私がよく見ているニュースソースの一つにGlobal Newsと言うのがあります。そこで先々週、2つのカナダとISISとの関わりの特集記事が載っていました。一つはカナダ人として生まれながら、ISISに加入するためにカナダを捨てた男性のその後。もう一つは、ISISのメンバーを夫に持つカナダ人女性。


ISISに加入するためにカナダを2014年に捨てた、オンタリオ州生まれのMuhammed Aliさん。彼はれっきとしたカナダ人でありながら、ISISへの加入のためにカナダを捨て、ISISのメンバーに。彼はその後、SNS等を通してISISの加入を促す記事を載せたりしていましたが、現在は北シリアの刑務所に収監。今回Global Newsの独占記事としてこのMuhammed Aliさんへの単独インタビューが載っていたんですが・・・。はっきり言って「自分勝手な、わがままな」気がしました。

ISIS OCT122018 01
(インタビューに答えるMuhammed Aliさん。Global Newsサイトより。)

刑務所に収監された今となって、カナダに戻りたい旨を記事を通して訴えているんです。家族に会いたい、もうISISなんてどうでもよい、と・・・。確かに改心したのかもしれませんが、自分の判断で国を捨てたんですから、今更泣き言を言うのは筋が違うと思うんです。厳しい方かもしれませんが、もしMuhammed Aliさんのカナダへの帰国を許してしまうと、ISIS絡みだけでなく、何かしら国際的に悪いこと(例えばギャング活動とか)をするためいったんカナダを離れて、都合が悪くなると「カナダに帰ってくる」と言う流れが出来てしまうかも。

ISIS OCT122018 02
(ISISに入国後のMuhammed Aliさん。Global Newsサイトより。)

これはカナダだけでなく、日本とかアメリカとか、各国でも同じような流れだと思うんです。ニュースへのコメントへも、Muhammed Aliさんの帰国反対と言うのが大多数を占めており、Muhammed Aliさんには悪いですが、自業自得でありカナダは一切関与しないというのが良いと思うんです。


一方もう一つの特集記事はISISのメンバーと結婚したカナダ人女性たち。夫についてISISに行ったがために、現在刑務所に収監されている女性たち。彼女たちは一切の戦闘行為、犯罪行為をすることなく、ただただISISの夫のために収監されているんです。そしてカナダ政府へ助けを求めているんですが、カナダ政府からは一切連絡がない、と・・・。こういうのって、それこそトルドー首相のお得意のところだと思うんですけどねー。結局、トルドー首相は当たり障りなく、手っ取り早く自分が人気者になるための素材としての弱者」が必要なだけで、こういった事情が込み入ったケースは無視しているんでしょうかね

ISIS OCT122018 03
(インタビューに答える女性たち。Global Newsサイトより。)

確かにこの女性たちは被害者だと思うんですが、ISISに洗脳されていないとも言えないので、収監しているシリア側の担当者に言わせれば、「彼女たち、そして元ISIS兵士たちには社会復帰のためのリハビリが必要であり、そのためにここに収監している」とのこと。これまた説得力のあるコメントですよね・・・。


上記Muhammed Aliさんとは違って、しかしながら、この女性たちはカナダ政府もちょっと力を入れて助けるべきではないでしょうかね?本人の強い希望でカナダを離れたわけではないのですし、犯罪行為等も行っていないのですから。。勿論、上記のように洗脳されていないかのチェックや、必要であればリハビリなども加えて。

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ISIS OCT122018 04
(こういった女性たちにこそカナダ政府は助けを施すべきでは?Global Newsサイトより。)

やっぱり、「宗教」と言うのは厄介なものだと思います。。。ケベック州議会選挙においてCAQが圧勝し、宗教的シンボルを公的機関に勤めるスタッフは身に着けてはいけないというルールを適用する旨を公約に掲げ、それに対する反対デモ(参加者はイスラム教徒が大多数)が行われている時期に出たこの特集。なんか裏があるのでは?と勘ぐってしまうのでは私だけですかね??







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