今日はカナダからのニュースではありませんが、ちょっと気になった日本のニュースから。


小学2年生の算数の問題で、「チョコレートが8つ入っている袋が7つ、そして袋に入っていないチョコレートが17個あります。チョコレートは全部でいくつでしょうか?」という問題で、ある小学生が8 x 7 + 17 = 73 と回答したところ、このクラスを受け持つ先生は「不正解」としてバツにしたんです。


その理由がもう、「こんな頭の固い人間には何も教わりたくない」っていう感じの理由なんです。。

Education MAY182017 01


日本の教育って、改めて「平均」を作り出すためだけに存在しているなーって感じました。「個性」というか、「集団」からはみ出す存在を絶対に認めようとしない平均点を大量生産することが「教育」だと思っている人たちが多いですよね。


それを見て、やはり海外とは全く違うなーって思いました。例えば飛び級。これなんて、日本の教育では絶対にできないというか、そういう個性・天性を持つ子供を飼い殺しにするシステムですからね。カナダには14,15歳くらいで大学に通う日本人もいます。また、普通に飛び級なんてあるみたいですよ。


それを「差別だ」「ほかの子どもたちが習っていないことを知っている・すでに習っているからと言って評価されるのは不平等だ」という、勘違い・そもそもの目線の違い、頭のおかしい非難から、「才能の芽」を摘むのが天才的にうまい日本の教育制度。


そんな窮屈な環境にも関わらず、世界に誇れる頭脳が沢山出ているのは本当に不思議。それはもうひとえに「教育」制度のおかげではなく、個人の努力のたまものでしょうねー。日本の教育制度は本当、一度壊してまっさらにして、再構築したほうが良いでしょうね。少なくとも、「教える側を評価する」仕組みを作らないといけないと思いました。


日本の将来がちょっと不安になってしまう記事でした・・・。


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http://briefing-paper.com/bp/19716/


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