。それが国民よりも「(他国からの)難民・移民」を優先するようだったら、「この国は本当にいざというときに自分たちを守ってくれるのだろうか?」という疑問を持って当然だと思いますし、何より国の根幹が崩れる部分だと思います。下記にも述べていますが、この「一義的」な国の存在理由よりも「人道的・理想的」な理由で難民や移民を優先したドイツはどうなりましたか??またそれによりEUという枠組みはどうなりましたか??


適切な例ではないかもしれませんが、政治的な状況は一切考えないとします。
例えば、日本でも低所得者の問題、低所得高齢者の問題(孤独死なども含めて)、生活保護の問題などなど沢山の問題があります。
 
「生活保護の不正受給」は横に置いておいて、日本でもまだまだたくさんの人たちが行政によるサポート・保護を必要とし、しかもすべてカバーされているとはいい難い状況です。


この状況下で、安倍首相が「北朝鮮から難民として5万人受け入れる」とか、「シリア難民を5万人受け入れる」と言った場合、皆さんはどう思いますか?
 
政治的状況は無視してください。移民や難民の受け入れの歴史が他の国と比べてそんなに長くないかもしれませんが、それでも「違和感」を持つ人たちが多いと思いますよ。
 
低所得のために子供が進学できない、とか親を病院に入れてやれない、とか、切羽詰まった状況の人はたくさんいると思うんです。もちろん、そういった状況は本人たちの努力では解決できないものばかり。自分の「怠惰」のせいでそうなっている人たちへの同情は必要ないと思いますが、本人に落ち度がないのに不幸にもそういった状況に追いやられている人たちもいると思うんです。ホームレスの人たちもしかり。


そういった人たち、もっと言えば、同じ「日本人」へのサポートよりも他の国の困っている人たちをサポートすることに対して違和感を感じない人たちは、よっぽど安定した生活を送っているか、とても心が広く「日本人」としての自分よりも「世界の中での自分」という、ちょっとアナーキーも入っているかもしれませんが、そういった意識の持主か、どちらかだと思います。カナダでも同じなんです。


自国内のサポートが必要な人たちへの援助も中途半端、受け入れる難民に関わる財源やプランも中途半端、もしくは開示されていないとなると、最悪「自国の低所得者」と「仕事のない難民」の2つのグループができてしまい、どちらも国からの援助がないとやっていけないという、言葉は悪いかもしれませんが「負債」だけがたまる形になると思うんです。そうならないため、そうさせないための用意が政府にあるのか、そこが問題だと思います。


また、理想論・人道的な理由による行動ができるのは、「衣食住」に不安のない人々です。政治家やセレブがまさにその典型ですよね。

 
何万、何十万という移民や難民を受け入れようが、彼らの「衣食住」が脅かされる心配はないのですから。またSNSで人道派と言われる人たちも、基本的にはこの「衣食住」が保証されている人たちが多いと思います。

 
そういう人たちが、自国内の「衣食住」に不自由している人たちの話を聞くことなく、他国の「衣食住」に苦しんでいる人たちを優先的に助けるという行動を見ると、やはり反発が出てくるのは当然だと思います。なので、何事もバランスが大事だと思うんです・・・。一方に過度に偏ることなく。「政治」ってその現実的なバランスをとること、だと思うんです。


カナダの政治家、特にトルドー首相やその内閣はまず「カナダ連邦政府は何のために、誰のために存在しているのか」をまずは何よりも考えてから行動しないといけないと思います。
 
正直、カナダの現政権にはこの「現実的なバランス・調整力」が不足しているように思います。言い換えれば、誰にでも良い顔をしようとする「八方美人」と言いますか・・・。


個人的な感想ですが、今後カナダは移民・難民をめぐる問題が噴出してくると思います。「難民・移民に優しい国」という幻想が崩れてくる可能性が大きいと思いますし、アメリカやヨーロッパと同様、「内向き」に政策を変更する可能性もあります。少なくとも、2019年の総選挙では移民・難民については主要な論点の一つとなるでしょうし、それまでにトルドー首相が国民を納得させることができる説明、もしくはプランを用意していない限り、移民規制派である保守党に政権を譲る可能性が出てくると思います。。。


なんか、ちょっと暗い気分になってきました、今後のカナダを考えると・・・。
私の生活にはぶっちゃけ難民問題とかイスラム教の問題とかは何の影響もないんですよね。なので、別に「どうでもよい」と言えばそれまでなんです。
 
が、確実に将来の生活には影響が出てくると思います。だって、税金が上がるだろうし、社会保険費も上がるだろうし。。


何事も「コントロール」してこそ結果が出るもの。

理想論だけで物事を進めるのは、社会経験のない新入社員が何の裏付け・実績もないのに自信満々に自分の仕事について述べているのと同様、「むなしく危険」なんですよね。だって、その「言葉」を裏付けるための「具体的な経験」がないですから、言葉が「軽い」んです。トルドーさんにちょっとこの傾向がみられる気がするんですよね・・・。

特に政治家が「理想論」を語り、それに基づいて行動するのはかなり危険であり、支持をなくす元だと思います。それはドイツのメルケルさん、イギリスやヨーロッパのこれまで、そしてもちろんトランプ大統領を見ているとわかると思います。「理想論」による行動により「現実」的な苦労を味あわされた人たちが、イギリスをヨーロッパから退場させ、オバマさん・クリントンさんを政治の舞台から退場させ、またメルケルさんの支持基盤を弱らせています。そしてその反動として「現実」的な対応ができる人が求められ、選ばれる。。。。多分、カナダも今きちんと対応して、相互理解もしくは双方がある程度納得できる落としどころ、政府としてきちんと対応できる現実的な落としどころを見つけない限り、この数年間はアメリカやヨーロッパの過去数年間をトレースするように、理想論派の主導により「現実」的な問題が多々発生し、「現実」主義のリーダーを渇望する、という流れになりそうですね。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

日本では、2月24日の金曜日からこの”プレミアム・フライデー”というのが始まるそうですね?
なんでも、毎週金曜日は午後3時に退社し、プライベートな時間をより有効に使う、という目的だそうですが、これって定着するのかな??

WL Balance 01


カナダ、モントリオールで働き始めて6年。カナダでも似たようなことをやっていますが、政府からの推奨というより、各社が独自にやっていますよ。
 
 
例えば、前の会社では春から秋にかけて、月から木まで毎日1時間残業することで、金曜日は半日で上がり。つまり、週の総労働時間は同じまま、毎日の労働時間を調整して金曜午後をフリーにするってやり方。これは結構良いなーって思いました。


私の奥さんが働いている会社はもっと良いです、まあ半分”公務員”みたいなものなんで、福利厚生がしっかりしているので当たり前かもしれませんが。

 
そこでは同じように毎日1時間の残業を月から木まで行って、4時間のストックを作る。そこに会社が4時間分の賃金を受け持つことで、金曜日を終日OFFにするっていうやり方。
つまり、夏の間だけですが、奥さんの会社は週4日勤務(週休3日)なんです。いいでしょー??うらやましい。。。


感覚値としてですが、モントリオールの会社は、上記調整等をしているのでしょう、金曜日は午後半休とか全休とかが多い気がします。
 
というのは、金曜日の出勤時の交通量は明らかに他の曜日と比べて少ないし、また逆に金曜日は午後1時過ぎから既に退社のための混雑が少しずつですが始まるところもあるんです。


今の会社は前の会社や奥さんの会社のようなものはありませんが、基本は「フレックスタイム」制なので、自分できちんと仕事量等を調整できるのであれば、金曜午後半休も可能です。

 
要は、「自分でちゃんと仕事量を調整してください。自己責任で仕事をしてください。」っていうことだと思います、こちらでは。


そう言うと皆さんのイメージとしては、「仕事とプライベートをはっきり分けて、残業はせずに5時過ぎたらプライベートの時間を優先する。」というものが頭に浮かぶかもしれません。
間違いではないですが、上記のとおり、「仕事量」次第です。こちらの人は必要であれば残業もいくらでもしますよ。また、帰宅してからもメールチェックと下のこまごました仕事をして言う人も沢山います。

Happy Hour 01

 
「メリハリ」があるというか、「息を抜けるところは抜く。肩ひじ張ってやらない。でも必要な時は時間を気にせず集中して取り組む。」というのが、こちらカナダの人(モントリオールの人)の私の印象です。


私は性格的なことでしょうが、なんでも真面目に受け取ってしまい、「遊び」なく1日8時間(そしてその後の残業時間も)集中して仕事し、帰宅後も主に日本のお客様やオフィス相手の仕事をする(時差の関係で、カナダ時間の夜でないと対応できないので)。。。そういう生活を続けていて、ホントに疲れ果てました、一時期。でも、奥さんや友達の話を聞いて、少しずつ「手を抜けるところ」と「集中してやるところ」を、社会人としては遅ればせながら学んで、今は仕事もプライベートもどちらも大事にできるようになったと思っています。


さて話は戻って日本での場合。。。


これって定着するのか、疑問です。。。まず「環境」が整っていないと思うんです。フレックスタイム制を導入し、且つそれがうまく活用されている会社であれば、このプレミアム・フライデーも効果があるかもしれません。
 
が、日本は「Peer Pressure」の世界と私は今でも思っていますので、例えば「上司が帰らない」「チームメンバーの誰もまだ帰宅していない」などの周りの状況次第で自分の帰宅時間が決まる、もっと言えば、自分で自分の帰宅時間を決めることができない状況を変えない限り、まず無理でしょうね、これが定着するのは。


また、そもそもこのプレミアム・フライデーを始めた理由がやっぱり「ずれている」と思うんです、こちら・カナダから見ると。

 
ニュースを見ると、「消費が盛り上がらない中、対策を練っていた経済産業省と経団連の意向が一致」して導入されたもの。つまり、「消費を盛り上げるため(人々に商品・サービスをもっと購入してもらうため)」に始めたとはっきり言っています。


一方こちらでの金曜半休は勿論上記のような「ビジネス的」な効果を期待している面もあると思いますが、それ以上に「プライベートな時間を楽しむ」ために導入されています。家族で過ごす時間を増やしていたり、友達と久しぶりに会ったり。。その二次的効果として、「ビジネス的」に消費や購買が上がることはあるでしょう。が、それ自体が目的ではありません。ここが大きな違いだと思います。そもそも、日本政府が主導したこういった提案?は目的が「消費の底上げ」であるので、定着しませんよね。例えばクールビズ、例えば「サマータイム」導入案などなど。。。なんでもかんでも「消費・経済対策」と結びつけるので、なんかいまいち効果のほどを信用できないというか、胡散臭い感じがして定着しないのでは?と思います。

だって、このプレミアム・フライデーにしたって、政府と経団連の思惑をぶっちゃければ、「金曜日は午後半休にしてやるから、午後は買い物とかしてお金を落とせ」って言っているようなものでしょう??


