Et Voilà! - 北米の”パリ”・モントリオールから見た世界 -

2011年よりカナダ・ケベック州モントリオールでの生活をスタート。 現地のニュースや、現地視点で見た日本・世界のニュース、またまた奥さん(カナダ人)との生活などを発信していきます!

2004年に日本を飛び出し、以降アイルランド→キプロス・イギリス→ニュージーランド→ドバイと流れて、まだまだ未知の地域・南米やアフリカを夢見ていましたが、色々あって現在はカナダに落ち着きました・・・。
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NHLのモントリオール・カナディエンズに所属する、Carey Price選手。彼は超人気選手で、地元モントリオールだけでなく、カナダ・アメリカに沢山のファンを持つスーパースターです。

オンタリオ州に住むAnderson Whitehead君・11歳も彼の大ファン。彼の叔父さんはトロントを本拠地にするメープルリーフスのスタッフでもあり、今年1月、念願だったPrice選手とリンク上で会うことができました。ただそれにはちょっと悲しいストーリーがあったんです。。。Anderson君のお母さん、Lauraさんは実は乳がんに冒され、つい2か月ほど前に亡くなっていたんです・・。Price選手はそのことで落ち込んでいるAnderson君を長い抱擁で励ましていたんです・・・。泣けるし、Price選手の素晴らしい人間性が出ていますね!

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(今年初めにトロントのリンクで抱擁するPrice選手とAnderson君。Global Newsサイトより)

そして先月6月に行われた2019年シーズンのNHLアワードの会場で再びAnderson君はPrice選手と再会!


涙ぐむAnderson君とPrice選手。本当に素晴らしい瞬間でした。

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(そしてNHLアワードで二人は再会!Global Newsサイトより)

人生、どうしようもないことは沢山起こります。ですが、自分のヒーロー、自分の目標とする人たちがその時に自分を支えてくれるっていうのは本当に救われる部分が沢山あると思うんです。それをPrice選手はしてくれたんだと思います、Anderson君に対して。


全てのプロスポーツ選手、またスポーツ以外でもプロである人達は、Price選手のように「自分を目標にしてくれる人たち」をしっかり意識して、そして何かしらの恩返しができるようになれば素晴らしいですね!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

モントリオールに住むLien QuanさんはSt. Mary’s Hospitalと言う病院に目の検査に出かけました。その際、付き添いとして彼女の息子のMing Fung Laiさんも同行。

そして病院に着いたのは良いんですが・・。二人とも英語もフランス語も理解できず、中国語だけなんです。で、当然と言えば当然ですが、病院側は対応できず、この二人の診察を拒否します。それに対してこの二人の家族がクレームを入れたんです、病院側に

確かに、対応した職員がちょっと威圧的だったとか、話し方が横柄だったというのはあったかもしれませんが、でもケベック州の公用語は英語とフランス語。この二つ以外の言語は「オプション」なんです。さらに言えば、モントリオールの中華街には中国人向けの病院(中国語による診察が受けられる)もあったはずですし、この二人の家族は二人が中国語しか話せないことも知っていたはず。なのに付き添いにつかないうえに、むちゃなクレームを病院に入れる・・

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(Lien Quanさん自身には非はないかもしれませんが、この家族はちょっと傲慢。Global Newsサイトより。)

当然この記事のコメント欄にはこの家族への批判でいっぱい。これ、確実にケベック州の人たちの嫌中感情を高めたように思います・・。私も似たような経験があって、昔カナダのレストランで働いていた時に、客の中国人の女性に「なんで中国語を喋れないの?こんなにここ(カナダ)には中国人がいるのに。」っていわれました。


中国人は地域に同化せず、その地域に「中国」を作る。これよく言われることですがその通りだと思うし、それが世界各地にある「中華街」。同胞で一緒に暮らすのは悪いことではありませんよ、勿論。ただ、自分たちを受け入れてくれた国に対して、自分たちの価値観を押し付けるスタイルは、逆の立場になればどれだけ嫌なものかわかるはず。そこが多分、嫌われる理由なのでは?と思います。


ともあれ、まずは自分たちの行動や考えを改めて、もう一度この件を考えてほしいものです。







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以前も当ブログでご紹介しました、在モントリオールの日本総領事の活動。どうやら総領事職って、3年位の周期で変わるみたいですね。今までの在モントリオールの日本総領事の方たちの活動っていうのは殆どわからなくて、いったい何をしているのかな?って思っていたんですが、現在の伊澤総領事になってから、総領事だけでなく、領事館自体の活動を細かにFacebook上でアップしてくれているんです。

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(伊澤総領事夫妻とLegaultケベック州政府首相。モントリオール総領事館サイトより。)

これって、特に私たちの生活に直ぐに影響のあるものではありませんが、でもここモントリオールの地で日本政府・日本の行政がどのような活動をして日本を理解してもらっているのか、また逆に日本に向けてどのような刺激を受けているのか、と言うのを見るのにはすごく有意義だと思うんです。なのでこの活動は今後もどんどん続けていただきたいなー・・。


ちなみに先月6月には、ケベック州政府首相のFrançois Legault主催のパーティーに出席して意見交換もしたそう。


これからも頑張ってください、伊澤総領事!







