何かと物議を醸す政策を実行しているお隣のアメリカ大統領・トランプさん。
でも最近、実は彼が行っていることって、もしかしたら理に適っているというか、「自国を守る」という観点からは正しいのかな?とも思ったりします。。もちろん、全てがそうではありませんが、結果として彼が行ったことが後から見てみると、功を奏した形になった部分も。
さてそんなアメリカで、またもやカナダが迷惑を被りそうな案件が発生しました・・。
何かと自然災害に悩まされているハイチ。この国では地震があったり、ハリケーン被害があったりと、生活基盤が崩れてしまってアメリカを含めてここカナダにもたくさんの難民がやってきています。お隣のアメリカでは特にこういったハイチからの避難民に対して、一時的な労働ビザを発給しているんです。で、アメリカ政府の発表によりますと、この一時的な労働ビザ、再来年2019年の7月で期限切れにするそうで、延長は行わないとのこと。
つまり、今アメリカにいる一時的な労働ビザを持っているハイチの人たちは、2019年7月以降はハイチに帰るか、それまでにアメリカに合法的に滞在できるビザを手に入れるか、不法滞在するか・・・・。そして一番多そうなのがカナダへの不法越境。
実際、この手のデマではないですが情報がアメリカのハイチ人コミュニティーで出回っていたために、今年の夏にアメリカから大量のハイチ難民がカナダに越境してきましたしね。でも結局そのハイチ人たちの半数以上が難民申請を認められずに強制送還になっているそうなんです。
そしてカナダの国会議員さんも、ニューヨークのハイチ人コミュニティー向けに「カナダ(に不法入国する)はこの問題を解決するための答えではありません。」とメッセージを出しています。実際、こういったハイチの人向けのプログラム等は現在カナダでは用意していませんしね。。
でもそれでもアメリカからの不法越境者は増えそう・・・。特にトルドー首相がまた人気獲得のために難民受け入れとか表明しそうですしねー。こういった不法越境者問題も、実はカナダ人、特に不法越境者が多いケベック州では「うんざり・へきえき」している問題ですから、カナダ政府の対応次第ではまた大きな不満になりそうですねー。。
さてさて、どうなることでしょうか・・・・。
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