当ブログでもよく利用している、カナダの様々な統計を発表しているStatics Canada。
その最近の発表によりますと、カナダに滞在する海外からの短期労働者(労働ビザ保持者)の数がどんどん増えているそうなんです。1996年には約52,000人だった海外からの短期労働者、2015年には約310,000人と、約6倍に。

TFW FEB032018 01
(カナダの移民・ビザ政策、今度はどうなっていくんでしょうかね・・。 CBC Newsサイトより。)

理由は様々あるようですが、基本的にはロースキルワーカー(特殊な技術が必要なく、誰でもできる仕事)での労働ビザ取得をして、それからカナダに滞在中に永住権を申請するっていう人たちが多いようです。具体的には住み込みの介護人など。ただし、彼・彼女たちはロースキルワーカービザなので、永住権取得できるまではかなりの時間がかかるみたいで、それが今回の調査結果に結びついているのでは?とも。


また、リベラルのトルドーさんは2020年までに340,000人の移民を受け入れるとしています。


まあ、カナダ自体は元々国土に比べて人口が少ない国ですから、移民政策は大事です。が、少なくとも労働ビザでの入国者への考えは改めないといけないのでは?と思います。これは記事の中でもありましたが、元々労働ビザを配布するのは、「カナダ国内では該当する能力・技術等を有する労働者が見つからない」場合のみ。もしくは、短期労働(いわゆる季節工。農作業など。)においてのみです。「永住権」の配布を前提にした労働ビザっていう考えを変えないといけない、と記事では言っています。


確かにそれはその通りだな、と思います。でないと、カナダ国民の仕事も奪われる可能性があるから。カナダ国内の企業はまずカナダ国民を求人対象とし、時にはトレーニングして「使い物になる」ようにするべきでしょう。章句業訓練するとか。あくまでも労働ビザは「期間限定のスポット対応」的にしないと、今のように世界各国からの移民希望者に狙われることに。


スキルの高い労働者の移民はスムーズにいくでしょうし、それは今まで通りカナダ政府も進めて行くと思います。が、単純作業の労働者を今後どう受け入れ、どう対応していくかはカナダの大きな問題の一つだと思います。ただ少なくとも現トルドー政権では何の進展もないと思います、なんせリベラル大好きトルドーさんですから・・。


ただ、こういう問題・現状って、今後日本の移民政策を決定する部分において参考になるのかもしれませんね!







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