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モントリオール島にある、Outremont地区。この地区の長・Philipe Tomlinsonさんがこのほど、地区内の無料駐車場を廃止し、全て有料にする、とコメントを出しました。

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(この路肩駐車が有料に。Global Newsサイトより。)

無料駐車場と言っても、いわゆる「路肩駐車」であって、特別な駐車場があるわけではありません。でもこの路肩駐車、モントリオールをはじめカナダではよく見かけるものなんです。場所にもよりますが、無料であったり、時間制限(2時間まで無料とか)があったり、季節制限(夏季のみ利用可、冬季は不可とか)があったり。


Tomlinsonさん曰く、今回の措置は「環境に配慮」するためのものであり、元々Outremontは公共交通網が整備されていて、車でなくても移動がしやすい、とのこと。確かにそれは一理あると思いますし、公共交通機関の利用を推進させるためには良いことかも。でも一方で今回の措置は、行政による新たな「搾取」だという人たちも。それも確かに一理ある・・・。


難しいところですが、少なくとも公共交通機関が発達しているところでは車の利用は減らすようにした方が良いのも事実でしょうね。例えばシンガポールやロンドンのように、市内に入る車の数を規制したり。そこまではできないので、何とか「車の利用を極力避け、公共交通機関を利用する」仕組みつくりのための一環なのかな?と感じています。であれば、特に「お金・出費」に直結するので、効果はありそう。


でも必ず「違反者」が沢山出てくると思うので、その辺りでいざこざありそうですが・・・。でもこの考え、私は好きですね。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

フロリダ州からテキサス州に引っ越してきて、ご兄弟のビジネスである清掃業を引き継いだRichard Mileyさん・28歳。彼には子供さんがいて、一番下の子が女の子でAshtynちゃん・5歳。奥さんはどうやら亡くなられたようなんです・・・。

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(RichardさんとAshtynちゃん。良い写真ですよね!Global Newsサイトより。)

でRichardさんはお仕事に行くときいつもAshtynちゃんと一緒。それは保育所に預けるとお金がかかるし、またシッターさんを雇うのもお金がかかる・・・・。それよりも何よりも、母親を亡くしたAshtynちゃんを保育所に入れるより、一緒に過ごした方が良いという考えもあったようなんです。


ある日、いつものように仕事をしていると、その日のお客さんである女性が、Richardさんに「いつも仕事の時は子供を連れているのか?」と質問。「そうですよ」と答えるとこの女性、なんと「次からは来なくてよい」って言ったんです!!ひどすぎるし、理解力のないバカな女性・・。


勿論Richardさんはショックを受け、この気持ちをSNSに投稿。すると沢山の励ましのコメントや、シッターサポートのお話などが飛び込んできました。更に営業的にも沢山の人がRichardさんのサービスを利用したい、と。


ここカナダではこういったことを言う人はあまりいません。私がラッキーなだけかもしれませんが、そういう場面い出くわしたことないです。逆に、職場に自分の子どもたちを連れてくる人は沢山いますし、みんな協力的です。なのでこの記事にびっくりしたし、本当そういう人間がいるんだなーって、ちょっと同情もしました。


これも言うと怒られるかもしれませんが、そもそもテキサス州自体が「Red Neck」がいっぱいいそうなところで保守的なところ、ってイメージが私にはあるので、そういうことを言う人もいるかも、と・・。


ともあれ、RichardさんとAshtynちゃんにはこれからも楽しんで色々な優しいお客様に囲まれて生活していってほしいものです!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

まずはこちらの映像を:

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(息子さんのために立ち上がった勇気ある女性・Jamie Rathburnさん。Global Newsサイトより。)

二人の子供を持つJamie Rathburnさん。そのうちの一人、彼女の息子さんは小学校でいじめを受けていました。。それに対して学校側の対応はひどいもの。彼女の息子さんを隔離して、何をするにしても教師がついてくるというもの。なんでいじめた方を処罰せず、いじめを受けている方に監視の目を光らせるのか、全く理解できません


それに対してJamie Rathburnさんも怒り心頭。ついに学校に乗り込み、息子さんのいる教室で、今後息子さんをいじめたらその子らの親に対して責任を問う旨、更に担任教師や学校側の対応不足を非難しました。


実はこれが「不法侵入」や「生徒を怖がらせた」として、警察に逮捕。現在裁判待ちなんですが、最大で$2,000ドル(約20万円)の罰金か、1年の服役になるそう。また、学校側もJamie Rathburnさんの行動を非難。


は????


学校側は自分たちの「無能ぶり」を謝罪する必要はあっても、Jamie Rathburnさんの行動を非難する資格は全くないのでは?なんて勘違いも甚だしい・・・。


一方Jamie Rathburnさんは大人の対応と言うか、自分の行動は誤っていた旨を謝罪。ただし、その行動に駆り立てたもの自体は否定していません。つまり、「息子の保護」のための行動と言う動機は否定しない、と。素晴らしい・・。


Jamie Rathburnさんの行動に対して、学校側の行動がいかに無能で、無責任なものかよくわかりますね。こういう構図は日本でもアメリカでも一緒なんですね。


結局Jamie Rathburnさんの息子さんも学校を追いやられることになったそうですが、正直こんな学校には行かないほうが良いですし、いじめた側も将来どうせろくでもない「Red Neck」になるか、そもそもその家庭自体が「Red Neck」なんでしょう。こんなことで負けないようにしてほしいですね、息子さん。そしてJamie Rathburnさんにはサポートを!記事を見る限り、沢山の人たちがJamie Rathburnさんへのサポートをコメントし、且つ学校側に非難を沢山送っています。


少なくとも、この記事の読者は「まとも」な人が多くて幾分気持ちも和らぎました・・。







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アメリカで「ポートランド」と言うと、たいていの人は「オレゴン州」にある大都市を想像しますが、実は東海岸にもポートランドってあるんです。と言うより、オレゴン州のポートランドはこの東海岸にあるメーン州ポートランドから名前を取ったというお話もあるくらい。

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(旅の行程と主要都市との位置関係。)

そんなメーン州ポートランド。5,6年前に一度奥さんと行ったんですが、のんびりとした港町ですごく印象に残っていたので、今年の夏休みにちょっと行ってきました。ルートはモントリオールから南に抜け、カナダ・アメリカ国境のうち「いつも超混雑している」”Champlain-St. Bernard de Lacolle”国境を通らず、すごい田舎の小さな国境を通ってアメリカに入国しました。


