昨日のブログでご紹介したフロリダ州のおばあちゃんの記事。
こちらは心がほっこりする、ほんわかする良い記事でした。


が、テキサス州の同じく90歳の女性がカナダ・カルガリーのカルガリー空港で経験した出来事はちょっとひどい気がしました・・。


テキサス州に住むMary Ellen Fallisさん。カナダ・BC州のKelownaに住むお孫さんとその家族の元を訪れ、楽しい時間を過ごしたのちにテキサスへと帰る時に事件は起こりました。トランジットでカルガリー空港に到着し、次はUnited航空でテキサスに帰るまで、と言う旅程で、カルガリー空港ではAir Canadaのスタッフにエスコートされて、「ここでお待ちください。United航空のスタッフがすぐに参りますので。」と言われその場で待機。しかしのその場は「トランジット・ポイント」でも何でもない、タダの待合場所っぽい所だったそうです。それでもMary Ellen FallisさんはAir Canadaのスタッフを信じてその場でUnited航空のスタッフを待っていました・・。

しかし一向に誰も来ず・・・・。


結局、別の航空会社・WestJetの優しいスタッフが事情を聞いた後、United航空に連絡。そしてその時にMary Ellen Fallisさんは、自分が乗る予定だった飛行機に乗り遅れたことに気づいたそうです。

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(カルガリー空港。CBC Newsサイトより。)

United航空はすぐに別のフライトをMary Ellen Fallisさんのために確保。その後Air CanadaのスタッフがMary Ellen Fallisさんを搭乗ゲートまでエスコートしましたが、ここでまた別の事件が・・。Mary Ellen Fallisさんが乗るはずのフライトの出発ゲートが変更になっていたにも関わらず、またも違ったゲートで置き去りにされていたんです。。

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(カルガリー空港で散々な目にあったMary Ellen Fallisさん。CBC Newsサイトより。)

Air CanadaもUnited航空も声明でMary Ellen Fallisさんに迷惑をかけた事実を認め、謝罪しています。両社は共同で事態改善のための策を導入することも発表していますし、またUnited航空はMary Ellen Fallisさんに返金も行っております。


最終的にMary Ellen Fallisさんは無事家に帰れたそうですが、「もう二度とUnited航空は利用しない」とのこと・・・。


まあ、United航空だけでなく今回はAir Canadaの対応もまずかったと思います。カルガリー空港には友達も働いているので良いイメージ、また他の国際空港に比べて規模の小さい空港だというイメージがあります。が、昨今の航空会社の対応の悪さがここでも露呈していましたねー。


人間ですから間違いはあるものの、その間違いをいかに「繰り返さない」かが重要だと思います。
こちらでは「しょうがないじゃん、起こってしまったんだから」と言う感覚で仕事する人が多い気がします。なので、「反省」もなく、同じミスを繰り返ししてしまう・・・。


今後飛行機を利用する際は、いくら評判が良いからと言っても過度に信用することなく、ちゃんと自分で確かめて行動するようにしないといけないですねー。

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