Et Voilà! - 北米の”パリ”・モントリオールから見た世界 -

2011年よりカナダ・ケベック州モントリオールでの生活をスタート。 現地のニュースや、現地視点で見た日本・世界のニュース、またまた奥さん(カナダ人)との生活などを発信していきます!

2004年に日本を飛び出し、以降アイルランド→キプロス・イギリス→ニュージーランド→ドバイと流れて、まだまだ未知の地域・南米やアフリカを夢見ていましたが、色々あって現在はカナダに落ち着きました・・・。
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コロナ禍初期の2020~2021年、日本の三菱化学グループの参加にあったケベックシティーを拠点にした医薬品開発会社・Medicago。植物由来のコロナワクチンの開発に成功し、カナダ政府の認可はおりましたが、Mericagoの資本参加しているたばこ会社・Phillip Morrisの影響でWHOでの認可には至りませんでした。

で、このワクチン開発のためにカナダ連邦例府は$1億7300万(約173億円)投資していましたが、コロナワクチンが既に確立していること、そしてMedicargo自体が親会社の三菱化学グループの判断で今年2月に営業を停止、且つ三菱化学グループの撤退を受け、投資分のうち$4000万(約40億円)をカナダ連邦政府に返還したそうです。

DEC092023 04
(残念です。でもお疲れさまでした!CTVニュースサイトより。)

三菱とカナダ連邦政府との間で結ばれた知的財産所有権や研究結果や設備等はMedicagoの後継会社・Aramis Biotechnologiesが引き継ぐそうで、この後継会社は元Medicago社の社員によって運営されているそうです。

残念な結果になりましたが、でもコロナ禍初期にはとても素晴らしい行動をしたと思います!







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また一つ、「仏語バカ、仏語さえ話せば人が死んでも良い」って言う現政権の悪法が議会を通しました。ケベック州政府は先週土曜日の早朝、医療改悪法であるBill15を強行採決し、通過させました。

これにより、新しくできる医療機関・Sante Quebecは、独自の判断で現在英仏二つの言語で医療サービスを提供している州内およそ50の医療機関に対して、英語でのサービスを辞めさせることが出来るようになったんです。

DEC092023 02
(この保健大臣も同罪。害悪過ぎる。CTVニュースサイトより。)

勿論これに対してはMcGill大学病院やその他モントリオール市内の医療機関等が危惧を呈し且つ止めるように言っていたんですが、まあこの「仏語の為なら人が死んでも構わない」政権ですから、勿論聞く耳持たず。

だいたい、これのどこが医療改革なの?悪化させているだけ。なので私は医療改悪って言ってます。

これからカナダに留学やワーホリ、就職を目指す方、ぜひQC州以外をお選びください。この州、少なくとも現州政府与党が政権にある限り、破壊されていくだけですから。。







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現QC州政府&政権与党のCAQ、後の世に「悪法」と呼ばれる可能性が大きいことを次々にやって、QC州を破滅に追い込んでいる、近年まれに見る害しかない政治集団。

その悪法の一つ、州内の英語系大学への州外及び国際留学生の授業料を倍増させるという問題。これには該当する英語系大学だけでなく、州内の仏語系大学も連帯して反対運動を起こしているのですが、「仏語だけ繁栄すれば後はどうなっても良い」って言うスタイルだから問題を軽視している政権。

実際、McGillとConcordiaと言うモントリオール市内の英語系大学2校は、今後入学者数は二桁の割合(10数%かそれ以上のペース)で減少していく、と予想しています。

そしてMcGill大学の学長、Deep Sainiさんはこの度、「大学施設の一部を州外に移転させることも排除しない」と発言。これ以上、大学の評価や現在の教育水準の維持等を考えて、
QC州ではダメだ、と判断している証拠ですね。これに対してLegault州政府首相はMcGillにはQC州に残ってほしい、と。

DEC092023 01
(McGill大学長。頑張れー!CTVニュースサイトより。)

本当、Legault、典型的なDVクソ男ですね。

これ、本当McGill大学には行動を起こして欲しいし、もっと言えば、こういう州経済にダメージを与える事しかしない州には連邦政府からの助成金も減らして欲しい。そして明確に「CAQ、Legaultのせいで州は破滅している」って言うメッセージを出さないと、本当にこの州は死ぬと思う・・・。







