まずはこちらの映像を:


こちら、BC州のKamloopsと言う街の学校での出来事。Grade10ですから、日本で言うところの高校1年生でしょうか、そのクラスにおいて出された宿題。答えは「右派(Right)」か「左派(Left)」で答えさせるもの。その問題は:

- どちらがRacist(差別主義者)か?
- どちらが殺人犯は絞首刑にすべきと考えているか?
- どちらが最低賃金を上げるべきと考えているか?
- どちらがカナダは移民数を制限すべきと考えているか?
- どちらが女性は家庭に入るべきだと考えているか?

Homework OCT062018 01
(あまりにも偏った・乱暴な内容。Global Newsサイトより。)

など。はっきり言って、上記問題で右か左かと人をラベル付けするのはあまりにも乱暴すぎますよね。思想的には右寄り、左寄りとあると思いますが、例えば、「殺人犯は絞首刑にすべき」って、犯罪被害者やその家族の場合、思想に関係なくそう思う可能性が大きいと思います。最低賃金もそう。思想を別にしてあげるべきだと考えている人は労働者階級でしょうしね。


そして問題は、Racistとしてこの教師の答えは「右派」。なんで?確かに移民数削減や宗教的なものに関して否定的に捉えている人たちが多いですが、それで右か左を決めるのはひどすぎるし、例えば同じ理屈で言えば、現在の連邦政府は左派となりますよね。その人たちはカナダへの不法入国者にはお金を沢山かけているけど、カナダ国内の目の不自由な人たちへの予算をカットしたりしていますよ。つまり、目の不自由なカナダ人の立場から言えば、連邦政府・左派こそ「Racist」になりますよね。


こんなことは単純に割り切れる者でも、ラベル付けできるものでもありません。そういったことすらわからない人が、自分の意見・思想を押し付け、更にそれが比較的やりやすい(青少年を自説に従わせる)教師と言う立場にいるのも怖い・・・。本当、悪意はないのかもしれませんが、この人は教師を辞めるべきだし、教師免許のはく奪をするべき。それくらい、思想に関する押し付けって怖いものだと思います。


ともあれ、この「どちらがRacist(差別主義者)か?」という問いに対して、右でも左でもなく「RacistこそRacist」と答えたこのニュースに出ていた子供さん、彼こそが正解だと思いますよ!もしくは「この教師こそRacist」でも可!









(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
スポンサードリンク