カナダ政府の連邦インフラ担当大臣・Amarjeet Sohiさんの発表によりますと、カナダ政府はモントリオール、トロントそしてエドモントンの3都市が共同して2026年のサッカー・ワールドカップ開催地に立候補する、ということです。
カナダにもMLSのチームがあり、勿論モントリオールにもインパクツと言うチームが。少しずつですがカナダでもサッカーは人気のスポーツになりつつあります。ただ今回のケース、カナダ政府はエドモントンが加入してくれたことに対して今後もサポートしていく予定ですが、エドモントンのあるアルバータ州政府は開催地への立候補に関してエドモントンをサポートしていく予定はない、と言っております。この部分はまだ調整が必要でしょうが、州政府と連邦政府とで対応が全く逆になっているのがちょっと気になりますね。
またカナダからはバンクーバーが単独で立候補の意志を表明していたんですが、最後の最後でFIFAの開催地の条件の一つである「開催地の当局が安全面・セキュリティー面ですべての費用を負担し、且つすべての責任を負う」という項目に対して負担を感じて立候補を取り消しております。この件でバンクーバーはFIFAのやり方に疑問を投げかけ、結果アメリカのシカゴとミネアポリスもこのFIFAの条件に疑問を感じて立候補を取り下げております。確かにちょっと高圧的っていうか、責任を丸投げしている部分があってよい印象はうけませんね・・。
(2015年、女子ワールドカップ・カナダ大会の様子。Global Newsサイトより。)
ただカナダは2015年に女子サッカーのワールドカップも開催されていて、大会運営には実績と言うか自信があると思います。ぜひぜひワールドカップをカナダで見たいものです!
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