「経済対策」はそれはそれでまた別途やれば良いこと。もしくは、そういった「裏の理由」は隠して、もっと人々が「喜んで利用する・活用する」理由をつけてあげるべきだと思います。
「金曜半休になっても、お金がないから何も買えないし、また無駄遣いもしたくないから」という理由で活用しない人が出てくると思います。

 
もうちょっと、「親子の時間を増やしましょう」とか、「明るいうちに帰宅してみんなで一緒にご飯を食べよう」とか、「この制度良いなー」と思わせる理由がない限り、特に日本人にはこの制度の利用は難しいと思います、会社が強制でもしない限り。


「プライベート生活の充実」を主な理由にしていないので、この制度の定着ははっきり言って難しいと思います。

 
例えば、こちらカナダでは日曜日のショッピングセンター等の営業時間は午後5時までなど通常日より短く、祝日の場合は営業していません。これって日本では考えられないですよね。日本では「人が休みの時がビジネスチャンス」として、土日・祝日は営業しているお店が殆どだと思います。一方こちらやヨーロッパでは「休息日」という考えから、日曜日や祝日はのんびり家族と過ごす日。もしくは友達と過ごす日。「買い物」に出掛ける日ではないのです。なので、お店の店員さんも他の人と同様、のんびり休めるんです。。


こういう「根本部分」での違いがあるので、いくら欧米のような制度を導入しても、日本には根付かないと思いますし、また日本独自のやり方を行うべきだと思います。


まあ、まだこの制度自体始まっていないので何とも言えないですが、これでどのくらいの経済的効果があるのか。。それが目安になるでしょうから、それによって定着するかどうかが決まると思います。

 
でもやっぱり、プライベートを大切にする意味・価値が日本(政府)はどこか「ずれている」と感じます。。。だって、プライベートを大切にするためであれば、まずは「有給休暇の利用促進」とか、「未使用有給休暇の会社の買取義務化」とかが先決では?と思います。。色々なことに手を出して、しかもその理由がすべて「経済効果」を念頭に置いたものであれば、日本の労働環境はいつまでたっても「ワーク・ライフ・バランス」がへたくそな人たちばかりを生み出していく・もしくはそういう人を作る会社を生み出し続ける、と思います。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

本日(カナダ時間:2017年02月20日)は、カナダのBC州・AB州・SK州そしてON州ではFamily Day(家族の日)という祝日なんです。
 
でもケベック州(そして他の幾つかの州)では通常日、祝日ではないんです!!


** 以下の日付は全て2017年の祝日の日付です。祝日の中には固定日でないものもありますのでご注意ください。 **


カナダではカナダ全土共通の祝日と、州毎に定められている祝日と2つあるんです。。。
例えば、新年(1月1日)、建国記念日(カナダ・デー、7月1日)、クリスマス(12月25日)などはカナダ全土共通での祝日です。

Canada Day 01


一方本日のFamily Day(家族の日、2月20日)や例えばThanksgiving Day (感謝祭、10月9日)などは州毎に定められている祝日。

これちょっとややこしいことも起こるんですよね。例えば、今日はBC州やAB州ではお休みなので、メールや仕事のお電話をしても返信なし。

 
また、お給料計算も。例えば、本社がモントリオールにあり、バンクーバーに支店があるとした場合。バンクーバーのスタッフのお給料もモントリオールで計算している場合(こういった企業は多いです、カナダでは。)、その対象のスタッフのみ”祝日”処理をしなくてはいけないんですよね。。。でも、今はソフトウェアで勤務地さえ間違いなく入力しておけば、自動で計算・対処してくれるものもあります。。


もう一つ。同じ祝日でも州によって呼び名が違うものもあるんです。例えば、Victoria Day (ビクトリア女王の誕生日、5月22日)。これも州毎の祝日の一つですが、ケベック州もこの日は祝日なんです。が、その名称?はNational Patriot's Day (愛国者の日)。まあ、ケベック州(フランス系住民)自体、イギリス系住民が多い州に対する反発があったんでしょうね、当時は。なので祝日の名前を変えたのかも??


他にも例えば、ケベック州ではイースターホリデー(グッド・フライデー、4月14日とイースター・マンデー、4月17日)の2つのお休みのうち、1日だけを祝日としてスタッフを休ませなさい、というルールがあるんです。
 
つまり、どちらを祝日にするかは会社次第。でも、大きな会社や福祉がしっかりしている会社は両日とも祝日として取り扱うところが多いです、実際は。

Stats Holiday 2017 CA

(今年のカナダの祝日、リストを作ってみました。)
 

多分、上記のようなことは他の州でもあるかもしれません。というのは、多分ここが一番日本と違うところだと思いますが、カナダでの祝日(カナダ全土、州別ともに)は全て「有給」なんです。

 
つまり、「お給料がもらえる」お休み。私が今働いている会社のように年俸制、あるいは月給制の場合はあまり関係ないかもしれませんが(でも年俸制等の場合は残業等は支給されないんです。契約書の中に1日、1週間の労働時間は明記されていますが、残業等は支払う義務はないんです。これは日本でも似ている状況かもしれませんね。正社員・月給制の人たちは、祝日の場合はその分お給料から引かれるってことはないと思いますし、また30時間までのみなし残業等もありますので。。間違っていたらごめんなさい!)、給与計算する方は楽でしょうし、また時給制のスタッフには恩恵という形になりますしね。


なので、祝日に勤務するスタッフはプラスアルファが、これも州毎のルールで決まっているんです。例えば、祝日は時給2倍とか、時給1.5倍プラス1日の有給付与、などなど。


こう見ると、祝日の数は日本の方が群を抜いて多くてうらやましいですが、「労働者」視点で見ると、カナダの方が労働者に「優しい・有利」だと思います。。

 
祝日の数に左右されず、毎月一定額のお給料をもらっている人には「日本型」の休日が良いと思いますが、パートやアルバイトなど、”実勤務時間”に応じてお給料が変る人には「カナダ型」の休日が良いかもしれませんね。


その2つの休日スケジュール、つまり日本の休日とカナダの休日のスケジュールを採用しているところがあるんです!そんなうらやましいところが・・・・。

 
それは「領事館(大使館も同様だと思います)」。大使館・領事館は基本「日本領土」ですので、お給料計算やルール等でどこまで現地ルールに従っているかは不明ですが、少なくとも大使館・領事館スタッフは日本の祝日はお休み、更にカナダ(及び各州)の祝日もお休みなんです!


やっぱり”お役所”って、どこもずるいですよね・・・。生産性がないって言うか、意識・感覚が一般市民とずれていると言うか・・・・。

 
(ちなみに、私は今まで色々な国で日本大使館・日本領事館をビザの関係などで訪ねてきましたが、はっきり言ってカルガリーとモントリオールの領事館では一番嫌な思いをしました。。毎回ではないですよ、念のために。とても優しいスタッフの方もいました。が、もうお役所仕事そのまんまの、上から目線のスタッフがそれぞれいて、切れそうになったことがあります・・・。)


日本では毎月と言ってよいくらい祝日がありますよね、それもうらやましい・・・。でも日本でも、有給休暇の仕様推進・未使用有給休暇の買取義務と並んで、祝日の有給化を検討しては?経営側からすれば費用増となり、経営を圧迫するって大反対が出るでしょうが、「労働者に無理を強いることでしか利益を出せない・存続できない」会社はそもそも組織のどこかに間違い・不健全な部分があると思うので、これくらいの福利は行っても良いのではないのでしょうか??まあ、労基法に見られるように、日本はアメリカとは真逆の「労働者に過度に優しい」国なのに、こういった休暇や福利に関してはアメリカ並みに「経営者に過度に優しい」面がありますね。。


さて、日本の次の祝日は春分の日(3月20日)ですかね?今月も既に建国記念日がありましたよね。。
ケベック州の次の祝日はイースター・ホリデー、4月中旬。後2か月弱ありますけど、まあのんびりとイースター・ホリデーまで頑張ります!



(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

そんなに多くはありませんが、モントリオールの冬の風景・映像をお楽しみください!
 
 

日本でも東北とか北海道とか、雪の多い地域の方には見慣れた風景かもしれませんが、もしかしたらまたちょっと違ったものも見えてくるかもしれません。。。

Winter View 03

Winter View 02

Winter View 01


こういった風景の中、私は毎日を過ごしています!
寒さに負けそうになることもありますが、まあ、こっちに暮らしている以上しょうがないとあきらめる、と言うより楽しまないといけないですね。。

Winter Flower 01

(冬だけ見れる、”冬の花”)


更に。。。今週のモントリオール地方の天気予報はなんと、1週間を通してずーっと「プラス」の気温。

Weatherforcast feb202017


本日は月曜日ですが、今日も快晴で気温も2-3℃まで上がって暖かい!!

雪も融けだしているし。。。本当、もうこのまま春が来てくれれば最高なんですけどね。。

ただ、来週以降、また気温が氷点下以下に下がるという予報。。。とにかく、今融けだしている雪が来週までに完全になくなってくれれば、来週再度氷点下以下になろうが雪が降ろうが、私はOK。
何より一番怖いのが、「道路凍結」ですので・・・。


でも今週はこの陽気を楽しもうっと!


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ここ最近、ケベックシティーでのモスク銃乱射事件後特にですが、「イスラム教徒がいかに迫害されているか」という記事を目にすることが多くなりました。

少なくとも、色々なすべてのニュースソースにおいて、1日1つ以上のイスラム教への偏見?差別?に関する記事を見かけます。

多分きっかけは上記ケベックシティーでの事件だと思いますが、「キャンペーン・啓蒙活動」と言ってよいほど、イスラム教件に関する記事があふれているんです。

 
それが悪いというわけではありませんが、ただちょっと情報量が多すぎるというか食傷気味というか・・・。逆にこれだけ多くの記事を目にすると、反発も出てくると思うんです。
 
正直、アジア人への差別や黒人への差別も起きているんですから。そういったものを除いて、イスラム教だけが注目されている今の状況はイスラム教徒の人たちにとっても好ましくないと思うんですけどね、個人的には。
 
だって、上記のように”逆恨み”というか、”何故特定の宗教だけが特別扱いのようにされないといけないのか”っていう風になると思うです。。


さてそんな中、本日も2つほどイスラム教に関するカナダ国内のニュースが出ていました。


1. モントリオールの10代、テロ活動に関与か?


詳しい話は省きますが、2015年に当時18歳の男女、Sabrine DjermaneさんとEl-Mahdi Jamaliさんが、「テロに関与した疑い」で逮捕されました。
 
で、まだ裁判は始まっておらず、もちろん判決もまだ。そんな状況ですので、捜査資料等はまだ公には出ていませんでしたが、今回裁判所から書類の一部が開示され、それにより事件の概要が少しだけ見えてきたみたいなんです。

元々はSabrinaさんの姉妹から警察への通報・相談から事件は始まってようで、その捜査の途中で、El-Mahdiさんの家で手製の爆弾らしきものが発見されました。その上で下記4点について逮捕されました:
1. カナダを離れてテロ活動に従事
2. 爆発物の所持
3. テロ活動
4. テロ組織への関与、テロ組織のための活動

sabrine djermane el mahdi jamali   CBC 01

(容疑者の写真。ニュースサイトより。)


また開示された情報によれば、逮捕の数日前にまず上のSabrinaさんの姉妹が警察へ相談の電話を掛けました、自分の姉(妹)が”原理主義”の影響を受けているようだ、と。

 
また、Sabrinaさんは恋人のEl-Mahdiさんとの結婚について両親との間に激しいやり取りがあったようで、その後家を出たそうです。また、Sabrinaさんの友達の証言から、Sabrinaさんが原理主義に傾倒している姿が明確に記録されています。また、二人は学生にもかかわらず、高いマンションに住み、色々と贅沢をしていたようで、そのお金の出所にも注目が集まっています。

また、2人のマンション及びEl-Mahdiさんの家からは、9ボルトのバッテリーや強力な接着剤、アラーム機能付きの時計にマッチ、釘の詰まった箱などに加え、PC内部からは加圧気を使った爆弾製造方法まで見つかったようです。

