まずはこちらの映像を:
数千人にも及ぶホンジュラスの人たちが、アメリカへの移民を求めて大移動。途中のグアテマラを突破し、メキシコとの国境に突入しています。
これ映像見ましたが、私は恐怖を感じました。怖いですよ、大集団が国境を目指してやってくるなんて。アメリカ、特にメキシコとの国境に近いところの人たちは本当に怖いと思います。このホンジュラスの人たちにも意見はあるのでしょう、より良い暮らしを求めて、と。でもだからと言ってこういう行動を起こすのはちょっと・・・。だってこれって結局「数の力で”脅せば”、向こうも拒否できない」っていう考えからでしょうから。
自分の国を信用できないから、他の国に移動する。これはわかりますが、やり方がやっぱりいけないと思います。ひっ迫する状況等もあるでしょうし、それは私には理解できないくらい深刻かもしれませんが、上記行動は「数の力による脅し」ってとられると思うんです。むしろ、ホンジュラス政府にその怒りをぶつけるべきでしょう。この件で多分ホンジュラス政府は赤っ恥をかいた形になり、また国際的な信用度が低下したと思います。でもその場合、やっぱり国際的な機関を通じて国を変えるべきだと思います・・。まあ、「当事者でもないのにわかったようなこと言うな」って、この行動の参加者には言われそうですが・・。
でもこの行動に関してトランプ大統領はすぐさま反応。メキシコがこの集団をメキシコ国内を通過させ、アメリカへこの集団がやってくる場合、「軍隊を国境に派遣して阻止する」と明確なメッセージを出しております。
(ポンペオ長官もこの件の関して、トランプさんと同様のコメント。Global Newsサイトより。)
メキシコ政府は、トランプさんのメッセージとは関係ないでしょうが、すぐにグアテマラとの国境に警察を派遣。そこで、この集団の集団での入国、難民申請等は受け付けないことを通告しております。また、既にメキシコ警察に身柄を拘束されていて有効なパスポートやビザがない者はすぐに強制出国させる、とのこと。この素早い対応にトランプ大統領も「ありがとう、メキシコ!」と感謝を示しています。
それでもメキシコへの不法入国、そしてアメリカへ、と言う人たちは沢山いるようですが・・・。
でもこのメキシコ政府の行動、トランプ大統領の行動は「国を預かる」者としては当然の行為だと思います。一部のリベラル・左派は「人権侵害」など、論点がずれていることを言っていますが、そもそも「政府・国」と言うのはそこで暮らす「人々」を守るために存在するもの。その大前提を飛び越えて「これは人権問題だ」と言うのは、私は無政府主義者と同じく、「国・政府」と言うものを信じていない人達だと思うんです。その人たちだって、「国・政府」に守られているからこそ、そういうことも言えるはずなのに・・。
この問題もこの後尾を引きそうですが、一番怖いのは世界一「夢の世界で生きていて、現実が見えない」指導者であるトルドーさんがこの大集団に「カナダへ来てください!」と言うメッセージを出すかもしれない、と言うこと・・・。
本当、早くカナダ総選挙をやって欲しいものです!
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