日本でもニュースになっていると思いますが、ソフトバンクがUBERの株式18%を取得するということで両者合意したという件。The Wall Street Journalやその他アメリカの情報誌によれば、これにより、現在UBER内部で対立している創設者で前CEOのTravis Kalanickさんと筆頭株主のBenchmark社の問題にくさびを打つことができるかも、と。

この株式取得により、ソフトバンクも経営に口を出すことができ、会社改革としてまずは6名の取締役を新たに選出する予定で、そのうちの2名はソフトバンクから、だそうです。

UBER DEC292017 01
(この株式取得がソフトバンクにとってマイナスにならなければよいですが・・。The Wall Street Journalより。)

ただ、私はUberに関しては当ブログでも何回かお話ししていますが、そのビジネスモデル自体がグレーゾーンだということと、Company Culture(社風)の問題の2つの点ではっきり言って将来性のない会社だと思うんです・・・。その会社にソフトバンクが事実上乗り込んできたというのは、何か勝算があってのことでしょうかね??


まずこのUberのビジネスモデル、ここモントリオールでも問題になっていて、その後の経過はまだ発表されていませんが、同じようにイギリスなどでもUBERのビジネスモデルは「旅客業」だとして、タクシーなどと同じように免許や講習が必要だという点。この点でケベック州では既に州内のUBERに規制や講習の義務化などを伝えており、それに対してUBER側が反発。ケベック州からの撤退と言う脅しも行っています。

つまり、世界中でUBERのグレーゾーンであったビジネスモデルに対して、一つの答え(旅客業だということ)が出て、それが浸透しつつあるという点。まあ、仮に旅客業だとして、必要な手順を踏んで免許等を取ってまでこのビジネスを続けるつもりがUBERにあるのかは不明ですが、少なくともそういった講習や免許等でのコスト増は避けられないでしょうし、それが売り上げを圧迫するでしょう。


更に、社風としての女性蔑視問題が以前くすぶっています。有能な女性スタッフが次々と会社を辞めたり、いまだに女性にとってはUBERは優しくない、と言うイメージがあります。


こういったネガティブなイメージ・環境の中、なぜソフトバンクがあえて株式の取得に乗り出したのか、不思議でなりません。勿論、何かしらの勝算があったからでしょうが、それにしてもUBERの前途はかなり暗いと思うんですよねー。それをどう立て直すのか、ソフトバンクの力に注目ですね!







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