本日の話題はこれが多かったですねー、モントリオールでは。
当然と言えば当然かもしれません、だってアメリカの前大統領ですから。すでに大統領職を退いたとはいえ、世界・世間に与える影響力はまだまだ大きなもの。なのでどうしても注目が集まるんだと思います。
オバマさんはモントリオールの商工会議所において6,000人ほどのカナダ人の前で演説というかお話を行い、アメリカとカナダの友好関係から始まり、女性問題などなど、幅広い話題について発言を行っているようです。
その中の一つが、先日アメリカの現大統領のトランプさんが離脱を表明したパリ協定について。トランプさんの名前は出しませんでしたが。「各国が協調して歴史的な協定を築き上げ、地球の温暖化に立ち向かう姿勢を見せた」協定の崩壊につながりかねない事態に懸念を表明していました。
また、昨今のSNSによる偽情報やSNSを通して人々が(収拾した情報や情報発信者の巧みな言動に乗せられて)色々なことに対する不安や恐怖から孤立主義や国粋主義(ナショナリズム)に走っている現状についても危惧していました。
こういった問題に関してオバマさんは「歴史は証明しています、カナダも、アメリカも、ヨーロッパもそして日本も証明しています、不安や恐怖に打ち勝つことは可能だということを。そして多種多様な社会を受け入れることの可能性も。」と、日本も例に挙げていました!これは小さなことですが、個人的にはうれしいですね!
このオバマさんの演説?お話し会?には、現ケベック州政府首相のPhilippe Couillardさん、元首相のJean Charestさんを含め、沢山のエグゼクティブクラスの人々が参加していたようです。
やっぱりまだまだオバマさんは人気者なんだなー、とつくづく思ったニュースでした。
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