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州の権力を掌握して以来、次々に英語系住民、及び非仏語圏住民への弾圧を行い続けているLegault政権。特に今年2023年はBill96、Bill23, Bill15と、これでもかってくらい英語系住民への弾圧や嫌がらせを強めています。

その結果、Legaultさんはカナダで一番不人気な州政府首相に。でもそれにめげずに、「来年は良い年にするし、支持率の為に政治はしていない。結果を見て欲しい」と。

DEC012023 01
(本当、政界から消えて欲しい。CTVニュースサイトより。)

その「結果」で「ダメ人間」って判断されているんですけどね。

そもそも、未だに「英語系大学への留学生や州外からの入学者の授業料を倍増させる」ことがどうやって「フランス語話者の保護」に繋がるのか分からないし、都合の良い時だけ「英語話者と仏語話者は支え合うべき」って。

本当、この人頭がおかしいと思うので、一刻も早くフランスあたりに譲渡してほしいですね。2026年の次回選挙までまだ2年半くらいありますし・・・。







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年末年始は強盗とか空き巣とか色々な犯罪が起きやすくなっていますが、それはここモントリオールも一緒。

モントリオール市警は11~12月にかけて市内の銀行やレストラン、スポーツショップやオフィス機器販売店などおよそ9つのお店・企業へ不法侵入し、盗みを働いたとして26歳の男性を逮捕しました。警察は余罪を追及しているそうです。

DEC092023 03
(皆さま、お気を付けください。CTVニュースサイトより。)

またそれとは別に、50代の男性を武器を携帯した形での強盗容疑により逮捕。こちらも現在警察が捜査中との事です。

皆様、戸締りには十分お気を付けください!







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ちょっと古い記事になりますが、これはイスラエルとハマスによる戦争の影響からですが、モントリオールのユダヤ人コミュニティー、Jewish Community Council (JCC)が、2021年からモントリオールの反差別委員会の委員長に就任しているBochra Manaïさんの辞任を求めています。

イスラエル-ハマス戦争により、モントリオールでも反ユダヤが多数起こっていて、モントリオール市警も捜査をしています。ただ、この反差別委員会はJCCによると、真面に機能していない、差別行動を放置している、と批判しているんです。

これに対して反差別委員会やBochra Manaïさん自身が反論し、現在イスラム教グループ、ユダヤ人グループ双方と話し合いを進めている、と。

DEC022023 02
(Bochra Manaïさん(中央)、事態打開に積極的に動いては?CTVニュースサイトより。)

このBochra Manaïへの辞任要求、実は別のユダヤ人コミュニティーからも以前出されていて、それに対して今度はイスラム教コミュニティーが「脅迫だ!」って反発していたんです。

ただまあ、実際この反差別委員会って機能しているのかどうか怪しいというか、一方に肩入れしているって疑われるような行動をしているのかもしれませんね。

とにかく、こういう宗教絡みの対立を収めるためにもこの委員会は行動に出るべきでしょうが、それをしていないと思われているのであれば、何かしらの声明なり行動を出していくべきでしょうね・・・。難しい問題です。







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ケベック州の州都・ケベックシティーで州の健康保険証(RAMQ)への性別記載で第三の性別('X')を求めてハンガーストライキをしていたいたノンバイナリーのAlexe Frédéric Migneaultさん。12日間のハンストの後、望んだ結果は得られませんでしたが、議論を進められたとしてハンストを終了。

まあ気持ちは分かりますが、正直命に係わるもの、身体的に何かしらのアクションを第三者が行う必要があるものに対しては、性自認による性ではなく、身体の性を書いておくべきだと思うんですよね。それか逆に、「性自認」と「身体の性」を分けて記載するとか。

DEC022023 05
(Alexe Frédéric Migneaultさんの気持ちも分かりますが・・。CTVニュースサイトより。)

何か緊急の医療が必要な時や、性的に繊細な対応が必要な場合、どうすれば良いのか混乱させるだけでなく、一刻を争う状況だとそれが致命傷になりえると思うんですよね。

性自認は好きに持っていいと思うんです、その人の中で完結する、もしくは他者へ危害や不利な状況にならない限りは。それ以外は「自認」による性ではなく、身体的な性を示すべきだと思います。







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これはとても良いことだと思います。

ケベック州内医療関連施設の緊急処置室(Emergency Room)には現在デートドラッグの検知キットが常備されているそうです。もし泥酔した状態や意識が混乱した状態が過去48時間以内にあった場合、ここの検知キットでデートドラッグを盛られていたかどうかチェックできるそうです。