モントリオールにいらっしゃる方、もしくは以前いた方で陸路ニューヨークとかボストンとかに行かれた方はわかると思いますが、この”Champlain-St. Bernard de Lacolle”という国境、本当にめちゃめちゃ混雑しているんです、いつも。ひどい混雑で私は1,2回通ったんですがもう二度と通りたくないってくらい待たされ、且つ日本人(カナダ人以外)なので、いちいち車を降りて指紋を取られて・・・、といった処理があるんですよね。


それは今回通った小さな国境でも同じなんですが、国境に到着してアメリカ入国までものの15分くらいで終了。もう今度からはここからアメリカに入国しよう!っていうくらいスムーズでした。タイミングの問題もあるとは思うんですけどねー。

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(小さな田舎町のアメリカ・カナダ国境。本当に小さくてかわいいところでした。)

さてアメリカ入国後はWhite Mountainsという山岳地帯を通って東海岸へ。都合7時間くらいのドライブで目的地のポートランドに到着。磯の香りが懐かしい港町。ちなみにポートランド市自体は結構大きくて、都市圏人口は50万人以上います。結構な大都市。メーン州の中心都市でもあります。が、Old Port地区はそういったビジネス街とか学生街とかとは全く違って、観光地として人気があり、私はこの地区ののんびりした感じがとても好きなんですよねー。

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(ポートランドの港から見たOld Port地区。)

今回は2泊して、Old Port地区を散策したり、海水浴場まで足を延ばしたり、本当に堪能できました!すっごく楽しくて、リラックスできた良い旅でした・・・。特に去年は奥さんの病気&手術で夏休みもどこにも行けなかった分、今年は楽しめました。

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(ロブスター漁の仕込み。)

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(小さな海水浴場。みな日焼けメイン&犬の散歩地として来ているみたい。)

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(Old Port地区のメインストリート。)


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(同じく、Old Port地区のメインストリート。)

一方、この旅ではちょっと色々とアクシデントにもあったんですよねー。まず初日、ポートランドへ向かう途中。White Mountainを抜けた小さな町で交通事故を目撃。車の全面が大破するような大きな事故で、びっくりしました。。。


二つ目は最終日のホテルで。夜中の3時過ぎにいきなり火災報知器が鳴って、宿泊客全員がホテルの外に出されます。消防車4台、パトカー3台がホテルを取り囲んでいましたが、結局本当の火事ではなかったみたい。ホテル側ははっきり言っていませんでしたが、多分馬鹿な客が部屋でたばこでも吸ったんでしょうね。夜中の3時という時間も、多分パブとかバーの営業が終わる時間帯だと思うんです。で、部屋に戻って一服・・。まあ僕の予想が当たったとしたら、その人たちはかなりの損害賠償をホテルから請求されるでしょうし、また消防車やパトカーの出動のペナルティーも払わされることになるでしょう。でも自業自得です。


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(外に出ると同時に消防車4台が到着・・・。眠い・・・。)

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(100名以上の宿泊客全員が夜中にたたき起れ、強制的にホテル外に・・。)


と、最終日のホテルではぐっすりは眠れなかったんですが、ホテル側は多分補償という意味なんでしょうね、前日に頼んだディナーのルームサービスを無料にしてくれました。その点だけラッキーだったかも。


そして一路ケベック州を目指してホテルを後にしたんですが・・・。なんとまた同じくWhite Mountainに入る前の小さな町で今度は犬が車にぶつかってきたんです!!車を運転していたら、右からリードが離された犬が車道めがけて走ってくるではありませんか!私は対向車を確認して、車が来ていないのを確かめて、犬を引かないようにハンドルを切っていると・・・。なんと犬自身が車に体当たり!


幸い、犬に命の別状はなかったですが、びっくりしましたし、飼い主はその後一言も言わずにその場をそそくさと立ち去って行ったのにはまたびっくり。車はちょっとドア部分がへこんだけど、それはまあよし。犬に大事はなかったから。でも飼い主には一言謝って欲しかったですね。


まあいろいろありましたが、なんやかんやで楽しい夏休み旅行でした!!







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Zineb Benrochdさん・23歳はある日、モントリオール市交通局のバスをバス停で待っていたところ・・・。バスの運転手が気づかずに素通りしてしまいました。このことでZineb Benrochdさん、「私がニカブをまとっていたから、バスの運転手は私を無視した。差別だ。」不満を漏らしています。

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(Zineb Benrochdさんは自分の見た目が理由と言っていますが・・。CBCニュースサイトより。)

が・・・・・・。


モントリオールにお住まい、もしくはカナダにお住まいの方や海外にお住まいの方はわかってくださると思いますが、こちらではバスの運転手、結構な頻度でバス停で待っているお客さんを「見落とす」事あります。私も何回もバスに素通りされましたしね。また、バスの乗客率によっては、もう載せられないという事で素通りすることも多々あります。

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(バス停だから確実にバスは停まる!ってわけじゃないんですよね、実際。CBCニュースサイトより。)

正直、宗教的な理由や見た目で「素通り」するなんて、少なくとも「モザイク都市」を掲げるモントリオールではないと思いますよ。Zineb Benrochdさんのは私は「被害妄想」でしかないと思いますし、これによって悲しいことですが、また「反イスラム感情」が出てくると思います。実際、記事のコメント欄にもZineb Benrochdさんに対するちょっとした非難が出ていますから。


なんでもかんでも、自分たちに不都合なことを自分たちの宗教観や見た目に反映させて、社会に訴えるのは、私は逆効果しかなく、少なくとも「共感」は得られにくいと思います。「自分たちは正しく、相手側がいつも悪い」と言う風に思っていると捉えられるから。


その辺りをもう少し考えて行動するのが良いと思います。これはイスラム教徒に限らず、色々なケースで言えることですし、私もその辺りもうちょっと考えて行動しようと感じさせる記事でした。







