まずはこちらの映像から:


来年のカナダ連邦議会選挙(総選挙)に向けて、各主要政党は色々と政策を発表しています。
現在野党第一党の保守党では、「Birth Tourism」の廃止を訴えています。ではこのBirth Tourismとは一体何でしょうか?実はこれ、「カナダ国内で出生した赤ちゃんには自動的にカナダ市民権が与えられる」と言う法律を悪用した行為


この法律を利用して、カナダで出産するカナダ国籍を持たない親たちが多いみたいなんです。子供は自動的にカナダ市民権を得ますが、親は勿論市民権は得られません。でも子供の養育のためと言う理由をつけて、労働ビザ等が得られる・・。また子供はカナダ市民権を得ていますので、子供には様々な公的サービスを受ける権利があり、さらにさらに、将来はこの子供をスポンサーにして親がカナダに移民してくる、と言うケースも。

CONSV SEP012018 01
(Birth Tourism廃止を掲げる保守党党首のAndrew Scheerさん。Global Newsサイトより。)

実はこの法律、先進国では殆ど廃止されていて、カナダはいまだにその法律を運用している数少ない国の一つ。でもこれは保守党の言うとおり、廃止するべきでしょう。だって、これって法律を悪用しているだけですから。記事の中に、BC州のある家族の証言として、自宅の隣の家が中国からのこのBirth Tourismの拠点になっていて、沢山に妊婦がやってきて住んでいる、と言っていました。


これは僕も早めに止めるべきだと思うし、コメント欄でもそのような意見が多かったです。現在カナダ国民が不満を持っているのは、不法移民・不法入国者であれ、こういったBirth Tourismであれ、他の国が認めていないルール違反のやり方でカナダに入ってくる人たちに対しての現政府の対応だと思います。きちんと手順を踏んで移民してくる人たちにたいして、カナダは歓迎していると思いますよ。ただ、不法に、ルールを無視して入ってくる人たちに対して、現政権がそれでも「歓迎します」と言うメッセージを送っていることに不満があるんですよね。


この問題、多分現在の不法入国者と同様、来年の選挙の目玉になりそうです・・。







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