モントリオールに住むOlivia St-Laurentさん。彼女はMcGill大学で環境学を勉強されている学生さんで、モントリオールのカフェに、「容器代25c(セント)」をチャージするように提案しています。


理由としては資源の無駄遣いの廃止や環境保全のため。確かのOliviaさんの意見には納得できるところもあります。が、私はこの提案は難しいと思います。と言うのは、私も毎朝駅のカフェでコーヒーを買って、地下鉄やバスの中で飲んでいます。確かにマイボトル的なものを持って行った方が良いのかもしれませんが、飲み終わってもボトルを持っていないといけない、と言うのはちょっと面倒なんですよね。


私自身が環境問題に無頓着で自分勝手だ!と言われてしまうと、そうかもしれません。でもやっぱり、コーヒーを飲んだ後、手ぶらになれるのは私はうれしいんですよね。ボトルを持って、飲み終わりはカバンに入れればよいかもしれませんが、そうするとカバンの中の書類等にコーヒーが付くかもしれませんし、ちょっと・・・・。わがままですね、私。

Cafe DEC152018 01
(この考えには十分理があると思うんですが・・・。CBCニュースサイトより。)

ただ、やっぱりどうしてもこの提案が根付くようには思えないんです。紙コップ自体が既にリサイクル品ですし、問題は資源の無駄と言うより、「資源のリサイクルが効率よくできていない」、「リサイクル意識をうまく喚起できていない」点にあるのでは?と記事を読んで思いました。うまくリサイクル品の回収が回るように、そしてそれが適当な感覚でリサイクルされていく・・・。そうすればそこまで「資源の無駄遣い」になることも、写真のように「景観を損ねる」事もないのでは?


勿論Oliviaさんの意見は正しいと思いますし、彼女には彼女の信念で動いていってほしいです。が、現実問題としてそれが根付くのには時間がかかる可能性が大きいと思うんです。


世の中、「正しいこと」が絶対に受け入れらる・定着するとは限りませんからね・・・。難しい問題ですね・・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)