先々週でしたか、イギリスでロシアの二重スパイが殺人未遂にあい、それに対する報復としてイギリス政府がロシア外交官を国外追放処分にした件。これに同調して、アメリカやその他ヨーロッパ諸国、そしてカナダでもロシアの外交官を国外追放処分いたしました。

MOSCOW APR012018 01
(ロシアの皇帝は協調性ゼロですね・・。Global News サイトより。)

これに対してロシアの皇帝、独裁者ともいわれるプーチン大統領、早速報復措置を取りましたよね。当たり前の帰結かもしれませんが、共産主義の国って独裁者が結局出てくるんですよね。ロシアのプーチン、中国の習、北朝鮮の金とか。まあ、そういう国に囲まれている日本が一番かわいそうですし、大変だと思います・・。でも結局こういう国って、「独裁者が倒される(殺される)」ことによってしか、その国の国民は真の自由を得られないというのも歴史が証明している気がします・・。早い時期に自由が訪れるといいですが・・・。それがその国の国民及び世界にとって一番良いことだし、結局極論かもしれませんが、この3人が一番世界的な不安定を作り出す要因になっている気もするんです・・。


さて話が逸れましたが、上記件に関してカナダ政府もロシアの外交官を4名国外追放処分にしています。それに関連して、Global Newsでは、どうやらロシアの在モントリオール領事館が、サイバー攻撃によるカナダに対するネガティブキャンペーンを行っていた、と言うニュースを配信していました。更に、モントリオール領事館からはWorld Anti-Doping Agency (WADA)への攻撃も行われていたみたい。これは当然、ドーピング違反によりロシアが国としてオリンピックに出場できなくなったことに対する逆恨みからの行動でしょうね。


当然ロシア大使館はこの件を否定。でもまあ、認めることなんてできないから、いくら口で否定しても、ロシアと言う国、ロシアの独裁者の性格等を考えるとこのニュースの信ぴょう性の高さを裏付けることになってしまうと思うんです。まあ、それは自業自得と言うものでしょうが。


日本は北方領土などの領土問題があるためにロシアに対して強く出られないのもわかりますが、もうここはきっちりと強く出てよい時期ではないですかね?正直、個人的ですが、北方領土はいくら待っても少なくともプーチン政権下では返ってこないでしょう。北朝鮮の核開発と一緒で、日本からお金を引き出すためだけに利用されている・・・。であれば、いっそ方向転換して「北方領土の日本返還は難しい」と言う認識に立って、ロシアとの関係を見直しては??そう簡単にはいかないと思いますが、それでも日本はロシアを含めて周辺諸国に「足元を見られる」ことが多いので、そろそろ毅然とした態度で、本当の意味で「価値観を共有できる・尊敬しあえる国々」とのきずなを深めていくべきだと思います。


さてさて、今後ロシアを含めた「困ったちゃん」の国々が世界にどれだけ影響を与えるでしょうかね・・・。






(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)