Et Voilà! - 北米の”パリ”・モントリオールから見た世界 -

2011年よりカナダ・ケベック州モントリオールでの生活をスタート。 現地のニュースや、現地視点で見た日本・世界のニュース、またまた奥さん(カナダ人)との生活などを発信していきます!

2004年に日本を飛び出し、以降アイルランド→キプロス・イギリス→ニュージーランド→ドバイと流れて、まだまだ未知の地域・南米やアフリカを夢見ていましたが、色々あって現在はカナダに落ち着きました・・・。
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毎年夏は、1-2泊くらいで小旅行に行くようにしているんです。近場だったら例えばオタワとか、ちょっと遠いとアメリカはニューヨークなど。ただ今年はコロナ禍なので、国外(アメリカ)は無理。本当は4-5年前に行った、Gaspeに行ってみたかったんだけど、片道1,000kmほどあるので、今回は無理。


そこで、以前から奥さんが行ってみたかった、北部のVal-Jalbertという歴史保存地区に先週末に1泊2日の日程で行ってきました。片道大体450kmほど。東京からだと、岩手県の盛岡市、兵庫県の神戸市とかになるみたいです。そう考えるとかなり遠い気もしますが、もうここでの生活が慣れてしまったんでしょうね、片道5時間くらいなら「近い」って間隔に。

AUG102020 02
(モントリオールからは車で5時間ほど。GoogleMapより。)

ともあれ、ケベック州北部の旅は雄大な自然を楽しめるコース。行程はほぼ川に沿った道路で、きれいな風景が目白押し。車を運転していたんで景色の写真は撮れませんでしたが、でも写真で撮っても多分その場の雰囲気とかまでは切り取れないから、うまく伝わらないかも・・。


5時間の長い旅を終えついた目的地がVal-Jalbertという歴史保存地区。こちらは1900年代初頭、パルプ工場があった場所で、且つ雄大な滝を利用した発電システムもあったそうなんです。つまりこの辺りはいわゆる「企業城下町」みたいなもので、沢山の住宅、そして学校等があったんですって。が、1929年にこの工場が閉鎖。以後、この辺りはゴーストタウン化していったんです。


それを1960年代に観光施設として利用しようという動きがあり、1980年代には州政府の資金援助もあり、現在は歴史保存地区として生まれ変わっています。

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(当時の面影を残した歴史保存地区。)

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(学校だった建物。中も見学できます。)

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(目の前に広がる山林と滝、そして以前はパルプ工場だった建物。今はレストランに。)

AUG102020 03 (1)
(この滝、夜はグラデーションカラーで楽しめるです、青とか黄色とか紫とか)

この地区内にはキャンプ場やホテルなどの宿泊施設もあります。今回そのホテルに宿泊しました。


正直、歴史的な建物等の見物はそこまで多くはありませんし、建物自体はほぼ似たようなもの。目新しさはそこまでないかもしれませんが、とにかく私はここの自然環境保全が見れたのがすごく良かったです。特に雄大な滝!



これだけのために5時間運転したとしても報われるって感じるくらい、本当にすごい滝でした。


ちょっとモントリオール周辺からは遠いですが、でも行く価値はあると思いますよ。更に目の間に広がるLac Saint-Jean湖。これもめちゃくちゃ大きくて、海?!っていうくらい。こういうところで過ごせたら、幸せだろうなーって感じる田舎町。


ここはぜひ来年以降の旅でもまた訪れたいと思わせるところでした!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

たまたま日本のニュースをざっと流し読みしていて目に留まったこのニュース。こういう馬鹿なことをするのって、欧米系の人が多いと思ったんですが、馬鹿に国境はないですね。


ただ欧米系、例えばカナダやアメリカでコロナに対する否定的な動きをする人たちって、特に「個人の権利」に絡んだ動きなんですよね。例えば、マスクの着用は個人の自由だ!というような動き。私はこれ自体、馬鹿な考え、他人への被害は全く考慮せず、自分だけよければあとはどうでもよいっていう考えの表れだと思うんですが、一方で「個人の権利」に対する強い気持ちというか、危機感というか、そういうのを持っている欧米の文化の一面も見れた気がします。


翻って日本のケース。これってそういう「個人の権利」等ではなく、ただ単に、一個人の「コロナは風邪と一緒」という「願望・思い込み」をもとに、無責任に他人をあおって行っている行動ですよね。これって例えば「傷害罪」とかに当たらないんですかね?もしこのせいでコロナ感染者が出た場合。


何と言うか、同じ無責任で自分勝手な行為であっても、日本のそれは主催者の無知というかぺらい知識を基にしたものであり、単なるアジテーターの自己満足な行為にしか見えません。ただ、それで感染者が出た場合はやはり逮捕してしかるべきなのではないでしょうか?

AUG102020 01
(こういう人間には責任を取らせるべきでは?Yahoo!ニュースより。)

日本の防疫は個人個人の意識の高さから出ているものだと思いますが、こういう馬鹿がいるのも事実。なので、やはり法制化は必要だと思います。マスク着用の義務とか、屋外での集団は10人以下までとか、カナダや海外で行ったようなものが。これは別に法制化しなくても、良識あるほとんどの日本人は守っているものですので、対象はそういう方たちではなく、「自己満足で他人を害する馬鹿な人たち」を対象にしたもの。


日本を馬鹿から守るためにも、今こそコロナ禍に対する行動の法制化が必要だと思います。


でも本当、こういう人間は何を考えているんでしょうかね・・・。少なくとも日本のためには1mmにもならないので、「政治家」とか名乗らないでほしい。しょせん、炎上目的の目立ちたがり屋で、無責任に他人をあおるだけあおって責任は一切取らない愉快犯でしかないと思います。







