以前から何度かお話ししている通り、カナダの国技はアイスホッケー。つまり、子どもたちの人気者・ヒーローはアイスホッケーのプロ選手。いわゆるNHLの選手ですね。
モントリオールにはNHL歴代優勝回数圧倒的1位を誇る(でもここ10数年は本当パッとしないんですけどね)モントリオール・カナディエンズがあります。
そこの選手たちはもちろんモントリオールっ子にとっては身近なヒーロー。
でも本日のニュースの主役はカナディエンズではありません。
NHLでは、レギュラーシーズンはスタンレー・カップという、最終目的のカップ戦への出場をかけて行われます。
そのスタンレーカップで今年優勝したのが、去年からの連覇となるピッツバーグ・ペンギンズ。
その選手でモントリオール出身のディフェンダー・Kris Letangさんが、そのスタンレーカップを持って、毎日病気と闘っている子供たちがいるSainte-Justine Hospitalを訪れました。スタンレーカップは子供たちの大人気の的!でもそれだけではありません、NHLの選手が来てくれたということで子供たちも本当にうれしそうです。
このKrisさん、実は最近のシーズンはケガで思うような結果を残せていなかったみたいなんですが、この日病院を訪れたことで「自分のけがなんて、毎日病気と闘っている4,5歳のここの子供たちに比べたら微々たるもの」という思いを持ったそうです。
こういった心優しいファンサービスができる選手ですので、ぜひぜひ来シーズンは体調万全で大活躍してほしいですね!
また来週は同じくペンギンズの、これまた同じくケベック州出身の選手がこのスタンレーカップを持ってモントリオール市内のどこかを訪れるそうです!
日本でもこういった慈善活動と言いますか、ファンサービスはもちろん沢山やっていると思いますが、もっともっとそういう活動は注目されてもよいと思います!特にスポーツ選手はちびっ子たちのあこがれの的ですので、そういった選手たちが忙しいことも、オフシーズンは次のシーズンに向けての大事な準備期間ということも十分わかっていますが、こういった活動ももっと力を入れてもらえれば。。。というより、その部分も含めての給与査定にできないのかな??
ともあれ、最近はちょっと嫌なニュースが多かったので、今日のニュースで少し心がホッとしていただければ嬉しいです!
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