まだまだ決着の様子が見えない、カナダ対中国の外交対決。中国は既に3人目のカナダ人拘束者であるSarah McIverさんを釈放したようです。Sarah McIverさんは正規のビザなく中国にて英語教師として働いていたようで、その点で拘束されたようです。


でももし同じことでカナダで中国人を拘束するとしたら、数万人が拘束されると思いますよ。。。つまり、それだけの数の中国人が不法入国・不法労働している・・・。まあ、今のところ弱腰のトルドーさんだからないでしょうが、ちょっと強気(アンチ中国)の政権だったら、多分同様の措置をカナダ国内で強化していると思いますね。


更にここにきて中国は以前から「薬物密輸入」等の容疑で拘束していたRobert Lloyd Schellenbergさんの判決(15年の刑期、後国外追放)が不当に軽いとして再審理をする様子


これも中国が切った「カード」ですよね。でも中国は本当に「ごり押し・力押しすれば自分たちの意見が通る」と思っているんですかね??まあこれは中国だけでなく、お隣韓国もそうですが、「でかい声をあげてむずがれば、なんでも思い通りになる」と思っているのかな??もしそうであれば、レベルが低い以前の問題であり、少なくとも「国際的な場」に出てくるべきではないと思うんですが・・・。だって協調性が重要なポイントなのに、そこが致命的・決定的に欠けている国々とは、誰も相手をしたいとは思わないでしょうから・・・。

China DEC292018 01
(チキンレースの体になってきましたね。でもアメリカは絶対に折れないでしょう。Global Newsサイトより。)

ともあれ、この中国の強気の態度、いつまで続くか見ものですね。と言うのは、トルドー首相の思惑はどうであれ、既にカナダの外相がカナダ人の不当拘束について中国を非難。それをイギリスやEUも後押ししています。つまり現時点で見れば、カナダ側に「味方」が付いた形になり、中国は一層孤立するだけの状況


後はアメリカなりがきちんとトルドー首相と意思疎通をおして、変に「腰砕け・折れる」事の内容にしていけば、中国は追いつめられると思います。


と言うより、既にカナダは中国国内での「カナダ観光PR」マーケティングを打ち切っています。更に高官レベルの政府間交渉(FTA交渉等も含めた)も凍結しており、カナダ国内の反中感情も高まっています。今までは中国は対カナダ、そしてその後ろにいる対アメリカの戦略だけを考えれば良かったんでしょう。その上で、強気に出てもあまり影響はないと判断していたんでしょうが、ここにイギリスやEUが参戦する形になった現在、それでも強気の態度を崩していませんが、どうなることやら・・・。


何度か当ブログでも言っていますが、トルドー首相が日和見になるのが一番怖い・・・。そこさえしっかり管理しておけば、いずれ中国は自滅すると思いますよ。それは今回の件だけでなく、「自分さえよければ、周りが迷惑しようがどうで良い」と言う態度を持った国は落ちていくという・・・・。


要はこの事件はカナダの後ろにいるアメリカと中国との「チキンレース」。そして中国が理解できていないのが、アメリカはこういったチキンレースで絶対に引かない国だということ。今は中国がアクセルを開けつつ、「もうすぐ崖に突っ込むぞ?!ブレーキ欠けるなら今だぞ!」って、「もう止めてください」と言う懇願の裏返しの安っぽい「駆け引き」をしている段階だと思うんです。でもそれにはアメリカは絶対に乗らないでしょう。


だって崖にぶつかって大破したとしても(経済的な衝突になったとしても)、致命的なけがを負うのは中国の方で、アメリカも傷つくでしょうが中国とは比べ物にならないと思いますよ。


さてこの件、2月のアメリカへの引き渡しが決定される日まで続くかもしれませんね!








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