本日のGlobal Newsに、「オンタリオ州とケベック州で増え続ける孤独死」という記事が載っていました。
 
記事によると、オンタリオ州では以下のように孤独死が増加しています。
2006年 - 146人
2010年 - 189人
2014年 - 281人
2015年 - 361人

同じくケベック州では:
2007年 - 190人
2010年 - 292人
2014年 - 371人
2015年 - 367人

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どちらも停滞している年もありますが、長期的には孤独死の数が増え続けています。

この孤独死、ここでは「引き取り手のいない」遺体ということになりますが、記事によるとこういった場合、市などの行政は家族だけでなく親しい友人や地元コミュニティー、地元の教会などに連絡を取って、お葬式をあげたり遺体を引き取ってもらったりをお願いしているようです。時には地元警察の助けを借りつつ。運よく家族や友人が見つかっても、遺体の引き取りを拒否するケースも多々あるようです。。。


ちょっと悲しいですが、理解もできます。。家族であればもちろん引き取るべきでしょうが、友人の場合は例えば金銭的な理由でお葬式を出してあげられないなどあるでしょうから。。

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結局引き取り手がない場合は、市や行政が責任をもってお葬式を行い、共同墓地に埋葬するようです。
その際のお葬式の費用や埋葬費用は州政府が補助する仕組みになっています。


オンタリオ州のスタッフによると、年々孤独死が増えている原因として「経済的な理由」や「人口動静の変化」があげられるそうです。
 

また、原因として”社会の変化”をあげてもいます。”今の社会はまるでアパートと一緒。皆それぞれ仕事に出掛け、自分のやりたいことのために出掛けるけど、後は部屋に閉じこもり、外界との関りをなくす”、と。


これは日本での孤独死問題と同じ理由だと思います。。経済的に困窮してしまい、連絡が取れなくなったとか、未婚率の高さ、少子高齢化、核家族化、他人への無関心、などなどなど。。。。特に”地域コミュニティーの付き合い”という点では、日本もカナダも希薄になってきつつあるんでしょうね、特にアパートや大都市など人の入れ替わりが激しいところでは。確かに、私も今の家に引っ越す前に住んでいたアパートやマンションでは、隣の人たちとの付き合いって全くありませんでした。。。今の家に移ってからは、特に奥さんが隣の家の住人と仲良くなっていますし、向かいの家や両隣の家の人たちとは挨拶等のやり取りはしています。。これは「家」・が、昔の日本のような「親密」なやり取りは



こういった問題を防ぐための情報交換って、各国でやっていければ良いのでは?と思います。
先進国と呼ばれる国々では同じように少子高齢化が進んでいますので、孤独死って言うのはもう他国の問題ではないと思うんです。


これは誰にでも起こり得ることなので、国(連邦政府)や各行政(市とか地区とか)でもう少し深く議論しても良いと思いますし、上記のように各国横のつながりで問題対応方法を議論しても良いと思います。長い人生の最後の最後で誰にも見送られることなく、機械的に埋葬されるというのはやはり悲しいことですので、こういったことが減るようなプランがあれば、ぜひ世界各国で共有していってもらいたいと思います。

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