警察はさらに、「アラーへ信仰を」という本も押収。
上記Sabrinaさんの姉妹は、El-MahdiさんのFacbookにジハード(聖戦)の旗や、シリア内戦へのコメント等が掲載されているのを見たそうです。
実際に警察も彼のFacebookアカウントを調査し、ジハードや銃撃戦の映像を押収している模様。また、モントリオール東部のイスラム教徒のリーダーが主催?参加?するセミナー等のビデオも一緒に押収されたようです。



まだ裁判は始まっていませんので何とも言えませんが、この情報を信じるのであれば、この2名はテロ活動に関与・従事、少なくとも殺傷力のある爆弾の素材を持っていたということになりますよね。。

この二人を含め、「原理主義」者って本当にごく一部だと思いますが、その人たちのせいでISLAMOPHOBIAが増長され、社会との亀裂が深くなっていく可能性があるのは悲しいことです・・。


2. Motion 103 (103動議)に関する賛否。


これは、現政権与党である自由党のイスラム系の議員が下院議会へ動議を図ろうと計画している問題。この動議、通称M-103、内容は以下の通りです:
 
1. 政府は現在世間で高まっている恐怖や憎悪などを鎮める必要性を認識しなければならない。
2. 政府はISLAMOPHOBIAを非難し、また同じくすべての差別、宗教的偏見も非難すべき。
3. カナダ文化遺産の常任委員会は、政府がどのように上記差別、ISLAMOPHOBIAを含めた宗教的偏見にアプローチし、それらを減少・撲滅するためどのような行動を取るのかを監視し、且つデータ収集、及び兵とクライムに関するレポートを作成すべき。
4. 上記委員会は上記点を調査し、240日以内に国会に結果を提出すべき。


上記動議が国会で通れば、常任委員会はさっそく行動に移る運びとなります。

Canada 02


但し、動議には法的拘束力はなく、首相と含めた政府がこの動議により行動を制約されたり指示されることはありませんし、また法律ではありませんので、たとえ動議(勧告と言った方が分かり易いかもしれませんね)に従わなくても罰則はありません。また、言論の自由など、憲法で保障されているいかなる権利もこの動議により何か修正される・訂正されるということはありません。極端な例ですが、この動議がたとえ通ったとしても、公然とイスラム教を批判することは可能ですし、罰則もありません。それは「言論の自由」に当たりますので。

つまり、この動議・勧告が国会で通ろうが通るまいが、カナダ国民の一般生活に何の変化もないのです、現実的には。

但し、です。今これが国会内で問題になっているのは下記の2点についてなんです。

1. ISLAMOPHOBIAの定義があいまいすぎる。
2. 何故特定の宗教、イスラム教、だけ名指しされ、他の宗教はひとまとめにされているのか。

この点について国会内で議論、激しい応酬があっているようです。
でも、上記は正論だと思います。まずISLAMOPHOBIAって、わかりますか??
 
これ、「イスラム教(徒)に対する恐れ」ということなんですが、わからないですよね?これは、「イスラム教への無理解から起こる、説明できないイスラム教への恐怖意識」っていう意味でもあるんです。

 
ちょっと抽象的すぎますので、やはり具体的な説明が必要だと思います。じゃないと、「拡大解釈」「意訳」し放題ですもんね。

それよりも問題は、なぜイスラム教だけが名指して保護されるのか、という点です。
 
この動議の発案者・議員がイスラム教徒という点を差し引いても、たとえこの動議が国会に諮られた場合、カナダは世界中に「カナダはイスラム教にだけ優しい」という誤ったイメージ・情報を発信してしまうことになります。
 
なので、保守党や政権与党の自由党の中からも、イスラム教という特定宗教を示す言葉を取り除くように要求しているんです。これは当たり前というか、正論ですよねー。


これは別のブログでも書きましたし、上記1点目ともかかわりがありますが、イスラム教徒を守ろう!という風潮に乗ったものであり、私個人はこの議員の行き過ぎ・調子に乗った行動だと思います。
守られるべきは「イスラム教(徒)」という特定のものではなく、「皆が平等に扱われる社会」と目指してのものなのでは?と思います。


また、国会議員が特定の集団の代弁者になること自体、日本で言う「族議員」と一緒ですよね。
これがいわゆる「ISLAMOPHOBIA」や「反移民・反イスラム」感情に繋がるって、この議員さんは分からなかったのでしょうか??

 
もし本当にそこまで頭が回らなかったのであれば、失礼ですが議員さんとしてのスキルを疑います・・・。


この議員さんの行動(詳しく言うと、この動議に関してはイスラム教のためだけに動いていること)自体が、カナダ国民に「このままイスラム系の移民を受け入れ続けると、次の世代にはイスラム系の議員が多く当選して、結果この国はイスラム教国になる、乗っ取られる。」という気持ちに追いやるんです。。前にもお話しました、「数の力」への恐怖ですよね。何故それがわからないのでしょうか??多分、この議員さんは「一方」の立場にしか立っていないからでしょう。。なので、議員さんとしてのスキルがないと思うんです。議員さんであればもっと包括的・全体的な流れを見て行動すべきであり、カナダという国のために行動すべきです。この議員さんの行動はつまり、「イスラム教はカナダという国よりも上にある・少なくとも自分に取っては国より大事である」というのを暗に認めている行動なんです。


これも前にお話しましたが、こういったことが起こると、「数の力」への恐怖が出てきて、溝はますます広がるばかり。。。本当に宗教って厄介ですよね。。

 
この動議が国会の諮られるのは4月らしいですが、それまでに保守党もこれと似た動議で、特定の宗教への文言を削除したものを提出する予定だそうです。


これ、どのように対処されるのか、はっきり言ってカナダという国が試されていると思いますよ。
「イスラム教にだけ特別優しい国」なのか、「全ての人を平等に扱う国」なのか。。。注目したいと思います。。




** 2017年2月18日、以下の2つのニュースを発見。 **

1. アメリカ国境から多数の難民申請者が引き続き不法にカナダに入国。

これに関しては、Facebookのコメントではほとんどの人が否定的な意見(=不法入国者は退去させるべき)を出していました。
 
これって、不法移民・不法滞在者と一緒ですから。難民と言う立場はわかりますが、それこそ何万、何十万と言う難民申請者がいて、彼らカナダに不法入国している人たちはその順番待ちの飛び越えて「横入り」しているのと一緒ですから。
 
こうして逮捕された不法入国難民申請者に対してカナダ政府はまだ正式なコメントはしておりませんが、早くしないと春が来て雪がなくなれば今以上の大量の不法入国が予想されます。。


2. トロントにて規模は小さいながら「反イスラム」のデモが執り行われた。

これも昨今の「イスラム保護」ニュース、上記分も含めてですが、その影響と言うは反動でしょうね。
どのニュースでも媒体でも、「イスラムはかわいそう。守らないと。」「イスラムに批判的な人たちは差別主義者」と言うレッテルと言うかイメージを張り付けたり。。それに対しての揺り返しでしょうね。


まあイスラム教に関しては、以前から「揺り返しの運動がおこる」と思っていましたのであまりびっくりはしませんでしたが、今後賛同者が増えるかもしれません、このままカナダ政府が地元民へのケアを怠ると。
 
また難民に関しても同様です。一時的に難民に対しては同情の目で見ていましたが、こう「何でもあり」に不法入国などされると、「収拾がつかない状況」に対して恐怖を覚える国民もたくさんいると思います。
 
実際、あるニュースサイトの調査では、カナダ人は「収拾のつかない移民・難民の受け入れには恐怖を覚えている」と言う結果が出ていました。それは当然でしょう、トルドーさんはこの移民・難民の受け入れに関しての具体的な将来像、地元民との対話などに対してはまだまだ説明不足だと思いますから。


「イスラム教」と「難民」。。


これは世界が現在抱えている大きな問題の一部ですが、カナダでもこの2つの取り扱いに注意しないと、トルドーさんよりもトランプさん型のリーダーを渇望するようになると思います。
実際、すでにトルドーさんに対して失望感をあらわにしている人たちがたくさんいますしね。。。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

先週、カナダ東部(ケベック州やノバスコシア州などなど)を襲った吹雪(Winter Storm)。。この吹雪に関する話題が2つ、ネット上にアップされていました。
 
CTV News MontrealとGlobal News Montrealからの情報となります。


1. モントリオール市、除雪業者との契約解除。


モントリオール市の南西地域において、モントリオール市から委託を受けている除雪業者のパフォーマンスが悪すぎる、ということで市はこの業者との契約を解除しました。
 
と言っても、今シーズンはこのままこの業者にこの地域の除雪作業は任せるみたいです。元々市とこの業者間では5年間の契約を結んでしましたが、初年度の今年(今冬?)、もうあまりにもひどいということで1年のみの契約に。。5年契約で約$160万(およそ1億2千万円)だったのに、結局1年で契約解消。。。


具体的には、除雪作業が遅い(吹雪後3日経っても全体の4分の1弱の道路の除雪しかできていない)、除雪作業中に自転車等屋外に止めていたものを破壊している、ごみ収集のために屋外に置いていたごみをまき散らす、などなど。。。プロとして恥ずかしい行いですよね。。これでお金を取るのは”詐欺”と一緒。ついに地元住民の怒りが頂点に達して、契約解除となったようです。
 
しかも今回の件で逆に約1,200万円の罰金の支払いを要求されるようですよ。当然と言えば当然ですね。


市との契約ということで、「くいっぱぐれがない」と判断したんでしょうかね??
でもこの業者はあくまでも「契約」業者であり、公務員でもなんでもなく、市により守られる立場でもないってことがわからなかったんでしょうか??
だとしたら、経営者はセンスないですよね。ビジネスチャンスを失ったし、その悪名はネットやテレビを通してモントリオール中、ケベック中に伝わったことでしょうから、もう生き残りも難しいのでは??


 
でもそんな会社はつぶれて結構。と言うより、消滅してほしいですね。だって税金の無駄遣い・詐欺ですから。下手したら、地元住人から訴えられるかもしれません。
また、この会社の作業員に聞いたところ、この会社には仕事を行うに十分な装備・機材もなく、またスタッフ自体も不足しているようなんです。。ひどいですね…。


うちは繁華街からかなり離れた、静かな住宅街。なので、家の近くには幹線が走っていて、そこは雪が降るたびに除雪されますが、家の前の小さな道路は優先順位が低いので頻繁には除雪されません。
それでも、ある程度雪が積もりだし、危険だと判断されたら市の除雪スタッフ及び市と契約している除雪業者が真夜中でも来てくれますよ。

Snow Removal Car 01

(こういった除雪車が市内中を走り回ります、降雪がひどいときは。)


Snow Removal Car 02

(集められた雪はダンプカーで指定の場所に運ばれます。)


だって、除雪されていなかったら、例えば救急車が必要な場合とかどうするんですか?
一分一秒を争う状況の時は?
 
また、お店などは?雪のせいでお客様が入店できないとなると、かなりのダメージになりますよね?