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世界中でマスクの着用が義務化されたり、推奨されている現在、沢山の人たちがそれにならってマスクを日常でもつけています。それ自体はすごく良い取り組みだと思いますし、一人一人が協力している素晴らしい姿だと思います。


そんな中、ウィニペグ在住のMarnie Houstonさんが、「シースルーマスク」を開発。実はこれ、Marnieさんの事情から作られたものでした。Marnieさんは聴覚に支障があり、会話等をするときには読唇術というか、相手の唇の動きから何を話しているのかを読み取る力が必要とされています。なので、今の「マスク着用」という流れが、彼女にとっては「コミュニケーションへの支障」となってしまうんです。

AUG022020 03
(これは本当に素晴らしい開発だと思います!Global Newsサイトより。)

そこで彼女自身が、シースルーマスクを開発。これって彼女だけでなく、世界中で沢山の人たちが同じような悩みを抱えていると思うので、素晴らしい開発だと思いますし、ぜひぜひ大手マスクメーカー等がこの案を受け入れて、大量生産してほしいです。


せっかくマスク着用という、「他人に配慮する」という気持ちが世界中で芽生えているんですから、シースルーマスクもその一環として定着してくれるのを期待しています!







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ちょっと遅い気もしますが、これからの第二波警戒、そして今後の国境開放、国際線運航再開を見越しての措置としては必要だと思います。

AUG022020 04
(すでに4つの空港に導入されている熱感知システム。Global Newsサイトより。)

既にバンクーバー、カルガリー、トロント、そしてモントリオールという4つの国際空港ではこのシステムが導入されていて、搭乗者は熱感知システムを通過する・受けるのが義務付けられています。また、カナダのほかの空港にも9月末までには全部導入する予定だそうです。

AUG022020 05
(搭乗予定者に説明をするスタッフ。Global Newsサイトより。)

今後、38度以上の熱が感知された搭乗予定者は該当飛行機には搭乗できず、2週間後に再度予約しなおすようにアドバイスされるそう。つまり、風邪であれ何であれ、熱があれば搭乗できないっていうことですね。飛行機による移動が必須のビジネスマンなどは、今後はより一層体調管理が大事になってきますね。


本当、一刻も早くワクチンが出来てほしいものです。そうすればこういうことも必要なくなるでしょうから・・。








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昨日8/6は75年前に人類史上初めての原子爆弾が広島に落とされた日。戦争の悲惨さ及び平和の大切さを学ぶ日でもあります。私が小学生の頃、この8/6や長崎に原爆が落とされた8/9、そして終戦記念日の8/15など、確かそのうちの1日が夏休みの最中でも登校日だったと思います。そしてその日は平和授業ということで戦争の悲惨さと平和の大切さを学びつつ、戦争を題材にしたアニメ映画を見た覚えがあります。


題名は忘れましたが、そのアニメ映画は沢山の日本人の非戦闘員が乗った船がアメリカの船か潜水艦の攻撃で沈没。辛うじて少数の人たちが生き残り、いかだや救命ボートで何とか無事日本の地を踏むことができた、というお話だったと思います。もう30年以上前の話ですが、やっぱりこういう大切な授業というのはいつまでも覚えています・・・。


また昨日は会社の同僚からもメールをいただきました。その人は日本旅行に行って、広島も訪ね、原爆の恐ろしさを実感して、こういうことが二度を起きないように、日本の被害者の方々のご冥福をお祈りします、という内容のメールを私宛に送ってくれました。こういうのは、日本人として本当にうれしいですし、こういう平和の大切さ、同じ過ちを繰り返さないという戒めを世界中で共有できるようになることは本当に大切だと思います。


そして最後に、8/6には在モントリオール日本総領事館の総領事とモントリオール市長が揃って広島への追悼を行い、メッセージを出しております。モントリオール市長のFacebookアカウントのアップされていますので是非ご覧ください。それがこちら:


AUG062020 01
(8/6に対するモントリオール市長と日本総領事のメッセージ。モントリオール市長のFacebookより。)

終戦からもう75年。長い時間が経ちましたし、もう戦争を知っている世代は本当に少ないと思いますが、こういう記憶・歴史・真実はしっかりと次世代につないでいくことが日本の世界に対する使命の一つだと思います。人間は失わないとそのものの大切さに気付けない、悲しい生き物です。それならば、何より日本人が率先して世界中で戦争をなくすよう訴える必要があると思います。


広島・長崎の原爆で亡くなった方、被害を受けた方、そして世界中の戦争の犠牲になられた方のご冥福をお祈りしつつ、世界中で平和についてしっかりと考える8月になったらよいな、と本当に思います。







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当ブログでも幾度かお話ししていますが、現在カナダとアメリカの国境は不要不急の要件以外では閉じていて、観光目的等での入国は互いにできなくなっています。が、それでもアメリカからカナダにどうにかして入国して(多分、”ビジネス上必要なので”とかの理由ででしょう)、観光地でカナダ警察に捕まり罰金刑を課せられた人たちもいます。


まあ完全に互いの行き来を制限するのは難しいので上記のようなことは起こりうると思いますが、今問題になっているのが「アラスカルート」という抜け道。ご存じのように、カナダ北西部に位置するアラスカ州はアメリカ領土。車でここに行くためにはカナダに「入国」しないといけませんが、それを悪用し、「アラスカに行く」という名目でカナダに入国するアメリカ人が多いみたいなんです。もちろん、アラスカに行くは嘘で、カナダ国内で観光したりしているそう。

AUG022020 02
(悪知恵を働かせる輩って、どこの国でもいるんですね。Global Newsサイトより。)

これって本当危険だと思います。ただでさえアメリカ国内ではコロナを抑えているとはとても言えない現状、せっかく水際対策等をしっかりしているカナダにアメリカ経由でコロナが持ち込まれる可能性が大きいですからね。


