まずはこちらの映像から:


トロントの猫カフェにおいて、身体が不自由な方へのサービスを拒否するケースがあり、それがニュースになると、同じような被害者が続々と出てきました。きっかけは10代の男の子が猫カフェを訪れたこと。彼は生活のために車イスが必要なんですが、店側は車イスでの入店を拒否。理由は、以前車イスのお客さんが猫を傷付けたから、とのこと。また店のオーナーは車イスなどの身体が不自由な方の入店を拒否できるような許可を政府に取っている、とも発言。

CAT AUG182018 01
(問題の猫カフェ店。Global Newsサイトより。)

その後、同じようなケースの告発が。ある年配のおばあさんは歩行器を持ったままの入店を断られます。理由は上に同じ。


ただオンタリオ州の法律では、「店側」が身体的に不自由のある人たちのサポートをする必要がある、と定めており、逆に身体的なことを理由に入店を拒んだりするのは違法と言っています。勿論、上記のような政府の許可を取っているというのも怪しい・・・。



まあ、海外ではよくあることですが、日本文化・日本発祥のサービスを、真の意味で根本から理解せずに表面だけ「金もうけ」のために利用して、地元で批判を食らうアジア人・・・。その典型ですね、これ。


映像でもありましたが、このほかにもある車イスのお客さんがサービスを断られ、結果その場にいたお客さん全員が店側に抗議して出ていったと。もうこのお店ダメですね。上記のおばあさんの娘さんがこの件でオンタリオ州の人権委員会に告発をする意思があると言っていました。勿論告発するべきでしょう。でもその前にお店自体がつぶれているでしょうけど、このオーナーが同じようなビジネスを招来する可能性があるので、告発するべきでしょうね。


本当、ひどい話もあったものです・・・。





(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)