カナダ連邦議会の政党・NDP。その党首であるJagmeet Singhさんはインドにその出自を持つ人。
そのSinghさんが党の開いた会合で、1980年代にインドで起こったヒンドゥー教徒によるシーク教徒への攻撃・殺害を「ジェノサイド(虐殺)」と呼ぶべきだ、とカナダ政府に訴えたんです。

SINGH MAR182018 01
(Jagmeet Singhさん。彼は”どこの国”の国会議員なんでしょうか・・・。 Global Newsサイトより。)

彼がまずシーク教徒であることが理由の一つでしょうが、それにしてもなぜ「カナダ」の国会議員が、インドの「一宗教」の側に立って、そこに有利になる・サポートする目的で「カナダ国会」に働きかけを行うのでしょうか?このSinghさんは、カナダ国会議員ではなく、インド国会議員なのでしょうか?また、以前のブログでもお伝えしている通り、彼にとっては「カナダ」よりも、自分の出自である「インド」及び「シーク教徒」の方が大事なのでしょうか?


これって移民国家が抱える大きな問題の一つだと思うんです。ニュース記事のコメント欄にも批判が一杯。たいていが、「なぜ”カナダ”が”インドの問題”に対して、一個人の考えのみで行動を起こさないといけないのか」とか、「彼はインドで国会議員をやるべきで、カナダの国会議員を辞めるべき」とか。


もっともですよね。以前、イスラム系の議員団が「イスラム教徒を恐れることを辞め、恐れさせることがないようにする」法案と言うか動議を国会に提出して通過したことがありました。このことも結局一緒なんですよね。特定集団の利益だけを考えて行動する人たちが国会に多いということ。またそういった人たちが当選してきたのも、結局はその特定集団が押し上げてのもの。この部分って本当に大事なところと言うか、よく理解しておかないといけないところだと思います。特にこれから移民政策を考える日本にとっては。


やっぱり移民審査にしても、国会議員の資格等にしても、まずは「カナダ」を確実に第一に考えられる人を選ぶべきでしょうし、日本も移民政策を本格化させる際はそれを一番に考えるべきでしょうね。でないと、ここ最近のカナダのように、与党も野党も「カナダ以外」の利益を声高に主張して、肝心の足元・カナダ国民が置いてけぼりになっていくと思うんです。


この問題、多分今後も大きくなっていって、NDPには不利になっていく気がします・・。





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