少し古いニュースですが、アイルランドが国民投票により中絶合法化にかじを切りましたね。
このブログでもお話ししていますが、私が一番最初に訪れ、長期滞在した国がアイルランドでした。なので、やっぱりちょっと思い入れがあるんです、この国には。


その当時、もう15年近く前ですが、同じように中絶の合法化が結構話題になっていました。と言うのは、ホストマザーから聞いたんですが、ある少女がレイプにより望まない妊娠をしたんです。その少女の年齢、そして望まない子供、こういった観点から「少女の命のプライドを守るため」に中絶を承認するように人々は訴えていました。



そして今回と同じように国民投票にかけたんですが、ぎりぎり(51%)で中絶容認となったようなんです。が、それには付け文があって、「ただし、今後は望まない妊娠(レイプ等の被害にあった場合でも)であっても、中絶は認めない」と

これにはカトリック教の教えが強く影響していて、同じカトリック教国のスペインもその当時は同じような状況だったようです。今もそうなのかはわかりませんが・・。

Referendum IR MAY272018 01
(中絶合法化に賛成のアイルランド女性たち。Global Newsサイトより。)

で、当時アイルランド人女性で中絶をしたい方はみな新教国のお隣・イギリスにわたって中絶をしていたそうです。


確かに宗教的価値観・命の大切さ等は理解できるのですが、それにしても母体の安全性や母親の気持ちも考えずに中絶禁止と言うことを当たり前のように叫ぶ人たちを見て激しいカルチャーギャップを感じたのを今でも覚えています。

Referendum IR MAY272018 02
(女性の権利、とても大事なことだと思います。Global Newsサイトより。)

今回の中絶容認により、ようやくアイルランドでも女性の立場に立った考え方になったような気がします。勿論安易な中絶はおすすめしないというか、そこには一定の歯止めが必要だと思いますが、やむを得ない場合の中絶は認められるようになるべきだと思っていましたし、そうなるように望みます。


なんかちょっと過去を思い出すニュースでした・・。






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