トランプ大統領の就任以来、彼が公約にもしていた「America First」(アメリカの国益を第一に考え、行動する)というもの。どこかの都知事さんもこれに乗っかったけど、ただ乗っかって言葉遊びしただけに終わりましたけど、アメリカは違います。このAmerica Firstという考えに沿って、カナダ・メキシコと結んでいた貿易協定・NAFTAの見直し・再交渉を本気で進めているんです。


まず今年の6月に、アメリカからメキシコ・カナダ向けに交渉のやり直し、および改善点等を通達したんですが、勿論その内容はアメリカの利益に沿ったもの=カナダやメキシコにとっては不利なもので、当然受け入れられないとして両国ともこの提案を拒絶。


そして本日月曜日、ケベックシティーにて再度NAFTAの交渉が対象3か国で行われたのですが・・。

NAFTA OCT232017 01
(交渉は予想通り難航中・・。Global Newsサイトより。)

相変わらずアメリカの強気の姿勢は変わらず、例えば、農業分野でかなりの譲歩をカナダに迫っているんです。

ただ、カナダ側の交渉者もここは強気にすべてのアメリカの要求を拒否。この辺りは「ゲーム」的な部分もあるみたいで、この交渉者曰く、「今強気に拒絶の意をアメリカに突き付けたとしても、これが大きな問題になることはないでしょう。アメリカ側も我々のこの反応は予想していると思いますし、そもそも受け入れがたい要求を突き付けて、その反応を見ようとしている節があります。交渉はこれからです。」と、冷静な判断。


また他の交渉担当者も、「時間が経つにつれ、アメリカの要求もソフトになってくるだろう。」と楽観予想。


まあ、普通の国との交渉事であればそうかもしれませんが、「アメリカのためなら他の国を泣かせても構わない」という姿勢を隠さないトランプ大統領政権。楽観的な予測が外れる可能性も大きいでしょうね。。ただ、アメリカにしても、両隣国であるカナダ・メキシコとの貿易でギクシャクするのはうまみがないはず。多分、そのあたりは落としどころを模索中なのでしょうが、強気な姿勢で一部から熱狂的な支持を受けているトランプ大統領、どうするんでしょうかね??


ちなみに次回交渉は来年になるそうです。まだまだ時間がかかりそう。。
このすきを狙って、日本もカナダとの結びつき・貿易をもっと強固にするのもありだと思います!
安倍さん、どうでしょうかね??


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