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ケベック州では2018年の4月まで、難民申請者もデイケア(保育園のような施設)を利用することができたんですが、前政権のCouillard首相がそのルールを変更して、難民申請者はこのデイケアを利用できなくなりました

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(まずは難民申請の激増に対する対処が必要なのでは・・・。CTVニュースサイトより。)

で、その事が差別に当たるとして弁護士が集団訴訟を起こしたんですが・・・。


まず、難民申請者は難民が認められるかどうかまで時間がかかるので仮の労働ビザを発行され、合法的にカナダ国内で働くことができます。ここが大きな問題点だと思うんですが・・・。まあそれはひとまず置いといて、で、働くためには子供を預けないといけない。でもデイケア(詳しくは、政府が管理しているデイケアを利用できないということであって、私設のデイケアは利用できる、と思います)を利用できない・・。


まあこれも賛否両論あると思いますが、まず難民申請者が本当に「難民」かどうかは怪しい点が多いというのも事実。沢山の人たちが却下されていますから。また上記のように仮の労働ビザを出してもらえれば、あとは「居座ったもの勝ち」のようにカナダに滞在してしまう人たちも多いです。更に、基本的に難民申請って、申請中は他の国では申請できないはず。なのにカナダに不法入国して難民申請しているっていうのは、基本的に「無理」があると思うんです。だってほとんどのケースがアメリカからの不法入国者で、既にアメリカで難民申請をしているから。


本当の難民の人たちは助けるべきですが、このシステムを利己的に利用する人たちが後を絶たないので、どうしてもこのシステム及び難民に対して良い印象を持っていない人たちが多いと思うんです。


なのでこの訴訟、言っていることは理解できますが、果たしてどれだけ賛同を得られるか・・・。そもそもはトルドー首相の「不法越境者・入国者歓迎」発言から急激に増大した難民申請者。まずは連邦政府が問題解決に動くべきだと思います。


でもどうなるでしょうかね、この訴訟・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ちょっと前のブログで書いたように、なんだか最近、本当に銃犯罪や殺人事件などの「凶悪」事件が増えているような気がします、モントリオールでは。でももしかしたらそれは単に僕の勘違いで、本来モントリオールはこのくらい「危ない」都市なのかも。それか、毎年夏はこのくらい「危ない」事が起こるのかも。


それはとにかく、またまたモントリオール市内で発砲事件が発生。Plateau-Mont-Royal地区で20歳の若者が足を撃たれたそう。目撃者の証言によると、はじめ喧嘩が起こってそののちに発砲事件が発生したとのこと。

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(毎週こういうニュースを見ている気が・・。Global Newsサイトより。)

やっぱり銃社会って怖い。正直、日本でも他の国でもそうですが、繁華街で深夜に酔っ払いによる喧嘩ってある程度起こっていると思います。どうしてもお酒を飲んで気が大きくなったり、イライラしているところで些細なことが起こって喧嘩に発展、って感じで。

ただその後の進展がやっぱり違う。日本の場合でも、ナイフなどによる殺傷事件に発展するケースがありますが、こちらでもそれは同じ。逆に、ナイフなどは殺傷性が高いものが使われるケースが多く(普通に販売していますから)、危険度は高いです。更に「銃」。いくら規制を強化しているからとはいえ、はっきり言って銃はアメリカから不法に入ってきていると思います。「不法越境者・入国者」ですら、これだけザル警備なので、銃とかその他密輸品とかバンバン入ってきているでしょうね、アメリカから。勿論、全てがアメリカからの密輸ってわけではないし、アメリカのせいってわけでもないですが、それでもやっぱり酔いに就け悪いにつけ、カナダって「アメリカ」の影響を強く受けているって感じています。


それを考えると、悲しいですが、モントリオールやカナダの他の都市での銃犯罪ってなくならないかも。







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まずはこちらの映像から:


もう日本でもニュースになっていると思いますが、モントリオールに本社を置く、航空機産業・鉄道産業の世界大手企業・ボンバルディアが、航空機ビジネスの一つであるCRJ事業を三菱に売却することが正式に決まったようです。元々ボンバルディアと三菱は、CRJとMRJと言う競合製品及び三菱のMRJ開発に絡んでの訴訟合戦など敵対的な関係にありましたが、ボンバルディア側のCRJ事業を三菱が買い取るということで決着したみたい。

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(ボンバルディア社のCRJ。Global Newsサイトより)

まあ、元々CRJ事業自体、ボンバルディアが見込んでいた程の収益が上がっていなかったのも事実。その上、MRJの参入と、ボンバルディアとしてはこの不採算部門をどうにかしたかった、と言うのが本音ではないでしょうかね。そこに三菱が「統一」と言う意味で買収を持ちかけたのに乗っかったと・・。


モントリオールから車で約1時間の距離にあるMirabelと言う街にCRJ製品を作っている工場があるんですが、ここはそのままボンバルディアが保有するみたい。ただし、CRJ事業のサービスとサポートネットワーク拠点のモントリオール、トロント他アメリカの2都市にあるオフィスは三菱傘下になるみたい


正式な事業売却等は来年に持ち越しされるようですが、でもほぼ決まりのようです。


そういえば、約1年くらい前に実は私、ボンバルディア本社で転職の面接を受けたことがあるんです。しかも、このCRJ事業のビジネスアナリスト職で。結果的に最終面接で落とされましたが、でも今回こういった形でまた”CRJ”と言う言葉を目にするとは思いませんでしたし、しかもそれが日本も関係することになるとは・・。


世の中本当に面白いですね!それに、モントリオールで日本企業が存在感を出していくのも在モントリオールの一日本人としてうれしい限りです!








