当ブログでも何度かご紹介しており、且つ日本でももしかしたらニュースになっていたかもしれませんが、カナダでは嗜好品としての大麻を国として合法化する法案を今年2018年6月21日に既に可決しており、この施行が同じく今年2018年10月17日より、となっています。これは連邦議会での可決によるものであり、その決定は各州での決定よりも上位に位置しますが、それでもケベック州とマニトバ州などはこの大麻合法化に今でも否定的です。
ただまあ、この大麻合法化によりどれだけ事件・事故が発生するか、多分トルドー首相や与党リベラル党はほとんど考慮していないんでしょうね。ただただ「理想の世界・空想の世界」に生きる人たちですから、現実問題よりも「理想的なことを言って、世界的な注目さえ自分が浴びればすべてOK!」と言う、今までの方針のままなんですよね・・。
さてそんなカナダの大麻市場を見越して、沢山の企業がビジネスチャンスをつかみ取ろうと虎視眈々。今回ご紹介する、世界的企業のコカ・コーラもその一つ。このコカコーラ社、カナダで乾燥大麻を栽培している会社・Aurora Cannabis Incと接触を持ったことを認めており、将来的な「大麻入り飲料水」の製造・販売にも興味があることを語っていました。
このニュースにより、Aurora社の株価が上昇。ただし、アメリカ国内ではまだこのカナダの大麻市場に参入することに懐疑的な見方があるのも事実。と言うのは、当たり前ですが、アメリカ連邦の法律では大麻は厳禁だから。
もう大麻解禁まで1か月を切りましたが、本当に不安。いくら依存性が低いとか言ったところで、結局はそれは使用者の意志の問題。これを入り口によりヘビーな薬物への道が開かれる可能性もあるし、そもそも依存性についても、人の意志の力なんてそんなに強いものではありませんよ。ダイエットに禁煙、禁酒・・。色々と意志の力が試されるものが沢山ありますが、皆が皆やり切れているわけではないですよね?むしろ、失敗するケースが多いはず。
そんな意志の弱い人たちに更にこういった「嗜好品」への道を開くことは、やっぱり危ないと思います。
はっきり言って、大麻絡みの犯罪、及び薬物絡みの犯罪や事件・事故が施行日以降増えると思いますし、それで現政権がどんな安っぽい言い訳をするか、今から楽しみです。が、本当に不安が一杯ですね・・・。
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