そういうことを考えると、やはりできるだけ素早く除雪しないといけないんですよね、本当は。そして市の大部分ではちゃんとしていると思うんです。
本当、この業者だけが特別「仕事ができない・使えない」会社みたいです、今のところは・・・・。


まあ、日本でもよく言われることで、ここカナダでも一緒ですが、公共性のある仕事・部署(特に公務員)は、競合するものがないのでサービスの質が極めて悪いです。
 
市役所や領事館などに行ってみればすぐにわかります、サービスの質の悪さが。。。だって、彼・彼女らにしてみたら、仕事ができようができなかろうが、サービスが良かろうが悪かろうが、「組合」が守ってくれるので簡単に解雇されないですもん。であれば、「楽」な方に逃げるのは当たり前ですものね。


この業者も勘違いしたんでしょうね、自分たちのサービスが良かろうが悪かろうが、市により守られるって。
 
市のため、地元住民のため、この会社との契約が来年以降は切れること、本当に良かったと思います。ただ、今年の残りシーズン、この業者がきちんとまともに仕事するかどうかの監視は引き続き必要だと思いますが。。。

ただ問題が・・・。この業者、モントリオールの他2地区でも除雪作業の契約をしているんです!
市長さんは、「この業者もモントリオール市のブラックリストに載りたくはないだろうから、他2地区ではきちんと対応するだろう」と楽観的ですが、もしその2地区でもちょっとした除雪作業の遅れや、質の悪いサービスが地域住民に発覚すると、この会社本当につぶれてしまうでしょうね・・・。まあ、自業自得なので、誰もかわいそうとは思いませんが、地域住民のためにはこの業者は締め出された方が良いと思います!


2. Halifaxで雪の置き場所がない!!


ケベック州のお隣・ノバスコシア州の州都・ハリファクスでは、先週の吹雪により平均80cmの降雪を記録!
 
市は除雪作業に力を入れていますが、もう「雪の置き場所」がなくて苦労しているみたいです。。その影響で、歩道などの除雪が進まず、上記モントリオール市の一部と同じ状況に陥っているようです。
ただ、ハリファクスの場合は「業者の怠惰」が原因ではないのが救いですが、住民にしたら一刻も早く通行できる状態にしてほしいと思います。。


確かに、除雪した雪の置き場所って苦労すると思います。
 
私の勤める会社や大きなショッピングセンターでは除雪した雪を駐車場の一部にうずたかく積み上げていたり、また建設用の石や鉱石の採掘現場に(冬は作業しないために)一時的に市内で除雪した雪を運び込んだりしています。下の写真のように、除雪の際は除雪車+ダンプカーの組み合わせで通常動きます。そしてダンプカーの雪を、上記採掘現場とか人が来ない場所に”捨てる”んだそうです。

Winter View 03

(こんな感じで、駐車場の一部に雪がうずたかく集められているんです。。)

うちの奥さんはモントリオールから北に行ったところの出身で、その地域では除雪された雪は凍り付いた湖の上や川の上、山の中に捨てられていたそうです。
 
ただハリファクスではもう本当に雪の置き場がないんでしょうね。。例年、冬の間は気温は基本的にはマイナスなので、ゆった雪が自然と融けることはありません。逆に融けてしまって、再度氷点下の気温により凍り付いてしまう状態が一番危ないので、そういった状況にならないように本当はすぐに除雪が必要なんです。。

これって、日本ではどうしているんですかね??
やっぱり、除雪した雪はどこか空き地に捨てて、春になって自然と融けるのを待つんですかね??
気になるなー。。。なんか、日本の場合だと「合理的」な、「アッと驚くような」解決策を持っているような気もします・・・・。


ただ、この週末から来週頭にかけて(2/18 - 2/20)は、モントリオールでは最高気温が4-5℃まで上がる予想。まあ、カナダの天気予報は本当に話半分で聞いておかないと後悔しますので、50%くらいしか信用していませんが、もしこれが当たったら、ハリファクスも多分天気は少し良くなるはずですので、雪が融けて、「雪の置き場所」にも余裕が生まれるかも。。


ただし、です。。。。怖いのは来週の中盤以降にモントリオールではまた新たに10cm程度の積雪が予想されているんです。。。
 
上記で言った、融けた雪がまた凍るという最悪のサイクル、そこに更なる積雪・・・・。来週中盤はまともに出社できないかもしれないです・・・。





(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

まず1つ目。

最近、女性の管理職登用や女性社長のお話などが日本だけでなくここカナダでもよく見られます。
昔はいろいろな職業で男性優位というのがはびこっていたのでしょうが、現在はそうでもないと思います。特に、カナダなどの海外では。
 
こちらでは、各部署のトップ、日本で言うところの部長クラスには女性も多く登用されていますし。

Girls Power 01


私は個人的には、体力を使わない業種・仕事で、男性も女性も差がなく貢献できる仕事であれば、性別による差をなくして起用・登用するのは当たり前だと思います。
 
逆に、例えば化粧品の店舗でのセールスや女性用の服飾品などのセールスは女性でないといけないですし、また引っ越し業者とか力作業を長時間必要とするものは男性中心になるのは仕方ないと思います。


なので、そういった特殊性と言いますか、女性ならでは・男性ならではのお仕事以外では、もう今はそこまで大きな差別?はないように思うのですが、実際はどうなんでしょうね?
特に日本では今でも「男性優位」な感じの会社が多いんですかね??


ただ私が気になったのが、記事によっては「全従業員の○○%は女性」とか、「管理職の○○%は女性」という表現。
 
また記事によっては「管理職の女性比率を○○%までもっていくのが目標」とかも。これにちょっと違和感を感じるんです。

例えば管理職への登用について、「性別」を判断基準に入れないのは勿論ですが、そこに「女性枠」みたいなものを設けるのはちょっと趣旨が違うのでは、と。
 
管理職への登用やその他幹部登用などなど、これはその会社にとっても重要なものです。なので、純粋に「スキル・経験・適応性」などで選ばれるべきでしょうし、そこに「性別による特別枠」を設けることで会社自体にメリットがあるとは思えないんです。まあ、それはその会社のやり方だから、他のものが口出すな!って言われればそうですが。。。


この問題を特に感じたのが日本の国会議員さん。

国会議員に占める女性の割合を増やしましょう!みたいな運動というか言葉を聞きましたが、国会議員の仕事こそ「スキル・経験・適応性」などなどで選ばれるべきでしょう。選挙という洗礼を通して。
そこに「女性枠」を設けることの意味合いがよくわからないんですよね。国会議員自体が既に国民の代弁者ですよね。それの上に性別毎の代弁者を選ぶようにするのであれば、私は「じゃあ、例えば年代別の代弁者を選べるようにしてほしいし、例えば障害を持つ人たちの代弁者を選べるなどもしてほしい」と思うんです。ある程度の女性議員は必要だと思いますが、それに「枠」をつけてまで入れる必要は全く見えません。そういう風に「底上げ」されて当選してきた人たちが、本当に私たちの代弁者であり、且つ国の重要な部分をつかさどるにふさわしいとは思えませんので。。


女性の管理職が増えるのはとても良いことだと思います。個人的には、男性管理職・女性管理職に差はないと思っていますので。もちろん、小さな部分での個性的な違いはあると思いますよ。
でも、男性だからダメ、女性だからダメ、という部分はほとんどないと思うんですけどねー。それを、「女性の管理職・女性議員を無理やりにでも・義務的にでも増やしましょう」みたいな運動につながる記事を見かけるのは残念です。。まあそういった記事自体、書いた人や座談会形式での”個人的に意見”なのでしょうけどね。。そういった枠・セーフティーネットを作らなくても、才能のある女性・実績のある女性は重要なポジションに登用されると思いますし、またそういうことができない会社は将来性がないかもしれませんしね。なので、無理やりにやる必要はないと思います!


2つ目。

日本の小学校で、英語の授業を5年生から本格的に始める、という記事を見ました。
 
Kids Study 01

 
まず、今の日本の英語教育って、「何を目標」にしているのかがいまいちはっきり見えません。私も中高で英語を勉強しましたが、はっきり言って、今カナダで生活しているうえで、また海外に出て地元企業に勤めた際に役に立っているものはほとんどありません。社会人になってからの独学・自主勉強の方が今でも役に立っています。


日本の英語学習はしょせん「高校・大学入試のため」だけの、いわば「テスト勉強」ですよね。少なくとも、私の中学・高校時代はそうでした。
 
でも日本の教育制度なんてほとんど何も進歩していないでしょうから、今でも同じ目的なんでしょう。


もう一つの今の日本の英語教育の弊害は、「細かいところを気にしすぎる。完璧主義すぎる。」部分です。
 
これはそれこそ、「高校・大学入試のテストで間違えないように」細かい文法上の使い方を覚えるのでしょうが、それって実際に英語を使って生活している人たちには全然重要ではないんですよね。
そんな「重箱の隅」をつつくような用法を覚えて、英語での実生活に役立つことは、まあ何一つないといっても良いと思います。


以前アイルランドにいた際、小中高校で日本語や日本文化の紹介を行っていました。学校が夏休みに入ったのを利用して、現地の英語学校に少しだけ通ったことがありました。
 
その時にその学校の先生(アイルランド人)から、一つ日本からの生徒さんの話を聞きました。その方は50代後半の女性で、30年近く中学で英語を教えていたそうです。
 
彼女はWriting / Reading (読み書き)は完璧!って英語学校の先生が言うくらい完璧でしたが、Hearing / Speaking (聞き、話すこと)が全くダメだった、と。

 
先生は勿論ネイティブですので、ゆっくり話すのですが殆ど聞き取ることができなくて、且つしゃべるのも恥ずかしがっているのもあって、授業中は本当に会話にも入ってこず、ただただ筆記試験で良い点数を取るだけ。。。


この方が日本の英語教育のすべてを表していると思うんです。


読み書きも大事ですが、コミュニケーションで一番大事なのは「会話」です。
日本の教育では「英語の読み書きはかなり高レベルでできるけど、会話によるコミュニケーションが殆どできない」という、奇妙な人たちを沢山生み出しているんですよね。。。


この読み書きが高レベルでできる(そう教わる)のが、「文法は完璧じゃないとダメ」というプレッシャーを生んで、英語で会話する時も「完璧な文法」を使おうとして焦ったり、恥ずかしがったりしているように思うんです、私は。もっとフランクに、本当に「英語による会話・コミュニケーションが取れる」人間を育てる教育に変更すべきだと思います。語学を大学等で選ばない限り、結局日本の英語教育って、その後の人生で全く役に立たないものですよね。まあ、英語だけに限らないと思いますが、特にこれから日本が生き残るためには海外との付き合いを増やしていかないといけないというのは明白だと思うんです。それなのに、Foundamentalの部分ではいまだに「会話できない」人を量産する仕組みが残っている・・・・。


ふと思ったんですが、社内の公用語を英語にしている楽天って、効果あるんですかね??
私はその後をよく知らないのですが、勘としてですが、多分これってあまり意味ないと思うんです、特に日本人同士だと。

 
特に日本人同士で英語での会話は照れが入るだろうし、細かい部分になるとどうしても日本語になると思うんです。なので、強制的にそういう環境を作ったところで、元々の土台として「会話のための英語」を勉強していない以上、定着は難しいというか、「世界に通用する」人を作るのは難しいと思います。


話は戻って、5年生での英語教育。これって何を目的にしているのか・・・。
「試験対策のための読み書きはできるけど、英語による会話はできない」人間を作る教育プランの延長であれば、こんなことは小学生のうちからする必要はないと思います。と言うより、時間の無駄だし弊害しかないと思います。


