元々ケベック州の産休・育児プランはかなり充実しているもの。Quebec Parental Insurance Plan(QPIP)と言う制度がしっかり確立されており、このQPIP費用がケベック州で働く人からまんべんなく徴収(給与天引き)されていますので、財源も確保されていますしね。

QPIP FEB032018 02
(新プランを発表するケベック州政府の首相・Philippe Couillardさん。CBC Newsサイトより。)


ケベック州政府が発表したこの新しい改革案によりますと、新しく子供を授かった・出産したカップルの場合、その後2年間の中で好きな時に最大55週間の産休を取れるそうです。ケベック州の場合、男性も育児休をこのQPIPを利用して取得できますので、更にフレキシブルに対応できそうですね。


ただし、この新プランの適用は、雇用主の承認がいるようです。確かに働く側としてはこの制度は大変良いとは思いますが、雇用側としたら労働力として期待してよい時期が不明確になるので難しい部分もあると思います。そのあたりの調整は雇用主との間で行ってくださいねー、と言うことでしょうか。

QPIP FEB032018 01
(新パパさん・ママさんにとっては朗報ですよね! CBC Newsサイトより。)

また記事ではちょっとうがった見方も。
と言うのは、現ケベック州政府の首相・Philippe Couillardさんがこの時期にこういった話を出すのは、今年10月のケベック州議会選挙に向けての布石だ、と言う点。つまり、どこの国でもそうですが、選挙間近になると、政権与党はそのアドバンテージを十分に利用すべく、有権者の関心のある政策を次々実施していくってこと。


まあそうであっても、それが有権者のプラスになれば良いのでは?そういった意味では、選挙制度もちゃんと”機能”しているって言えるかもしれませんね!







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
スポンサードリンク