こちらでよく聞くCommunity Housingと言う言葉。うまく訳せているかどうかわかりませんが、私の感覚では公団住宅?と言う認識です。市や州が建設した住宅、アパートなどのことかな?と。ただこのCommunity Housingでいつも行われいてるとは限らないのですが、こういった場所は特に低所得者が住んでいることが多いんです、と言うのは、それを考えて市や州が「低所得者向けに安い家賃で住めるように」と言う趣旨で建てているので。


悲しいことに、こういった住宅地・公団と言うのは「犯罪の温床」になりがちなんですって・・。でもそういうのは世界中どこでも同じような感じなのかもしれません・・。日本でもやっぱり同じような感じの場所・地域って、悲しいですがあると思うんです。


さてトロントに住む7歳のNyasia Youngecookeちゃんもそんな公団に住む一人。彼女はこの公団に住む危険性をなんとトロント市長に直接訴えました。こういうのって、本当は大人が訴えたり、世間に向けて発表するものですが、それが7歳の女の子から、というのがもう「異常性」を出している気がするんですよね・・。

TRTCOM DEC272017 01
(こんな小さな子に訴えられるとは・・・。Global Newsサイトより。)

詳しくはこちらのビデオを見てもらうとわかると思いますが、彼女以下のようなことを訴えているんです:https://globalnews.ca/video/rd/937596483714/

1. 建物内でもタバコを吸っていて、そこら中に吸い殻があふれている。
2. 玄関のセキュリティーロックが壊れている。
3. 出入口のドアが壊れている。
4. 廊下の踊り場など、おしっこされている。多分犬のモノではなく、人のモノ・・・。
5. 更に血痕や血が至る所に見られる。
6. 銃声がよく聞こえる・・・。


その他にも建物の老朽化への対応がないとか、色々あると思いますが、まずもう住民?もしくは勝手にこの建物にデイルする人たちの「モラル」がないっていう点が怖いですよね。なので犯罪の温床になっている・・・。


うちの周りではあまり見かけませんが、それでもやっぱりモントリオールでもラバルでも、こういった「ちょっと危なそうな場所・建物」って結構あります・・。


トロント市長さんもこのNyasia Youngecookeちゃんの訴えを真摯に受け止めて、早急に対応して欲しいものですね。。





(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)