ついちょっと前のニュースでトルドー首相は「中国を非難することで、拘束されたカナダ人が釈放されるとは思っていない」と発言し、中国に対する非難を抑える旨をニュースを通して伝えておりました。勿論この発言に対しては、カナダ国民からの反発が。それはそうでしょう、海外で拘束されたカナダ人に対して、すぐさま釈放要求を出さない・行動を起こさない政府なんて、誰も信じないでしょうから。

Trudeau DEC222018 01
(弱腰対応のトルドー首相でしたが、ようやくカナダ政府として動き始めたのかな??Global Newsサイトより。)

そうしたところ、ついにと言うか、ようやくと言うか、Chrystia Freeland外相が声明を発表し、中国に対して即時釈放を要求しています。また、駐カナダ中国大使も呼んで抗議している様子。


さらにさらに、今回の件では最初に中国に拘束されたカナダ人2名に対しては弁護士への接見等で制限がかけられている様子。それで他国に対して「人権にかんがみ・・・」っていうのはおこがましいですよね?


更にカナダにとっては心強いことに、今回の件の発端になったMengさん逮捕に関しても、イギリス外務省やEU関連部署がカナダを支持。法律にのっとった適正な処理であり、逆に中国で拘束されているカナダ人の待遇に問題があると中国を批判しています。


でもまあ、中国は我が道を行きそう・・・・。カナダのことなんてちっとも考えてもいないですし、気にもしていないと思います。それよりもその先の「アメリカ」を見据えていて、カナダに無理難問を突き付けることでアメリカの出方を見ているのでしょう・・・。それに利用されたカナダも気の毒と言えば気の毒ですが。

Hostage DEC222018 01
(拘束された3人目のカナダ人。ビザ問題とは言っていますが、信じられるかな??Global Newsサイトより。)

日本もカナダも、今外交的に迷惑をこうむっていますよね、カナダは中国から、日本は韓国から。そして日本もカナダも同じように「柔らかい物腰・大人の対応」で事態を処理しようとしていたんですが、それがもはや通用しないというのを理解しないといけないのかも。「大人の対応」とは、「お互いにお互いを尊重して、同じ価値観にある」レベルでのみ作用するものであり、今の日本とカナダのケースでは絶対に作用するものではない、と言うのが今年の両政府の対応策を見れば一目瞭然ですね。


特にカナダは来年には総選挙を控えるので、少なくともこのケースに関してははっきりと中国につくのか、アメリカにつくのか、はっきりさせるべき。事の本質はそうではないかもしれませんが、中国から既に報復措置をを取られている以上、中途半端はトルドー政権への致命傷となりかねませんしね・・・。



2019年も世界の外交は問題が多発しそうですねー・・・。







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