ケベック州次期首相のCAQ党首・François Legaultさん。前日、カナダ首相のトルドーさんとお話しした際に、問題の宗教的シンボルの着用禁止について、懸念を表明されたそう。ただこれはFrançois Legaultさんも再度話している通り、公的機関に勤めるスタッフ、すなわち、公務員にのみ科せられる予定のもの。であれば、当ブログでもちょっとお話ししましたが、筋は一応通っている気もするんですよね。公務員は州民の税金によってまかなわれているもの。なので、何事においても中立でないといけないっていうのも、日本字であれば特に、わかる気もするんです。

CAQ OCT122018 02
(François Legaultさん、今後4年間の政権運営の可否はこの問題の対応に掛かっているかも。Global Newsサイトより。)

一方、「プライバシーの問題」と言うのもわかります。なのでCAQでは少しトーンを落とし、また野党との折衝も受け入れるとして、このルールの適用を、新規雇用のスタッフだけにする、と言う案も出してきています。フランス語テストの時と同様ですね。


ただ正直、このルールについて、反対運動とかやっていますが、大体は対象であるイスラム教徒が中心。若い世代の人たちやリベラル層の人たちもいますが、デモを見ると90%以上はイスラム教徒。と言うことはやはり「自分たちが対象」と言うのがわかっている、と言うこと。もっと言えば、「自分たちのスタイルがケベック州の歴史や文化と受け入れない」と言うのを分かっているんだと思うんです。

CAQ OCT122018 01
(この問題へのゆるぎない対応を述べるCAQ党議員。Global Newsサイトより。)

これは本当に難しい、繊細な問題。どちらの言い分も納得できるところがあるので。でもCAQは選挙での大勝利を背景に、若干の修正はするでしょうが、このルールを適用してくる気がします。逆にこれを撤回してしまうと、一部のイスラム教徒及びリベラル層には「脅せば簡単にひっくり返す」という評価を与えてしまうし、投票してくれた人たちには「裏切者」って思われるかも。


判断・舵取りが難しいですが、このまま強行突破するのでは?と思っています。。








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