既に3年以上政権を担当し、かつ来年総選挙を迎えるカナダ・リベラル党。前回の総選挙時の公約についての精査が各メディアでも少しずつ行われていますが、それがまた総選挙の近さを物語っております。


そのうちの一つが、カナダの退役軍人向けのケースワーカーの充実。トルドー首相はこれを公約として2015年の総選挙を戦って、政権の座に就いたんですが、それから3年を経過しても、まだまだケースワーカーの数が足りていない状況のようです。前回選挙時、トルドー首相は退役軍人25人につき1人のケースワーカーを実現する、と言っていましたが、現状では退役軍人33人に1人。またこの数字、実は年々悪化していて、ケースワーカー1人が受け持つ退役軍人の数が増えているんです。

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(言い訳ばかりのトルドー政権・・・。Global Newsサイトより。)

そういった状況にも関わらず、トルドー政権は政権の座についてからの3年間で、退役軍人のための連邦政府予算のうち、$37,200万ドル(およそ40-50億円)がまだ未使用。つまり、予算消化しきれていないんです。これもどういったことなのかよくわかりませんが、少なくともこの政権の「運用・統治」能力が低いことを表していると思います。


さらにさらに、退役軍人の中にはやはりその任務上PTSDに悩まされる人たちが多くいます。そういった方たちへの支援として、ケア・ドッグ、ドッグ・セラピーと言うものがあります。ペットと過ごすことで心の安定を取り戻したり、日常生活に張りを持つようになるということで、これは科学的にも証明されています。

VETDOG SEP232018 01
(国のために働いた人には、国が相応に報いるべき。Global Newsサイトより。)

が・・・・・。


カナダ連邦政府は、退役軍人のためのドッグセラピーに予算を割くことを拒否したんです。もう本当、何をしたいのか、目的が何なのか、全くわかりません・・・。


勿論このトルドー政権のやり方に対しては批判・非難が集中。これは私もカナダ人ではないですが、同意です。だって、カナダのためにそれこそ命を懸けて働いた人たちを、国が尊敬の念をもって対応していないというのは、もはや「国」としての存在価値すら疑われるところまで来ていると思いますよ。そんな「国」を命を懸けて守ろうとする人が今後出てくるでしょうか?これはお隣アメリカでも同様ですが、退役軍人っていうのは実は政治的に強い力を持っているし、命を懸けて国を守ったということで国民からは尊敬されている、特別な存在なんです。


お隣のアメリカではそのように遇され、一方カナダではひどい扱いを受ける・・・。


現トルドー政権がいかに「カナダ国内・カナダ国民」を見ていないか、軽んじているかっていうのが良くわかる記事でした。コメントでも山のように書いてありましたが、現政権は私たちの税金を不法入国者や国連関連の行動など「カナダ以外、カナダ国民以外」に使うことに熱心で、カナダ国民向けに使うことはしたがらない、と・・・。


本当に来年の総選挙が待ち遠しいです。カナダ国民がしっかりとトルドー・リベラル政権のこの4年間の結果を見つめて、投票をしてほしいと思います!








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