現在カナダの国境警備や入国管理局ではこのような「抜け道」を使えないように、カナダ入国後の措置を講じる予定だそうですが、早めにしてほしいですね。


本当、これってアメリカ人の悪いところがしっかり出ているケースだと思います・・。







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今週月曜日より、カナダやケベック州の気象庁や各テレビ局は、アメリカで発生したハリケーンIsaiasがケベック州とニューブランズウィック州を直撃する恐れがあるとして、警戒・警報を出していました。

AUG052020 02
(アメリカのニュース番組でのハリケーンIsaiasの進路予想。CBSMiami.comサイトより。)

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(ハリケーンIsaiasにより浸水被害が出ているアメリカの都市。CTVニュースサイトより。)

実際現地時間昨日火曜日は朝からずーっと雨で、その後風も強まり、本当日本での台風を思い出させるような天候でした、一日中。

AUG052020 01
(現地時間8/5の早朝時点での様子。GoogleMapより。)

が、幸いモントリオール直撃は避けられたようで、現在現地時間8/5水曜日の早朝ですが、ハリケーンから熱帯性低気圧に変わって、でも以前北東に向けて進んでいるよです。で、進路を見てみると、モントリオールの被害はほとんどないみたいですが、このハリケーンIsaias、ケベックシティー近くを通っています。。また、モントリオールは直撃を避けられましたが、ケベック州内を南から北に抜けているので、その進路上にある都市等では被害も出ていると思います。


とりあえず、自分の家や家族に何の被害もなくてよかったです・・。







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アルバータ州に住むカナダ人・Hussein Sobhe Borhot(34歳)は2013年、シリアに渡り、数々の誘拐事件等に関与し、2014年にカナダに帰国。その後カナダ政府や連邦警察が調査を進めて、6年後の今年ようやくテロ容疑で逮捕します。

AUG022020 01
(テロ行為に関しては、もっと厳しく扱ってもよいと思います。Global Newsサイトより。)

が先月、この容疑者・Husseinに対してアルバータ州の裁判所は、逮捕後1週間で保釈を認め、$30,000(およそ240万円)で保釈許可となったんです。


ただHusseinの容疑に関して言えば、終身刑もありうる容疑なんです。これって本当に保釈が正しいんでしょうかね?確かに刑が確定するまでは推定無罪でしょうが、そもそも「テロ行為」を行ったと思われる人物を保釈するのって、地域住民にとっても恐怖だと思うんですが・・。


自身の意思でISISというテロ組織に加入して、カナダに帰国。自身の行為に対しての責任を取るべきだと思いますので、きちんと裁判で刑を確定して服してほしいですし、またこういう特殊な状況では保釈ってちょっと適していないと思うんです。保釈の条件としてよく「逃亡の恐れがあるかないか」というのがありますが、それとともに「地域社会に害を与えうるかどうか」ももっと考慮されてもよいのでは?特に、経済犯等以外の場合は。


ちょっと気になるニュースでした。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ファーウェイ事件によりおよそ2年近くバンクーバーにて身柄を監視されながら生活しているCFOのMeng Wanzhouさん。最近の資料によると、カナダ検察はMengさんがHSBC銀行に対して、イランのSkycomとの関係性について嘘をついていた、という偽証について証人がそれを証明する、と述べているようです。


つまり、Mengさんが行った偽証について、それを見ていた・知っていた証人がいるということ。そしてその証人がそれを裁判の場で証言するということ。その証人とは複数いて、元ファーウェイの従業員、FBI捜査官、そしてHSBC銀行関係者など。

AUG022020 10
(この件も、中国の強硬な態度が予想されます。Global Newsサイトより。)

その詳しい内容はというと、HSBC銀行の上の方の人間に対してMengさんは、イランのSkycomはファーウェイと協力関係にあるが、近く持ち株を売却してその関係を清算すると述べたそうです。その数時間後、HSBC銀行はファーウェイに対して15憶ドル(約1,500億円)の融資を受けます。HSBC内でもファーウェイを信頼していたみたいですが、この書類によると、Mengさんの偽証によりSkycomに関してHSBCを経済的危機に陥らせる可能性もあった、とあります。つまり、Skycomとの関係性は清算されておらず、HSBCにはリスクが残ったまま融資だけを受けた、ということでしょうかね?


この書類では、結論として、「上記を含め様々な理由により、Mengさんのアメリカ送致は妥当である」と結論付けています。


この書類は来年4月の裁判にて証拠提出されるそうです。まだまだ先は長いですが、またこの件に関して中国がカナダに対して過剰反応を出してきそうですね。








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ちょっと前の記事ですが、ケベック州で公共交通機関におけるマスク着用義務化や公共施設でのマスク着用義務化などが定められている中、ケベックシティーで「反マスク」デモがありました。そのデモをレポートしていたTVAのKariane Bourassaさん。


その彼女の体に触り、さらにマスクしていない危険な状態で近寄っている男性が。この男性、Guillaume Lagacé(26歳)の行為に対しては各所から非難の声が。ケベック州政府副首相のGeneviève Guilbaultさんも声明でGuillaumeを非難。また、カナダのジャーナリスト協会もGuillaumeを非難。この協会の発表によると、協会側はすぐに警察にこの件を通報。その後、写真に写っているもう一人の男性であるJean-François Mongrainはすぐにこの件に関して謝罪したそうです。

AUG022020 08
(問題の行為。どっちがGuillaumeかわかりませんが・・。CTVニュースサイトより。)

