先週発生した吹雪により、300台以上の車とそれ以上の数の人々が吹雪の高速道路で一昼夜を過ごした事件。
今までのニュース発表によると、そもそも大型トラックが立ち往生して、そのせいで高速道路がブロックされた形になり、結果そのあとに続いていた車全部が立ち往生するという状況に。
そしてこのトラックドライバーは先週土曜日に自宅で逮捕されたのですが、彼の証言と警察発表並びにニュースで発表されたことが食い違っているんですよね。。
まずは警察・およびニュースで発表されていた事件の顛末とは・・・・:
- レッカー会社が現場に到着したのは火曜日の午後8時頃。
- レッカー会社のスタッフはトラックドライバーにレッカーする旨を伝えるが、トラックドライバーが拒否。
- レッカー会社は警察へ助けを求め、警察は翌日午前1時ごろに現場に到着。
- 警察の指示により該当トラックをレッカー移動する。
一方、弁護士を通してこのトラックドライバーが語ったところでは・・・・:
- トラック(片側にタイヤ9個、合計18個もある大きな大きなトレーラーみたいです!)が吹雪により立ち往生したのが火曜日の午後8時頃。
- その後警察はトラックを移動するように伝えるが、ドライバーは移動することができなかった。と言うのは、このトラックの前にもトラックが立ち往生していたみたいなんです!
- そして実際にレッカー会社が現場に到着したのは翌日の午前2時半頃・・・。
明らかにどちらかが嘘をついていますよね、だって全然一致しないですもの。
この件に関しては、既に警察官2名が職務停止処分を受けております。必要な仕事をしなかった、と言うことで・・・。
ただこの事件のこの情報、コメント欄を見ると、ほぼすべての人が「警察の方が嘘をついている」って思っているみたいです。まあ、身内に警察官でもいない限り、警察官に良い感情を持っている人は少ないのでは?と思います。。。いくつかのコメントは納得させられるものでもありました、例えば「現場付近ではたくさんの人たちが911番通報していたはずなのに、実際警察が来たのが遅かったという情報がある」とか、「このトラック近辺で立ち往生していた人たちに事情聴取すればよい」とか。
これも以前のブログで書いたかもしれませんが、こちらでもやはり「公務員の隠ぺい体質」は周知の事実と言うか、みなまずここを疑うんですよね・・・。中には「警察の失態を明らかにしたくないので、スケープゴートを探して、このトラックドライバーがそれに使われた」とか。。。
この件に関しては州政府議会でも州首相のクイヤーさんがやり玉に挙がっています。また、このトラックドライバーや立ち往生した人たちがそれぞれ集団訴訟を行う計画もありますので、今後議会の場や裁判の場で事実が明らかになってくると思います。。できるだけこの事件は引き続き追っかけていきたいと思います!
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