本日のニュースはお隣、アメリカから。
アメリカはヴァージニア州に住むAntwaun Jones君(12歳)は、ある日家の近くの公園で友達と会う約束をしていてそこに向かっていたところ、一台の車が彼の隣に停まり、その運転手がJones君に銃を見せ、車に乗るように強要したそうです。


危険を感じたJones君は、運転手に逆らわずに乗車。すると車は徐々にスピードを上げ、約60マイル(約100キロ)になった時点でこの運転手・Eric Donte Harrison(26歳)は突然自分がゲイであることを告白し、Jones君にキスをしても良いか尋ねたそうです。


その瞬間、Jones君は約100キロで走る車から脱出!
何か所か骨折や擦り傷を負うことになりましたが、かろうじて命に別状はなかったようです。本当によかった!

final-jones NOV042017 01
(犯罪者から無事逃げたJones君。Global Newsサイトより。)

一方のHarrisonは、警察の初動捜査の機敏さ・事件を目撃していた人たちの協力、事件現場周辺の監視カメラの映像等から、事件発生約2時間後には警察により身柄を拘束。警察の素早い対応、素晴らしいですね!

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(犯人のEric Donte Harrison(26歳)。見た目が怖い・・。Kenbridge Police Department Facebookサイトより。)

ただこう言った性犯罪、もっともっと厳しく罰則を科していっても良いと思います。今回のケースは誘拐・未成年略取・監禁等が当てはまるでしょうし、それに性的な強要もあったと思います。自己の性的な欲求を満たすために自分勝手に引き起こした犯罪に対しては、もっと厳しく、例えばそれこそアメリカの州でも独自に実施しているように、性犯罪者の素性を公開するサイトを作ったりなど。


確かに人権的な問題もあるかもしれませんし、刑務所等に収監されたことで一応の「罪の償い」をしていると捉えられるかもしれません。が、出所後に再犯を繰り返さない保証はありませんし、残念なことに再犯率はアメリカも日本も、性犯罪にかかわらずかなり高いと言えそうです。


であれば、確かに収監されたことで一定の罪の償いはしたかもしれませんが、その犯罪の重さによっては、その素性を公的に公開することで、「自分が犯した罪の大きさを一生かけて背負っていく」制度も必要なのではないでしょうか?もしくは終身刑や、懲役年数の制限撤廃(懲役200年とか)して、再犯率が高い人は社会に出さないなど。


アメリカではそういったことを実際に行っている州も数多くあります。日本ももう少しそういった国を参照にすべきだと思います。加害者人権は過度に尊重される傾向にありますが、被害者もしくは未来の被害者になる人たちの人権はほとんど考慮されない日本。このケースを見て、「日本だったら、多分Harrisonもすぐに出所してくるんだろうな」と思いました・・・。


もう日本も「性善説」的な法の運用・解釈をやめるべきではないでしょうかね??
今週の座間市の事件と言い、凶悪犯罪を含めた犯罪率って上がってきていると思いますし、本当に自分の犯した罪を反省しているのは一握りのような気もします。

「隔離」社会を作るということも、現実的には必要だという議論が日本でも出てくることを期待しています!


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