ケベック州のある高校にて、そこに通う高校生の男の子が、自分の通う高校の携帯電話ルールが厳しすぎるとして抗議文を地元の教育委員会に提出した、と言うニュースがありました。

PHONE JAN212018 01
(携帯電話ってそんなに必要かな?学内で。CBC Newsサイトより。)

そのルール自体は詳しく載っていなかったのですが、何かしらのルール違反をした場合、学校側は最大で24時間、その生徒の携帯電話を差し押さえることができるというものらしいんです。


それに対してこの生徒とその親が抗議。例えば、緊急時に子供に連絡がつかない恐れがあるし、また実際彼ではありませんが彼の友達の場合、連絡が取れなかったということでアルバイトをクビになったケースがあったそうです。


確かに24時間の差し押さえはちょっと行き過ぎの面もあると思いますが、でもそもそも「ルール」違反をした生徒が悪いのでは?たぶん授業中に使用するとかってことだと思いますが。罰則うんぬんよりもまずはルールを守らせることが親の務めではないでしょうかね?


この手のニュースをこちらで見るたびに思うのは、「自分の子どもの非は認めずに、学校側の一部分の行動にだけスポットを当てて批判する親」と言う構図。これは学校の問題だけではなく、何かしらの「不満」を表す際にはよく見られる構図です。この辺りも文化の違い・歴史の違いを感じますねー。


ともあれ、こんなことがニュースになるくらいだから、この学校周辺は平和ってことなんでしょうね?!






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