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6月の初旬、モントリオールのNotre-Dame-de-Grâce公園には一風変わった集団がいました。
彼らはなんと屋外で開催されていた、フェンシングのトーナメント大会への参加者だったんです。

Fencing JUN092019 01
(こういうアイデアは素晴らしいですね。Global Newsサイトより。)

普段は物静かな公園内に、フェンシングの剣が交錯する音等が響き渡り、散策している人たちも立ち止まって観ていたそうです。実はそれこそがこのトーナメントの主催者の思惑。彼は、屋内競技であるフェンシングの魅力をモントリオールの人たちにもっともっと知ってもらいたい、と言うことでこの屋外トーナメント大会を主催したんですって。


これってすごいことだし、色々と参考になりそうですね、他のマイナースポーツで。スポーツだけでなく、例えば屋外でチェスや将棋をしたり(でもチェスも将棋も競技人口はめちゃめちゃ多いので今更っていう感はありますが)、文科系の活動のアピールにも使えそうですね。


夏が短いモントリオール。こういった一風変わったことに遭遇するのも夏の楽しみの一つですね。







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先週、ケベックシティーからトロントに向かうエアカナダ機に搭乗したTiffani Adamsさん
彼女は機内で寝ていたのでしょう、気が付くと機内には彼女を残して誰もいない状態。しかもエンジンを切っている状態なので、機内は大変寒かったそうです。


一人取り残されたTiffaniさん、パニックになり携帯で友達に知らせようとしますが、あいにく携帯は電池切れ。それでもコクピットに入って色々と探してみますが、やはりエンジンが切れているのでどうにもならず。どうにか非常口を開けることができましたが、地上まではかなりの高さ。彼女は幸運にも地上スタッフに発見され、降機台車がやってきて無事飛行機から降りることができましたが・・・。

Air Canada JUN232019 01
(ちょっと杜撰であり得ない事件ですよね・・。Global Newsサイトより)

いったいなぜこのようなことが起こったんでしょうか??エアカナダは現在調査中ということでコメントを拒否していますが、確実に「ヒューマンエラー」でしょうね。フライトアテンダントがチェックを怠った、と。でも正直こんなことあり得ないと思うんですけどねー。私も昔、バスで最終停車場まで寝てて、そのまま車庫まで行ったことがありますが、まあそれもあり得ませんが、でも少なくとも車内は運転手さん一人で全ての対応をしなければいけないので、まあ分からなくもないんですよね。。


でも飛行機は沢山の乗員がいるはず・・・。これはエアカナダのサービスレベル・業務レベルが落ちているってことかも??


皆さんもご注意くださいねー。







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ケベック州政府の観光担当大臣のCaroline Proulxさんの発表によりますと、この秋より、ケベック州内でAirbnbを通して自宅等を「貸し出す」際は、まずケベック州のサイトで登録するよう義務付ける、とのことです。

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(この案を歓迎する、ケベック州のホテル協会会長。Global Newsサイトより。)

つまり、Airbnbに登録するよりも前にまずはケベック州政府のサイトで「自分の家等を貸し出しますよ」っていう申請書を記入して登録。その際登録料として$50-$75ドル(約4,000円 - 6,000円)ほどが必要になるそうです。今回のケベック州政府のこの登録制度の目的の一つがこの「登録料」の徴収でしょうね。取れるところからはどんどんお金を取っていくという。


まあこれには当然Airbnb側は失望を表明。ただ、今後の成り行きを見守るとのこと。一方ケベック州のホテル業界は大歓迎。これにより競争相手であるAirbnbの費用負担増になって、ホテルにお客が戻ってくるかもしれないから。と言うのは、これがケベック州の目的の2つ目だと思いますが、この登録作業により、どの人・法人が自宅を貸しているのかがわかることに。つまり、「ケベック州内で明確なサービスを提供」したことの証明になるので当然そこには「税の徴収」が発生するわけです。


部屋を貸した側は使った側にケベック州の税金も上乗せした形で徴収しなくてはいけなくなったんです。これがホテル業界が喜んでいる理由の一つでもあります。だって同じようなサービスを提供しても、一方は税金を納め、一方は対象外なのでその分価格を安くできる・・。


これはUBERとタクシー業界、そしてGAFAなどの「国境を越えたサービス」による税の未払いに通じるところがありますね。


多分、今後はケベック州のように、他の国や都市でも行政が「登録」制を義務付ける方向で動いていく気がします・・・。







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これは世界的な流れでもあると思いますが、モントリオール市は現在、大型トラックの市内への進入を制限し、代わりに郊外に「トラックセンター」を作ってそこに配送し、そこからは小型のトラックでモントリオール市内の最終配送地まで届ける、と言う計画を立てているそうです。


私が知る限り、UAEのアブダビがこれと同じ方式をとっていて、アブダビ市内には大型トラックは入れないようになっているはずです。

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(この案が施行されれば、少しは市内の渋滞緩和につながるかも。CBCニュースサイトより。)

大型トラックによるモントリオール市内の交通混雑を緩和するとともに、排ガス規制も関係していると思います。


これはシンガポールやロンドンなど大都市で行っている、市内への車の流入規制と似ている部分でもありますね。


事業者としてはちょっと納得できない部分ではあると思いますが、正直交通事情を考えると、大型トラックが市内から減るというのはかなり良い影響が出ると思います。賛否両論あると思いますが、この案は進めていってほしいですし、できれば早めに施行してほしいですね。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

つい先日、日本のニュースを見ていたら、あるお笑いタレントが日本でも大麻合法化しようと言っていました。まあ、タレントの発言、特にSNS上の発言なんて、炎上狙いの売名行為だと思いますが、それでもちょっと怖い気がしました。

POT MAY262019 01
(ちゃんと理解を持って議論して欲しいです。Global Newsサイトより。)

まず・・・・。


医療用大麻と嗜好用の大麻ははっきりと区別するべき。医療用の大麻は必要だと思いますし、それは日本でも使われていると思います。これは”医療上”必要なものであり、それは管理を厳しくする必要はありますが、日本国内での流通も問題ないと思います。


