モントリオールの北に位置している、モントリオールと同じく島でありベッドタウンでもあるラバル市。


私はそこに住んでいるんですが、結構何でもある街なので、休日などでモントリオールに出かけることはめったにありません。

LAVAL AUG122017 01
(ラバル市役所。Global Newsサイトより。)

そのラバル市で、1990年以来実に27年ぶりとなる都市計画が先週水曜日に発表されました。
それによりますと、ラバル市の中心部の再開発計画(実際この夏から中心部での特に道路工事・拡張工事?が頻繁に行われています)に加えて、既存の緑・環境を保護するための計画やまた都市景観保護の計画もありました。

都市景観については、ラバル市の中心部では6階建て以上の建物は基本的に建設できないようになりそう。


まあそれはそれでよいと思います、個人的には。カナダってラバルだけではありませんが、日本に比べて高さの低い建物が多い気がするんです。勿論、都市部以外で、ですよ。


それが実はすっごく良い景色を生み出しているんですよねー。これって日本を離れて気づいたことなんですが。


空が開放的っていうか、どこまでも広がっているっていうか、結構好きなんです、そういうのを見るのが。なので高さ制限は個人的には賛成。


またこの都市計画、私が通勤で利用しているMontmorency駅前に建設中のPlace Bellと言う複合施設(NHLの2部リーグかな?に当たるアイスホッケーチームの本拠地にもなっていますが、その他コンサートなども開かれたり、常設のレストラン等もあるみたい。)周辺も併せて再開発する予定らしいですよ。確かに、ここ3か月くらい、周辺道路の拡張整備が行われていて、高速からの接続がスムーズになっていますし。


ただし、です。


この再開発計画の発表時期について非難が上がっているんです。
と言うのは、ラバル市議会の選挙が今年11月に行われるんですが、それを見越して・支持率アップを狙って、現ラバル市長のMarc Demersさんがこのタイミングで都市計画を発表したって、野党が反発しているんですよねー。


確かにその可能性は大きいですよね。まあ私は選挙目的であれ何であれ、きちんと口に出したことを実行してくれれば、誰が市長になっても良いと思いますが。


どこの世界でも、奇麗な話・良い話の裏にはどろどろとした理由があるものなんですねー。。。結果が良ければすべてよし!ってわけにはいかない人たちも多いんですね・・・。




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