私事ですが、今月8月より転職して、心機一転新しい会社で仕事をしています。
前の職場は一度退職しましたがその後出戻りと言う形で帰ってきて、合計で5年以上働いていました。まあ、前の会社はビジネス自体は面白いものでしたし、スタートアップ直後から働いていたので楽しい部分も多々あったんですが、それ以上にやっぱり会社(経営陣)のやり方と言うか、未熟さと言うか、そういった部分に対する不満が溜まって辞めることにしました。今は辞めて本当に良かったと思います。


さてここモントリオールを含めて、カナダで働きたいと思っている方も沢山いると思います。正直、現在カナダは労働力不足のため、積極的に労働者を受け入れている、と言う風にメディア等では言っていますが・・・。

Hiring AUG122018 01
(イメージ画像。Global Newsサイトより。)

でも正直、一般職と言うか「誰でもできる仕事」に関しては海外からの受け入れは今も昔も変わらないと思います。例えば、医者であるとか何かしらの権威であるとか、そういった人たちであれば別ですが、わざわざ労働ビザもしくは永住権ビザを発行してまでカナダに呼び寄せるほどの人材ってそうそうないものなんですよね。


また、「カナダ国内でも十分候補者を見つけることができる職業・職種なのに、なぜわざわざ海外から呼び寄せないといけないのか」と言うのを、雇用主は政府に証明しないといけないんです、労働ビザを申請する際。と言うことはつまり、特殊な職歴でもない限り、労働ビザの発給は難しいものなんです。なので年齢にもよるかもしれませんが、もし本気でカナダへの移住・移民を考えているのであれば、一番手っ取り早いのはカナダの大学に入学して卒業すること。そうすれば最長2年間の労働ビザ(オープン)を獲得できますし、その間に永住権申請できます。また、「カナダ国内」での職歴が付くのは大きいですよ。次に述べますが、特殊な職業でもない限り、カナダ以外の国での職歴はあまり認められませんから、就活の際に。


次に良い手段が、日本で社会人経験を積んで、カナダに来ること。最初はワーホリ等になるかもしれませんが。ただし、です。よっぽど特殊なというか、「カナダが必要としている職業」での職歴でない限り、地元企業はカナダ以外の国での職歴はあまり重要視しません。例えばプログラマーなどであれば、言語は世界共通ですからカナダでも十分需要はあります。が、例えば営業職であったり事務職であったりした場合は、英語を使っていても使っていなくても、カナダ国内で同様の仕事をしたことがないのであれば、結果経験0年と同じ扱いされることが多いです。でもそれはしょうがないことと言う気もします。


だって、逆のことを考えてみたら、「カナダでは車の営業でチーム一番でした!」と言うカナダ人を日本で雇うメリットって何ですかね?日本語を話せたとしても、「営業職」経験者は日本にもたくさんいるだろうし、でも「日本の営業上のルールや慣習」も知らない人を雇うメリットは??


私の場合もそうですが、永住権ビザを取るまでも本当に苦労するんですが、問題は実はそれからなんです。一番最初のカナダでの職歴をどう見つけるか、これが一番大変なのかもしれません。


もしカナダへの移住、もしくは他の国への移住をお考えの方がいましたら、お気軽にご連絡ください♪
軽々しいことは言えませんが、今までの経験からできるだけお役に立てるようなお返事をしたいと思いますので!





(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)