本日のニュースはこちら。

これはモントリオールのバスの運転手のケースで、そのバスに乗っていた高校生がその時の怖さを語っていました。彼によると、このバスの運転手は少なくとも3つの停車場間で運転中にテキストを打っていたそう。

MTL-bus Driver Cell JUN292017 01
(テキストを打つ運転手。Global Newsサイトより。)

もちろん両親はすぐにバス会社に抗議。でもこれが受け入れられて改善されるかどうかは不明ですねー。。。

というのは、私も毎日の通勤にバスを利用しますが、こういった光景よく見るんです・・。ただそれはどちらかと言えばプライベートで携帯を運転中に利用しているのではなく、バスルート上でたとえば事故があったり、予想外の渋滞があった場合に多分業務連絡としてテキストを打っているんだと思います。


が、それがいくら業務だからと言って、危険なことには変わりありません。


警察も、車の運転中のテキスト等に関しては罰金を取るのですから、バスの運転手だけは例外というわけにはいかないと思います。何より、たくさんの乗客の命にかかわる問題ですからねー。


さらに今回のケースではバス会社は正式なコメントはしておりません。が、担当者は「罰則にも停職から文章による警告までいろいろなケースがある」と答えていました。つまり、それほど重い罰則を科すことはないと、暗に言っている・この運転手を庇護しているのかな??


特にこの会社は半公務員的な会社ですので、労働組合が強いんです。
なので、組合がこの運転手を守って、重い罰則を与えないようにしている可能性は十分あると思います。

この高校生の両親が言うように、こういったケースをどんどんYouTube等で拡散して、いかにバス運転手がずさんで無責任なことをしているのかを世論に訴えない限り状況は変わらないでしょうねー。



世論が会社を健全化するという時代は喜ばしい反面、そうでもしないと命の大切さにすら考えがいかない現代社会の問題も怖い気がしますね。。。




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