まずはこちらの映像を:


現在、南米アルゼンチンにて行われているG20。日本の安倍首相も参加しており、存在感を発揮していますねー。


さてここカナダでこのG20絡みの話題と言えば、この新NAFTAの調印。まあ、まだ3カ国の首脳が調印したのみで、それぞれの議会に諮って批准しない限り発行されませんが、でもこの新NAFTA、印象ではかなり「アメリカの意見」が反映されている気がします。つまり、「枠内でアメリカが一番利益を受ける形」にしたような気がするんです。

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(果たしてアメリカ以外の2国は恩恵を受けれるのか?Global Newsサイトより。)

例えば、自動車の関税を0にする基準に、「枠内で作られた自動車分品が全体の75%使われていなければならない」とあったり、アメリカ向け輸出に数量制限がかかったりと・・・。でもまあ、これも何となく理解はできるんですよね。だって枠内で言えば、人口2億人を超えるアメリカが突出して大きな市場。であれば、どうしても他2国のカナダ・メキシコが利益を受ける面が多いですからね。その分の利益不均等を是正したいと思ったんでしょう、トランプさんは。

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(カナダ政府サイトより、新NFTAに関して。Global Newsサイトより。)

一方それを受け入れたカナダとメキシコ。上記のようにアメリカの主張に一定の理解を示したんでしょうが、特にカナダの場合はどうなんでしょうね、「弱腰」って議会で責められないでしょうかね・・・。更にこの新NAFTAの目玉の一つは「中国を念頭に置いた、市場経済を導入していない国」と自由貿易協定(いわゆるFTA)を締結した場合、この新NAFTAを破棄できるという点。


つまり、「貴国にとっては立地条件最高のアメリカと言う世界最大級の市場での恩恵を受け続けたい場合は、アメリカに加勢しなさいよ。間違ってもアメリカの敵・中国には近づかないように。」っていう、一種の脅しと言うか、囲い込みのような気もするんです。さらに言えば、これでトランプ大統領が中国に対して更に「強硬姿勢」を取るのでは?と言う気もします・・・。


さてさて、この新NAFTA、カナダにとってはどう出ますかね?ニュースのコメント欄には否定的・悲観的な意見も出ていますが・・・。







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