まだまだ落ち着くことがない、アメリカからの不法入国者問題。
これに関して、最新の世論調査にて、ケベック州民の半数以上は国境警備の強化と不法入国者の阻止を希望しているようです。まあでもこれって当たり前のことだと思うんです。。

Crossing AUG142017 01
(増える不法入国者。CBC Newsサイトより。)

SOM-Cogeco Nouvellesが行った調査によりますと、51%の人が不法入国者を厳しく取り締まるように希望しており、また56%の人が、こういった不法入国者が他の正規の手続きを踏んで順番待ちしている難民申請者の列にいわば「横入り」することを認めるべきではない、という風に思っているようです。実際こういった不法入国者が、正規の手順を踏んでいる人たちを飛び越えて難民申請を得ることはないと思いますが、わかりませんからね・・。


また39%の人たちが不法入国者の受け入れに伴い、ケベック州の安全性が下がることを危惧しています。


この調査はケベック州に住む18歳以上の男女およそ1000人を対象に行っております。


まあ確かに人道的な見地からの難民受け入れは必要かもしれませんが、生命の危機があるわけでも、自国で危険にさらされているわけでもない人たちが不法入国して難民申請するなんて、やはりシステムがおかしいと思います。加えて、カナダ国内問題でも未解決の案件、例えば失業率にホームレス問題など、優先的に取り組まないといけないのに、それを飛び越して、言葉は悪いですが難民申請を「悪用」している人たちを助ける意味って何でしょうか?


もちろんすべての人たちがそうだとは思いませんが、少なくとも大多数の不法入国者は本来の意味での「難民」に当たらない人たちだと思います。


トルドーさんなどの政権側の人気取りのためだけに利用されている、っていう気がずっーっとしています、この問題に関しては。そういった意味で言えば、アメリカ・ファーストを掲げるトランプさんのやり方・考え方がカナダでも浸透するような気もするんです、危ういですが。だって今のトルドーさんは極端に左寄りっていう気がするんです。極端な右寄りのトランプさんの隣に極端に左寄りのトルドーさん。


悪い意味で「噛み合って」しまっている両者。なんだかとっても不細工な感じがします・・・。


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