が、Guillaumeは反省の色を見せず、結局警察に逮捕されます。が、それでも彼は「レポーターの女性は自身のSNSの投稿に関して、僕をブロックしていなかった、ということは彼女自身が今回の件をもっとエスカレートさせるように促していた」という、自分本位で全く共感を得ない発言をしているそう。さらに、「これはただのショーで、みんなで楽しもう!レポーターはただこういう”ショー”を演出したかっただけ」というように、気持ちを逆なでさせる発言を繰り返しています。


もうこれはただ単にセクハラだけでなく、傷害事件、侮辱罪など、可能なすべての罪状をもってさばいてほしいですね。


まだまだカナダ・ケベック州にもいわゆる「レッドネック」的な馬鹿がいるんですね・・。







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ミス・ケンタッキーに選ばれ、教師でもあるRamsey BethAnn Bearseさん(29歳)は、SNSを使用して10代の生徒にヌード写真を送ったなどの罪により懲役2年、そして10年の保護観察及びSex Offenderとして登録されることになりました。

JUL192020 04
(逮捕されたRamseyさん。Global Newsサイトより。)

記事のよるとRamseyさんは元々自身のヌード姿の写真を夫に送るはずが誤って元教え子である15歳の男の子に送ってしまい、その後男の子からもっとヌード写真を送ってほしいといわれてそれに従っていた、とのこと。でもまず疑問は、「教師が教え子と連絡先のやり取りをしていた」っていうのがちょっと疑問なんですが、今どきはSNS等でも簡単に先生と生徒はつながれるもんなんですかね?


Ramseyさんは2014年にミス・ケンタッキーに輝き、その後ミス・アメリカにも出場。確かにおきれいな人ですよね。

JUL192020 05
(ミス・アメリカ出場時のRamseyさん。おきれいですよね。Global Newsサイトより。)

この件、Ramseyさんのお話が事実であれば、確かにRamseyさんの不注意ですからある程度の刑には服さないといけないと思いますが、一方で思春期で未成年であるとはいえ、この少年に対しても何らかの更生プログラムが必要なのでは?多分、性に関してちょっと偏った見方・感じ方をする可能性があり、「脅せば性的なものが手に入る」という悪しき前例を植え付けてしまったのですから。


ただRamseyさんの刑期2年はちょっと重いと思います、意図的ではなかったとしたら。しかもSex Offenderとして登録されるとは行き過ぎの感じも。もしこれがRamseyさんからこの少年を誘い、且つ性的関係を持ったのならばこれくらいの罰則は必要でしょうが・・。でも逆これくらい厳しくしないと、アメリカではだめなのかもしれませんね。


確かにRamseyさんの不注意ですし、もしRamseyさんの証言が本当だとしたらという前提ですが、Ramseyさんの刑期は重すぎてかわいそうだし、一方的に批判されているのもかわいそうだと思います・・。







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これ、もしかしたら似たようなことが日本でも起こっているかもしれませんが、カナダの食品衛生団体(CFIA)の発表によりますと、カナダにおいて差出人不明の謎の植物の”種”が届けられているという報告があったそうなんです。で、CFIAとしてはその種を決して植えないように、と警告を出し、且つすぐに現地のCFIAに連絡を取るようにと呼び掛けております。

JUL302020 01
(届けられた謎の種・・・。Global Newsサイトより。)


またCFIAによるとほぼ全てのカナダの州においてこのケースが確認されているそうです。

お隣のアメリカでも同様のケースが報告されており、こちらは中国から発送されたもの、という報道がされています。もしそれが事実であれば、中国との対立が激しくなっている国に対する何かしらの「行動」の可能性もありますね。


うちは奥さんが家庭菜園が大好きで、色々な植物の種をネット注文しているんです。なのでこのケース、よく注意しておかないと・・・。







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このスキャンダル、実は先月6月に発覚したものなんですが、簡単に概要を説明しますと、"WE Charity"というチャリティー団体がカナダにあり、この団体は児童の強制労働の撤廃などを掲げて設立されました。その後、アフリカ、アジア、南アフリカなどでチャリティープログラムを運営し、主に現地の子供たちの教育や食料確保、などを活動目的としていました。


また、カナダ国内やイギリスなどの国においても、若年層のビジネス参入などにも力を入れていたようです。


ここまでは素晴らしい活動だと思いますよね。確かに良いことをしていると思います。


問題は今年、このチャリティー団体がカナダ連邦政府により、カナダ学生補助金サービスプログラムの単独管理団体に任命されたことがきっかけでした。これは今年の夏、学生さんが夏休みを利用してボランティア活動をした際に、その内容等に応じて学生さんに賃金を支払うという取り組みで、特に今年の夏のコロナウイルス禍による学生さんの収入減を鑑みて作られたプログラムだったみたいなんです。


記事によると、この学生さんのボランティア活動はお金に換算すると約9億ドル(約720億円)の価値があり、またこのプログラムを一手に引き受けることによって、WE Charityには約4300万ドル(約34億円)が支払われることになったそうなんです。


が、7/3、WE Charityがこのプログラムの単一管理団体から除外されたことが発表されます。理由は、この団体と政府関係者の親密な関係が発覚したから。それがトルドー首相とその家族、および財務大臣のBill Morneauさんとその家族との関係性でした。まあそのほかにも、実際にボランティア活動に従事じた学生さんに支払われていた賃金が実は最低賃金より低かった、「ボランティア」という言葉を悪用して、低賃金しか手渡していなかった、などの疑惑もあるようですが、スキャンダルの本丸自体は「政府関係者との親密な関係」。

JUL302020 02
(WE Charityイベントでのトルドー首相夫妻。Global Newsサイトより。)