が、嗜好用の大麻はどうでしょうか。よく日本のタレントや大麻合法化を進める人たちが言うのは、「海外で合法化しているから日本でも」というもの。ではどれだけの国が大麻を合法化していますか?実は国として嗜好用の大麻(乾燥大麻)を合法化しているのは南米ウルグアイとここカナダだけ。つまり世界でも2カ国しかないんです。


更に、アメリカの各州やヨーロッパの各都市で”事実上の”合法化をしているところはありますが、確かオランダではやむを得なく合法化と言う形にしているものの、基本的に大麻の所持は禁止、栽培も禁止と言う風になっていたはず。また、同じくオランダではコーヒーショップでは大麻吸引が合法ってなっていたはずですが、でもそれも、「お店に入るまで」は不法だったはず。つまり、大麻の栽培や卸は完全に違法で、それがお店に入ってから初めて「合法」になる、ちょっとややこしいシステムだったと記憶しています。


まあ結論としては、積極的に大麻を合法化している国はないと思うんです。それはここカナダでも同じ。


他にも大麻合法化の人たちは、「依存性がない」と言うのをよく例として挙げます。これって、本当でしょうかね?私も周りに大麻吸引者がいないので何とも言えませんが、でも大麻吸引者は何人も見ています。そこから思うことは、依存性はないかもしれませんが、でも大麻吸引によってハイになっている人はいます。そしてそのような状態で問題行動を起こす人も。よく夜のバーとかで、明らかにお酒以外のものでハイになっている人たち(大麻はその匂いですぐわかります)が沢山いて、夜に大声を出したりしています。。。


大麻自体には依存性がなくても、アルコールと一緒に使うことで、「人間関係を壊す」ことや「人生を台無しにする」こともあるのでは?まあそれはアルコールだけの場合でもあると思いますし、逆に大麻だけでハイになる人が問題行動を起こすこともあると思います。


あと、これは多分オランダも一緒だと思うんですが、カナダが大麻合法化に舵を切ったのは、国内の大麻ビジネスを支配している犯罪組織からその収益を奪おうとしたもの。それ以外にも今のリベラル党のような左派グループの「少数派の意見は何よりも大事!」っていう考えもあったと思いますが。


で、大麻合法化後どうなったかと言うと、カナダではブラックマーケット(闇市場)の規模が大きくなったんです。つまり、思惑は大外れ。逆に、国として大麻を合法化したので、潜在顧客が本当に大麻に手を出し本当の”顧客”になって、高い国指定の大麻ショップで買うより、ブラックマーケットで買うという、馬鹿げた結果が今カナダに起こっているんです。


「他の国では合法化されているから」「依存性がないから」、こういった理由で大麻合法化を進めている人たちが、いかに「無知」であるか、少しでもわかってもらえればうれしいです。また、現在の大麻合法化運動は、「自分たちが現時点では違法なことをしていること、これを罰せられないようにしたい」という、自己中心的なかつ無責任な理論で行っているようにも見えます。


私は日本での大麻合法化には強く反対します。







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連邦警察はマニトバ州の高速道路において、16歳の若者の運転する車をスピード違反で捕まえました。するとこの若者、スピード違反の言い訳で、「スパイシーチキン(Hot Wing)と食べ過ぎて、どうしてもトイレに行きたくなって・・・」と。

SPEEDING JUN082019 01
(70kmのスピード超過だったようです。Global Newsサイトより。)

まあ・・・・。10代らしい、安っぽい言い訳と言えばそうかも・・・。


当然そんなことで警察があきらめるはずもなく、この若者(男の子か女の子かははっきりされていません)は約$960ドル(約75,000円)のスピード違反のチケットと、約$200ドル(約16,000円)の「保護者なし運転違反」と言う、マニトバ州の法律違反の罰金、合わせて$1,000ドル以上の罰金刑に。


これを教訓に、今後は安全運転をしてもらいたいし、おバカな言い訳はしないようにしてほしいですね!








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モントリオール市内のメトロ駅、Lionel-GroulxとCharlevoixの間である日警察官が交差点で検問を・・・。赤信号で横断する人や自転車を呼び止めて、以下のような選択肢を与えました:


「罰金$48(約4,000円)を納付するか、交通安全講習に参加するか。」

STREET JUN022019 01
(交通安全啓蒙には良いことかも?!Global Newsサイトより。)

で、約54%の人が講習会に参加を選んだんですって。これ確かに効果的と言うか、交通安全啓蒙には良い方法かも。ただし、申告した人たち全員がちゃんと講習会に参加すれば、ですが・・・。


まあ私も実際朝の通勤時とか、車が来ていないのを確認して赤信号でも横断することはあります。危険だというのは承知していますが。。。。


この試みは本当に面白いし、有意義だと思います。が一方でこれだけで違反者が減ることはないというのも事実。警察としては、歩行者が巻き込まれる事故を減らそうという考えだと思います。それはそれで素晴らしい考え・行動だと思います。問題は、歩行者の意識変化だけでなく、「何故赤信号でもわたるのか」を考えないといけないと思うんです。


私の場合、交差点での信号が変わるまでの時間が異様に長いのが理由の一つなんです。いったん赤信号になったら、次に青信号になるまで下手したら5分以上かかる時も。しかも車の量はそれほど多くない・・・。もっと「感知型」の信号を増やすとかすればよいのでは??その分予算がかかりますけどね。


でもこの考え、好きだなー。日本でもやってみては?