ここケベック州、及びモントリオールは日本と状況は似ているかもしれません。英語ネイティブの人たちもいますが、大部分はフランス語ネイティブ。
 
但し、中学・高校で英語を勉強します。なので、ケベック州の人間はほとんどがバイリンガル(英語・フランス語)なんです。これは環境の問題もあると思います。特にモントリオールにはアメリカを中心に世界中から多くの企業が入っていますし、また世界中から沢山の学生さんを受け入れています。ですので、どうしても複数の人間が集まった場合、共通語として英語が使われるんです。それはお店等でも同じ。フランス語だけで生活できるのは、人口の少ない地域、大都市から離れた地域だけだと思います。日本との違いは、こちらでの英語教育は「試験のため」ではなく、「生きていくための手段」としての意味合いが強いという点です。正直、こちらではバイリンガルどころかトリリンガル(3か国語)もざらにいますよ。ただ、バイリンガルにしてもトリリンガルにしても、それはあくまでも「仕事をするためのオプション」みたいなところはあります。

Study English 01


つまり、「英語ができる。フランス語ができる。」という理由だけでは仕事はないってことです。英語を話せるというのはオプションであり、「その英語を使って何ができるのか」が一番重要なところなんです。

 
日本ではまだ全然そのレベルまでいっていないと思います。。。英語での会話ができる人たちが育たない日本の教育に対して言っても仕方ないかもしれませんが、「(英語を話せるのは当たり前。)その英語を使って何ができる」というのがもっと重要なんです、特に英語圏では。



一方日本の場合は「日本語」さえ話せれば問題ないですよね、日本にいる限り。

英語を話せないといけない仕事なんて、ごくごく限られている、もしくはそういった地域は限られていると思います。

 
そういった意味では日本は英語教育においては「恵まれていない」地域・場所だと思います。が、それでも政府は世界各国から英語教師を雇っていますよねー。。。各学校がそういった先生たちをもっと上手に使うべきだと思うんですけどねー。。


他のブログでお話したかもしれませんが、私は海外に出始めたとき、上記いわゆる”日本人の英語コンプレックス”から積極的にネイティブの人たちの会話に加わることもできませんでした。
でもホストマザーから「言い方は関係ない。”何を伝えたいのか”がとても重要なの。」と言われて、本当に目からうろこが落ち、はっきり言ってあの言葉があったから、今の自分があると思っています。この言葉こそ、日本の教育現場で先生が生徒に言うべき至言のセリフではないでしょうか??そう言える環境・教育制度を作るべきではないでしょうか??


私も今でも文法上の間違いはしますよ、しょっちゅう。例えば、ミーティングとかで英語ネイティブのカナダ人やアメリカ人とのやり取りで「I think he don't like the plan as it costs us a bit too much, lets prepare for an alternative in case」と言ったとします。これって文法上の間違いがありますよね?この文法上の間違いは僕はよくするのですが・・・。


答えは[He Doesn't]でなければいけないということ。日本の英語教育風に言うと、「三人称単数」なので、DoではなくDoes.

 
でもね、こんな小さな間違いを犯したところで、私が本当に伝えたい事「別プランも作っておこうよ」という意味が相手に伝わらないってことないですよね?

 
また、ネイティブも「あ、こいつ文法を間違えやがった。こいつの言うことは聞けない。」なんて思うわけないじゃないですか??

 
揚げ足取り・重箱の隅をつつくような「文法完璧主義」の考えの下英語を学ぶより、もっとのびのびと「伝えたい・伝わりやすい表現」という「実地」に役立つ英語教育を、そろそろ本気でやるべきでは??


でないと、本気で英語を身につけたい人たちはどんどん日本を離れていったり、もしくは使える英語教育に力を入れている他の国に遅れをとることになり(というより既に日本は英語教育においてはかなり差をつけられていると思います)、結局日本にとってプラスになることはないような気がします・・・。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

毎年、年明けから2月くらいまでの間に、前年1年間の給与所得、税金支払い額、社会保険支払額等が記入された明細が各個人に会社から届けられます。
 
これを元に、各個人が前年の収入や控除等に関しては「確定申告」を行います。確か、毎年4月いっぱいまでに前年分の申請をしなくてはいけなかったと思います・・・。


申告の際は、例えば医療費(歯医者さんなどでの支払い)のレシートや、銀行での特定の積立貯金の金額等も申告の対象となり、還付金が多くなったり、場合によっては追徴金として支払わなければならないケースもあります。また、例えば前年に転職した場合などは、その所属先ごとにこの明細(T4と呼ばれる連邦政府向けの給与明細と、Relevés1と呼ばれるケベック州政府向けの給与明細の2つがケベック州では送られてきます)が来ますので、ちょっと手続きが面倒になる場合もあります。。私も実は前年(2016年)1月に現在の会社に転職していますので、今回は現会社・以前の会社と2つの会社から上記明細が送られてきています。

T4 01

(こちらがT4。CRAサイトより。)

この申請、義務なんですが、していない人たちも大勢いると思います・・・。
 
これは例えば、ワーホリでカナダに来ている人たちも対象になるんです。もう既に日本に帰ってしまった人にも、上記T4等が当時働いていた会社には届けられているはずですので。


で、こういった申請が面倒くさい、また日本に既に帰っているので申請ができない(厳密にはネット上からできるのですが)という人には、代行業者も存在します。
 
モントリオールでは見かけませんが、トロントやバンクーバー、カルガリーなどでは日本人の代行業者もいます。ただ、利用料金をよく確かめた方が良いかもしれませんね。
 
私は2年前の確定申告時に、こちらのまあ割と名前の通っている大手の会社に申請代行をお願いしたんですが、その料金が奥さんと併せて$200近くして、結局還付金と相殺っていう、意味のないものになったことがあります。。。その前は奥さんの友達で経理の仕事をしている女性にお願いしていましたが、申請漏れやミスが多くて。。。


なので、去年からは奥さんが自分で申請するようにしました、私の分も含めて。
基本的には年収の低い人、もしくは世帯では還付金も多く返ってきますが、比較的年収の多い人・世帯では還付金も雀の涙程度です・・。
 
それでも、いくらかは返ってくるので(場合によりますが。前述したように、逆に追徴金として支払いをしなくてはいけないケースもあります。私は今までまだそういったケースにはなったことありませんが・・。)、やっていたほうが良いと思います。


もし去年カナダにワーホリ等で滞在し、且つ給与を受けていた場合、ぜひ確定申告 (Tax Return申請)をすることをお勧めいたします!


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

これは去年からエアカナダのサイトでお知らせがあっていたかもしれませんが。。
 
私はエアカナダのマイレージ(Aero Plan)に加入しています。また、前職・現職共に、去年まで仕事での日本出張が頻繁にあったので、日本向け路線にはちょっとだけ詳しくなりました。。
 
(残念ながら、今年からちょっと仕事上の配置換えが行われたので、もう仕事での日本出張はないと思います、転職しない限り・・・。)

air canada

(エアカナダ。ウェブサイトより抜粋。)


確か、3,4年位前かな??それとももっと??トロント(バンクーバー)ー羽田便というのが就航しました、たしか。
 
それまで、モントリオールから日本(東京)へ出張する際は、モントリオール→トロント→成田っていうのがメインで、たまにモントリオール→バンクーバー→成田とかモントリオール→カルガリー→成田とか。。
 
それが羽田線(確かトロント-羽田は1日1便くらいのペースだったと・・・。間違っていたらごめんなさい!)ができてオプションが増えてうれしかったです!


更に今回、以前は就航していたけど廃止になったバンクーバー - 名古屋線が復活?するそうです、今年の6月から。
 
多分通年フライトで週3,4便飛ぶみたいです。しかもこれ、エアカナダではなく厳密にはエアカナダ・ルージュというエアカナダ系のLLCによる運航みたいですね。


とにかく、日本向け路線が拡大するのはうれしいです!その分選択が広がりますから。。。
 
正直、私も奥さんも飛行機は大の苦手なんです。。。それなのに、日本に帰る際は合計で20時間近いフライト・・・。しかも羽田・成田に到着しても、そこからまた九州までフライト・・・・。
かなり疲れるんですよねー。。。


しかも、日本に帰れるのは仕事が休める夏休みとか冬休みの、いわゆる「ハイシーズン」。飛行機代もばかになりません!!

 
なので毎年の帰国は無理なんですよね。本当は帰りたいんですけど、年1回くらいのペースでは。


ともあれ、期間限定の路線(確かバンクーバー - 関空路線は夏から秋にかけてだけの路線だったと思います。また、同じような路線がカルガリー - 関空で会ったような気が。。。もしかしたらカルガリー - 関空路線は既に廃止になっているかもしれません・・・。)を入れると、成田、羽田、関空、名古屋と4つの選択肢が!たった4つですけど、ちょっと嬉しい。。

air plane


次回帰国する際は、モントリオール→バンクーバー(バンクーバーで一泊)→関空→大阪で1,2泊後、新幹線で帰省、っていう風にしてみようかな??



(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

正直私はこのモデルさん・Karlie Kloss、全く知りません・・・。でも多分超有名なモデル・スーパーモデルさんなんでしょう、何といってもVogueに載るくらいですから。

Karlie Kloss 01

(Karlie Klossさん。ニュースサイトより抜粋。きれいですね、やはりモデルだけあって。)
 
 
そのKarlie Klossさん。Vogueの3月号(アメリカ版?)において、着物や芸者の格好などの和装に挑戦。見事なブロンドヘアも黒髪に修正されていました。

それに対して、「なんで白人が(和装の)モデルなの?」「これってCultural Appropriation(文化の盗用)だ!」と言った批判がごうごうと渦巻いているんです。。。

もう訳が分かりません・・・・。特にCultural Appropriation。。これって意味わかりますか?

cultural appropriation 01

(こちらが問題の写真の一部。ウェブサイトより抜粋。)

ちょっと調べたところ、「特定の文化の一部(衣装や化粧などなど)を、その文化を保持していない者が理解することなく利用すること」だそうです。。
なんかいまいちよく意味が分かりませんが、例えば、ちょっと極端な例ですが、イスラム女性が被る、髪を隠すヘッドスカーフ。
 
Muslim Girl 01

 
これを例えばイスラム教以外の人たちがファッションとして身につけるのは、この”Cultural Appropriation”に当たるんですって。。。でもその基準がやっぱりあいまい。

 
これで、イスラム教徒が不快を感じたら”Cultural Appropriation”かもしれませんが、逆に「イスラム教・アラブ世界を理解してくれるのに役立つ行為」ととらえられれば、それはCultural Appropriationではないと思います。例えば、僕がドバイで働いているとき、日本や世界からの観光客相手に、現地女性がヘッドスカーフの身につけ方やヘナペイントを施してくれたりしていましたよ?
 
それは”異文化交流・文化的な相互理解”のため、とても役立つことではないでしょうか??


また、私の奥さんは結婚式で日本の着物を着ましたよ。でも参列者、うちの両親も何も言わないしむしろ喜んでいました。
 
奥さんは勿論、着物についての深い知識はありません。これも”Cultural Appropriation”に当たるんですか??



確かに、その文化を馬鹿にしたような使い方には”Cultural Appropriation”が当てはまると思います。
例えば、(これも良い例ではないと思いますが)売春婦が着物を着て芸者の格好をして客を引く、というのは日本文化を「馬鹿にしている」、理解していないと思います。


話は戻ってこのKarlie Klossさんのケース、まずはちょっと待って。


誰がこれを批判しているの?同じ白人、もっと言えば、日本文化圏で成長したわけではない同じアメリカ人でしょ?
 
その文化を持つ日本人ではないでしょ??何の権利があって、あたかも「日本文化の代弁者」みたいな顔をして、「当事者」みたいな顔をして批判しているの??
 
だれか日本人からやめてって批判が来た??来ていないでしょう??