つまり、「政府関係者とのつながりを利用して、連邦政府から該当プログラムの単一管理団体に指定されたのではないか」という疑念が生じたからなんです。


具体的に言うと、トルドー首相のお母さんであるMargaret Trudeauさんは、2016年から2020年の4年間に28回、WE Charity主催のイベントに参加し、総額で$312,000ドル(約2,500万円)を受け取っていたんです。またトルドー首相の兄弟であるAlexandre Trudeauさんも約40,000ドル(約320万円)、妻のSophie Gregoire Trudeauさんは度々この団体のイベントに参加し、同じように報酬をもらっていたり、この団体の共同でポッドキャストを開設したりしていました。


一方財務大臣のBill Morneauさんとその家族は、プライベート旅行の費用をWE Charityが負担していたんです。その費用は全額返還したそうですが、つながりがあったのは間違いありません、本人も認めていますので。


今はコロナウイルス禍で経済的にも大変な時期、且つ外交的にも問題は山積みなので政権としては安定してほしいですが、これがどう転ぶか、まだまだ油断できないような気がします・・。

日本でもこういうスキャンダルでは野党が活気づいて、総辞職等を要求しますが、こちらも同様。すでに保守党やブロック・ケベコワなどの野党はトルドー首相の退陣を要求していますしね。。。







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1週間くらい前の記事になると思いますが、ネット上に毎日新聞が行った世論調査で安倍内閣の辞任を希望する人がおよそ45%いる、というのが出ていました。

JUL242020 01
(これがどこまで信ぴょう性があるのか・・。Yahoo!サイトより。)

まず、この「世論調査」というたぐいのものがどれだけ「信頼性・信憑性」を持っているのか、それを記事に出す場合は明らかにしないといけないと思います。じゃないと、「操作された数字」という疑いを持ってしまうから。しかも調査方法が「携帯ショートメール調査の回答者735人を対象」とあり、700人強でちゃんとしたサンプルと言えるのか、またそのメール送信先もちゃんと「無作為」なのか、設問方法はどうなのか、何一つはっきりしていないんですよね。。そもそも、「携帯ショートメール調査」って、どこからそのメアド・連絡先を取っているんでしょうか?もしそれが自社サイトの登録内容からとっているのだとしたら、その読者自身がすでに「(現政権に批判的な左派系の)毎日新聞が大好き」な人たちってことになりますよね。


前にもちょっとお話ししましたが、こういうはっきりした調査方法等を見せずに「数字」だけ見せて独り歩きさせて、あたかも「国民の大多数が安倍首相に否定的」というような流れを作るのはマスゴミだと思います。なんというか、「公平」ではなく、「一方の意見・考えに沿った形の結果が出る」ように仕組まれた調査結果をあたかも「公平」にしているように見えるんです。


またこういう調査は新聞社などそれを行う側の「色」によっても変わってくると思います。上記でもちょっと出てきましたが、例えば毎日新聞は安倍首相に批判的な左派系の新聞ですしね。これは左派にとどまらず、例えば右派系の新聞の場合は勿論安倍首相に好意的な結果になる可能性も大いにあると思います。


なのでこういう調査は、ビジネスではなく(お金儲けととらえない)、きちんとした第三者機関が行うべきだと思います。会社・企業としての「色」がない、本当の意味での「中道・ニュートラル」な目で見れるところが行うべきで、それ以外のところが行う世論調査は左派だろうが右派だろうが、「丸ごと信じる」ことはせずに、いやらしい話ですが「うがった見方」をするのが良いかも。


そもそも、「世論調査」なんて上記のように「恣意的」な行動が含まれているもの、と私は思っていますので、本当の意味での「世論」はやっぱり「総選挙」だと思います。そこで国民はしっかりと自分の「意思」を示しているわけですから。投票率の低さ等の問題もありますが、でも出どころ・調査方法等がはっきりしていないものより、何百万・何千万もの日本人が自分たちの意思を表示している総選挙にこそ「民意」があると思います。


これは私が安倍首相が好き・嫌い、肯定的・否定的というような話ではなく、客観的に見てちゃんと「公平性」が担保されている調査結果なのかどうかを明らかにしていない調査はどんなものでも危ういということ。偏った母集団からサンプルを取ったって、それは「偏った調査結果」しか出ないでしょうから。


多分マスゴミはこの部分を勘違いして、「自分たちが民意を作る!主導する!」「自分たちこそが日本を変える!作る!」って思っているんでしょうね。そしてそれに惑わされる人たちが多いのも事実。昨今のマスゴミは功罪の部分での「罪」の割合がとても大きくなっているように見えます・・。


よほど目に余るような大罪がない限り、「民意」は「総選挙」によって示すものであり、決して「恣意的な意図が施された」と疑われるような「作られた民意」で判断されるべきだはないと思います。







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元々2週間前の7/13に、ケベック州内での公共交通機関においてはマスクの着用が義務化されていました。が、昨日7/27までは「猶予期間」として、マスクを着用していなくても公共交通機関の利用はできていました。が、それも基本的には昨日までで、本日よりはマスクの着用は義務となり、場合によっては乗車拒否される場合もあります。

JUL272020 01
(マスク義務化、これは良い案だと思います。Global Newsサイトより。)

ただ、モントリオール地下鉄の労働組合は、バスの運転手などがマスク着用の有無を調べて都度注意したり乗車拒否したりするのはバスの運転手の仕事ではない、として、マスク着用義務をいちいち調べることはしない、と言っています。確かにこれは納得というか、ラッシュ時に運転手さんがそんなチェックできるとは思えませんからね・・。


ただ、やっぱりケースバイケースで、マスク着用していない利用客に対して注意したり、乗車拒否をする運転手さんもいることでしょう。そういった場合はなるべく警察を呼んで、事を処理するようにと労働組合でも言っていました。そうじゃないと、実際運転手と乗客、もしくは乗客同士が口論に発展して大事になったケースもあるみたいですので。


