まあこの手の調査・ランキングをどこまで信用するか、どう利用するかによると思いますが、国連が毎年発表している各国別の幸福度ランキング。これはその国のGDPや平均寿命、健康、社会の中での自由さ、社会保障などの項目をランク付けして発表されるみたいです。そして、各国で約1000人を対象に「今幸せですか?10点満点中いくつくらいですか?」というアンケートを行うそうなんです。
それによると、2017年の第一位はフィンランド。そしてカナダが第7位!ちなみに日本は54位・・・。
でもこれって、上位にいるからイコール必ずしも幸せっていう意味ではないと思うんですよねー。というのは、GDPや平均寿命等のデータは「嘘をつかない」というか、「相対的」に見れるものなのでその部分での比較っていうのはできると思うんです。同じように、社会保障や社会の中での自由さっていうのも、項目をきちんと設定すれば、各国間での比較ってできると思います。
が一方で、「今幸せですか?10点満点中いくつくらいですか?」というアンケートには「主観」しか入っていないので何とも不安定な感じがします・・・。これって結局はその国の文化や風潮が影響するでしょうからね。例えば、社会的な自由さで言えば、アラブ諸国などはかなり制限があります。でもランキングでは20以前後に集中しています。また、経済的や社会的に不安定な南米諸国も20-30位に沢山ランキングされています。つまり、このアンケートの結果がかなり影響を及ぼしているのでは?って感じるんです。
であれば、これは私の勝手なイメージですが、陽気な南米の人たちは「生きているだけで幸せ」とか「人生楽しまないと!」という、人生を楽しむコツみたいなものをしっかり持っているお国柄ですので、アンケートの結果が良いのかもしれません。一方日本人は、やはり平均的な回答をするのでは??
そう考えると、一概にこのランキング上ににいるから幸せ、下位にいるから不幸せとは言えない部分もあるかもしれませんね。
まあそれでも、上位に入れればそれに越したことはないですが!多分カナダは経済的にも恵まれていて、国民一人一人が自身の生活・人生に幸せを感じている割合が大きいのでしょうね。経済面等で言えば日本も世界有数の国。ぜひ国民一人一人が「幸せ」を実感できるようになってほしいですね!
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