Kimono 01


全く意味が分からないし、お仕着せがましい。。。
日本人から「白人が着物を着るなんて、私たち日本の文化を馬鹿にしている!」って言われたのならまた”Cultural Appropriation”に当たると言えるかもしれません。
 
が、別に日本人はそういうのを嫌とか、不快とか感じないと思いますよ。日本人は度量が広く、なんでも受け入れて自分の中で消化する人たちですし。

 
こんなけつの穴のちいさい、みみっちいことで文句は言いませんよ!

多分日本人からしたら、「Karlie Klossさんを通して着物のすばらしさ、日本文化のすばらしさに触れてほしい」と思うと思います。


逆にこれに難癖つけている人の方が、”Cultural Appropriation”に当たると思いますよ。
日本の文化をよく知りもしないくせに、ただ「白人」が「着物を着ている」だけで非難するような人たちは、ただのクレーマーですよ。


もうこれはただ【難癖】付けて喜んでいる、一部の心の病んだ人たちの意見が「正論」としてまかり通ってしまう今の世の中を表していますよね。。

 
チンピラが因縁つけて、お金をたかっているのと全く一緒の構造ですよ。。。


しまいにはKarlie Klossさんは謝罪にまで追い込まれて・・・。
 
”社会的弱者を守る”という看板を掲げた、ただのクレイマーですよね。しかも、”社会的弱者”のためではなく、自己満足のための行為。それに酔っている人たち。


いやー、本当になんというか、世の中だんだん住みにくい・言いたいことも言えない社会になってきていますね・・・。

 
”芸術”とか、他の分野でもそうですが、一部の心の病んだ人たちのせいで文化的な"成長”に歯止めがかかるのはやりきれないですよね・・・。


これを結び付けるのは乱暴かもしれませんが、こういった多数の人間による”偽善的行為/自己満足的行為”、それに伴う”窮屈さ・居心地の悪さ”がトランプさんの勝利/イギリスのEU離脱を生んだ土台のような気もします。

 
もっと言えば、こういった偽善的行為・建前重視の行為・”良い人に見られたい”と思ってする行為は結局どこかしらで”無理”がでてくるもの。だってそれは”自己満足”に端を発しているんですから、相手側のことなんて一切考えません。自己満足のために、他人を”窮屈さ・居心地が悪い”状況に追い込み、結果追い込まれた人たちのフラストレーションがどこかで爆発・反発を生む・・・・。それがイギリスとアメリカの政治的現状を生んでいると思うんですよねー。。。考えすぎ・こじつけすぎかな??


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

日本のウェブサイトの記事にて、「カナダ人はトランプよりトルドーを支持...とは限らない」というのがありました。。


詳しくは記事を読んでいただければと思いますが、要はカナダ国民に「トランプさんとトルドーさん」の政策毎の支持率をアンケートで質問しているんです。
 
トルドーさんの政策に関する支持率を聞くのはわかります、カナダ国民ですから。でもカナダ人に「トランプさんの政策」への支持率を聞いてどうするんでしょうか??

gty-donald-trump-happy-hb-170118_12x5_1600

(トランプさん。ニュースサイトより抜粋。)
 

これは明らかにメディアが世論・意見を「一方向」に誘導しようとしているとしか見えないんです、私には・・・。
 
なんて幼稚な、そして公平性を欠く内容なんだ、と率直に思いました。


例えば、「調査対象のカナダ人の84%がトランプを支持しないと答えた一方、トルドーは支持率52%(不支持率は44%)。トランプとの差は圧倒的だ。」という文章がありました。
”トランプとの差”が”圧倒的”だから、どうなのか?何に影響があるのか??


このレベルの記事であれば、もうそれはゴシップ誌ですよね。まあ、この元記事自体はカナダ、もしくはアメリカや欧米のニュースソースにて公表されているのでしょうが、それにしてもカナダを含めて世界のメディアってこんなに”レベル”が低いんだなー、と改めて感じました。

justin-trudeau

(トルドーさん。ニュースサイトより抜粋。)

まあ、記事内には納得できる・同感できる部分もあります。
 
カナダは移民・難民を積極的に受け入れているが、反移民・反難民の火種がないわけではない、とかはその通りだと思いますし、同じく記事にあったように経済政策に関してトルドーさんに失望している・期待していないカナダ人も沢山いると思います。


ただ、それとトランプさんの問題、もっと言えばアメリカの問題を対比して論じる意味が全く分からないんです・・・。


各国のメディアにおいて、こういった記事がさも当然、メディアとして当たり前のこと!という雰囲気で掲載されているのであれば、それはもう「公共性」のない、ただの「うちわのゴシップ」を社会にばらまいているだけだと思うんです。もしくは、ある特定の団体の「利益代弁者」的な行動をしているだけ。それであれば「ジャーナリズム、ジャーナリスト」という言葉は使わないでほしいですね、個人的には。


まだ小中学校の「学級新聞」の方が公平性があるし、有用性もあるような気もします(笑)。。


ともあれ、世界中で「反トランプ」派を作るのに一生懸命なメディアとセレブ。。。確かにトランプさんの政策や行動すべてが良いとは思いませんし、反省しなくてはいけない部分もあるでしょう。
 
でもそれは「アメリカ国民」が言うことであって、メディアやセレブによって「作られた」反トランプ派の人(アメリカ以外の)が言ったところでどうなるわけでもありませんよね。。


なーんか、こういったメディアやセレブの反トランプ運動・反トランプ啓蒙活動を見る度に、私は冷めた目で見てしまいます。。。「大人げない、幼稚な行動だな」って。。。。その活動の明確な目的、もしくはトランプさんがいけないというのなら代替案は?トランプさんを選んだ(自分たちが応援していたクリントンさんを勝たせることができなかった)責任は??とかとか・・・・。冷めた目で見て、そして反発してしまう・・・。まだまだ私も人間ができていないなー。。。

(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

昨日のバレンタイン・デー、現地時間夕方にモントリオールっ子にとって驚くニュースが飛び込んできました。
 
現在のモントリオール・カナディエンズのヘッドコーチ(HC)、Michel Therrienさんが解任されて、新たにClaude Julienさんが指揮を執る、って発表されました。

canadiens 01
(モントリオール・カナディエンズ。スポーツサイトより抜粋。)


本日(カナダ現地時間:2017年2月15日)午前中、カナディエンズの公式アナウンスメントがテレビやネットでライブ中継として流されています。。
 
会社の同僚も食い入るように見ている人もいるくらい、ちょっとした話題ですね。というか、モントリオールっ子にとっては一大ニュースみたいですよ。


私はアイスホッケー、カナディエンズにはほとんど興味はありませんが、毎日のニュースを見ていると知らず知らずのうちにカナディエンズの成績にも少しだけ詳しくなるんです。。

 
それくらい、ネットやテレビでカナディエンズの試合結果等が頻繁にアップされたり、目立つところに配置されていたりするんですよねー。


ともあれ、友達に聞いてみると、ここ数年のカナディエンズは、シーズン序盤はリーグトップを走りながら後半失速

 
スタンレーカップ本戦(NHLのリーグはこのスタンレー・カップというトーナメントへの参戦をかけて、1年を通してリーグ総当たり戦を行うんです)への出場ができなかったり、できたとしても一回戦で負けたりと、ファンにしてみたらイライラするような展開ばかり。


確かに今年も現時点まで、カナディエンズはリーグトップを走っているんです!
でもでも、毎年のことになっていますが、現在失速中・・・・。
 
直近7試合で1勝6敗。。。。。これにはファンも耐えられない!という感じになったのでしょう、また同じくチームとしても今のHCには任せておけない、血を変えないといけい、ということでのHC更迭に至ったんだと思います。


面白いのは、この新HCになるClaude Julienさん、実は今から14年前にも、同じくMichel TherrienさんからHCを引き継いでいるんです!

前回は・・・:
Michel Therrienさん -  2000年 – 2003年シーズン
Claude Julienさん - 2003年 – 2006年シーズン

今回は・・・:
Michel Therrienさん - 2012年 – 2017年シーズン途中
Claude Julienさん - 2017年シーズン途中 -

Michel Therrien 01

(今回解任されたMichel Therrienさん。スポーツサイトより抜粋。)


うーん、面白い・・・。もう一つ面白いというか因縁というか・・・。
実はClaude Julienさんも、今年それまで10年間HCとして率いてきたボストン・ブルーインズにて解任・更迭されているんです!
 
Claude Julien 01

(今回新たにHCに就任したClaude Julienさん。スポーツサイトより抜粋。)

 
しかもこのボストン・ブルーインズはカナディエンズファンからしてみたら「不倶戴天の敵」!なぜなのかわかりませんが、ボストンにはすごく敵意むき出しなんですよね、モントリオールは。
(ちなみに、野球・メジャーリーグではボストン・レッドソックスはニューヨーク・ヤンキースの「宿敵」。ボストンのスポーツチームって、実は結構「敵役」が多い、つまり実力のあるチームばかりなのでしょうね!)


その宿敵ブルーインズを解雇されたHCを迎えるカナディエンズ・・・。
 
もうシーズンも終盤、スタンレーカップ本戦出場をかけてより戦いがヒートアップしてくるでしょうが、この新しいHCがどのような効果を生むか、特に古巣のブルーインズ戦でどういった結果を生むのか、今から楽しみなんでしょうね、ファンは!


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

昨日のカナダのニュースで、「ネイティブ・カナディアン(いわゆる”インディアン・カナディアン”、元々アメリカ大陸にて居住していた人たちです)へ、カナダ政府は賠償するようにとの判決」というのがありました。私も詳しくは見ていませんが、どうやら1960年代から1980年代にかけて、ネイティブ・カナディアンの伝統・文化を「失わせる」目的で、ネイティブ・カナディアンの子供たちを非ネイティブ・カナディアン(多分大多数が白人だと思います)の家に預からせる?ということがあったそうです。それに伴う様々な不利益等について提訴していたみたいです。。


このニュース、詳しい背景等は分かりませんが、これを見て私が個人的に感じたのは、「時代によって価値観が変わる典型」だな、と。
 
多分、1980年代まで、言葉は悪いですがネイティブ・カナディアンに対しては「差別」があったのだと思います、あからさまなものもあれば、隠れた形のものもあったでしょう。

Native Canadian 01

 
ちょうど、アメリカにおける「黒人差別」と似ているかもしれませんね。


カナダは今まで沢山このブログでご紹介した通り、モザイク国家を国是としていて沢山の移民を受け入れ、また難民も受け入ています。
 
その一方で、足元ではこのような「差別」が公然と行われていた歴史もあるんですね、勉強になりましたし、ちょっとびっくりもしました。。。
 
でもどこの国でもやはり「負の歴史」というか、今からでは考えられないことですが、当時の価値観では当たり前とされていたことが現代もしくはその当時より少し後の時代には「正しくない」とされることが沢山ありますよね。その繰り返しが「歴史」なのかもしれません。。


そう思うと、今いろいろな理由によりイスラム教徒・アラブ系の人たちが「恐れられている」状況、これも一種の差別だと言えるかもしれません。
 

あるアラブ系のニュースサイトに、「アメリカのトランプ大統領が発した特定国からの一時入国凍結措置をどう思いますか?」というアンケートをヨーロッパの各国で行った結果が記されていました。
それによると、ほとんどの国において、「賛成(一時入国凍結を支持する)」という人の数が50%を超えていました。つまり、半数以上の人たちがなにかしら「アラブ・イスラム教」に関して不安を感じているのでしょう、ヨーロッパでは。この調査では、一番賛成率が高い国で70%を超え、一番低い国でも40%を超えていました。。この辺りは、カナダに住んでいる私たち、及び日本に住んでいる人たちにはちょっと「感覚」ではわかりにくいものかもしれませんが、ヨーロッパに暮らしている人たちはISLAMOPHOBIAを感じているのでしょう、潜在的に。。。