ただ調査によると、この義務化前は公共交通機関におけるマスク着用率は60%ぐらいだったのが、義務化により96%にまで跳ね上がっているそうなんです。つまり、大多数の市民はちゃんとルールを守っていて、一部の「自由と権利」をはき違えている人たち、「どうしようもないくらい自分勝手」な人たちが、もめ事を起こしているだけなんでしょう。


ともあれ、公共施設内でのマスク着用も義務化されていますし、ケベック州では外出の際は必ずマスクを持って出る、という風にしないとトラブルになりそうです!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

この事件、ご存じない方も多いと思いますが、簡単に言うと、2013年にケベック州のラックメガンティックという街で起きた、カナダ史上最悪の列車脱線事故なんです。この事故により、47名の尊い命が失われたんです・・。


実は私、この事件当時はすでにモントリオールで生活を始めていましたが、まだまだ日々の生活、仕事に追われていて、とてもニュース等をチェックする余裕はなかったんです。そして意外なことでこの事件を知るんです・・・。


実は私がこの事件を知ったのはなんと日本!2015年、久しぶりに実家に帰省し、奥さんと一緒に大分は別府温泉に旅行に行っていたとき、泊まった宿でテレビを見ていると、なんと「奇跡体験!アンビリーバボー」でこの事件を取り扱っていたんです!!ケベック州からきて、日本でケベック州の事件を見る・・・。なんとも変な因果が。なのでこの事件をよく覚えているんです。

JUL112020 05
(事故当時の写真。被害の大きさがうかがわれます。CTVニュースサイトより。)

今でも確か、YouTube等でこの時の放送回が上がっていたと思いますので、ご興味のある方はぜひ一度ご覧ください!




犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

これは私自身のことで、ようやく1年が経ち、気持ちも整理できたのでブログにすることができました。実は去年7月、父親が突然亡くなったんです。死因ははっきりとはわかりませんが、心筋梗塞のたぐいのもので、本当にあっという間に亡くなったそうです。


私はこういう風な家族にかかわる緊急事態のことを思って、昔からずっと日本の携帯(NTT DOCOMO)を海外でも持ち続けていたんです。日本から海外電話番号を使わずに日本の番号で親も連絡が取れるように。が、今回それがうまくいかず、しかも私に連絡が取れないということで、家族は取り急ぎSNSで親戚一同に協力を願って、ようやく私に連絡が取れました。


それまで私は3-4年、日本に帰国しておらず、自分の中でなんとなく「親はまだまだそばにいるもの」という気持ちがあったのかもしれません。勿論、親の年齢を考えて、いつまでもずっと一緒ということまでは思っていませんでしたが、いきなりこういう事態になるとは思ってもいませんでした。


更に連絡を受け取ってから帰国するまでも時間がかかり、結局死に目に会えず、しかもお葬式にも出ることができませんでした。帰国した際には父親はすでに火葬された後。父親の最後の姿は写真や映像でしか見れません。これがやっぱり負担だったんだと思います、今から考えれば。その当時、ちょっとやっぱり心が重いというか、心のバランスが崩れたというか、奥さんにも厳しく当たったりと八つ当たりしてしまうこともしばしばありました。

JUL192020 08
(日本に残される人たちの気持ちを考える時間をもっと持つべきでした・・・。Trazyo.comサイトより。)

今は一年経ってようやくこのことを話せるくらい落ち着きましたし、父親に関しても、長くつらい闘病や命に向き合うつらい時間を経験することなく、あっという間に旅立ったのは良かったのかも、と思うようにしています。特に父方のおじいさんはガンで長く闘病していましたから、そういうのを見ていると、突然すぎて周りは置いてけぼりになるし、特に母親は心のバランスが崩れてしまって大変だったんですが、でも本人にしたら長く苦しむことがなかったのは幸いだったのかもしれません。


昔の人は金科玉条をたくさん残していますが、それはすべて経験から出てきたこと。ただ人間はそういう先人の言葉を「知識」として理解できても、いざそのことを「経験」するまで本当の意味で「理解」することができないんですよね・・・。私も今回の父親の件でそのことがよーくわかりました。


で早速日本の携帯は解約、そして母親にスマホを持たせました。そしてラインを使ってメッセージをやり取りするようにしています。今では月に何度もメールをやり取りして母親と連絡を密にとるようにしています。


私のような経験をされた方は、海外在住者にとどまらず、日本国内でも沢山いらっしゃると思います。が、特に海外の場合はすぐに帰国できないという大きな壁があります。上記「人間は経験しないと理解できない」という言葉と矛盾しますが、これから海外に出る人、もしくは海外生活に興味のある方、ぜひぜひしっかり考えてほしいのです。


「もしかしたら両親、友達、親戚等にもう会えないかもしれない」ということを。近場の海外なら国内と同様、何かあれば4-5時間で親元や故郷に帰ることはできるかもしれません。でも欧米や中東、アフリカなどに在住の場合、飛行時間だけでも10数時間かかります。


海外に出るということは、これから先の楽しみな未来で心が一杯だと思います。そんなところに不吉な、差し出がましいお話かもしれませんが、でもあなたが日本を離れることで、あなたの心の中で日本に「置いてけぼり」にされる人たちに思いを寄せる時間も必要では、と思います。


本当、余計なお世話的なお話でしたが、日本を離れることによるリスクを少しでも知っていただければ、と思いブログにしてみました。







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日本でも話題になっていたと思いますが、まずはモントリオールを本拠に持つ世界最大級のエンターテインメント集団・シルクドソレイユ

JUL192020 06
(この倒産劇はある程度予想がついていたようです、モントリオールでは。シルクドソレイユサイトより。)

こちらはコロナ禍の影響をもろにかぶって倒産してしまいました。それ以前に従業員を一時解雇したり、いわゆる芸人さんたちも一時解雇になったりといろいろと手は打っていたんでしょうが、万策尽きたんでしょう。


ただシルクドソレイユは、数年前に中国資本が入ってきて以来、あまりビジネス的には成功していなかったのかな?と思います。と言うのは、求人サイトでシルクドソレイユを結構見かけていたんです、つい1年ほど前まで。ポジションは色々とありましたが、それまであまりシルクドソレイユの求人を見ていなかったので、内部的に何かあったのかな?と勝手に勘ぐっていました・・。もしかしたら逆で、中国資本のおかげで持ち直していたのかもしれませんが、ともあれ倒産ということに。日本にも確か支部があったと思いますが、どうなるんでしょうね??


