モントリオール市およびラバル市にお住まいの方はご存知かもしれませんが、先週から街中に選挙ポスターが一斉に張り出されていますよね?これ、再来月11月に投票が行われるモントリオール(ラバルも)の市長選挙及び市議会選挙の候補者のポスターなんです。

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(こういったポスターが街のあちこちに。CBC Newsサイトより。)

ここからはモントリオールの市長選・市議会選挙に焦点を当てたいと思います。
というのは、これちょっと複雑なんです。モントリオール市民(勿論カナダ国民ですよ)は、投票日にはまずモントリオール市長選挙に立候補している候補者に投票します。それと同時に、モントリオール市議会議員選挙へも投票するんですが、これがちょっと複雑で・・・。


モントリオールには19の自治区があるんですが、モントリオール市議会を構成しているのは、まずはモントリオール市長と18の自治区長の計19名。なぜ19自治区のうち1自治区だけ除外されているかというと、その1つの自治区の区長さんはモントリオール市長が兼任しているから。


その上で、自治区の人口によりそれぞれ市議会議員を選ぶという形をとるんだそうです。本当はもっと複雑なんですが、簡単にモントリオール市議会だけを考えてみると、モントリオール市長を選び、自分の住んでいる自治区の区長さんを選び、そして自分の住んでいる自治区に割り当てられている市議会議員の数に応じて市議会議員候補者に投票する、っていう形だそうです。

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(今回の選挙で投票するのは・・・。CBC Newsサイトより。)

なんだか複雑ですね。。まあ私は投票権はないので良いですが、奥さんは大変かも。。


国や地域が変わると、選挙のやり方等もこんなに変わるんですねー。話のネタになりますね!

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