話はそれましたが、こういった問題も、現在の価値観から起こることだと思いますので、時間が解決してくれると思うのは楽天過ぎるでしょうか・・・。
 
ただ問題は「宗教」が絡んでくることですよねー。。。誰が言ったのか、そしてどの本だったのか忘れましたが、「世界の歴史の中で一番人を殺しているのはのは”宗教”だ。」というのがありました。宗教上の信条の違いから十字軍遠征があったり、現代でもそれゆえの問題がありますよね・・・。宗教を乗り越えるのは多分10年単位では難しく、100年単位でも克服できていませんよね。。これは1000年以上の時間を必要とするかもしれません・・・。

Religion 01


さて話は元に戻りますが、ネイティブ・カナディアンの人たちには多分カナダ政府から何らかの賠償金が支払われると思います、カナダ政府が控訴しない限り・・。
 
私はモントリオールではあまりネイティブ・カナディアンの人たちって見ないんですよね。むしろカルガリーにいる頃の方がよく見ていたと思います。カルガリーでは、町中でネイティブ・カナディアンの人たちがパフォーマンスをして観光客相手に商品を売ったりしていました。


モントリオール周辺でもネイティブ・カナディアンの人たちだけが住む特別区域ってあるんです。彼らの区域の中では税制も全く別。かなり税金が安いんです。ただ特別区域内の商品を特別区域外で売ってはいけないんです。だってそうすると、税金逃れになっちゃうので。でも、実際はそうでもないんです。特にタバコ。ネイティブ・カナディアンの人たちの特別区域にはタバコ屋さんが沢山あって、お客さんはネイティブ・カナディアンの人たちではなくカナダ人。彼らは特別区域まで来て、ネイティブ・カナディアンの人たちのタバコを買って帰るんです。理由は簡単、安いから。1箱1000円近くするんですが、特別区域では多分めちゃくちゃ安いんでしょうね、1本10円とかじゃないんですかね??


今ではネイティブ・カナディアンの人たちにも厚い保護政策がカナダ政府から提供されており、特にお金の面でかなりサポートされているんです。
 
多分、働かなくても贅沢しなければ食べていけるだけの補助金を皆もらっているんじゃないんですかね??

 
それがカナダ人の中には「嫌だ、なんで私たちの税金をネイティブ・カナディアンの人たちに使わなくてはいけないの?働いてもいないのに・・。」と感じる人たちもいるようです。。

 
確かに直接的にはネイティブ・カナディアンの人たちを補助する義務は私たちにはないのかもしれませんが、カナダという国として過去の対応に対する償いをしなくてはいけないのでしょう。。


世の中、色々と複雑に問題が絡み合いつつ、でもそれでも少しずつ前進していっているのかな?と、ちょっと珍しく色々と考え込んでしまうニュースでした・・。
 

(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

本日2月14日はバレンタイン・デー

Valentines Day 01

 
カナダでもバレンタイン・デーは一つのイベントとしてとらえられていますが、日本のように「女性からの愛の告白」というようなものではなく、「(カップルや夫婦が)愛を確かめ合う日」という意味合いが強いです。なので、お互いにお花やプレゼントを贈ったりします。私は特にプレゼントも何も用意していませんが、奥さんとは今日は(今日も!)仲良くしようと思います・・。

さてさて、そんなバレンタイン・デー。カナダのニュースで2つ気になるというか、私の目を引いたものがありましたのご紹介したいと思います!

1. 「愛」とは何?バレンタイン・デーにモントリオールの小学生が「愛」について答えます!

モントリオールのある小学校で、授業の一環でしょうか、「あなたにとって、”愛”とはどういう意味ですか?」というアンケートを取ったみたいですが、その答えが"おませさん"というか"かわいらしい"というか。。

Kids 01


"愛とは、すべての人にキスをして、すべての人に感謝されること" (9歳の男の子)
"愛とは、誰かを大事にし、でもその見返りを求めないこと" (11歳の男の子)
"表明的な付き合いでない、本当に大切な人・愛する人を探すことは、自分自身を大切にすること、自分自身に優しくすることと同じこと" (10歳の女の子)
”一目惚れ・恋に”落ちる”って言うのはあると思う。でも”付き合う”ところまでいくには、恋に”落ちる”というよりもっと”溺れる”って感じだと思う” (上記10歳の女の子)

何か、人生経験何十年の人たちの含蓄のある深い言葉のような気もしますね、もしこれが「小学生」の回答とはわからなかったら。。。。
 
やっぱりちょっと”おませさん”というか、ちょっと”小生意気”な感じもしますが、かわいらしいですよね!


でも早ければあと5-6年もしたらみんなわかるでしょうね、”愛”を見つけるのってそんなに簡単じゃないってことを!
 
でもでも、今は上のようなかわいらしい考えを持って、素直に成長してほしいと思いました!


2. 2016年、出会い系サイトで$1700万をだまし取られる!


カナダ連邦警察の発表によると、去年(2016年)1年間で、出会い系サイトを通してだまし取られた金額は$1700万(約13億円)にも上ったそう。
 
被害者の多くは40代後半から50代前半で、男性・女性共に被害に遭っている模様です。ある男性は$100,000(約800万円)をだまし取られたり、また別の人は全財産を取られたりと、かなり悲惨な状況のようです。

Online Date 02


警察では、「(ずっと探していた運命の人が)見つかったことで、気持ちもハイになって、”だまされている”と気づかずにお金を送ったりしていた」みたいです。
 
また、”だまされた”と判明した後も、恥ずかしさのあまり、もしくは”家族に知られること”を避けるために、被害届を出さないケースが多い、という報告も。


これは日本でも問題になっているところだと思います。確か、アメリカだったかな?結婚に至ったカップルの4分の1だか5分の1だかは出会い系を通して知り合った、という調査結果があった気がします。
 
私は出会い系での出会いもありだと思います。現代的な”出会い”の方法として。ネットで出会うからダメなんだ!なんて思わないです。だって、普通に出会って付き合い始めたとしても、その人(相手)は結婚詐欺かもしれないし、美人局かもしれないし。。。それはリアルで出会っても、ネットで出会っても、見破るのは難しいと思います。ただ、ネットの方が”だましやすい”環境、という違いだけだと思いますので。

Online Date 01


日本でもカナダでも、世界中そうだと思いますが、ネットでの出会いには十分気を付けた方が良いでしょうね。
 
健全なサイト運用であっても、悪意を持った利用者がいれば、トラブルに巻き込まれますので・・・。


”愛”の日、バレンタイン・デー。いろいろなドラマが生まれたんでしょうねー!!
皆さまにもなにか楽しいことが起こりましたか??



 

(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

先週から今週にかけては、トランプさんは日本の安倍さん・カナダのトルドーさんと相次いで首脳会談を行いました。
 
詳しい内容はここでは省きますが、安倍さんとの会談では「日本の領土においてアメリカのプレゼンスを確認」したこと、「トランプさんの来日」及び「今後の経済的な結びつきの強化」などを話し合えたみたいですね。私は個人的にはそれなりに今回の会談は良かった・効果があったと思います。トランプさんが主張していた対日本貿易赤字の解消方法や、トランプさんの入国一時凍結政策についてなどの踏み込んだ議論は今回はしなかったみたいですが、それも良かったと思います。

Japanese Flag 01


そういった問題は、もう少しトランプさんの政権が落ち着いてから、また安倍さんとトランプさんの信頼関係をもっと強固に築いてからで良いと思います。
 
今回はもっと「相手がどんな人間なのか」を見る機会としてとらえていたのではないでしょうか、両陣営ともに。


これはカナダのトルドーさんとの会談でも同じみたいでした。懸案のNAFTAの再交渉等は話し合われず、カナダ・アメリカはお互いに親密な隣国として今後とも経済的・軍事的な結びつきを強めていくというような話みたいでした。また、トランプさんの入国一時凍結政策についても、トルドーさんは「私たちは一切関知しません。(つまり肯定も非難もしませんよ、これはアメリカの国内政策なので)」というニュアンスでお話したみたいです。

Canada Flag 01


両会談後、アメリカとの関係がどう変わるか、より結びつきが強くなるのか距離を置くようになるのか、注目ですね。


一方、本日のニュースで「アメリカで不法移民800人以上を逮捕」というのがありました。
これに関しては、反トランプ派の人間もそう大きな非難?はしていないようですし、ニュースでもそこまで大きく取り扱っていないのかもしれませんね。
 
不法移民に関しては賛否両論あると思いますが、やはり逮捕→国外退去が良いと思いますよ。これはアメリカだけでなく、カナダにもたくさんの不法移民(オーバーステイ)がいますので、同様の対応をしてほしいですね。。。


一方、アメリカやカナダにおいて、不法移民・不法滞在者は確かに「安価な労働力」でもあるんです。
人々が嫌がる重労働、安い賃金での労働も、彼らは引き受けるからです。給与の支払いも現金払い。これは銀行口座や小切手を使えば不法滞在がばれますし、税金納入が発生します。
 
なので、一部の企業経営者等にしてみれば、不法滞在者って「必要悪」なのかもしれません。


が、それでは正規の手続きで移民してきた人たちがかわいそうです。私の友達のブラジル人は、カナダの移民ビザを取得するまでに8年かかったそうです。
 
正規の手順で移民してきた人たちはみな、大なり小なりいろいろな苦労や待ち時間を経験しているんです。。


また、不法滞在者って結局その国(不法滞在している国、アメリカやカナダ)での「記録」がないんですよね。
 
正規に移民してきた人たち、及び入国してきた人たちは、パスポートのビザや入国管理局のデータベースに情報が入っていると思います。
 
が、不法移民・不法滞在者は勿論そんなのありません。そうなると、「記録上、その国に存在しない人たち」として、犯罪等に関与した場合に探すのが大変なんです。
 
全ての不法移民・不法滞在者がそういう風な悪い人たちとは思いませんが、「不法な手段」でその国に滞在している以上、「更なる不法・悪いこと」を行うのに躊躇しないだろう、というのは容易に推測されますよね・・・・。


ただそういった不法移民・不法滞在者が「駆け込み寺」的にカナダに不法に入ってくるのが怖いです。。
 
実際、不法移民・不法滞在者ではありませんが、「アメリカ国内で難民申請した難民」が大量に、そして不法にカナダに入国しています。
 
カナダ政府・警察としてはとりあえずそういった難民を逮捕という形で高速・保護しておりますが、政府・警察とも今後もっと警戒する必要がある、という風に話していました。
その難民の人たちがどうなるかはまだ発表されていませんが。。。


トランプさんがアメリカ大統領に就任して以来、「人の流れ」がかなり流動的になってきています。
もっと詳しく言えば、「アメリカから難民・移民(正規・不法ともに)などがカナダに流れてきている。」状況だと思います。
 
「アメリカ第一」の観点から言えば、トランプさんは「してやったり」かもしれませんね。トルドーさんがここをどう乗り切るか、注目したいと思います。
 
上記アメリカからの難民をアメリカに強制送還したり、また不法滞在者を厳しく取り締まっても、逆に難民や不法滞在者を受け入れても、どっちにしてもある程度の非難はされるでしょうから、「厄介な問題」をアメリカから押し付けられた格好ですね。

No Passing 01


さあ、トルドーさんはどうするのかな??

