去年1月29日、ケベック州の州都・ケベックシティーのあるモスクで起こったモスク襲撃事件。この事件により6名の尊い命が奪われました。既に公判は始まっており、襲撃犯であるAlexandre Bissonnette (28歳)は自分が行ったことだとして罪を認めております。


そして彼が事件を起こし、逮捕された直後の警察での事情聴取映像がこの度公開されております。詳しくは以下のリンクから。


ただ調査の結果、Alexandre Bissonnette自身が子供のころから精神的な問題に悩んでいた、と言うこともわかっています。鬱病などに悩まされており、それによりせっかくの就労機会や勉学の機会を失ったケースもあったようです。そういったところに、去年1月28日、トルドー首相の「カナダは難民大歓迎」と言うメッセージを見て、Alexandre Bissonnetteは「テロによって沢山のカナダ人が殺されてしまう」と言う妄想に取りつかれて、この事件を起こしたようです。

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(尋問中のAlexandre Bissonnetteの映像。CBC Newsサイトより。)

勿論Alexandre Bissonnetteが起こしたことは決して許されることではなく、重い重い罰を与えられるべきです。ただもう一方で、これは社会の問題でもあるということ。心の病を患っている人たちのサポート体制が十分でなかった点も問題だと思いますし、またトルドー首相の安易な「ポピュリズム」型のコメントも問題があったと、私は思っています。


この問題、Alexandre Bissonnetteの裁判で決着するものではなく、根本的な解決のためにはもっともっと深い調査が必要なのではないでしょうかね・・・。






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