次にカナダではおなじみのお茶のお店・David's Tea。こちらもモントリオールに本拠地を持つ、お茶専門店。紅茶が主ですが、緑茶茶やほうじ茶も買うことができ、私も何度か利用しました。

JUL192020 07
(店舗販売は苦境ですね、現在。Retail Insiderサイトより。)

この会社もコロナ禍の影響により、倒産とまではいきませんが、アメリカの関連子会社が管轄しているアメリカ国内の全42店舗、およびカナダ国内の全82店舗を閉鎖することを決定しており、今後はオンライン販売に特化するとのことです。


モントリオールを本拠地に持つ大手企業の倒産や小売業(店舗販売・対面販売)からの撤退が相次いでいます・・・。今後もこういった状況が増えるかもしれませんね…。逆にネット販売等や関連事業は成長を見せているようなので、大きな「販売形態シフト」が、コロナ禍により引き起こされた、ともいえると思います。


でもモントリオールを拠点にする大きな企業がなくなるのはやっぱり寂しいですね・・。







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日本ではプロ野球も開幕し、無観客試合から観客を入れる試合になってきているようですね。こちらMLBではまだ本シーズンは始まっておらず、各地域でいわゆる「キャンプ」や「オープン戦」的な試合が組まれています。


カナダ唯一のMLBチーム、トロント・ブルージェイズもそうして選手のモチベーション等を維持しているようですが、残念なお知らせが。MLBでは今月7月の24-25日あたりを軸に2020年シーズンを開幕させようとしています。そして全試合数は60試合程度になる予定


それに関してカナダ連邦政府は、トロント・ブルージェイズの本拠地・ロジャースタジアムの使用を禁止したんです。禁止したというより、トロント・ブルージェイズ側がスタジアムの利用許可を願い出たんですが、連邦政府はコロナ感染拡大を恐れて不許可にしたんです。

JUL192020 03
(今年はカナダでMLB主催ゲームは見れないってことですね。。Global Newsサイトより。)

まあ、トロント・ブルージェイズはカナダ唯一のMLBチーム。つまり、本拠地開催の場合、コロナ感染拡大が続いているアメリカのチームが来るということですし、国境閉鎖しているとはいえ、アメリカからファンも来ることが予想されるし、連邦政府の不安もわかります。


が、それでMLB側は納得するでしょうかね??反発しそうな気もしますし、これが影響してブルージェイズがカナダを去ることもあるかも・・。だって今シーズ、ブルージェイズは「アメリカ」にずっと滞在してリーグ戦を戦うことになるはずですから、連邦政府がスタジアムの使用を許可しなかったので。


それか今シーズン、ブルージェイズはリーグ戦不参加になるかも。感染拡大が続いているアメリカとの微妙な関係性のため、難しい問題になっていますね、この件。私は最悪ブルージェイズの今シーズンリーグ戦不参加もやむを得ないかな、と思います、とても残念ですが。







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カナダの観光名所の一つ・ナイアガラの滝。こちらはカナダとアメリカの国境にあり、カナダ側はオンタリオ州、アメリカ側はニューヨーク州に位置します。なので、アメリカ側からの観光フェリー、カナダ側からの観光フェリーが運航されているんですが、そこで両国のコロナへの対応が一目瞭然に・・・。


下記写真からわかるように、一方のフェリーは満員、もう一方はガラガラ。これ、青色のレインコートを着ているのがアメリカ側からのフェリー、赤色がカナダ

JUL232020 01
(両国民の意識の差を表しているような・・。Yahoo!サイトより)

カナダ側は「Social Distance」を守って、フェリー一台につき6名までの搭乗制限(実際は700名まで搭乗できるんです)を行っているのに対して、アメリカ側は「Social Distance」という考えすらないような感じ・・・。


まあ確かに、たまたまこの日のカナダ側の観光客が少なかった可能性もあると思います。が、それ以前に、コロナ禍の中で、人出の多い観光地に行くという行動自体で、まずは両国民の意識に差がある気もします。


JUL232020 02
(カナダ側のフェリーではほぼ貸し切り状態。Yahoo!サイトより。)

コロナよりもお金、観光が大事っていうのがアメリカ側なんでしょうね・・・。こういうことでは確かにカナダ側からしたら、アメリカとの国境を完全開放しようっていう気にはならないのは当然ですよね。


この調子では、アメリカでのコロナ終息は時間がかかりそうですし、アメリカには仕事であってもなるべくいかない方が良いのかもしれませんね・・。







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世界各地ではまだまだコロナ禍の影響が強く残っており、第二波への警戒、第一波の対応への苦慮など、各国によって状況は様々です。ただ各国同様の対応をしているのが、「国外」「枠外」から入ってくる人たちへの対応。ここカナダでも、アメリカとの国境を8/31まで閉鎖延長していたり、カナダに入国する人たちは14日間の自主隔離をお願いしたり。