ただ48時間を超えた場合は検知が難しい、との事。

そしてデートドラッグが検知された後は採尿等の詳しいチェックを行いつつ且つ警察への相談をどうするかどうかをアドバイスされるそう。その後、被害者と警察とで一緒に告発、被害届を出すのか、などなどいろいろな相談をしていくそうなんです。

DEC022023 04
(これは良いことだとおもいます!CTVニュースサイトより。)

勿論これはあくまでも任意なので、捜査をしたくない、って思ったら検査だけで終了ということも可能だそうです。

これはでも、色々と不安を感じている主に女性にとっては選択肢が一つ増えるのは良い事なのではないでしょうか。







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ケベック州警察は数百名の警察官を動員してインターネット上で出回り且つ活動している児童ポルノ絡みの犯罪に関して、26名の男性を逮捕した、と発表しました。

州警察はモントリオールを中心に州内主要都市やその周辺での捜査を進め、17~84歳までの男性26名を児童ポルノ犯罪により逮捕したそうですが、これはケベック州だけでなくオンタリオ州やニューブランズウィック州でも当地州警察の協力により数名が逮捕されたそうです。

DEC022023 03
(警察の方、ありがとうございます!CTVニュースサイトより。)

こういう犯罪は本当に後々大事件を引き起こす可能性が大きいし、いたいけな児童を狙う卑劣なものなので、どんどん積極的に逮捕していってほしいものです!







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特に非仏語話者の在QC州民にしてみれば、「何をいまさら、当然でしょう」「ようやくQC州民も気づいたのか」って言うのが正直な感想だと思います。

先月11/24~12/1にかけて行われた世論調査によると、現ケベック州政府首相のLegaultさんはカナダの他の州政府首相を抑えて支持率最下位に。前回9月に調査した時には47%あった支持率がこの3か月弱で一気に16%も落ちて31%に。まあ、何度も言いますが、当然でしょう。

DEC042023 01
(各州政府首相の支持率。QC州の下げ幅の大きさ!angusreid.orgサイトより。)

ヒステリックに仏語保護!を建前に、ケベック州の経済や成長を殺す英語系大学の授業料改悪、たかがホッケーチームを呼ぶために5~7億円もの予算を取る、一方で医療や教育に対する賃金是正や労働状況、子供や患者さん達の状況改善には全く関心無く手を打たない。

こんなの、誰が支持するの?逆に31%も支持があるのが不思議。3人に1人近くは支持しているって、どこの狂信者?って思うくらい。

でも仏語バカは多分こういうのを気にせず、これからも仏語のみを対象にした政策だけを進めて、子供も医療も放り出しっぱなしなんでしょうね・・。本当、誰かCAQを倒してくれ・・。、







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

現在州議会で審議中の法案、Bill31。これ、そもそもはこの住宅難の中で店子を守るための法案のはずでしたが、その法案の内容をよく見てみると、逆に店子に不利になる、家主の横暴に歯止めが効かない内容になっている部分があるそうです。

例えば、又貸しが禁止される予定ですし、また大家側による「物件の改修による立ち退き」要求を制限・禁止させる内容や、店子への差別等を禁止する内容が含まれているんですが。。

DEC022023 01
(インフレ、早く落ち着いてほしい・・。CTVニュースサイトより。)

その内容はまだ良いのですが、この法律を破った場合の罰金がなんと$400(約4万円)。これであれば、罰金を支払っても、より高い家賃で貸せる店子が見つかった場合、大家は今の様に現在住んでいる店子をあれこれ理由をつけて追い出すことも可能、って思ってしまいます。

本当、この州政府は誰の為に存在しているんですかね・・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

カナダだけでなく、日本を含めて世界中で問題になっている中国の海外警察。海外在住の中国人を監視し、且つ強制帰国させることもあるそう。そんな中国警察の拠点と思われる団体が二つ、今年5月にカナダ連邦政府により調査を受けていました。

ひとつはモントリオールのチャイナタウンに本部がある「Service à la Famille Chinoise du Grand Montréal」。もう一つがモントリオールの対岸・Brossardにある「Centre Sino-Québec de la Rive-Sud」という団体。

で、調査の影響でこのうちのService à la Famille Chinoise du Grand Montréalと言う団体は銀行からのローンの申請拒否にあったと。