(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

昨日の夜から断続的に雪が降り続き、今朝のモントリオールは多いところで積雪約30cmを記録しました。

今年の冬は去年と同様、例年と比べて幾分まだ「暖かい」と言うか、ましな感じです。いつもなら、特に2月は一番寒い月として、気温-20℃~-30℃になるのもよくありました。
 
が、去年と今年はそこまで寒さが強くなく、過ごしやすい?と言えば誤解を招くかもしれませんが、まあ、「暖冬」って言ってもよいかもしれません。

ただそうなると、困るのが降雪量が増えること。下の写真のように、真冬でも青空・晴天の時があります、勿論。

IMG_20170202_121243

 
でもそういったときはたいてい上記のように-20℃~-30℃くらいになるんです。。。。逆に、昨夜からのように雲に覆われているときは気温も幾分高め。と言うことで、「雪」が降っちゃうんです、よく・・・。


今まで僕が経験したカナダの冬(カルガリーとモントリオール)では、まず冬の初めに雪が降ってそれが積もります。その後、-20℃~-30℃の世界に突入し、時折Winter Storm (吹雪)にも襲われることもしばしば。
 
つまり、冬の最初の雪がその後の氷点下の世界で溶けることなく、春まで残っているというのが僕がこれまで経験したカナダの冬なんです。


ところが去年と今年は、冬の初めに降った雪が、季節外れの高温で溶けて、そしてそこに寒波が襲ってきて「道路を含めて街じゅうが凍結」と言う怖い状態に。
 
街じゅういたるところで歩行者が転んだり、車がスリップしての事故が多発したりしていました・・・。その後、またまた季節外れの高温でこの凍結状態も溶けたと思ったら、また寒波がやってきて凍結・・・・。
 
それが先々週くらいまで続いて、ようやく先週からは、気温は高いですが(それでも体感で-20℃近く下がっていますが)、「冬」らしい天気に。


そして昨夜のように、気温が例年より高いために「雪が降りやすい」天候に。昨日の夜からタイミングを見て雪かきしていたんですが、結局夜通し降ったので意味がなかった・・・。
でも、雪かきは頻繁にしないと雪の重さにやられることがありますので、無駄と分かっていてもしないといけないんです・・・。


今朝起きたら下の写真のような状態に。結構降ったなー。。
 
ちなみに写真の中に旗のような小さな標識みたいなのがありますよね?これ、「プライベートの雪かき」業者が来る家の印なんです。
 
と言っても、屋根にたまった雪とか限界前、ベランダの雪を除去してくれるのではなく、車庫前の雪を定期的に取り除いてくれるサービスなんです。もちろん有料で。
 
先ほども言いました通り、雪かきって本当に大変なんです。私はずーっと九州で生まれ育ち、生活していたのでそれまで雪とは無縁の生活を送っていましたが、急にモントリオールで雪との戦いの場に連れ込まれ・・・。
 
IMG_20170213_093839

 
本当に大変なので、こういったプライベートの会社にお願いする人たちが多いんです。特に車社会なので、私と同様出勤に車を使っている人たちもたくさんいます。朝起きて車庫前の雪かきをしなくてはいけないとなると大変なので、業者にお任せ。


昨日のような雪が断続的に降り続く場合は、業者さんは夜通し契約しているおうちを回って除雪しているんです。
 
また、市の除雪車も頻繁に道路、特に交通量の多い幹線道路の除雪や凍結防止剤の散布などに大忙し。
それでも今朝はやはり雪の影響で各所で大渋滞!

今の会社の好きなところは、こういう風に天候によるやむを得ない状況、または個人的な事情でも構いません、きちんと上司に報告すれば、「在宅勤務」OKになるんです!


なので今朝は私も、とりあえず出社の努力はしましたが、各所での渋滞でとても会社までたどり着けないと思い、在宅勤務にしております!こういった融通が利くのってうれしいですよね。



さあ、明日こそはきちんと出社できる状況になっていますように・・・。


(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

と言うニュースがやっていました。
 
カナダも日本と同じく、少子高齢化社会。ではなぜ人口増なのかと言えば、勿論「移民」政策です。
2011年から2016年の5年間に約170万人の人口増となり、2016年時点でカナダ全土の人口は約3,520万人となっているようです。

birth rate 01


それでも、世界第二の面積を持つ国(そのほとんどが人が住めない土地だったり、大自然だったりしますが)にしてはやはり人口は少ないんでしょうね。。
 
カナダが継続的に発展・成長していくためにはやはり移民の受け入れは必要ですので。


この調査、ほかにもいろいろと面白いデータを紹介していました。
例えば、「カナダ人の3人に2人はアメリカとの国境から100KM以内に居住している」とか。。つまり、人口が集中しているのはアメリカとの国境近くと言うデータ。
面白い・・。

上記5年間でのカナダ自体の人口増加率は約5%。
州別にみると:
 
アルバータ州 - 11.6%
ブリティッシュ・コロンビア州 - 5.6%
マニトバ州 - 5.8%
サスカチュワン州 - 6.3%

と、中西部では人口増加率がカナダ平均以上の5%超
 
特にアルバータ州の人口増加率はすごいですね。これは多分、石油などの天然資源発掘による経済成長等もあるのでしょうが、私は特にアジアからの移民がアルバータ州(及びBC州)に押し寄せたのでは?と思います。アルバータの中心都市・カルガリーにはたくさんのアジア系のお店やコミュニティーがありますしね。

同じく中部のマニトバ州やサスカチュワン州も人口増加していますが、これは多分、この両州の特別移民プログラムの影響かな?と思います。
 
この両州では、西にカルガリー・バンクーバー、東にトロントにモントリオールなどの大都市に挟まれており、特に目立った産業等もないので、人を集める(人口を増やす)のに苦労しているみたいで、結果州政府がたどり着いたのが「独自の移民プログラム」。私も詳しくはわかりませんが、この両州では多分ほかの州の移民プログラムよりも制限が緩いものを提供していると思います。この州政府の狙いが当たったのでしょう、両州とも増加率はカナダ平均を超えていますからね。


一方東部地区。

オンタリオ州 - 4.6%
ノバ・スコシア州 - 0.2%
ニュー・ブランズウィック州 - △0.5% (マイナス 0.5%)
ニューファンドランド及びラブラドール州 - 1%
ケベック州 - 3.3%

と、カナダ平均をかなり下回っています・・・。
 
オンタリオ州がかろうじて平均近くまでもっていっていますが、それもカナダ第一の都市&首都があるからでしょう。
 
その他の東部地区は基本的に目玉となる産業や経済的な拠点がないので、人を引き付けるものがそこまでないのでしょう。。

ケベック州も3.3%とありますが、実はケベック州の移民プログラムはフランス語のテストを除けばほかの州より簡単、っていう話なんです。
 
そして、ケベック州で移民を取得して、その後5年以内に別の州に移る人は半数以上。なので、移民の定着率が低く、上記人口増加率も低くなっているのかもしれません。

population 01


他にも、今回の調査で分かったことは:
- 人口増加のおよそ66%は移民による増加。
- 自然増加は上記170万人のうち約33%ほど。
- このままの状況が進めば、西暦2046年(30年後)には、人口増=移民受け入れ数、つまり少子化が進んで移民以外での人口増がなくなる。

と言うようなちょっと怖い結果も出ています。。。なので、ケベック州しか知りませんが、子供のいる家庭や妊娠している女性への保護・手当をかなり厚くして自然増を進める政策を進めている州もあるんです。。それが効果を発揮しているかどうかはまた何年か経たないとわかりませんが・・・。

family 01


日本の政治家や官僚もこういった情報を参考にして、日本の将来について考えてほしいなー、とも思ったニュースでした。



(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

先週のブログでもお伝えしていましたが、どうやら多くのアメリカ国内の難民申請者が大挙してカナダ国境を目指しているようです。
 
ケベック州やオンタリオ州の国境において、数多くのシリア難民などがカナダ国境にて逮捕・確保された模様。


私の感覚ですが、地理的な状況から、シリアなどの中東からの難民やアフリカからの難民等は、アメリカ大陸東海岸から入ってくるんだと思うんです。

coast 01

 
アメリカ大陸の東側が、場所的に一番近いですからね。


ただ、カナダとアメリカ間の難民条約があり、いったんアメリカ国内で難民申請している方たちはアメリカ国内に強制送還できるんです。
 
が、トルドー首相の世界に向けた演説等の影響もあるのでしょう、カナダ政府はとりあえずカナダ国内にこういった難民の方たちを逮捕と言う形で保護し、アメリカ側への強制送還は今のところしない意向のようです。

現在のカナダ東海岸は、降雪などで気温が-15℃前後。そんな中、徒歩にて国境までやってきた難民の方たち。

snow in town 01

 
アメリカ国内で危機を感じ、リスクを冒してまでもカナダに逃げ込んできたんでしょう。。この点ではある程度の保護はやはり必要だと思います。


が、ネットでは早速賛否両論渦巻いています、カナダ国民の間で。
 
人道上、保護を求めるすべての難民を受け入れるべきだ!と言う人もいれば、難民を無制限に受け入れることへの抵抗を感じる人たちもたくさんいます。
ちらっと見た感じ、半々くらいかな?と思います。


この問題は本当に繊細なものなので、慎重な議論と決定をしてもらいたいですが、このまま無制限に受け入れると、必ずすべてのアメリカ国内の難民がカナダに向かってくることになるでしょう。そうなると、結局はEU離脱前のイギリス、大統領選挙前のアメリカが抱えていた不満がすべてカナダに入ってくる、カナダがそれを受け入れる形になると思うんです。そうなると、果たしてカナダ国内はどうなるでしょうか・・・。難しい問題だとは思います。理想と現実のはざまで「落としどころ」を考えないといけないので。


個人的には、このまま難民を無条件に受け入れ続けると、次の総選挙にてトルドーさん率いる自由党は負けると思います。
 
ケベック州は自由党の強い支持基盤となっていますが、これもどうなるかわかりません。と言うのは、ケベック州は言語上の理由で(フランス語を話せる人たち)現時点でも、特にシリア難民、ハイチ難民など多くの難民を受け入れております。イギリスやドイツ、アメリカなどの国の一部の地域ほどではありませんが、やはり難民や移民を快く思っていない人たちもいるんです。そういった人たちへのケアも説明もなく、無制限に難民を入れると、特にフランス語を話すことができるアラブ系(イスラム系)は今よりも多くケベック州にやってくるでしょう。


それがいけない、と言うわけではないんです。
 
が、繰り返し述べているように、地元住人のケアもしないといけないのでは?と言うことです。昨今は不幸な事件等もあり、移民・難民側の権利ばかりがクローズアップされていますが、受け入れた側の権利ももう少し考える・議論できる雰囲気づくりをまず政府とマスコミはやるべきだと思います。さもないと、一方の側(人権重視側)の意見だけでどんどん話が進んで難民・移民を受け入れていくと、必ず次の総選挙までにカナダは「アメリカ・イギリス」と同じ道をたどることになるでしょう。



トルドーさんにはそのあたりをもう少し理性的にかんがえてほしいなー、と切に思います。




(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)










****** ブログランキングにご協力ください! ******


 カナダランキング
  にほんブログ村 海外生活ブログ モントリオール情報へ
  にほんブログ村
  

*************************************