ちなみに、私の義理の兄は仕事でカナダ国内を飛び回っているんですが、つい先日ニューファンドランドに行く予定があったんです、仕事で。で、ニューファンドランドって確かまだコロナによる死者が出ていなかったと思うんです。それかかなり死者数が少ないとか。なので、ニューファンドランドでは「州外」からの入州者を制限していて、「コロナにかかっていません」という証明書がないと州には入れないんです。


義理の兄はそれを取得し、且つ「仕事場とホテルの間の移動のみ」という条件でニューファンドランドには入れたんですって。それくらいまだまだ厳しい人の出入り制限をかけているところもあるんです・・。


そして本日の記事。これはニュージーランドでの出来事ですが、オーストラリアから入国してきた男性が、ニュージーランドの自主隔離施設の金網を破ってお酒を買いに出かけた、というニュースが。しかもこれは最初のケースではなく、他にも同様のケースがあったみたいなんです。しかもその中には、脱走した人がコロナウイルス保持者だったケースも。

JUL192020 01
(この人はアル中だったのかな??Global Newsサイトより。)

このところ、第一波をしのいだ国において、油断からでしょうかそれともほかにも理由があるのでしょうが、再度コロナ感染者が増える傾向にあるようです。今こそしっかりと対応する必要があると思います、今後のためにも。


一人一人が「他人に迷惑をかけない」という気持ちを持てば、こういう事件はなくなると思うんですけどね・・・。







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先週7/13のブログでお伝えした、アンバーアラートいう制度。その際、ちょうどケベック州内で出されたアンバーアラートをご紹介しました。その後、悲しいことに行方不明だった親子3人のうち、少女二人が遺体で発見され、父親は依然行方不明という状況でした・・。


それが今週月曜日、事態が動き、父親もケベックシティーの南に位置するSt-Apollinaireにおいて遺体で発見されたそうです。ただし警察の発表では父親は自殺をしていたみたい。

JUL212020 01
(父親の遺体が発見された場所でしょうか・・。Yahoo!サイトより。)

この件、もう少し詳しく見てみると、どうやらこのSt-Apollinaireにて、父親は車の衝突事故を起こしていたようなんです。それが7/8のこと。ただ事件現場にはこの親子の姿はなく、翌日7/9にアンバーアラートが出されこの親子を追っていたんですが、7/11に二人の少女の遺体を発見。そしてアンバーアラートも解除されましたが、警察は引き続き事件の参考人として父親の行方を追っていました。


ただこの父親の死により、結局何が起きたのか、原因究明は難しくなったみたいです。一応、少女二人の遺体は検死に回されたそうですが、その後の情報はオープンにされていません。


少女二人と父親のご冥福をお祈りしつつ、残された家族・友達のためにも、きちんと原因が解明されることを祈ります。







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まだこんなバカな行動をする人たちがいるんですね。一部の警察官の行動が、あたかも警察官全ての行動であるように思いこみ、警察官に対して攻撃的になる・・・。確かに一部の警察官の行動は罰せられるべきですが、大多数の警察官、そして消防官などは、自分の命を盾に私たちの生活を守ってくれています。

JUL112020 07
(本当にひどい行動だと思います。CTVニュースサイトより。)

尊敬こそすれ、軽蔑するべき存在ではないと思うんですが、いわゆる「リベラル」な人たちはその一部が全部だと思っていますからね。だって自分たち自身が「一部・少数」であるのにもかかわらず、あたかも自分たち自身が「社会すべてを代表する存在、全部」だと思って行動しますから、こういうことが起こるんでしょうね。


悪い警察官もいますが、それはあくまでも「個人的な資質」としての悪であって、「組織として」悪なのかどうかは別問題ですし、他の警察官とは関係がないと思うんです。


個人的な感想ですが、どうもリベラルが人権等の問題に絡むと、対立だけが激化して独り歩きし、お互いに尊重・尊敬する雰囲気が完全に崩されているような気がします・・・。


もっともっと、人と人が尊重しあえるように運動するのが筋だと思うんですけどね・・。






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既に当ブログでお伝えしている通り、昨日7/18(土)より、ケベック州では公共施設等においてマスクの着用が義務化されています。これは例えばコンビニとかスーパー、ショッピングモールにも適用されますので、実質「屋内施設全般」と考えてもよいでしょう。

実は昨日、私はこれをすっかり忘れていて、バイクでのんびり田舎の方を走っていて、あるコンビニに寄った際にスタッフに注意されたんです。私はスタッフに「ごめんなさい、忘れていました」と謝りました。幸い何事もなく、スタッフも笑顔で「次は気を付けてねー」って感じで終わったので問題なかったんですが、そうはいかないケースも。


こちらの映像のように、警察官に対しても抗う、もう馬鹿としか言いようのない人が。


ルールなんだから、しっかり守らないと。ルールが守らなければ、人間社会と関係性を持たないよう、山の中で自給自足とかすればよいのに。本当、こういう自分勝手な人たちのせいでコロナ禍が収まらないし、ひいては今はちょっと下火になってきましたが、逆切れ・責任転嫁的な「警察批判」も出てくるんだと思います。

JUL192020 02
(本当、自分勝手な人が多くて嫌になりますね。Global Newsサイトより。)

本当、こういう人たちにはもっともっと重い罰則を与えるべきでしょうね。それと、今後はマスクは外出の際に絶対手放せないということですね。私は今、マスクを家の鍵と一緒のところに置いています。外出する際に必ず「マスク」が目に付くように。


慣れるまではちょっと時間がかかるかもしれませんが、でも自分のため、家族のため、そしてみんなのために一人一人が(大多数のケベック州の人たちはちゃんとルールを守っていると思います!)きちんとルールを守ってこのコロナ禍を乗り切れるよう頑張っていきましょう!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
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