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まず一つ目が、現ケベック州議会与党のCAQ党が去年のケベック州議会選挙時に公約として掲げていた、「ケベック州の移民プログラムの見直し及びチェック体制の強化」(Bill 9)に繋がるもの。

今回CAQ党およびケベック州政府はケベック州への移民希望者に対して、ケベック州の移民担当大臣の権限を拡大し、移民担当大臣が誰に移民を許し、誰の申請を拒否するか、と言う権限まで与えています。つまり、担当大臣の権限が大幅に強化されたってことですね。

またこれに関連して、現在移民申請ている人のうち、約18,000名の申請を取り消しすることも決定。中には数年待っている人もいるみたいですが、書類上の不備等があって申請が進んでいない人たちの申請をいったん全部キャンセルするってことみたいです。まあ、賛否両論あるみたいですが、でも書類に不備があるのであればしょうがないかも。ただ、再申請したからと言って移民できるかどうかは不透明ですね、上記のように移民担当大臣の権限が強化されたので、色々と厳しいチェックが入りそう。


またもう一つは前から当ブログでもお伝えしている、「宗教的シンボルの公職での着用禁止」(Bill 21)案。これも法案が通って、いずれ施行されそうです。まあこれもたくさんの賛否両論あるんですが、政治と宗教の分離、および公職者の「中立性」の確保と言う点では、賛同者も結構いるみたいです、コメントやネットを見ると。


CAQ JUN172019 02
(ケベック州政府の首相と移民担当大臣。Global Newsサイトより。)

上記2つはどちらもCAQ党が去年の選挙の時に公約に掲げ、それを実行したまで。つまり、ケベック州の人たちの多数はこの両案を支持していて、その公約通りにCAQ党が法制化したってこと。左派の人たちはCAQ党を非難していますが、逆にCAQ党は選挙公約を守ったとして、CAQ党支持者は引き続きCAQ党を支えているみたいで、支持率も高いみたい。

CAQ JUN172019 01
(選挙公約通り、公約を実行に移したケベック州政府首相。Global Newsサイトより。)

まあこれからどうなるか、っていうのもありますが、世界的な流れとして、行き過ぎた「リベラル」風政策からのぶり返しが支持されている気もします。そのあたりは対立もあり得るでしょうが、でも全体として「声なき大多数の市民」は、「揺り戻し」を期待している気がします。これはケベック州だけでなく、世界的にそういう兆候なのではないでしょうか??







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以前のブログ・「バンクーバーのマネーロンダリング啓発に中華系ギャングがポスターに。」でご紹介した、中華系ギャングメンバーのKwok Chung Tam(現在61歳)。実は彼、カナダ連邦警察によリ逮捕され、次々と罪が明らかになりながら、ここ20年以上も「合法的」にカナダに滞在し、強制送還を免れているんです。それはいったいなぜでしょうか??

Kwok JUN022019 01
(中国政府発行のTamに関する書類。Global Newsサイトより。)

彼は1988年にカナダ・バンクーバーに入っているんですが、その際も「中国の民主化運動に加担したから、中国に帰されたら殺される」等の理由で「難民申請」を行ったんです。彼の言葉によれば、彼は中国で工場を経営し、そこで反共産党運動の支援を行っていた、と。それにより中国当局に目を付けられたので、カナダに難民申請をした、と。


でもその後、難民申請審理中に彼はバンクーバーの中華系コミュニティーに対しての強盗・不法侵入等の犯罪に手を貸した、となっています。しかしながらなぜか彼はこの件では逮捕・起訴されていません。何故なんでしょうかね・・・。

Kwok JUN022019 02
(中国政府発行のパスポート。Global Newsサイトより。)

が、カナダの移民局はこの件でTamと彼の妻に最初の「強制送還」命令を出しているんです。それは1993年のこと。ただし、彼の難民申請が審理中であったので、その審理が住むまではカナダに滞在してよい、ともなっていました。多分ここが問題でしょうね。難民申請中であれどうであれ、犯罪が発覚し確定した時点で難民申請を自動で却下し、強制送還すべきだったと思います。でないと「類似犯」が出てくるから。と言うより、もうたくさん出ているでしょうね・・。


が、1996年、ようやく彼の難民申請が却下されます。その後Tamは別の申請をして何とかカナダに残ろうとしますが、この申請も却下。そして1998年、中国政府からTamの強制送還を認める旨の通知がカナダに届きます。


更に上記期間、バンクーバー市警察はTamのバーナービーにある自宅において、ヘロインや20万ドル(約1,600万円)相当の白紙小切手、自動小銃などを押収します。

Kwok JUN022019 03
(現在のTam。Global Newsサイトより。)

実はこの件での逮捕、裁判が遅れに遅れて、現在まで「強制送還」が行われていないんだそうです。彼の弁護士が、Tamの「違法行為」をすべて否定していることも裁判の長期化の一因でしょう。


更に上記期間中、及びその後にもTamはヘロインの密輸などの犯罪行為を行っていたそうなんです。


こういった状況にも関わらず・・・・、Tamはなんと「人道的理由から」カナダに合法的に滞在できるシステムの一次審査を通過してしまったんです、それが2004年のこと。つまり、カナダの移民局はTamの強制送還の準備を進め、中国政府とのやり取りも進めていたにも関わらず、一方でTamのカナダ滞在を認める動きが出てきたんです。


まあこの「不一致」は大問題だと思いますが、その後もバンクーバー市警察や連邦警察はTamの近辺の調査を続行し、その後も彼の犯罪行為が次々に明らかになっていきます。例えば、ドラッグの密造・販売などなど・・。2010年、この件で再逮捕・裁判等が行われ、またしても強制送還できない状態に。


その後はTamの永住権申請の却下、Tamの弁護士が連邦裁判所に上告するなどの動きがあって、現在までカナダ・バンクーバーに滞在しているんですって・・・。



これって制度・システムそのものに欠陥がある証拠だと思います。つまり、

1. 難民申請中は強制送還されない。
2. 逮捕されても、保釈されれば、その裁判が結審するまではカナダに合法的に滞在できる。
3. 裁判結審後、次々に別の裁判(つまり次々に犯罪を起こせば)を起こせば、その期間だけカナダに滞在できる。


