まずはこちらの映像から:


この映画、題名を「Detainment」と言い、アカデミー賞の「短編映画賞」にノミネートされているそうです。


題材は、1993年にイギリスで起こった、当時2歳の幼児・James Bulgerちゃんを虐待し、遺体を切り刻んだ残虐な殺人事件。そしてこの事件で逮捕された犯人は当時10歳だったJon VenablesとRobert Thompson。

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(逮捕時の犯人2人。Global Newsサイトより。)

この二人は誘拐・殺人等複数の罪で服役し、2001年に釈放。現在は新しい姓名等で新しい人生を送っているんですって。それだけでも私は腑に落ちないというか、納得できないんですけどね・・。

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(殺害されたJamesちゃん。Global Newsサイトより。)

さてこのDetainmentという映画では、警察の証言などを元にこの二人の犯行を追っている映画なんですが、監督であるVincent Lambeさんは、被害者の母親であるDenise Fergusさん、及び父親のRalph Bulgerさんに許可を得ずに映画を公開したんですって。それに対してご両親は大激怒。当たり前ですよね。自分の子どもの死を無断で題材にされて公開されている映画なんですから。

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(母親であるDenise Fergusさん。お怒りは当然でしょう。Global Newsサイトより。)

すぐにVincent Lambeさんは謝罪をしたんですが、後の祭りと言うか、そもそもそういったところに心を砕けない・考えが及ばない人が作ったものが人を感動させたりできるとは思えません。彼は謝罪の中で「被害者家族を苦しめる意図はなかった」と言っていますが、言い訳ですよね。


ご両親とサポーターの人たちはすぐにこのDetaintmentと言う映画の公開差し止めと、アカデミー賞からのノミネート除外をネット上で訴えており、既に10万人近くの賛同を得ているんですって。


逆にこういう風にニュースになることで、この映画関係者はほくそ笑んでいるかもしれませんね。正直、上で書いたように、こういう人の心の機微を考えられない人たちが本当に反省しているのか怪しいと思うんです。むしろ、「ビジネス的に成功」させるための「チャンス」とみているかも。勿論、Vincent Lambeさんを含めた関係者が本当に謝罪の気持ちがあるのなら良いのですが、いまだにアカデミー賞ノミネート等の辞退も何もしていないところを見ると、やっぱり心の底では反省していないんだな、って思います。


本当、憤りを覚えてしまいますね、この件は。








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