DEC012023 02
(まあ、国としての日頃の行い、って感じですね。CTVニュースサイトより。)

そしてこの件で連邦警察を提訴する用意がある、と。

であれば、中国政府と関係が無いことをまずはしっかり証明するべきかもしれませんね。正直、中国は海外でも中国のやり方を押し通して摩擦を起こしているケースが多々あるので、こういう場合はまず身の潔白を証明しないと・・・。そうしないと、ただ逆切れって思われると思います。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)

ちょっと過激なタイトルになりましたが、まああながち間違いではないし、州政府が狙っているのも本質はこうだと思っています。

現在州政府は崩壊している医療制度改革のために新しい団体?統括部所?を作ろうとしているみたいで、それがSante Quebecというもの。そしておぞましいのはここから・・・。

このSante Quebecに対して、政権与党CAQと州政府は、「病院等に対して、その設置場所がマイノリティーのコミュニティーにあり且つそのコミュニティー規模が50%以下になった場合、Sante Quebecはその病院に対して仏語以外のサービスを提供する能力を取り消すことが出来る」と言うもの。

DEC012023 03
(こいつも本当、最悪・・。CTVニュースサイトより。)

ちょっと分かりづらいですが、要はSante Quebecの裁量一つで今まで仏語以外の言語で医療サービスを受けれていたのにそれが無くなる、つまり仏語でしかサービスを受けられない事態になるっていう事。

しかも「50%」と「マイノリティーコミュニティー」とか、あやふやな基準が多く、それが更に不信感を高めています。

本当、この州政府は仏語以外の言語を話す人たちを殺しに来ている、少なくとも州外に追い払おうとしているとしか思えませんね。LegaultもCAQも、後の世に「Quebecを殺した」と言う汚名を(まあ現時点でもそういう認識されているでしょうが)着ることになるでしょうね。

本当、CAQこの地上から無くなってほしい。。。







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まあそもそも、教職員のストライキに対して有効な交渉もできず、合意も引き出せず、ただただ自分の意見を押し通そうとするだけの、無能な老害、いや実害がある老害ですからねー。フランス語保護以外は全く眼中にないし、能力的にも本当に低すぎるし。

損な州政府首相、「子供たちの為」と言う言葉でストライキを批判。

"What is happening now is bad for our children"ってさ、これそのまま

"What is happening now is bad for us living in Quebec"って言えるし、それは全部このアタオカ政府のせい。その部分は無視して、自分たちの無能も無視して、感情だけに訴え、論点を挿げ替えようとする。本当、人としても最悪の部類だと思います。

DEC012023 01
(もう本当、顔を見るのも無理になってきた・・。CTVニュースサイトより。)

勿論このストライキで教職員側も沢山のデメリットがあるでしょうし、他にも被害を被っている人がいると思います。が、それでもこのバカ政府と戦う必要があるので、応援しています!







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ケベック州外からケベック州内の英語系大学に進学する人の授業料を倍増させるという、アタオカ法案を通したアタオカ州政府。これで一番打撃を喰うのが英語系大学のConcordia, McGillそしてBishopの3校。

McGill大学は世界のトップクラスの研究室や評価を受けている大学ですが、この影響でこのランキングも下がるでしょうし、才能や将来性のある人たちは他国、もしくは他州、特にオンタリオ州に流れていくでしょう。

NOV282023 02
(CAQに殺されるケベック州・・。CTVニュースサイトより。)

そしてもう一つのモントリオール市内の英語系大学、Concordia大学。こちらも沢山の留学生を抱えている大学ですが、既にコロナ禍の2021年から入学者数は減少傾向にあったそうなんです。そこに加えてこのアタオカ法案。

大学側は少なくとも7.8%の予算カットが必要とのことで、新規雇用の抑制や一定役職者の給与抑制などなどで対応する方針だとか。

これをしたところで、更に来年以降は州外からの入学者が減るのは確実ですから、正直大学を運営していけるかどうかの危機的状況でもあると思います。

本当、CAQ、ケベック州を殺すためだけに政権取ったみたいなものですね。







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ケベック州の公務員組合の一つは、12/8~12/14までの1週間、追加でストライキをする、と発表しました。これは現在の州政府との交渉がうまくいかなかった場合、と言う条件ですが、まあ今の州政府には解決能力は皆無ですから、ストするでしょうね・・。

