昨年2018年12月31日、大みそか。
アメリカはジョージア州の街・Lawrencevilleで、2名の10代の若者に悲劇が訪れます。


その日Devin Hodges君(15歳)は友達のChad Carless君(17歳)を自宅に招いて遊んでしました。
そしてDevin君がChad君に、家にあった銃を見せびらかしていると、何かの拍子に銃が発射され、Chad君が撃たれてしまいそして亡くなってしまいます。。。


この事件に動揺したDevin君、警察官が現場に到着した際に現場から逃走するのを目撃されます。Devin君は自分がChad君を撃って殺してしまったことを後悔したんでしょう、現場からほど近い場所で銃により自殺してしまいます。。。

GUN JAN032019 01
(警察による現場検証。Global Newsサイトより。)

本当に悲しい事故・事件ですよね・・・。アメリカのある団体の調査によると、アメリカ国内では毎日78名の子供・若者が銃により殺害されたりけがを負ったりしているそうです。


今回の件も、この中が子供たちの手の届かない場所もしくは手が出せない場所にあれば問題なかったと思うんですが・・・。もっと言えば、やっぱり銃自体が規制されてしまえば今回の事件も起こらなかったと思います。


私たちにとっては外国であるアメリカのことですし、私たちにはわからない生活環境・文化・歴史があると思いますが、それでもやっぱり銃を社会に流通させているというのは本当に恐ろしいことだと思います。銃により身を守るということよりも、「銃による事件・事故が0%じゃない」と言う状況が怖いと思うんです。まあ銃規制がある日本でも0%ではないですが、確率が格段に高いというのが怖いですよね。


これはアメリカ国内でアメリカ人が議論し解決する問題だと思います。がそれでもちょっとだけでも口を出させていただければ、銃による被害の多さを考える時期はもうとっくに過ぎていて、行動を起こす時期だと思います。今までもアメリカでは沢山の悲劇が毎年のように起こり、その都度銃反対運動は起こりますが、時間の経過とともに鎮静化し、また別の事件が起きて沸騰→鎮火の繰り返しですから、このループに終止符を打つためにも、結論を出し、行動する時期では?と思っています。


二人の10代の子たちの冥福をお祈りいたします。







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