このブログでもご紹介しましたが、カナダの大手ファッションチェーン店・Sears Canada。
今年6月には経営悪化・立て直しが困難として裁判所に資産の保護を申請。裁判所はこれを受理しました。

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(姿を消す公算の大きいSears。CBC Newsサイトより。)

それから今までの間、Searsはカナダ国内店舗の閉鎖等のリストラ策で何とか乗り切ろうと四苦八苦。
また、新たな投資者やオーナーを探してどうにかして事業継続を目指していたようですが、どうやらここにきて倒産は避けられないとみてでしょうか、Searsは裁判所に「清算」の許可を申請。これって事実上の「倒産」を意味していると思うんです・・。

もしこれが許可されたら、既存店で一斉に店じまいセールが始まるようで、その場合は来週10月19日くらいから約2-3か月間続くそうです。まあ最後のセールになるので、在庫が空になるまで売るんでしょうね。


ただこれにより事実上Searsは消滅する恐れがあり、現存する130店舗・約12,000人の従業員が職を失うことに。


長い間カナダ・北米のファッション店舗として一時代を築いた企業が姿を消す・・。やっぱりちょっと寂しいですし、12,000人が職を失うというインパクトも大きいですが、あとは州政府・連邦政府が主導して失業者の保護等に乗り出してほしいものですね。私も一度解雇(それも今年)されていますから、他人事とは思えません・・。皆さん、本当に不安でいっぱいだと思います。

あとは「立つ鳥跡を濁さず」のことわざ通り、Sears上層部がいかに従業員の再就職先や退職金ではありませんが、一時金等でサポートできるか、ここって本当に大事だと思います。でも個人的には、こちらの人たちは「あとのことは知らん!」って感じで、自分さえよければそれでよいっていう考えのもと、全てをうっちゃらかして姿を消しそうな予感も。


とにかく、経済的にも与える影響は大きく、また同じような小売業にも影響が出る、もしくは同じような危機を内在している可能性がある企業が潜在的にあるという可能性、そういったものもろもろを考えてみると、カナダの小売業も先行きは暗いですねー。。お隣アメリカはそれにもまして厳しいですから、今後北米の小売業はちょっと危ないかもしれませんね。


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