この組合はCSN、CSQ、FTQ、APTSそして約42万人にも上る医療従事者、保健関係者や教育関係者が加入しています。

この組合、既に11/6に1日スト、11/21~11/23に3日ストを行っていますが、州政府の回答は満足いくものではなかったようで、今回の1週間ストは「無期限ストライキ」を行う前の最後の警告、なんだとか。

NOV282023 01
(色々不便もあるけど、頑張ってほしい!CTVニュースサイトより。)

まあ正直、医療・保健・教育関係者と言うのは本当に大事な部分ですので、ここはストライキで色々と不都合が私達にもかかってくるでしょうが、それでもしっかり交渉して妥協しないでほしいし、しっかり州政府に回答させるべきだと思います。

こういう本質的に大事な部分が如何に無視され、且つ優先順位が付けられない、無能な政府なのか、と言うのを証明していると思います。

命や教育を司る部署にはそれなりの待遇をしてしかるべきだと思いますので、馬鹿な政府や議員の報酬を削ってでもやるべきだと思います。







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先週の話になりますが。ケベック州での組織犯罪の中心人物の一人で、ギャング集団のヘルズエンジェルズやモントリオールのマフィア組織、ストリートギャング集団との繋がりもある、Gregory Woolley(51歳)が先週射殺されたそうです。

NOV182023 04
(殺害されたGregory Woolleyさん。CTVニュースサイトより)

場所はモントリオールから南に40kmほど離れた街。目撃者からの情報によると、発砲音がした直後、黒のSUVが現場から逃走したそうで、後に警察が火を放たれた該当車両を発見したそうです。
NOV182023 05
(発砲があった現場。CTVニュースサイトより)


現在警察も調べを進めているそうですが、ギャング同士の抗争とかGregory Woolleyさんが邪魔になった人・組織による犯罪でしょうね、多分・・。

最近本当に治安も悪くなってきているので、こういう事件も多くなってきていて不安です・・。







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Future Electronicsと言う会社を創業したケベック州の億万長者・Robert Miller。当ブログでも昔お話ししましたが、彼には未成年買春容疑で集団訴訟を起こされていて、原告は50人を超えているんです。

つまり、お金を払って過去30年に少なくとも50人以上の未成年、少女と性的関係を持ったということ。一番若い子で11歳で性的関係を持った子もいたそうです。ただ、この件は一度2009年に訴えられて警察の調査も入って、結果不起訴になっているみたいなんです。

なので被告側はこれを盾に問題は存在しないと主張。今後の裁判の行方が待たれますが、原告側の弁護士は被告が会社を売却し、その資産を海外の銀行に移す(資産隠し)をする可能性が高いとして裁判所に資産の凍結を要求しているんです。

NOV182023 08
(現在80歳だそうです・・。CBCニュースサイトより。)

まあ、その可能性もあると思いますが、裁判所では現時点での凍結には消極的なんだとか。このままとりあえずは進んでいくんでしょうが、実はまだ裁判自体は始まっていないんですよね。裁判所ではこの告発を慎重に検討中なんだとか。なのでこの時点での資産凍結は無理筋って言う気も。もしくは弁護士同士の駆け引きなのかも。

ともあれ、これがどういう方向に進んでいくのか、気になりますね。







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モントリオールのパブリックコンサルテーションの前の長、Dominique Ollivierさんの汚職スキャンダルが発覚し、市長のValérie Planteさんは現在の長・Isabelle Beaulieuさんを解雇させることを含めた対応に乗り出したそうです。

勿論このパブリックコンサルテーションは市民の税金で運用されているもの。それに対して前のトップだったDominique Ollivierさんは海外視察と言う名目での複数回の海外旅行、贅沢な食事など疑問視される支出が沢山あり、且つスタッフの勤務実態に合わない給与を支給していたりしたそう。

NOV182023 09
(世界中どこの政治家は汚職大好きですね。CTVニュースサイトより。)

このDominique Ollivierさん、市長が党首を務める政党の一員でもありますが、役職から降ろされたみたい。本人は不満を漏らしていますが、まあ、汚職している可能性が高いですからねー。後を継いだIsabelle Beaulieuさんも、汚職関連の容疑でクビになるんでしょう。