やっぱり私には法の「欠陥」があるようにしか見えません・・・。


日本でもこういう事態がないように、しっかりとその辺りをチェックして欲しいものです・・。







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このスキャンダル、覚えている方もいらっしゃると思います。簡単に言うと、モントリオールに本社がある不動産デベロッパーの大手が、リビアでの受注に関して賄賂を贈った疑惑がもたれており、それを事件化しないようにトルドー政権に働きかけ、トルドー首相や首相府のスタッフが当時の法相兼司法長官に圧力をかけた、と言うスキャンダル。いまだにトルドー政権側は否定していますが・・。

SNC JUN012019 01
(この公判、どうなることでしょうか・・。CBCニュースサイトより。)

で、ケベック州の裁判所はこのほど、このスキャンダルに関しての証拠が十分に集まったとして公判を開くと宣言。つまり、あれほど恐れていた「審理・公判」開かれることになったんです。SNC側も出廷しなくてはいけないですし、そこでうそをつくと今度は偽証罪までかかってくる恐れが。


ただこの件はあくまでもSNCによる贈賄容疑なので、トルドー政権が前法相兼司法長官に圧力をかけたかどうかの審理をするものではありません。でも審理の中で、この部分に関しての証言も出るかも。と言うより出て欲しいですね。


ただこの審理、多分あと4か月に迫った総選挙後も続くと思うので、トルドー政権・リベラル党に大打撃を与えるとまではいかなさそう。勿論、ネガティブな影響はある程度出るでしょうが、致命的っていう風にはならないかも。


ともあれ、今後の動きが楽しみです!








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今秋のカナダはこの話題で持ち切り。日ごろはトロントを”ライバル”視しているモントリオールでも、各地域でラプターズの応援やパブリックビューイングが行われていたようです。私は正直、NBAにもNHLにも興味はありませんが、そんな私でも「ちょっと応援してみようかな?」と思うくらい、盛り上がっていました。

Raptors JUN152019 02
(ラプターズ優勝おめでとう!Global Newsサイトより。)

モントリオールでも、NBA制覇が決まった後はご覧のような盛り上がり:


カナダのチームがアメリカ4大スポーツを制したのは、今から26年前の1993年のMBLのトロント・ブルージェイズのワールドシリーズ制覇、及び同年NHLのモントリオール・カナディエンズのスタンレーカップ制覇以来だそうです。


それは喜びますよねー、しかもNBAではラプターズは初制覇!


この勢いで、今年こそNHLのスタンレーカップ、久々にカナダに戻ってきて欲しいものです!







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つい先ごろ、モントリオールにおいて、移民向けの就職フェアが行われていました。このフェア、移民だけが対象となっていて、カナダ国籍を持つ人は対象外。でも、なんかこの就職フェア、ちょっと気になったんです。


IMMIGRANT JUN012019 01
(1万人規模のマッチアップを、と言っていますが・・。CTVニュースサイトより。)

と言うのは、記事の中で「沢山の移民が履歴書を片手に、ケベック州での最初の仕事を得ようと・・・・。」とあったんです。つまり、「仕事がないのにカナダに移民してくる」ことが可能ってことですよね・・。これってどういう方法だろう?と・・。


考えられるのは「家族」移民。つまり、配偶者や子供がカナダ国籍もしくは移民者で、彼・彼女らがスポンサーとなって配偶者や親・兄弟をカナダに呼び寄せるケース。この場合、確かに呼び寄せられた側はカナダで仕事がない状態ですよね。私もそうでしたし、これは納得できます。


でもそれ以外って何があるんでしょう??すいません、私も無知なのでよくわからないんですが・・・。私の知る限り、外国人がカナダで生活するためにはビザが必要で、仕事などで長期滞在する場合は労働ビザが必要なはずです。で、沢山の人たちは労働ビザを持っているところから始まって、移民ビザを申請って流れが通常だと思うんです。もしくは、学生ビザでカナダの大学を卒業して就職し、そこから移民申請する・・・。


なので、移民した時点では「仕事」があると思うんです。上記家族ビザ以外では。でないと、仕事がない人たちをカナダが受け入れる(カナダだけでなく世界中どこでも同じでしょう)のはリスクだけしかないと思うんです。だって仕事がない場合は失業手当のような公的なサポートが入るはずだから。


なので、この記事がちょっと不思議で・・・。どなたか知ってらしたら教えてくださいー!








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ケベック州のJonquièreにあるJonquière hospitalにおいてこの程、この病院に看護師として20年以上勤めていた女性が実は看護師としてのトレーニングも資格も全くないことが判明。この女性、この20年以上の間に病院内の各部署に配置され、中には「手術」する部署にも・・。

NURSE JUN012019 02
(問題の女性が務めていたJonquière hospital。CBCニュースサイトより。)

病院側や看護師協会の調べによると、彼女は同姓同名で同じくケベック州で看護師をしている別の女性の資格を無断で使用していた模様。


で、なぜ発覚したかと言うと、この女性、実は「トレーニング講習」(何のトレーニングかは明らかになっていませんが、看護師業務の一環でしょう)に登録しようとした際、この地区の看護師協会のスタッフが、この女性の登録地と実際に彼女が働いている場所に違いがあるのを発見し、疑問に思ったところから、だそうです。

NURSE JUN012019 01
(怖すぎる事件ですね・・。CBCニュースサイトより。)

で、その後内部調査して事件が発覚・・・。


幸い、現時点では過去に彼女が絡んだ医療事故等は報告されていないようですが、それにしてもちょっと杜撰すぎますね。病院側及び看護師協会側、そして州の健康管理部署も。多分これからチェックも厳しくなるだろうし、更に追加でチェックされてこういったケースが浮かんでくるかもしれませんが、何より「命」を預かるところですので、その辺は本当にしっかりチェックして欲しいものです。







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