アパートのオーナーと店子の問題って世界中どこでもあると思います。ここカナダ・ケベック州ではそういった問題に専門的に対処する公的機関があるんです。他の州でもあると思いますが、ケベック州ではRégie du logement、賃貸委員会とでも訳せましょうか・・。
そこにケベック州ケベックシティーのあるアパートに住む女性が不平を申し立てます。理由は、アパートのオーナー、及び近隣住民から被害を受けた、と。そして家賃の減額を要求したんです。
でもこれには理由があったんです。実はこの女性、いびきが大変大きいようで、階下の住民が眠れないほどの大きさ。それでオーナーに苦情が出されて、オーナーは彼女にいびき防止グッズを提供したり、医者に診てもらうようにアドバイスしましたが、彼女は一切無視。逆にオーナーを訴える行動に出ます。
ただ委員会では勿論オーナー側へのお咎め話と言う結論に。それはそうでしょう、だってこの女性が協力的なオーナーの親切を自分から断ち切って、周りに迷惑をかけまくっているわけですから。ただし、です。この委員会ではオーナー側からこの女性との賃貸契約を解除したいという申し入れもされましたが、これは却下されます。店子側が強い権利を持つのは日本と同様なんです・・。
私も夜寝ているとたまにいびきがすごいらしいんですよね、奥さん曰く。特にお酒を飲んで寝た後とか。でもいびきが賃貸問題にまで発展するこのケース、すごいですよね、ある意味。日本でも同じようなケースはあるのかな??
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