日本に比べて祝日数の少ないカナダ。また、カナダ全土対象の祝日と、州のみに適用される祝日とがあり、ややこしいところも。


そんなカナダにおいて、現トルドー政権は新たな祝日を設定しようと動いているようです。その祝日の題目と言うか目的は、「先住民への教育の悲劇を忘れない」日と言うこと。


これはどういうことかと言うと、昔々のカナダにおいて、先住民の子どもたちは親元から引き離され寮のようなところに引き取られ「近代的」な教育を受けるとともに、先住民古来・固有の文化を忘れる・覚えさせないようにされていたんですって。ひどいものです・・・。更にその「教育」の過程で、性的な暴力や精神的・肉体的な苦痛を子供たちに与えていた、と・・。

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(カナダの黒い歴史の一つ・・。Global Newsサイトより。)

やっぱり昔はカナダを含めてどこでもそうですが、「白人至上主義」が蔓延していたんですね。今から考えると勿論馬鹿げた考え方ですが、当時はそれが当然だったんでしょうね。


とにかく、こういった歴史的な過ちを忘れないように、として設定される祝日だそうです。

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(先住民たちへの尊敬と感謝は必要ですね。。Global Newsサイトより。)

ただし、です。まだその祝日はいつになるかは決まっていませんが、冒頭でもお話ししたようにカナダの祝日はカナダ全土と州ごとのものと2つあるんです。この場合、どちらになるかもまだ決まっていませんし、そもそも各州政府がその祝日設定を受け入れるかどうかもまだ何も決まっていない状態。と言うのは、祝日って労働と密接な関係がありますよね。その労働に関する権限をより強く持っているのが州政府。例えば、最低賃金等や残業時間の基準等は州政府ごとに違いますから。



なので、本当に祝日としてお休みになるのか、まだわかりません・・・。


でもこうやって、カナダの歴史にとって意味のある日・反省を忘れない日を設定するのは良いことだと思います!





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