まずはこちらの映像を:


ちょっと古い話ですが、ケベック州のテレビ局は年末大みそかに毎年"Bye-Bye"と言う番組を放映しています。この番組、その年に起こった政治的な事件やケースを面白おかしく振り返るっていう番組なんですが、これにモントリオールのインド人コミュニティーの一部が抗議しているんです。

india JAN042019 01
(問題のシーン。Global Newsサイトより。)

理由は映像にもあるように、トルドー首相が乾燥大麻を吸ったあと、インドの服を着て踊っているのが「インド人を侮辱している」と・・・・。


でもこれ、元々トルドー首相のインド訪問を批判するという意図のあるもの(この訪問、ただトルドー首相がインド旅行を楽しんだだけでは?プライベートと公務の区別がついていないのでは?と、当初から非難されていました。)です。なので、インド自体を侮辱するものではないと思うんですけどねー・・・。


まあでもインド人コミュニティーとしては何か感じる者があるのかもしれませんが、それでも行き過ぎ感はありますよね。ニュースのコメントでも「何を言っているの?」「ただのコメディーでしょ?」と否定的意見が圧倒的です。


まあこういったケースは昨今多いですが、それもやっぱり「リベラル・左派志向」がトルドー政権誕生の2015年以来強くなっているからかな?とも思いますし、また一方で隣国アメリカを中心に、過去の行き過ぎたリベラル志向に対する反動で保守傾向が強まる中での反動(ややこしいですが・・・)と言う気も。


敏感な問題ですが、テレビ局側は特にこの抗議について対応は取らない模様。理由は上記のように、インドを侮辱する意図は一切ないから。テレビでもなんでもそうですが、100%全員が納得するものなんて作れないし、また逆にそうしたものがあればそれはもう「個性」がないのと一緒ですよね。


難しい問題ですが、こういった少数派の意見を全て「少数派だから差別されている・侮辱されている」として一方的に相手側を非難する行為が今年も沢山ありそう・・・・。


難しい世の中ですよね・・・。







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