どこの世界も政治家は自分の利益しか考えないんですね・・・。







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CAQ政権、来秋にNHLのチームLA KINGSのプレシーズンマッチとしてケベックシティーで2試合をしてもらうために$700万(およそ7億円)をかけて交渉しているんですって。勿論税金ですよ、このお金。

しかも、しかもですよ。モントリオールに本拠地を持つ・モントリオールカナディエンズは、無料でケベックシティーで試合しますよ、と逆オファーしていたのを無視して、税金を無駄遣いしてLAのチームを呼び寄せる・・。

NOV182023 07
(まさにザ・老害。CTVニュースサイトより。)

本当この老害は物事の優先順位、判断が全くできていないですね。政治家として、と言う以前に何かしらの物事の決定権を持つ立場にいてはいけない、本当の意味での老害だと思います。

しかもこの決定を自賛していて、これは必要な事、ケベックシティーの人達はホッケーを愛しているから、と。じゃあカナディエンズでいいじゃん。

本当にこいつのせいで州は色々な意味で破壊されて行っていますよね・・・。







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モントリオール出身のOlivier Riouxさん。彼は実は10代の中で世界一身長が高い青年なんです。その身長、なんと7.6フィート(約231cm)!

この身長、プロバスケ選手の姚明選手と同じくらい、そしてレジェンドのシャキール・オニールさんよりも高いんだそうです!

NOV182023 06
(ご活躍、期待しています!CTVニュースサイトより。)

その彼、NCAAのフロリダ大学のバスケ部に進学するそうです!それまでケベックチームやカナダチームでプレイしてきたOlivierさん、今後はバスケの本場アメリカのNCAAで揉まれて、その先、NBAに向かうのかな?

頑張ってください!







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モントリオール市内の英語系大学・Concordia大学。この大学の構内で、反ユダヤ主義を掲げたスペースを確保し、沢山の生徒たちが不安におびえる結果になったとして、教授1名と生徒2名を中心に集団訴訟を呼び掛けています。被告は大学と大学内の生徒会。

集団訴訟へは過去3年間で大学に在籍した人、大学で働いていた人たちが対象だそうです。

NOV182023 03
(これも負の連鎖の一つ。CTVニュースサイトより。)

これはイスラエル-ハマス抗争・戦争により更に緊張が高まっているのも原因でしょう。先週も大学内で衝突が起きてけが人や逮捕者も出ていますから・。

本当にこういう差別、特に属性を理由にした理不尽で一方的な考えの押し付けによる差別には断固反対しますし、一刻も早く無くなるよう願います。







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このブログを書いている時点ではまだ不確定ですが、既に行われている可能性も・・。今週は教職員組合のストライキが行われていて、確か予定では3日間のはず・・。これも流動的なのかな?

これに加えて、州の他の公務員組合がストライキを予定しているそうなんです。これも他の組合と同様、州政府との話し合いでの賃上げ交渉、とても満足がいくものではなかったから、と。加えて、州政府は来秋$700万(およそ7億円)かけて、LA Kingsと言うNHLチームのプレシーズンマッチ2試合をケベックシティーに誘致。更にバッテリー工場誘致等に巨額の税金を使っているんです。

NOV182023 02
(お金の使いどころ、優先順位が分からないCAQ馬鹿政権・・。CTVニュースサイトより。)

一方で公務員へは少ない賃上げ・・・。そりゃ怒るのも当然。相変わらず物事の本質が全く見ることが出来ない政権ですね。

今週は色々な所で支障がでるかもしれませんね。







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モントリオール市内に幾つかのお店を経営しているパブ、Ye Olde Orchard Pub。この度the Office québécois de la langue française (OQLF)という、政府による「仏語警察」とも呼ばれる機関から、店の名前が「州内の仏語ルールの基準を満たしていない」ということで改名をさせられることに。

本当、馬鹿げているルール・・・。そのうち「あなたの名前・苗字は仏語ルールに沿っていないので改名してください」とか本気で言いそうですね、このCAQ仏語万歳政権は。

ちなみにお店の名前は”Maison Publique Orchard”と、仏語表記になる予定だとか。

NOV112023 09
(この政府がやる事は毎度ばかばかしい。。CTVニュースサイトより。)

本当、この政権は州内一部の仏語支持者のみしか見ていない、その人たちのためにしか働かない役立たず以上に害をもたらす政権。沢山のビジネスや将来的に有望な人材をよそに追い出すだけの、本当に州のためにならない政権ですね・・・。







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